セフィロス
ファイターとしてのセフィロスについては、「セフィロス (SP)」を参照
セフィロス | |
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『クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-』のセフィロス |
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出典 | ファイナルファンタジーシリーズ |
デビュー | ファイナルファンタジーVII (1997年1月31日/PS) |
スマブラ への出演 | スマブラSP |
外部サイト の紹介記事 | セフィロス - Wikipedia キャラクター/【セフィロス】/FF7 - ファイナルファンタジー用語辞典 Wiki* Sephiroth - Final Fantasy Wiki |
セフィロス(Sephiroth)は、スクウェア・エニックスの『ファイナルファンタジーVII』及びその関連作品群“COMPILATION of FINAL FANTASY VII”に登場するキャラクター。
概要
神羅カンパニーが私設した精鋭兵士ソルジャーの最上位「1st」に属する戦士で、その中でも抜きん出た実力を持ち英雄とまで呼ばれる存在だった人物。
驚異的身体能力と長身の体格をさらに超える長刀「正宗」を武器とする。かつては任務に冷徹ながらも部下には気を利かせる一面を見せる人格者だった。長髪のケアに余念がないという噂もある。
物語開始時点ではある任務で死亡したとされていたが、神羅カンパニーに攫われたエアリス救出の際にセフィロスが生きていたことをクラウドが知ったことで、二人の因縁と星の運命を巡る物語は大きく動き出す。
その正体は、神羅カンパニーが行う『ジェノバ・プロジェクト』と呼ばれる古代種再生計画で、2000年前に発見された仮死状態の生物ジェノバの細胞を埋め込まれた最初の人造人間。
しかしジェノバは古代種ではなく、星のエネルギーを食い尽くす凶悪な宇宙生物であり、古代種との戦いで封印された敵だった。神羅とセフィロスはそれを古代種と誤認してしまい、ついには計画が破綻に至ったことがセフィロスを狂わせてしまう。
幼少期からソルジャーとして武勲を上げる自分のことを「他の人間とは違う」と認識し、母親のことを「ジェノバ」という名前としか知らないセフィロスは、5年前に魔晄炉とモンスターの調査任務として出向いたクラウドの故郷ニブルヘイムで「JENOVA」の文字が書かれた一室への扉と魔晄漬けでモンスター化した人間を目にし、このモンスターと同じような形で作られたソルジャー、ひいては特別だと思っていたのは「人間として」だった自身の存在理由を疑い困惑し始める。
任務後、神羅の屋敷にこもり資料をあさり続け、『ジェノバ・プロジェクト』の存在とそれにより自身が造り出されたこと、今の人類はかつて起きた星の危機を守った古代種の犠牲の上で成り立っており、神羅が古代種を利用していることを悟ったセフィロスは、人類を憎み自分こそが優れた古代種の末裔で星を支配する者という誤った結論に至り、星にとって最悪の脅威へと豹変してしまった。
狂気に駆られジェノバを母と思い込んだセフィロスは、ニブルヘイムの村に火を放ち村人達を惨殺。魔晄炉で安置されているジェノバを強奪しようとするが、クラウドに不意打ちされ、星の精神/生命エネルギーが流れるライフストリームに落とされた。
身体を失ったセフィロスだが、強靭な自我により完全に消滅しないまま、膨大な星の知識を吸収。真実を知ったセフィロスはそれでも星の支配者となることを望み、古代種を超える存在として君臨しようとした。
5年後、神羅ビルに保管されていたジェノバを己の分身として操るのみならず、ジェノバ細胞を埋め込まれる人体実験を受けたセフィロス・コピー(クラウドもその一人であった)を利用し、究極の破壊魔法「メテオ」を発動させる。これによって傷ついた星の自己修復の際に集まるエネルギーをセフィロスは我が物にしようと目論んだのである。
