「ディディーコング」の版間の差分
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== 概要 == | == 概要 == | ||
[[ドンキーコング]]の相棒のチンパンジー。尻尾を使った技が得意。やはり彼もバナナには目がない。「Nintendo」のロゴがプリントされた帽子<ref>「Nintendo」のロゴがプリントされた帽子は、2002年に開発元であるレア社がマイクロソフトに買収された際に『スーパードンキーコング』シリーズのキャラクター版権を任天堂が買い取ったことを機にかぶるようになった。それ以前は単に赤い帽子だった。</ref>がトレードマーク。『スーパードンキーコング2』ではヒップホップ(サーフミュージック?)を歌ったりジャグリングをしたり、『ドンキーコング64』ではノリノリでエレキギターを演奏したりと、多芸。 | [[ドンキーコング]]の相棒のチンパンジー。尻尾を使った技が得意。やはり彼もバナナには目がない。「Nintendo」のロゴがプリントされた帽子<ref>「Nintendo」のロゴがプリントされた帽子は、2002年に開発元であるレア社がマイクロソフトに買収された際に『スーパードンキーコング』シリーズのキャラクター版権を任天堂が買い取ったことを機にかぶるようになった。それ以前は単に赤い帽子だった。</ref>がトレードマーク。『スーパードンキーコング2』ではヒップホップ(サーフミュージック?)を歌ったりジャグリングをしたり、『ドンキーコング64』ではノリノリでエレキギターを演奏したりと、多芸。 | ||
『スーパードンキーコング』で初登場。ドンキーにバナナ倉庫の見張り番を言いつけられるが、クレムリン軍団に捕まり、タルに閉じ込められてジャングルに放り込まれてしまう。ドンキーに助けられたディディーは、共にバナナを取り戻すための旅に出る。<br /> | 『スーパードンキーコング』で初登場。ドンキーにバナナ倉庫の見張り番を言いつけられるが、クレムリン軍団に捕まり、タルに閉じ込められてジャングルに放り込まれてしまう。ドンキーに助けられたディディーは、共にバナナを取り戻すための旅に出る。<br /> | ||
『スーパードンキーコング2』ではさらわれたドンキーを救出するため、ガールフレンドの[[ディクシーコング]]と共に主役として奮闘した。<br /> | |||
一方『スーパードンキーコング3』ではドンキーと一緒にさらわれてしまい、主人公のディクシーとディンキーコングが探しに向かう。 | 一方『スーパードンキーコング3』ではドンキーと一緒にさらわれてしまい、主人公のディクシーとディンキーコングが探しに向かう。 | ||
ドンキーより力が弱く一部の敵を倒すことができない、ディクシーのようなポニーテールによる滑空を持たないなど、普通にゲームを進めるのにはやや不利な性能だが、ドンキーやディクシーと比べて移動スピードに優れており、よりスピーディな展開を求める上級者向きのキャラである。 | ドンキーより力が弱く一部の敵を倒すことができない、ディクシーのようなポニーテールによる滑空を持たないなど、普通にゲームを進めるのにはやや不利な性能だが、ドンキーやディクシーと比べて移動スピードに優れており、よりスピーディな展開を求める上級者向きのキャラである。 | ||
『ドンキーコング』シリーズに限らず、ドンキーと一緒に『マリオ』のスポーツゲーム登場することもある。また、『ディディーコングレーシング』という自身の名を冠したゲームが発売されたことも。友人のティンバーの呼びかけに応じ、ティンバーアイランドを救うために手を貸すというストーリー。なお、この作品では他の『ドンキーコング』シリーズのキャラクターは登場しない(海外で発売されたDSの移植版にはほかのコングが登場している)。 | 『ドンキーコング』シリーズに限らず、ドンキーと一緒に『マリオ』のスポーツゲーム登場することもある。また、『ディディーコングレーシング』という自身の名を冠したゲームが発売されたことも。友人のティンバーの呼びかけに応じ、ティンバーアイランドを救うために手を貸すというストーリー。なお、この作品では他の『ドンキーコング』シリーズのキャラクターは登場しない(海外で発売されたDSの移植版にはほかのコングが登場している)。 | ||
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開発者によると、ディディーコングが選ばれた理由は、参戦していないのが不思議だと言われる程の人気があったため<ref name="famitsu" />。 | 開発者によると、ディディーコングが選ばれた理由は、参戦していないのが不思議だと言われる程の人気があったため<ref name="famitsu" />。 | ||
声はSEによる『スマブラ』独自のものとなっている。 | |||
サルらしいアクロバティックな動きと、下必殺ワザで生成する「バナナのかわ」を使ったトリッキーな戦いが持ち味<ref>『週刊ファミ通 2008年2月29日増刊号』 〃<br /> | サルらしいアクロバティックな動きと、下必殺ワザで生成する「バナナのかわ」を使ったトリッキーな戦いが持ち味<ref>『週刊ファミ通 2008年2月29日増刊号』 〃<br /> | ||
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=== アートワーク === | === アートワーク === | ||
