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[[ファイル:公式 きょうの1枚 2014年06月12日.jpg|thumb|300px|『[[3DS]]』のホームランコンテスト。]]
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[[ファイル:公式 スマブロ 2019年9月5日w.jpg|300px|サムネイル|『SP』のホームランコンテスト。]]
'''{{PAGENAME}}'''(Home-Run Contest)は、『[[DX]]』と『[[X]]』『[[3DS/Wii U]]』『[[SP]]』にある競技場の[[ゲームモード]]。10秒以内に[[サンドバッグくん]]にダメージを蓄積させて、[[ホームランバット]]で吹っ飛ばした距離を競う。
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'''{{PAGENAME}}'''(Home-Run Contest)は、『[[DX]]』と『[[X]]』『[[3DS/Wii U]]』『[[SP]]』にある競技場の[[ゲームモード]]。10秒以内に[[サンドバッグくん]]にダメージを蓄積させて、[[ホームランバット]]で吹っ飛ばした距離を競う。『SP』では、[[更新データ]]の[[Ver.5.0.0]]から追加された。
    
『[[X]]』では、2人で協力プレイまたは2人で競争プレイに対応している。また、[[インターネット]]ではフレンドとオンラインでプレイすることも可能だった。<br />
 
『[[X]]』では、2人で協力プレイまたは2人で競争プレイに対応している。また、[[インターネット]]ではフレンドとオンラインでプレイすることも可能だった。<br />
『[[Wii U]]』『[[SP]]』では、2人で協力プレイと、最大4人の競争プレイに対応している。競争プレイの順番はランダムに決められる。インターネットには対応していない。
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『[[Wii U]]』と『SP』では、2人で協力プレイと、最大4人の競争プレイに対応している。競争プレイの順番はランダムに決められる。インターネットには対応していない。
 
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== 概要・攻略 ==
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{{節スタブ}}
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=== DX ===
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基本的にはダメージを効率良く与えられるワザを駆使してサンドバッグくんの蓄積ダメージを溜めて時間ギリギリになったところでバットのホームランで吹っ飛ばすといった流れ。<br />
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サンドバッグくんが台から落ちて地面に着いた時点で操作不能となるので、いかに台から落とさずにダメージを蓄積させるかが求められる。そのため主に上スマや空中下などの相手を垂直にふっとばすワザで強いものを持っているファイターが記録を伸ばしやすい。<br />
  −
バットの投擲ダメージが高いことからうまくバットを何度もぶつけて多くのダメージを与えるパターンの方がダメージ蓄積力が高く、上級者ともなれば吹っ飛び中に更に攻撃を当てたり、一部のファイター限定ではあるがバットより飛ばせるワザを有効活用するなど、奥深いゲームモードである。<br />
  −
また地面に落ちない限り操作不能にならないことを逆手にとり台から降りてお手玉しながら記録を稼いだり、画面左に壁があることを利用して左へ強く吹っ飛ばし壁に跳ね返らせて台に戻ってこさせるなど、記録狙いとは異なる多様性に富んだプレイが可能。
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  −
=== X ===
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X以降は台の周囲にはサンドバッグくんが制限時間内に台から落ちないように透明なバリアが張られるようになった。このバリアの耐久力は非常に高く、いきなりバットでサンドバッグくんを2回吹っ飛ばすような極端なプレイングでない限り、途中で割れることはない。<br />
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これにより、単純にダメージの高いワザを当てたりバットのスマッシュ投げを繰り返すだけでも手軽にダメージを蓄積できるようになった。一方でサンドバッグくんが台から離れた瞬間に操作不能になるため、DXで見られたような多様性は失われた。<br />
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なお、バリアの耐久力は時間経過で減少していき、時間切れ寸前で消えるようになっている。また、バットをバリアに投げた時に跳ね返ってくるが、[[反射]]とは違い自分がダメージを受けることはない。
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また、吹っ飛ばした先に[[フィギュア]]や[[カスタマイズ]]パーツが置かれている場合があり、それらはサンドバックくんが触れることで獲得できる。
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基本的にバット投げ→拾う→バット投げを繰り返せば誰でも最低4~500mは出せる。より手軽な物にガノンドロフを使った攻略法があり、横強攻撃繰り返し→振り向き「魔人拳」を出すと簡単に1000m以上の記録が出る。
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=== このモードで有用なテクニック ===
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{{節スタブ}}
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=== Bat Dropping ===
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:[[ホームランバット|バット]]落とし(空中でアイテム落とし)のことを指す。略してBD。「DBD(Double Bat Drop)」「TBD(Triple Bat Drop)」といった応用テクニックもある。
  −
:やり方は空中でバットを落としてサンドバッグくんに当て、直後にメテオや弱いふっとばし攻撃を与える。これを繰り返すことでサンドバッグくんの位置をほとんど動かすことなく効率よいダメージが与えられる。
  −
:「[[ホームランコンテスト]]」で[[サンドバッグくん]]に蓄積ダメージを溜めるのには、一部の例外を除き通常の攻撃よりもバットを投げた方が早いので、記録を出すには必須のテクニック。<br />
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{{main2|詳細は[https://www.ssbwiki.com/Bat_dropping Bat dropping - SmashWiki, the Super Smash Bros. wiki]を}}
      
