20行目: |
20行目: |
| | | |
| 選ばれた者のみが扱える神剣"モナド"を問題なく用いることのできる存在で、仲間と共に故郷"コロニー9"を襲った機神兵を斃(たお)す旅に出る。<br/> | | 選ばれた者のみが扱える神剣"モナド"を問題なく用いることのできる存在で、仲間と共に故郷"コロニー9"を襲った機神兵を斃(たお)す旅に出る。<br/> |
− | コロニー9防衛隊で研究や開発に勤しむ根っからの学者肌で、機械いじりを好む。研究者ゆえに身体を動かすのが苦手であることと、本人の温和な気質から、積極的に戦いに参加するタイプではない<ref>同年代の少女・フィオルンから(力自慢の仲間・ラインと比べて)「繊細」、そのラインからは「こういうの(戦いに)向いてない」、などと言われてしまっている。</ref>。しかし決して無力というわけではなく、いざという時には敵に立ち向かうだけの力と勇敢さを備えている。人間性について、ゲームシステム上のパッシブスキルセットを示す“性格”においては、「誠実」「博愛」「直感」そして「英雄」「弱気」と表現されている。
| + | コロニー9防衛隊で研究や開発に勤しむ根っからの学者肌で、機械いじりを好む。研究者ゆえに身体を動かすのが苦手であったことと、本人の温和な気質から、本来は積極的に戦いに参加するタイプではない<ref>同年代の少女・フィオルンから(力自慢の仲間・ラインと比べて)「繊細」、そのラインからは「こういうの(戦いに)向いてない」、などと言われてしまっている。</ref>はずだった。しかし、いざという時には敵に立ち向かうだけの力と勇敢さを備えている。人間性について、ゲームシステム上のパッシブスキルセットを示す“性格”においては、「誠実」「博愛」「直感」そして「英雄」「弱気」と表現されている。 |
| | | |
− | バトルメンバーとしての性質は、敵の側面や背面から当てると効力が増すアーツを軸に戦う、物理アタッカー。本人がそれほど打たれ強くないこともあり、真価を発揮するには、敵の攻撃を引き受けてくれる仲間の存在が欠かせない。また、アイデンティティでもあるモナドアーツには戦況を大きく左右しかねないものも少なくないため、パーティメンバーの中でも、最も重要な役割を果たすキャラクターと言って相違ないものとなっている。
| + | バトルメンバーとしての性質は、敵の側面や背面から当てると効力が増すアーツを軸に戦う、トリッキーな物理アタッカー。本人がそれほど打たれ強くないこともあり、真価を発揮するには、敵の攻撃を引き受けてくれる仲間の存在が欠かせない。また、アイデンティティでもあるモナドアーツには戦況を大きく左右するものも少なくないため、パーティメンバーの中でも、最も重要な役割を果たすキャラクターと言って相違ないものとなっている。 |
| | | |
| 基本的に控えめで、あまり不安や悩みを打ち明けることはない性格だが、戦闘時はやたらと饒舌でテンションが高くなる(戦闘システムの都合もあるが)。『スマブラ』ではその戦闘時の様子だけを切り取っているため、人柄を誤解されてしまっている部分があるかもしれない。 | | 基本的に控えめで、あまり不安や悩みを打ち明けることはない性格だが、戦闘時はやたらと饒舌でテンションが高くなる(戦闘システムの都合もあるが)。『スマブラ』ではその戦闘時の様子だけを切り取っているため、人柄を誤解されてしまっている部分があるかもしれない。 |
| | | |
− | 『ゼノブレイド2』では、エキスパンション・パス(追加コンテンツ)のチャレンジバトルモードに[[フィオルン]]と共に登場。ドライバー<ref>ブレイドを使役する者で、操作キャラクター。</ref>としては使用できないが、パートナーブレイド<ref>パートナー兼武器である亜種生命体。戦闘ではCPのオート操作で動き、ドライバーを支援する。</ref>と言う扱いで、トラ以外のドライバーと共に戦うことができる。最初は挑戦の地でしか使用できないが、条件を満たすことで挑戦の地の外に連れ出すことも可能となる。 | + | 『ゼノブレイド2』では、エキスパンション・パス(追加コンテンツ)のチャレンジバトルモードに[[フィオルン]]と共に登場。ドライバー<ref>ブレイドを使役する者で、操作キャラクター。</ref>としては使用できないが、パートナーブレイド<ref>[[ホムラ]]・[[ヒカリ]]を始めとする、パートナー兼武器である亜種生命体。戦闘ではCPのオート操作で動き、ドライバーを支援する。</ref>と言う扱いで、トラ以外のドライバーと共に戦うことができる。最初は挑戦の地でしか使用できないが、条件を満たすことで挑戦の地の外に連れ出すことも可能となる。 |
