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| Miiファイターの1人で、剣と様々な武器で戦うファイター。接近戦に特化したのが格闘タイプ、遠距離での戦術を得意とするのが射撃タイプなら、剣術タイプはその中間。格闘タイプよりは攻撃のリーチが長く遠距離の攻撃手段も豊富、それでいて射撃タイプよりは近距離で小回りがきく、いわば万能型のファイター。 | | Miiファイターの1人で、剣と様々な武器で戦うファイター。接近戦に特化したのが格闘タイプ、遠距離での戦術を得意とするのが射撃タイプなら、剣術タイプはその中間。格闘タイプよりは攻撃のリーチが長く遠距離の攻撃手段も豊富、それでいて射撃タイプよりは近距離で小回りがきく、いわば万能型のファイター。 |
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− | 通常必殺ワザ1「トルネードショット」や横必殺ワザ3「チャクラム」など、連射性は乏しいものの威力の優秀な飛び道具が豊富。<br>
| + | {{SPワザ|Mii 剣術タイプ|通常必殺ワザ1}}「トルネードショット」や{{SPワザ|Mii 剣術タイプ|横必殺ワザ3}}「チャクラム」など、連射性は乏しいものの威力の優秀な飛び道具が豊富。<br> |
− | 特にトルネードショットは当てたときの硬直が非常に長くコンボが狙えるためリターンが大きい。中距離の牽制からそのまま撃墜に至ることも可能で非常に強力である。また、発生と威力に優れコンボやガーキャンワザに使える上必殺ワザ3「回転斬り」や、攻撃前の動作が見切られにくい突進ワザの下必殺ワザ3「ジェットスタブ」、飛び道具や復帰阻止に有用な反射ワザの下必殺ワザ2「リバーススラッシュ」、発生の早い下必殺ワザ2の「カウンター」など、状況ごとに使い分けられる必殺ワザがバランスよく揃っている。<br>
| + | 特に「トルネードショット」は当てたときの硬直が非常に長くコンボが狙えるためリターンが大きい。中距離の牽制からそのまま撃墜に至ることも可能で非常に強力である。また、発生と威力に優れコンボやガーキャンワザに使える上必殺ワザ3「回転斬り」や、攻撃前の動作が見切られにくい突進ワザの{{SPワザ|Mii 剣術タイプ|下必殺ワザ3}}「ジェットスタブ」、[[飛び道具]]や[[復帰阻止]]に有用な[[反射ワザ]]の{{SPワザ|Mii 剣術タイプ|下必殺ワザ2}}「リバーススラッシュ」、発生の早い{{SPワザ|Mii 剣術タイプ|下必殺ワザ1}}の「カウンター」など、状況ごとに使い分けられる必殺ワザがバランスよく揃っている。<br> |
− | Miiファイター特有の利点である「必殺ワザカスタマイズ」を存分に活かせるのが魅力であり、自身が想定する相手ファイターや状況に合わせて必殺ワザを上手く組み合わせれば、非常に高い対応力を発揮できるだろう。
| + | Miiファイター特有の利点であるカスタマイズ必殺ワザを存分に活かせるのが魅力であり、自身が想定する相手ファイターや状況に合わせて必殺ワザを上手く組み合わせれば、非常に高い対応力を発揮できるだろう。 |
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− | 対応力の高さが魅力ではあるものの、大半のワザは既存ファイターの攻撃の流用。そして剣術タイプは特にオリジナルに比べて威力や範囲、後隙といった部分が目に見えて劣る性能であることが多い。リーチに関しても剣を扱うファイターとしては少し短めで、機動力も空中横移動速度を除いて並以下でお世辞にも高いとは言えない。攻撃の発生も全般的に遅くコンボ耐性も低いため、近距離でまとわり付かれると対処しづらい。<br>
| + | 対応力の高さが魅力ではあるものの、大半のワザは既存ファイターの攻撃の流用。そして剣術タイプは特にオリジナルに比べて威力や範囲、後隙といった部分が目に見えて劣る性能であることが多い。リーチに関しても剣を扱うファイターとしては少し短めで、機動力も[[空中横移動速度]]を除いて並以下でお世辞にも高いとは言えない。攻撃の発生も全般的に遅くコンボ耐性も低いため、近距離でまとわり付かれると対処しづらい。<br> |
− | 復帰力も控えめな部類。選んだ上必殺ワザによっては復帰阻止で容易に早期撃墜を狙われるレベルにまで落ちるため、体重は平均程度にあるものの総合的な防御面はやや脆いと言える。
| + | [[復帰力]]も控えめな部類。選んだ{{SPワザ|Mii 剣術タイプ|上必殺ワザ}}によっては復帰阻止で容易に早期撃墜を狙われるレベルにまで落ちるため、体重は平均程度にあるものの総合的な防御面はやや脆いと言える。 |
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− | どちらかといえば{{SP|こどもリンク}}や{{SP|トゥーンリンク}}に近い傾向のキャラで、中遠距離の立ち回りには基本的に困らず撃墜力も高いが、近距離と被攻撃時の立ち回りに課題が残るといった性能である。 | + | どちらかといえば{{SP|こどもリンク}}や{{SP|トゥーンリンク}}に近い傾向のファイターで、中遠距離の立ち回りには基本的に困らず撃墜力も高いが、近距離と被攻撃時の立ち回りに課題が残るといった性能である。 |