== シリーズごとの仕様と変更点 ==
 
== シリーズごとの仕様と変更点 ==
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=== X ===
 
=== X ===
*台座の周りにバリアが張られるようになり、適当に攻撃してもステージ外へ吹っ飛ばなくなった。シールドは時間切れ直前に消えるが、一定以上ぶつけたり強い吹っ飛びでぶつけられると破れる。また、ファイターが土台の外に出ることができなくなった。
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*台座の周りにバリアが張られるようになり、適当に攻撃してもステージ外へ吹っ飛ばなくなった。シールドは時間切れ直前に消えるが、一定以上ぶつけたり強い吹っ飛びでぶつけられると破れる。また、ファイターが土台の外に出ることができなくなった。なお、バットをバリアに投げた時に跳ね返ってくるが、[[反射]]とは違い自分がダメージを受けることはない。
 
*画面左部の壁が削除された。
 
*画面左部の壁が削除された。
 
*サンドバッグくんを掴めなくなった。
 
*サンドバッグくんを掴めなくなった。
 
*サンドバッグくんが吹っ飛んでいる間は、演出としてステージの時間帯が進むようになった。
 
*サンドバッグくんが吹っ飛んでいる間は、演出としてステージの時間帯が進むようになった。
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*{{X|ピクミン&オリマー}}でプレイする場合、紫ピクミンが3体いる状態から開始され、通常必殺ワザで引っこ抜くピクミンも紫に固定される。このランダム性に依るワザの性能が固定化される仕様は『[[3DS/Wii U]]』以降にも引き継がれている。
    
=== 3DS/Wii U ===
 
=== 3DS/Wii U ===
 
*バリアの耐久力が増し、いきなりサンドバックくんを2回ホームランするような極端なプレイングでない限り、途中で割れることがなくなった。
 
*バリアの耐久力が増し、いきなりサンドバックくんを2回ホームランするような極端なプレイングでない限り、途中で割れることがなくなった。
 
*長打をした際には早送りされるようになった。
 
*長打をした際には早送りされるようになった。
 +
*吹っ飛ばした先の地面に[[フィギュア]]や[[カスタマイズ]]パーツが置かれている場合があり、サンドバックくんが触れることで獲得できるようになった。
 
*一部のファイターが持つランダム性に依るワザが固定化されるようになった。
 
*一部のファイターが持つランダム性に依るワザが固定化されるようになった。
 
**{{for|ルイージ}}の横必殺ワザ「ルイージロケット」は暴発しない。
 
**{{for|ルイージ}}の横必殺ワザ「ルイージロケット」は暴発しない。
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=== SP ===
 
=== SP ===
 
*'''ホームランバットは、残り約4秒になったときに空中から出現するようになった。'''
 
*'''ホームランバットは、残り約4秒になったときに空中から出現するようになった。'''
*ふっとび距離の計算方式が変更された。それに伴い、距離の単位が「km」になった。
+
*サンドバッグくんはこのモード専用の性質を持つようになった。
*長打の際、ふっとばした時にカットインが入るようになった。また、飛行中はBボタンで早送りできるようになった。
+
**特に低%の時はアイテムなどととして出現する物と比べてふっとび方が非常に弱くなった。また、一撃目はどんなに強い攻撃を当ててもふっとばなくなった。
*ダメージには1on1補正がかかるようになった。
+
**サンドバッグくんを掴むことはできない。
*特に低%の時、大乱闘モードなどと比べてサンドバッグくんのふっとび方が非常に弱くなった。また、一撃目はどんなに強い攻撃を当ててもふっとばなくなった。
+
**ホームランコンテスト専用の表情が追加された。
*ホームランコンテスト中に限り、サンドバッグくんをつかむことができない。
+
*ダメージには[[1on1ダメージ|1on1補正]]がかかるようになった。
*ホームランコンテスト専用のサンドバッグくんの表情が追加された。
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*長打をするとサンドバッグくんが宇宙までふっとぶ演出になった。それに伴いふっとび距離の計算方式が変更され、距離の単位が「km」になった。
 +
*長打の際、ふっとばした時に専用のズーム演出が入るようになった。バットで長打した場合、70%台からカメラワークも変化するようになる。
 +
*サンドバッグくんの飛行中はBボタンで早送りできるようになった。
 