| | | |
| === モナド === | | === モナド === |
34行目: |
34行目: |
| だがこの剣の真価は、未来予知の能力「未来視(ビジョン)」の発動にある。未来の出来事を事前に察知し、悲劇を回避する余地を生むという超常現象で、シナリオや戦闘、クエストなど、ゲームのさまざまな要素に密に絡む重要能力である。 | | だがこの剣の真価は、未来予知の能力「未来視(ビジョン)」の発動にある。未来の出来事を事前に察知し、悲劇を回避する余地を生むという超常現象で、シナリオや戦闘、クエストなど、ゲームのさまざまな要素に密に絡む重要能力である。 |
| | | |
− | かように強大な力を秘めた剣であるが、その強力さゆえに常人では起動しても振り回されるだけで、まともに扱うことすらかなわない。<br />
| + | かように強大な力を秘めた剣であるが、常人では起動しても振り回されるだけで、まともに扱うことすらかなわない。<br /> |
| 前使用者であるダンバンは卓越した戦闘、剣術センスによって強引に制御していたが、1年前の大戦時に限界を迎え、右腕の自由を失っている。<br /> | | 前使用者であるダンバンは卓越した戦闘、剣術センスによって強引に制御していたが、1年前の大戦時に限界を迎え、右腕の自由を失っている。<br /> |
| シュルクは反動を受けずに完璧に使いこなしてのけるばかりか、ダンバンには成しえなかった「未来視」の発動までも実現しており、まさに「選ばれし者」というべき存在である。 | | シュルクは反動を受けずに完璧に使いこなしてのけるばかりか、ダンバンには成しえなかった「未来視」の発動までも実現しており、まさに「選ばれし者」というべき存在である。 |
40行目: |
40行目: |
| シュルクは、幼い頃両親に連れられて参加していた"モナド探索隊"で唯一生き残り、モナドの台座の下で昏睡していたところを発見されたという過去をもっており、そして研究の過程で何度か「未来視」を垣間見ていたなど、モナドとは浅からぬ縁がある。 | | シュルクは、幼い頃両親に連れられて参加していた"モナド探索隊"で唯一生き残り、モナドの台座の下で昏睡していたところを発見されたという過去をもっており、そして研究の過程で何度か「未来視」を垣間見ていたなど、モナドとは浅からぬ縁がある。 |
| | | |
− | 前述のとおりモナドは人を斬れないが、機神兵「[[黒いフェイス]]」に対抗するため、モナドの生みの親に枷を外されてからはその制約はなくなった。<br/>
| + | 人を斬れないという制約は比較的対象を広範に取るためか、人を模った機神兵「フェイス」は当初モナドが通用しなかった。[[黒いフェイス]]に対抗するため、モナドを創り出した存在に枷を外されてからはその制約はなくなった。<br/> |
| 『スマブラ』では枷が外される前の外見だが、『スマブラ』に登場するファイターが[[フィギュア]]という設定であるためか、あるいは単に設定が省略されているのか、誰に対しても問題なく武器として通用する。 | | 『スマブラ』では枷が外される前の外見だが、『スマブラ』に登場するファイターが[[フィギュア]]という設定であるためか、あるいは単に設定が省略されているのか、誰に対しても問題なく武器として通用する。 |
| | | |
| 『ゼノブレイド2』においてはストーリー本編において、意外な形で登場することとなる。<br /> | | 『ゼノブレイド2』においてはストーリー本編において、意外な形で登場することとなる。<br /> |
− | また、エキスパンション・パスではシュルクの武器ということでトラ以外のドライバーが装備できるアイテムとして入手でき、特にこれと言ったデメリットもなく使用できる。また、ドライバーにも依るがモナドアーツに属したドライバーアーツ(『ゼノブレイド1』の「アーツ」に相当)を使用できる。
| + | また、エキスパンション・パスではシュルクの武器ということでトラ以外のドライバーが装備できるアイテムとして入手でき、特にこれと言ったデメリットもなく使用できる。また、ドライバーにも依るがモナドアーツをドライバーアーツ(『ゼノブレイド1』の「アーツ」に相当)としたえ使用できる。 |
| | | |
| == 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ == | | == 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ == |