「パックマン」の版間の差分

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**シューティングゲーム『[[ナムコのゲームシリーズ一覧#ギャラガ|ギャラガ]]』の"[[ボス・ギャラガ]]"が放つ、自機を捕らえて捕虜にする光線が元ネタ。詳しくは[[ボス・ギャラガ]]にて。
**シューティングゲーム『[[ナムコのゲームシリーズ一覧#ギャラガ|ギャラガ]]』の"[[ボス・ギャラガ]]"が放つ、自機を捕らえて捕虜にする光線が元ネタ。詳しくは[[ボス・ギャラガ]]にて。
*通常必殺ワザ:フルーツターゲット
*通常必殺ワザ:フルーツターゲット
**原作でエサ<ref>「ドット」「クッキー」とも。公式では2007年発売の『パックマン チャンピオンシップ エディション』頃から「クッキー」表記が用いられるようになっている。</ref>を一定数食べると出現するボーナス得点物。『スマブラ』で溜めるほど威力が強くなる順に、原作で得点が高い物となっている。得点が高い物になるとフルーツ以外も出現する。その内、"ボス・ギャラクシアン"は『[[ナムコのゲームシリーズ一覧#ギャラクシアン|ギャラクシアン]]』からのゲスト出演。
**原作でエサ<ref>「ドット」「クッキー」とも。公式では2007年発売の『パックマン チャンピオンシップ エディション』頃から「クッキー」表記が用いられるようになっている。</ref>を一定数食べると出現するボーナス得点物。
***『スマブラ』で溜めるほど威力が強いモノが出る順番は、原作で面を進めると得点が高いモノが出てくる順番と同じ。
***ボス・ギャラクシアンは、元は『[[ナムコのゲームシリーズ一覧#ギャラクシアン|ギャラクシアン]]』からのゲスト出演で、挙動や効果音は『ギャラクシアン』のものを再現している。
***ベルの効果は『[[ナムコのゲームシリーズ一覧#マッピー|マッピー]]』のものに由来している。『マッピー』では屋敷の端に設置されているベルをジャンプしてぶつけると落とせるギミックがあり、当たった敵は痺れてしばらく動けなくなるという効果がある。効果音も『マッピー』と同じ。
**ボーナス得点物にフルーツが使われているのは、スロットマシンが由来で、『パックマン』のテーマである「食べること」と一致していることから。開発者がスロットにおいて小役として用いられるチェリーを出したいというアイデアから着想された。フルーツではないベルが出てくるのもスロットマシンの絵柄に由来している。ちなみに、ボス・ギャラクシアンは食べ物や果物のネタが尽きたから、カギは開発者の趣味で採用された<ref name="iwatani_interview" />。
**ボーナス得点物にフルーツが使われているのは、スロットマシンが由来で、『パックマン』のテーマである「食べること」と一致していることから。開発者がスロットにおいて小役として用いられるチェリーを出したいというアイデアから着想された。フルーツではないベルが出てくるのもスロットマシンの絵柄に由来している。ちなみに、ボス・ギャラクシアンは食べ物や果物のネタが尽きたから、カギは開発者の趣味で採用された<ref name="iwatani_interview" />。
**フルーツターゲットは『スマブラ3DS』の"[[パックメイズ]]"ステージにも出現するが、原作と違い、得点はすべて同じ。
**フルーツターゲットは『スマブラ3DS』の"[[パックメイズ]]"ステージにも出現するが、原作と違い、得点はすべて同じ。
*横必殺ワザ:パワーエサ
*横必殺ワザ:パワーエサ
**迷路の四隅に配置されているパワーエサを食べると一時的に立場が逆転。モンスターがイジケ状態になって逃げるようになり、パックマンが噛みつく(触れる)ことでモンスターを撃退することができる。このシステムは、ピンチになるとほうれん草を食べて超人的パワーを発揮して敵をやっつけるアメリカン・コミック『ポパイ』の影響を受けて生み出された<ref name="iwatani_interview" /><ref>[https://wired.jp/2010/05/24/%e3%80%8e%e3%83%91%e3%83%83%e3%82%af%e3%83%9e%e3%83%b3%e3%80%8f30%e5%91%a8%e5%b9%b4%e3%80%81%e5%b2%a9%e8%b0%b7%e5%be%b9%e6%b0%8f%e3%81%abqa/ 『パックマン』30周年、岩谷徹氏にQ&A|WIRED.jp]</ref>。
**迷路の四隅に配置されているパワーエサを食べると一時的に立場が逆転。モンスターがイジケ状態になって逃げるようになり、パックマンが触れることでモンスターを撃退することができる。このシステムは、ピンチになるとほうれん草を食べて超人的パワーを発揮して敵をやっつけるアメリカン・コミック『ポパイ』の影響を受けて生み出された<ref name="iwatani_interview" /><ref>[https://wired.jp/2010/05/24/%e3%80%8e%e3%83%91%e3%83%83%e3%82%af%e3%83%9e%e3%83%b3%e3%80%8f30%e5%91%a8%e5%b9%b4%e3%80%81%e5%b2%a9%e8%b0%b7%e5%be%b9%e6%b0%8f%e3%81%abqa/ 『パックマン』30周年、岩谷徹氏にQ&A|WIRED.jp]</ref>。
*上必殺ワザ:パックンジャンプ