*ランダム性を持つワザの固定化も続投。
 
*ランダム性を持つワザの固定化も続投。
**{{SP|勇者}}下必殺ワザ「コマンド選択」で出てくるのは、「ベギラマ」「イオナズン」「かえん斬り」「まじん斬り」で固定(順番もこの通り)。
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**{{SP|勇者}}の下必殺ワザ「コマンド選択」で出てくるのは、上から順に「ベギラマ」「イオナズン」「かえん斬り」「まじん斬り」で固定される。
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*{{SP|リドリー}}の下必殺ワザ「デススタッブ」は、50%のクリーンヒットが発生しない。
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*{{SP|ジョーカー}}は、最初からアルセーヌ召喚状態になり、反逆ゲージが減少しない。
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*『DX』以来、ファイターが土台の外に出られるようになった。
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== 攻略 ==
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=== DX ===
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基本的にはダメージを効率良く与えられるワザを駆使してサンドバッグくんの蓄積ダメージを溜めて時間ギリギリになったところでバットのホームランで吹っ飛ばすといった流れ。<br />
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サンドバッグくんが台から落ちて地面に着いた時点で操作不能となるので、いかに台から落とさずにダメージを蓄積させるかが求められる。そのため主に上スマッシュ攻撃や下空中攻撃などの相手を垂直に吹っ飛ばすワザで強いものを持っているファイターが記録を伸ばしやすい。<br />
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バットの投擲ダメージが高いことからうまくバットを何度もぶつけて多くのダメージを与えるパターンの方がダメージ蓄積力が高く、上級者ともなれば吹っ飛び中に更に攻撃を当てたり、一部のファイター限定ではあるがバットより飛ばせるワザを有効活用するなど、奥深いゲームモードである。<br />
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また地面に落ちない限り操作不能にならないことを逆手にとり台から降りてお手玉しながら記録を稼いだり、画面左に壁があることを利用して左へ強く吹っ飛ばし壁に跳ね返らせて台に戻ってこさせるなど、記録狙いとは異なる多様性に富んだプレイが可能。
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=== X・3DS/Wii U ===
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台の周囲にはサンドバッグくんが制限時間内に台から落ちないように透明なバリアが張られるようになった。このバリアの耐久力は非常に高く、いきなりバットでサンドバッグくんを2回吹っ飛ばすような極端なプレイングでない限り、途中で割れることはない。<br />
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これにより、単純にダメージの高いワザを当てたりバットのスマッシュ投げを繰り返すだけでも手軽にダメージを蓄積できるようになった。一方でサンドバッグくんが台から離れた瞬間に操作不能になるため、『DX』で見られたような多様性は失われた。<br />
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基本的にバット投げ→拾う→バット投げを繰り返せば誰でも最低4~500mは出せる。より手軽な物に[[ガノンドロフ]]を使った攻略法があり、横強攻撃繰り返し→振り向き「魔人拳」を出すと簡単に1000m以上の記録が出る。
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=== SP ===
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{{節スタブ}}
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== テクニック ==
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=== Bat Dropping ===
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{{main2|詳細は[https://www.ssbwiki.com/Bat_dropping Bat dropping - SmashWiki, the Super Smash Bros. wiki]を}}
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:[[ホームランバット|バット]]落とし(空中でアイテム落とし)のことを指す。略してBD。「DBD(Double Bat Drop)」「TBD(Triple Bat Drop)」といった応用テクニックもある。
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:やり方は空中でバットを落としてサンドバッグくんに当て、直後にメテオや弱いふっとばし攻撃を与える。これを繰り返すことでサンドバッグくんの位置をほとんど動かすことなく効率よいダメージが与えられる。
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:一部の例外を除き通常の攻撃よりもバットを投げた方がダメージ蓄積が早いので、記録を出すには必須のテクニック。
    
== ホームランバットよりも遠くに吹っ飛ばすことができるワザ ==
 
== ホームランバットよりも遠くに吹っ飛ばすことができるワザ ==
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*{{for|ロイ}}の通常必殺ワザ最大溜め直前
 