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ファイル:公式絵_X_ディディーコング.jpg| | ファイル:公式絵_X_ディディーコング.jpg|『スマブラX』 | ||
ファイル:公式絵 4 ディディーコング.png| | ファイル:公式絵 4 ディディーコング.png|『スマブラfor』 | ||
ファイル:公式絵 SP ディディーコング.png|『スマブラSP』 | ファイル:公式絵 SP ディディーコング.png|『スマブラSP』 | ||
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}} | }} | ||
*通常必殺ワザ:ピーナッツポップガン | *通常必殺ワザ:ピーナッツポップガン | ||
** | **『ドンキーコング64』で登場した武装。原作では二挺構え。『スマブラ』では「亜空の使者」のムービーと最後の切りふだで二挺構えをしている。 | ||
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|画像1=[[ファイル:元ネタ_ディディーコング_NB.jpg]] | |画像1=[[ファイル:元ネタ_ディディーコング_NB.jpg]] | ||
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*上必殺ワザ:バレルジェット {{有無|X}}以降 | *上必殺ワザ:バレルジェット {{有無|X}}以降 | ||
**『ドンキーコング64』で登場した武装。ディディーの顔が描かれたタルに入ることで使用でき、アイテムが尽きるまで自由に空中を飛行することができた。最後の切りふだ同様、ピーナッツポップガンを構えて飛行する。 | **『ドンキーコング64』で登場した武装。ディディーの顔が描かれたタルに入ることで使用でき、アイテムが尽きるまで自由に空中を飛行することができた。最後の切りふだ同様、ピーナッツポップガンを構えて飛行する。 | ||
** | **『マリオテニスGC』、『マリオバスケ3on3』でもバレルジェットは使用するが、『ドンキーコング64』や『スマブラ』のものとデザインが大きく異なる。 | ||
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|画像1=[[ファイル:元ネタ_ディディーコング_上B.jpg]] | |画像1=[[ファイル:元ネタ_ディディーコング_上B.jpg]] | ||
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*最後の切りふだ:バレルジェットパニック {{有無|X}}{{有無|for|1/1}} | *最後の切りふだ:バレルジェットパニック {{有無|X}}{{有無|for|1/1}} | ||
**自由が利かない操作性は、『ドンキーコング64』のバレルジェットの再現<ref>『週刊ファミ通 2008年2月29日増刊号』 直撃!!桜井政博さんインタビュー 新規参戦キャラクターについて聞く 後編<br />“最後の切りふだのバレルジェットパニックの自由が利かないもどかしさは、『ドンキーコング64』でのバレルジェットの操作感を再現しました。『バンゲリングベイ』にも通じるものがあるかな(笑)。”</ref>。 | **自由が利かない操作性は、『ドンキーコング64』のバレルジェットの再現<ref>『週刊ファミ通 2008年2月29日増刊号』 直撃!!桜井政博さんインタビュー 新規参戦キャラクターについて聞く 後編<br />“最後の切りふだのバレルジェットパニックの自由が利かないもどかしさは、『ドンキーコング64』でのバレルジェットの操作感を再現しました。『バンゲリングベイ』にも通じるものがあるかな(笑)。”</ref>。 | ||
==== その他 ==== | ==== その他 ==== | ||
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|色=008000 | |色=008000 | ||
}} | }} | ||
* | *大型のアイテムを持ち上げる、投げる | ||
**『スーパードンキーコング』シリーズでアイテムのタルを持つ、投げる動作に似ている。 | **『スーパードンキーコング』シリーズでアイテムのタルを持つ、投げる動作に似ている。 | ||
*[[登場演出]] | *[[登場演出]] | ||
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== 備考 == | == 備考 == | ||
* | *『スマブラX』では[[ディクシーコング]]とのペアで参戦し、『スーパードンキーコング2』のようにタッチすることで瞬時に入れ替わりつつ戦うファイターになる予定だったが、実現が難しくディディーコング単体の参戦になった<ref name="famitsu">『週刊ファミ通 2008年2月29日増刊号』 直撃!!桜井政博さんインタビュー 新規参戦キャラクターについて聞く 後編<br />“じつは、ディディーコングはディクシーコングとペアで出すつもりでした。タッチすることでふたりを瞬時に入れ替えるようなシステムを作って。でも、いろいろと難しい部分があって早々とカットしました。ディディーコングを選んだのは、むしろ参戦していないのが不思議だと言われるくらい人気があったので。”</ref>。 | ||
== 脚注 == | == 脚注 == |