しかしメテオの落着が目前に迫ったとき、ティファたちの尽力により最後の幻想を振り払ったクラウドが戦線復帰し、彼らがセフィロスに扮していたジェノバ[1]を次々と撃破する。そしてライフストリームの奥深くに潜伏していたセフィロスの精神体も、乗り込んできたクラウドの「超究武神覇斬」の前に敗れ去り、もう一つの究極魔法「ホーリー」の解放とライフストリームの力添えにより、メテオの落着はなんとか阻止された。
完全に葬り去ったと思われたセフィロスだったが、彼の存在そのものはクラウドの心の奥底に思いの外深く刻み込まれた。セフィロス自身にも、二度も自分を倒したクラウドに思うところがあったのか、彼への執着心を用いて復活を図った。
結果、2年後の『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』では自らの思念体でもある少年たち・カダージュ、ヤズー、ロッズら一味によって復活し、クラウドの前に再び立ちはだかる。
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
詳細は「セフィロス (SP)」を参照
ファイターとして初参戦。2020年12月11日(日本時間)にオンラインイベントとして開催された『The Game Awards 2020』で公開されたムービー『片翼の天使』で、追加コンテンツ第8弾として参戦することが発表された。その1週間後の12月18日に放送された紹介動画『セフィロスのつかいかた』にて配信時期が発表され、期間限定モード「セフィロスチャレンジ」のクリアでセフィロスが使用可能になる先行配信が即日開始、本配信は12月23日に開始された。
デザインは、映像作品『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』がベースになっている[2]。また、色変えで『ファイナルファンタジーVII』の最終決戦時に見せる上半身裸の姿にすることができる。
声は、『FFVII AC』以降の作品で担当する森川智之が務める。なお、海外版でも日本語の同じボイスで喋る。
DLCファイターでは初となるボスとして登場したキャラクターの参戦であり、長刀・正宗による長大なリーチと強力な攻撃魔法、ピンチを評価して性能が強化される片翼システムが実装されている。
各ワザはキャラクターのイメージ上とにかく火力を重視した性能で、リーチも攻撃力もある分、普通に釣り合いを取ると操作感が悪くなるため、そう感じない工夫をしつつ、大きな隙にも納得感があるような仕様を目指して設計されている[3]。その工夫は、斬撃と刺突ごとにクリーンヒットとなる部分が決められていたり、重量が非常に軽くふっとばされやすいとった短所として表れており、他のパワーキャラ以上にリスク・リターンが突出したピーキーな性能のファイターとしてまとめられている。
使用ワザの名称一覧
弱攻撃 | (未公表) |
ダッシュ攻撃 | (未公表) |
横強攻撃 | (未公表) |
上強攻撃 | (未公表) |
下強攻撃 | スライディング |
横スマッシュ攻撃 | (未公表) |
上スマッシュ攻撃 | (未公表) |
下スマッシュ攻撃 | (未公表) |
通常空中攻撃 | (未公表) |
前空中攻撃 | (未公表) |
後空中攻撃 | (未公表) |
上空中攻撃 | (未公表) |
下空中攻撃 | 獄門 |
つかみ攻撃 | (未公表) |
前投げ | (未公表) |
後投げ | (未公表) |
上投げ | (未公表) |
下投げ | (未公表) |
通常必殺ワザ | フレア / メガフレア / ギガフレア |
横必殺ワザ | シャドウフレア |
上必殺ワザ | 一閃 / 八刀一閃 |
下必殺ワザ | 閃光 |
最後の切りふだ | スーパーノヴァ |
動作などの元ネタ
ワザ
- 片翼
- 『FFVII』本編のラスボスとしてのセフィロス以外では、『キングダム ハーツ』シリーズや『FFVII AC』以降で片翼を生やした姿が見られる。
- 『FFVII AC』のコンプリート版では片翼を生やしてクラウドを追い打ちする空中戦の追加シーンがある[4]。
- PSP版『ディシディア ファイナルファンタジー』のEXモード(強化状態)では、片翼で空中を自由に飛行することが可能になる。また、一部攻撃にスーパーアーマーが付与されるのも『DFF』と共通する。
- 片翼が生えた時の台詞「身の程を知れ」は、アーケード・PS4版『DFF』での戦闘不能から復帰した時の台詞でも用いられている。
- 弱攻撃
- PS版『エアガイツ』に登場した時の技に似ており、1-2段目は蹴りによる体術、3段目の刀の柄で突く攻撃は「柄打」が基となっていると思われる。
- 下強攻撃:スライディング
- クラウドと同じ。『エアガイツ』では各キャラ共通の基本技でスライディング攻撃ができる。
- 横スマッシュ攻撃
- 『エアガイツ』で使用する「打突殘心」に似ている。
- 下スマッシュ攻撃
- 『エアガイツ』で使用する「地砕煉獄斬」の最後の一撃に似ている。
- 『CC FFVII』で倒れたクラウドを刺す時の動作にも似ている。
- 前空中攻撃
- 壁に刀を突き刺している際の姿勢は、『CC FFVII』において、クラウドに彼の胸に突き刺した刀ごと持ち上げられている時の姿勢が基となっていると思われる。
- 下空中攻撃:獄門
- 空中で下に刀を突き立てながら落下するという動作は、『FFVII』でセフィロス(に擬態したジェノバ・LIFE)がエアリスを殺害する時に取った動作と共通している。
- 後の『エアガイツ』では「獄門」と命名され、セフィロスの技の一つとして登場し、以降は『DFF』等の様々な作品で使用している。
- 空中で下に刀を突き立てながら落下するという動作は、『FFVII』でセフィロス(に擬態したジェノバ・LIFE)がエアリスを殺害する時に取った動作と共通している。
- つかみ / つかみ攻撃
- 『FFVII リメイク』において使用する「絶空」の最初の魔法での拘束に似ている。
- 後投げ
- セフィロスは『CC FFVII』等の複数の作品でテレポートを披露している。
ただし、いずれの作品でもテレポートさせているのは自分自身である。
- セフィロスは『CC FFVII』等の複数の作品でテレポートを披露している。
- 下投げ
- 『FFVIIR』のセフィロス戦の途中に挟まれるムービーに、クラウドとパーティーメンバー1人を魔法で地面に押し付ける場面があり、そのときに使用した魔法に似ている。
- この魔法がそうであるかは不明だが、シリーズには「グラビデ」等の重力により相手にダメージを与える魔法が存在しており、『FFVII』においても「じゅうりょく」属性の魔法として登場している。
- 『FFVIIR』のセフィロス戦の途中に挟まれるムービーに、クラウドとパーティーメンバー1人を魔法で地面に押し付ける場面があり、そのときに使用した魔法に似ている。
- 通常必殺ワザ:フレア / メガフレア / ギガフレア
- シリーズ第1作目から登場している高威力の攻撃魔法。
- セフィロスは初期版『FFVII』のセーファ・セフィロス戦で「フレア」を使用していた[5]。
- 手中のフレアを顔の前で溜め、力強く解き放つモーションは『CC FFVII』において魔法を使用するときのものに非常に近い。しかし、左右が反転している他、正宗の持ち方が異なる。
- 派生形の「メガフレア」と「ギガフレア」は、召喚マテリア「バハムート」「バハムート改」の召喚魔法として登場している。
- 「フレア」と「ギガフレア」は原作の物とは見た目がかけ離れているが、「メガフレア」は原作の物に非常に近い。
- 横必殺ワザ:シャドウフレア
- 『FFVII』では敵が使う魔法で、セーファ・セフィロスなど一部の敵が使用する。
- 『スマブラ』での仕様は、PSP版『DFF』での相手の周囲に出現した弾が取り囲むように収束して攻撃するものに近い。
- 上必殺ワザ:一閃 / 八刀一閃
- 「一閃」は『キングダム ハーツII』、「八刀一閃」は『CC FFVII』で初登場した。
- 「一閃」はこれに類する技にPSP版『DFF』で使える「虚空」という技がある。どちらもヒットして斬り抜けると連続ヒットが追加発生する技だった。
- 『CC FFVII』の「八刀一閃」は滅多斬りの後、頭上から叩き斬る動作となっている他、ザックスに伝授する技となっている。
PSP版『DFF』では滅多斬りで最後にふっとばす動作になっており、『スマブラ』の動作は後者に近い。 - 「八刀一閃」で8回斬撃を繰り返すのはアーケード・PS4版『DFF』や『FFVIIR』と同様。
それ以前の作品では、名称とは異なり5回しか相手を斬り付けていなかった。
また、最後の一撃で刀を逆手持ちにするのは『CC FFVII』やアーケード・PS4版『DFF』と同様。
- 『スマブラ』での前動作の構えは『KHII』の「一閃」のものと同様。
『エアガイツ』や『CC FFVII』、PSP版『DFF』で使用する「居合斬り」でも同じ構えを取る。
また、この構えは『キングダム ハーツ -ファイナル ミックス-』においての基本姿勢でもある。 - 「八刀一閃」を使用する際、登場する殆どの作品では初撃の前動作として霞の構えを取るが、『スマブラ』では最後の2連撃の前動作として取る。
- 使用時に表示される矢印のデザインは『FFVIIR』において特殊なアクションを用いて移動する通路の手前に表示されるアイコンのものが基になっている。
- 「八刀一閃」使用時の台詞「恐怖を刻もう」は、アーケード・PS4版『DFF』でも使用されている。
- 「一閃」は『キングダム ハーツII』、「八刀一閃」は『CC FFVII』で初登場した。
- 下必殺ワザ:閃光
- 『DFF』で使用するガード攻撃。この時点で相手の攻撃を受けずとも、攻撃に移行する珍しいカウンター技であった。
- 技名の初出は『エアガイツ』であるが、この作品ではただの刀での横斬りであった。
- 『スマブラ』では技名の通り障壁を閃光に変えて反撃するが、『DFF』では刀による反撃を行う。
- 閃光使用時の台詞「打ち砕く」は、アーケード・PS4版『DFF』でも使用されている(そちらでは「打ち砕こう」という台詞で少し異なる)。また、ガード時の台詞「来い」「目障りだ」など、アーケード・PS4版『DFF』で汎用的に使用されている台詞も発する。
- 『DFF』で使用するガード攻撃。この時点で相手の攻撃を受けずとも、攻撃に移行する珍しいカウンター技であった。
- 最後の切りふだ:スーパーノヴァ
- 『FFVII』でラスボスとして戦うセフィロスの第二形態、セーファ・セフィロスが使う全体攻撃の大技。
- 原作の「スーパーノヴァ」は、軌道計算式などと見られる数式が幾つも表示されると共に銀河系の彼方から彗星が飛来し惑星を次々に破壊、最後は太陽に到達し、爆発的膨張により太陽系を巻き込むという、途轍もなく壮大かつ約2分もの長大な演出がされる技であった[6]。
『スマブラ』のものは格段に演出時間が短くなっているが、それでも全ファイターの最後の切りふだで演出が長い部類に入る。 - 物凄く派手な演出だが、インターナショナル版では全パーティキャラの残存HPの15/16のダメージを与える割合ダメージで、これそのものではただちに戦闘不能に至ることはない[7]。ただしランダムで複数の状態異常を発生させる可能性があるため、対策をしていないとすぐに全滅する恐れがある。「スーパーノヴァ」で発生する状態異常と『スマブラ』の状態異常で関係があるものには、次のものが挙げられる。
- 原作の「スーパーノヴァ」は、軌道計算式などと見られる数式が幾つも表示されると共に銀河系の彼方から彗星が飛来し惑星を次々に破壊、最後は太陽に到達し、爆発的膨張により太陽系を巻き込むという、途轍もなく壮大かつ約2分もの長大な演出がされる技であった[6]。
- 終了後のモーションは『FFVII』の回想シーンでクラウドの味方として共闘した際の勝利アニメーションの後半部分の再現。
- 原作では右手に刀を持って行うが、『スマブラ』では刀を左手に持つ立ち姿勢へと繋げるためか左右反転している。
- 一度に巻き込める人数が最大3人なのは『FFVII』において戦闘に参加できるメンバーが3人までであることに由来する。
- セーファ・セフィロスのデザインは基本的には『FFVII』のものをベースにしている。しかし、白目を剥いている点のみ、アーケード・PS4版『DFF』に登場する、セーファ・セフィロスをモチーフとしたセフィロスのフォームを参照している。
- 『FFVII』でラスボスとして戦うセフィロスの第二形態、セーファ・セフィロスが使う全体攻撃の大技。
その他
- 立ち絵 / 立ち姿勢
- 刀を逆手に持っている姿は、『FFVII』本編の回想シーン時での勝利ポーズや一部のイベントシーン、公式のキービジュアルやイラストなどでも見られる。ちなみに原作を含め、普段は戦闘中も順手持ちで、逆手で刀を振るうことはほとんどない。『スマブラ』では刀を振るう時は順手持ちに変わり、振り終わると逆手持ちに戻している。
- 原作での立ち姿勢は、『FFVII』などのRPG作品では霞の構え、『DFF』や『FFVIIR』では順手持ちで刀を持つのいずれかであることが多いが、それではサイドビューの『スマブラ』では長すぎる刀身が横幅を取ってしまうためなのか、逆手持ちで構えるようになっている。
- 走行
- クラウドと同じく、『FFVII』の攻撃コマンド時の移動や『FFVII AC』の飛ぶように移動する表現を再現している他、『DFF』シリーズの「エアダッシュ」系のモーションに似ている。いずれも元々刀は順手持ちで、スマブラでは逆手持ちで再現されている。
- しゃがみ
- 刀の持ち方は異なるが、姿勢は『FFVIIR』のバースト状態とほぼ同じ。
- しりもち落下後の着地
- 『CC FFVII』やアーケード・PS4版『DFF』における「八刀一閃」の締めの着地。
- 『スマブラ』でも「八刀一閃」を出し終えた際に空中にいた場合はしりもち落下をするため、こちらの動作に繋がっていく。
- 『CC FFVII』やアーケード・PS4版『DFF』における「八刀一閃」の締めの着地。
- 登場演出:黒いオーラを放ちながら地に降り立つ
- PSP版『DFF』での登場演出が基になっている。
- 『スマブラ』では黒いオーラを放ち、刀を逆手持ちにしているが、PSP版『DFF』では黒い羽根が数枚舞い散るのみで、刀も順手持ちである。
- PSP版『DFF』での登場演出が基になっている。
- 横アピール:霞の構えで刀を高く構える
- 『FFVII』のクラウドの過去回想時及び最終決戦時で見せる、戦闘時の待機ポーズなどと同じ。
- 『FFVIIR』では「正宗の構え」という名称が付けられ、難易度「HARD」限定でセフィロスが使用する防御アビリティとしても登場している。以降の関連作品でも登場するが、それぞれ効果は異なる。
- 勝利演出
- 豹変したセフィロスが最初に及んだ凶行であるニブルヘイムの惨劇が基となっており、原作では村人を惨殺した直後に映る炎の中のセフィロスがプリレンタリングムービーで表現されている。
- 『スマブラ』ではそのムービーが二つの勝利演出に分割される形で再現されている。十字ボタンの上入力指定で顔をゆっくり顔を上げながら不気味な笑みを浮かべ、左入力指定で後ろを向き炎の中へと消えていく。
- 十字ボタン・左指定時の演出の前半の振り向き部分は、『FFVIIR』のセフィロスの初登場シーンに似ている。
- 十字ボタン・右指定時の演出は、アーケード・PS4版『DFF』での刀を横に振る勝利演出に少し似ている。
- チーム乱闘において、セフィロスが複数人で構成される勝利チームに属しており、尚且最も得点の多いファイターでない場合の勝利演出で見せるポーズは、『DFF』での勝利演出の締めのポーズに似ている。
しかし、『DFF』では刀身を上に向けているのに対して、『スマブラ』では下に向けている。 - 台詞の「何度でも導いてやろう」「その痛みで私を思い出せ」は、アーケード・PS4版『DFF』より。
- クラウドが相手にいた場合に発する「思い出にはならないさ」は、『FFVII AC』での最後の台詞より。PSP版『DFF』でも勝利台詞になっている。
- 豹変したセフィロスが最初に及んだ凶行であるニブルヘイムの惨劇が基となっており、原作では村人を惨殺した直後に映る炎の中のセフィロスがプリレンタリングムービーで表現されている。
主な登場作品
- ファイナルファンタジーVII[8] (1997/PS) (2013/PC) (2015/iOS・PS4) (2016/Android) (2019/Switch・Xbox One)
- エアガイツ[9] (1998/AC・PS)
- キングダム ハーツ ファイナル ミックス (2002/PS2)
- キングダム ハーツII (2005/PS2)
- クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- (2007/PSP)
- クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- リユニオン (2022/PS5・PS4・Switch・Xbox Series X/S・Xbox One・PC)
- ディシディア ファイナルファンタジー (2008/PSP)
- ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー (2011/PSP)
- ディシディア ファイナルファンタジー (2015/AC)
- ディシディア ファイナルファンタジー NT (2018/PS4)
- ファイナルファンタジーVII リメイク (2020/PS4)
- ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード (2021/PS5・PC)
- ファイナルファンタジーVII リバース (2024/PS5)
他多数
映像作品
- ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン (2005)
備考
- セフィロスは、『スマブラ』シリーズで初めて以下の事例を起こしたファイターである。
- 『スマブラSP』のDLCファイターの中では、参戦発表から配信開始までの期間が最も短い(7日)。ちなみに2番目に短いのはミェンミェンの8日。
脚注
- ↑ 『FFVII』において登場するセフィロスは、クラウドの回想と最後の一騎打ち以外は宇宙生物ジェノバの擬態であった。
- ↑ 『FFVII』とは腹部のベルトの模様の差し色がなくなったり、胸部で交差されたベルトや腕輪、ベルト止めの金具の色といった細部の意匠が異なる。『スマブラ』ではこのうち腹部のベルトの模様以外が『FFVII』のアートワークに寄せた配色となっている。また、同じコンピレーション作品間でも、『ビフォア クライシス ファイナルファンタジーVII』や『クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-』では、『FFVII AC』と比較して前髪が短い、正宗のデザインが違うといった差異が存在する。
- ↑ 桜井政博のゲームについて思うこと VOL.619
- ↑ オリジナル版でもセフィロスが消える直前に片翼を生やしている。
- ↑ インターナショナル版以降は「シャドウフレア」に差し替えられている。
- ↑ インターナショナル版以降での演出。初期版では超新星爆発で太陽系を消滅させる短い演出だった。
- ↑ 初期版では通常の大ダメージ+状態異常を与える仕様。
- ↑ FFポータルサイト作品紹介ページ
- ↑ PS版で追加キャラとして登場。
外部リンク
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ファイター | クラウド:for/SP - セフィロス:SP |
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その他の出演 | エアリス - チョコボ - ティファ - バレット |
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スピリット | ファイナルファンタジーシリーズのスピリットの一覧/対戦データ |