*{{for|ロイ}}の通常必殺ワザ最大溜め直前
 
*{{for|ガノンドロフ}}の通常必殺ワザ(振り向き版)
 
*{{for|ガノンドロフ}}の通常必殺ワザ(振り向き版)
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=== SP ===
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*{{SP|ロイ}}・{{SP|クロム}}の通常必殺ワザ最大溜め直前
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*{{SP|ガノンドロフ}}の通常必殺ワザ(振り向き版)
    
== 世界記録 ==
 
== 世界記録 ==
 
{{main2|詳細は、「[https://www.ssbwiki.com/Home-Run_Contest#World_records Home-Run Contest - SmashWiki, the Super Smash Bros. wiki]」を}}
 
{{main2|詳細は、「[https://www.ssbwiki.com/Home-Run_Contest#World_records Home-Run Contest - SmashWiki, the Super Smash Bros. wiki]」を}}
 
海外の記録を見る時に注意したいのは、発売される国によってm(メートル)単位か、ft(フィート)単位のどちらかか使われており、記録の数値が異なる。1ft≒30.48cmで、必然的にm単位の方が数字だけ見れば小さくて「海外の記録が桁違いにすごい」などの誤解をしてしまいやすいのでその点は留意しておきたい。<br />なお、共有で保存した海外プレイヤーのリプレイでは自分の国と同じ単位が使われるので、このようなことが起きる心配はない。
 
海外の記録を見る時に注意したいのは、発売される国によってm(メートル)単位か、ft(フィート)単位のどちらかか使われており、記録の数値が異なる。1ft≒30.48cmで、必然的にm単位の方が数字だけ見れば小さくて「海外の記録が桁違いにすごい」などの誤解をしてしまいやすいのでその点は留意しておきたい。<br />なお、共有で保存した海外プレイヤーのリプレイでは自分の国と同じ単位が使われるので、このようなことが起きる心配はない。
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『SP』では、全ての言語において単位はKm(キロメートル)で統一されている。
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== ギャラリー ==
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ファイル:公式 きょうの1枚 2014年06月12日.jpg|『3DS』のホームランコンテスト。
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ファイル:きょうの1枚 2014年10月10日.jpg|『SP』のホームランコンテスト。
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ファイル:公式 スマブロ 2019年9月5日v.jpg|
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ファイル:公式 スマブロ 2019年9月5日w.jpg|
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ファイル:公式 スマブロ 2019年9月5日x.jpg|
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ファイル:公式 スマブロ 2019年9月5日y.jpg|
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== 備考 ==
 
== 備考 ==
 
*『[[DX]]』の海外版では、ステージ土台の面積が日本版より小さい<ref>[https://www.ssbwiki.com/File:Ssbm_homeruncomparison.png File:Ssbm homeruncomparison.png - SmashWiki, the Super Smash Bros. wiki]</ref>。
 
*『[[DX]]』の海外版では、ステージ土台の面積が日本版より小さい<ref>[https://www.ssbwiki.com/File:Ssbm_homeruncomparison.png File:Ssbm homeruncomparison.png - SmashWiki, the Super Smash Bros. wiki]</ref>。
*『[[X]]』では、{{X|ピクミン&オリマー}}でプレイする場合、紫ピクミンが3体いる状態から開始され、通常必殺ワザで引っこ抜くピクミンも紫に固定される。このランダム性に依るワザの性能が固定化される仕様は『[[3DS/Wii U]]』にも引き継がれている。
   
*『[[3DS]]』では、強い吹っ飛びを持つ攻撃がヒットした時の画面揺れの演出が発生しない。「[[スマッシュボンバー]]」でも同様の仕様となっている。
 
*『[[3DS]]』では、強い吹っ飛びを持つ攻撃がヒットした時の画面揺れの演出が発生しない。「[[スマッシュボンバー]]」でも同様の仕様となっている。
 
*『[[Wii U]]』では、「[[オーダー]]」のマスターサイドのお題でのみ、[[カスタマイズ]]ファイターを使用することができる。その場合、{{for|Mr.ゲーム&ウォッチ}}の横必殺ワザ2は横必殺ワザ1に変更され、常に「6」が出る。
 
*『[[Wii U]]』では、「[[オーダー]]」のマスターサイドのお題でのみ、[[カスタマイズ]]ファイターを使用することができる。その場合、{{for|Mr.ゲーム&ウォッチ}}の横必殺ワザ2は横必殺ワザ1に変更され、常に「6」が出る。
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*『[[SP]]』のみ、最初の「GO!」のコールが無い。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

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