「セフィロス」の版間の差分

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その正体は、神羅カンパニーが行う『ジェノバ・プロジェクト』と呼ばれる古代種再生計画で、2000年前に発見された仮死状態の生物ジェノバの細胞を埋め込まれた最初の人造人間。しかし、ジェノバは古代種ではなく、古代種との戦いで封印された星のエネルギーを食い尽くす凶悪な宇宙生物であり、それを古代種と誤認、破綻した計画であったことがセフィロスを狂わせる原因となってしまう。
その正体は、神羅カンパニーが行う『ジェノバ・プロジェクト』と呼ばれる古代種再生計画で、2000年前に発見された仮死状態の生物ジェノバの細胞を埋め込まれた最初の人造人間。しかし、ジェノバは古代種ではなく、古代種との戦いで封印された星のエネルギーを食い尽くす凶悪な宇宙生物であり、それを古代種と誤認、破綻した計画であったことがセフィロスを狂わせる原因となってしまう。


幼少期からソルジャーとして武勲を上げる自分のことを「他の人間とは違う」と認識し、母親のことを「ジェノバ」という名前としか知らないセフィロスは、5年前に魔晄炉とモンスターの調査任務としてクラウドの故郷ニブルヘイムに向かい、「JENOVA」の文字が書かれた一室への扉と魔晄漬けでモンスター化した人間を目に、このモンスターと同じような形で作られたソルジャー、ひいては特別だと思っていたのは「人間として」だった自身の存在理由を疑い困惑し始める。
幼少期からソルジャーとして武勲を上げる自分のことを「他の人間とは違う」と認識し、母親のことを「ジェノバ」という名前としか知らないセフィロスは、5年前に魔晄炉とモンスターの調査任務としてクラウドの故郷ニブルヘイムに向かい、「JENOVA」の文字が書かれた一室への扉と魔晄漬けでモンスター化した人間を目にし、このモンスターと同じような形で作られたソルジャー、ひいては特別だと思っていたのは「人間として」だった自身の存在理由を疑い困惑し始める。


任務後、神羅の屋敷にこもり資料をあさり続け、『ジェノバ・プロジェクト』の存在とそれにより自身が造り出されたこと、今の人類はかつて起きた星の危機を守った古代種の犠牲の上で成り立っており、神羅が古代種を利用していることを悟ったセフィロスは、人類を憎み自身こそが優れた古代種の末裔で星を支配する者と誤った結論に至り、星にとって最悪の脅威へと豹変してしまった。
任務後、神羅の屋敷にこもり資料をあさり続け、『ジェノバ・プロジェクト』の存在とそれにより自身が造り出されたこと、今の人類はかつて起きた星の危機を守った古代種の犠牲の上で成り立っており、神羅が古代種を利用していることを悟ったセフィロスは、人類を憎み自分こそが優れた古代種の末裔で星を支配する者という誤った結論に至り、星にとって最悪の脅威へと豹変してしまった。


狂気に駆られジェノバを母と思い込んだセフィロスは、ニブルヘイムの村に火を放ち村人達を惨殺。魔晄炉で安置されているジェノバを強奪しようとするが、クラウドに不意打ちされ、星のエネルギーが流れるライフストリームに落とされる。<br>
狂気に駆られジェノバを母と思い込んだセフィロスは、ニブルヘイムの村に火を放ち村人達を惨殺。魔晄炉で安置されているジェノバを強奪しようとするが、クラウドに不意打ちされ、星のエネルギーが流れるライフストリームに落とされる。<br>
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== 備考 ==
== 備考 ==
*セフィロスは、『スマブラ』シリーズで初めて以下の事例を起こしたファイターである。
*セフィロスは、『スマブラ』シリーズで初めて以下の事例を起こしたファイターである。
**他社制作のタイトルから出典するキャラクターの中では初の悪役(一般的な敵に分類される[[パックンフラワー]]と[[ゾンビ]]、[[エンダーマン]]を除く)。
**他社制作のタイトルから参戦したファイターの中では初の悪役(一般的な敵に分類される[[パックンフラワー]]と[[ゾンビ]]、[[エンダーマン]]を除く)。
**他社制作の同じタイトルから参戦した2体目のファイターで、かつ非[[ダッシュファイター]](同じ他社タイトルの2体目である[[リヒター]]と[[ケン]]はダッシュファイター)。
**他社制作の同じタイトルから参戦した2体目のファイターで、かつ非[[ダッシュファイター]](同じ他社タイトルの2体目である[[リヒター]]と[[ケン]]はダッシュファイター)。
*『スマブラSP』のDLCファイターの中では、参戦発表から配信開始までの期間が最も短い(7日)。ちなみに2番目に短いのは[[ミェンミェン]]の8日。
*『スマブラSP』のDLCファイターの中では、参戦発表から配信開始までの期間が最も短い(7日)。ちなみに2番目に短いのは[[ミェンミェン]]の8日。