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| == 長所と短所 == | | == 長所と短所 == |
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| **威力の高いワザを多く持つ。それらのワザは連係から繋げることも可能なので、総合的な撃墜力が高い。 | | **威力の高いワザを多く持つ。それらのワザは連係から繋げることも可能なので、総合的な撃墜力が高い。 |
| **剣の部分には喰らい判定が存在しないため、攻撃の判定が強め。 | | **剣の部分には喰らい判定が存在しないため、攻撃の判定が強め。 |
− | **上必殺ワザ1「ロケット下突き」の降下部分や、一撃ごとの威力は低いが持続の長い下空中攻撃など、優秀なメテオワザを複数持つ。 | + | **{{SPワザ|Mii 剣術タイプ|上必殺ワザ1}}「ロケット下突き」の降下部分や、一撃ごとの威力は低いが持続の長い下空中攻撃など、優秀な[[メテオワザ]]を複数持つ。 |
| **Miiファイターの中でも必殺ワザのカスタマイズが充実している。自身のプレイスタイルに合わせてファイターの長所をさらに伸ばしたり、ある程度短所を補うことが可能。 | | **Miiファイターの中でも必殺ワザのカスタマイズが充実している。自身のプレイスタイルに合わせてファイターの長所をさらに伸ばしたり、ある程度短所を補うことが可能。 |
− | ***飛び道具の選択肢が豊富(通常必殺ワザ1「トルネードショット」・通常必殺ワザ2「光手裏剣」・横必殺ワザ3「チャクラム」)。特に「トルネードショット」や「チャクラム」はコンボが狙える場合もあり、中遠距離における牽制が強い。 | + | ***[[飛び道具]]の選択肢が豊富({{SPワザ|Mii 剣術タイプ|通常必殺ワザ1}}「トルネードショット」・{{SPワザ|Mii 剣術タイプ|通常必殺ワザ2}}「光手裏剣」・{{SPワザ|Mii 剣術タイプ|横必殺ワザ3}}「チャクラム」)。特に「トルネードショット」や「チャクラム」は[[#コンボ]]が狙える場合もあり、中遠距離における牽制が強い。 |
− | ***突進ワザも非常に多い(横必殺ワザ1「変則急襲斬り」・横必殺ワザ2「疾風突き」・上必殺ワザ2「ソードダッシュ」・下必殺ワザ3「ジェットスタッブ」)。プレイスタイルと選択したワザの相性にもよるが、中距離からの奇襲を狙いやすい。 | + | ***突進ワザも非常に多い({{SPワザ|Mii 剣術タイプ|横必殺ワザ1}}「変則急襲斬り」・{{SPワザ|Mii 剣術タイプ|横必殺ワザ2}}「疾風突き」・{{SPワザ|Mii 剣術タイプ|上必殺ワザ2}}「ソードダッシュ」・{{SPワザ|Mii 剣術タイプ|下必殺ワザ3}}「ジェットスタッブ」)。プレイスタイルと選択したワザの相性にもよるが、中距離からの奇襲を狙いやすい。 |
− | ***[[反射]]ワザ(下必殺ワザ2「リバーススラッシュ」)をセットすると飛び道具の牽制に対応しやすいうえ、強力な復帰阻止としても応用できる。 | + | ***[[反射ワザ]]({{SPワザ|Mii 剣術タイプ|下必殺ワザ2}}「リバーススラッシュ」)をセットすると飛び道具の牽制に対応しやすいうえ、強力な[[復帰阻止]]としても応用できる。 |
− | ***[[カウンターワザ]](下必殺ワザ1「カウンター」)を選択できる。成立時は上にふっとばす攻撃を出し、カウンター受付が早めで倍率も高い。 | + | ***[[カウンターワザ]]({{SPワザ|Mii 剣術タイプ|下必殺ワザ1}}「カウンター」)を選択できる。成立時は上にふっとばす攻撃を出し、カウンター受付が早めで倍率も高い。 |
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| *短所 | | *短所 |
| **ワザの発生が全般的に遅く、近距離戦は不得手。例外は下必殺ワザ1「カウンター」のみで、暴れに向くワザがなく、コンボ耐性が低い。 | | **ワザの発生が全般的に遅く、近距離戦は不得手。例外は下必殺ワザ1「カウンター」のみで、暴れに向くワザがなく、コンボ耐性が低い。 |
| **剣を使うファイターの中では通常攻撃のリーチがそこまで長くない。 | | **剣を使うファイターの中では通常攻撃のリーチがそこまで長くない。 |
− | **機動力が低い。空中横移動速度は高めだが地上は遅く、逃げる相手を追う、もしくは自身が相手から逃げる動きは得意ではない。 | + | **機動力が低い。[[空中横移動速度]]は高めだが地上は遅く、逃げる相手を追う、もしくは自身が相手から逃げる動きは得意ではない。 |
− | **縦への復帰力が低め。上必殺ワザ1「ロケット下突き」は使用後に急降下するので使い方が限られ、上必殺ワザ3「回転斬り」は単純に上昇力が低い。 | + | **縦への復帰力が低め。{{SPワザ|Mii 剣術タイプ|上必殺ワザ1}}「ロケット下突き」は使用後に急降下するので使い方が限られ、{{SPワザ|Mii 剣術タイプ|上必殺ワザ3}}「回転斬り」は単純に上昇力が低い。 |
| **投げの威力が総じて低い。終盤の撃墜手段に困りがち。 | | **投げの威力が総じて低い。終盤の撃墜手段に困りがち。 |
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