*上必殺ワザ:パックンジャンプ
**アクションゲーム『[[ナムコのゲームシリーズ一覧#マッピー|マッピー]]』が元ネタ。主人公のネズミの警察官"マッピー"がトランポリンを跳ぶごとに緑→青→黄→赤と変化し、赤になっている状態で再度トランポリンに着地すると破れて落下し、下に別のトランポリンがないとミスになる。原作ではトランポリンに乗っていない緑色の状態がある。
**アクションゲーム『[[ナムコのゲームシリーズ一覧#マッピー|マッピー]]』が元ネタ。主人公のネズミの警察官"マッピー"がトランポリンを跳ぶごとに緑→青→黄→赤と変化し、赤になっている状態で再度トランポリンに着地すると破れて落下し、下に別のトランポリンがないとミスになる。原作ではトランポリンに乗っていない緑色の状態がある。
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**『スーパーパックマン』では通常のパワーエサに加え、緑色のスーパーパワーエサの2種類のパワーアップが存在する。スーパーパワーエサを食べると巨大化・無敵になり、ボタンを押すとスピードアップ。カギを取らないと開かない扉を壊したり、モンスターの巣に入ることができる。
**『スーパーパックマン』では通常のパワーエサに加え、緑色のスーパーパワーエサの2種類のパワーアップが存在する。スーパーパワーエサを食べると巨大化・無敵になり、ボタンを押すとスピードアップ。カギを取らないと開かない扉を壊したり、モンスターの巣に入ることができる。
***「スーパーパックマン」とは、スーパーパワーエサから続けて通常のパワーエサを取って、両方のパワーアップを得た状態を指す。
***「スーパーパックマン」とは、スーパーパワーエサから続けて通常のパワーエサを取って、両方のパワーアップを得た状態を指す。
**食べられた相手が目だけの姿で吹っ飛ぶのは、初代『パックマン』からおなじみのモンスターを撃退した時の演出の再現。スコアも原作と同じで、6回攻撃を当てた時の7650点は「ナムコ」の言葉遊び。
**食べられた相手が目だけの姿で吹っ飛ぶのは、初代『パックマン』からおなじみのモンスターを撃退した時の演出の再現。食べる度にスコアが倍増するのも同じ。6回攻撃を当てた時に倍増ではなく7650点になるのは「ナムコ」の言葉遊びで、同社の様々なゲームでも見られる。
**{{有無|SP}} 高速で移動したり背景がネオンに変わるのは、『パックマン チャンピオンシップ エディション』シリーズのゲーム性やデザインを体現している。高速で移動するのは『チャンピオンシップ エディション2』でゴーストトレインを食べると空中に飛び上がりながら一気に食べる「空中食い」に通じる物がある。
**{{有無|SP}} 高速で移動したり背景がネオンに変わるのは、『パックマン チャンピオンシップ エディション』シリーズの特徴であるスピーディなゲーム性やデザインを体現している。
**ちなみに巨大化したパックマン自体は初代のコーヒーブレイクの時から見ることができる。


=== その他 ===
=== その他 ===
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*[[#アートワーク]] {{有無|for}} / [[待機モーション]]
*[[#アートワーク]] {{有無|for}} / [[待機モーション]]
**ウィンク&サムズアップのポーズは、『パックマン』の筐体などの他にも、『パックランド』や『ハロー!パックマン』、『パックマンワールド』などの立ち絵でも見ることができる。
**ウィンク&サムズアップのポーズは、『パックマン』の筐体などの他にも、『パックランド』や『ハロー!パックマン』、『パックマンワールド』などの立ち絵でも見ることができる。
*[[ジャンプ]]時の効果音
**『パックランド』と同じ。
*[[勝利演出]]・上
*[[勝利演出]]・上
**原作のコーヒーブレイクの一つ、アカベエに追われるパックマンが巨大化して逆襲するものの再現。
**原作のコーヒーブレイクの一つ、アカベエに追われるパックマンが巨大化して逆襲するものの再現。