「マリオ」の版間の差分
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デザインは『スマブラ64』では『スーパーマリオ64』のものをベースにしている。このときには攻撃時やダメージを受けたときに目が「> <」のようになったりと、『スマブラDX』以降では見られないかわいらしい一面があった。体型は『スーパーマリオ64』よりも頭身が低く、これはモデル制作スタッフのミスによるものだったが、このほうが可愛いからという理由で製品版でもそのままになった<ref>[http://www.1101.com/nintendo/nin4/nin4-3.htm ほぼ日刊イトイ新聞 - 樹の上の秘密基地]<br />“「マリオ64」は3Dの画面を斜め上から見てるから。おれ、ゲームの画面みながら作ったから、自然と下半身がつまってて頭でっかちになってるんですよ。うわぁ、どうしよっかなあって。でも、ま、こっちのほうが可愛いからいっかな、って思ってそのまま使ってるんです。このくらいはいいかなって。”</ref>。なお、海外版では『スーパーマリオ64』に近い体型になっている。 | デザインは『スマブラ64』では『スーパーマリオ64』のものをベースにしている。このときには攻撃時やダメージを受けたときに目が「> <」のようになったりと、『スマブラDX』以降では見られないかわいらしい一面があった。体型は『スーパーマリオ64』よりも頭身が低く、これはモデル制作スタッフのミスによるものだったが、このほうが可愛いからという理由で製品版でもそのままになった<ref>[http://www.1101.com/nintendo/nin4/nin4-3.htm ほぼ日刊イトイ新聞 - 樹の上の秘密基地]<br />“「マリオ64」は3Dの画面を斜め上から見てるから。おれ、ゲームの画面みながら作ったから、自然と下半身がつまってて頭でっかちになってるんですよ。うわぁ、どうしよっかなあって。でも、ま、こっちのほうが可愛いからいっかな、って思ってそのまま使ってるんです。このくらいはいいかなって。”</ref>。なお、海外版では『スーパーマリオ64』に近い体型になっている。 | ||
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『スマブラDX』からは上のようなコミカルな要素はほぼなくなって服装などが細部まで描き込まれ、デニムの縫い目など元のデザインに無いリアル志向の要素が加わっている。<br /> | |||
声は原作同様、[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8D%E3%83%BC チャールズ・マーティネー]([https://www.mariowiki.com/Charles_Martinet Charles Martinet])が務める。<br /> | 声は原作同様、[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8D%E3%83%BC チャールズ・マーティネー]([https://www.mariowiki.com/Charles_Martinet Charles Martinet])が務める。<br /> | ||
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『スーパーマリオ』シリーズお馴染みの「ファイアボール」やブロックを叩くときのジャンプアッパーカット、『スーパーマリオ64』で披露したパンチやキック、『スマブラDX』からは『スーパーマリオワールド』の「スーパーマント」、『スマブラX』以降は『スーパーマリオサンシャイン』の「ポンプ」…というように、『スーパーマリオ』シリーズで登場した要素を続々と駆使して戦う。<br />『スーパーマリオブラザーズ3』『スーパーマリオUSA』など、マリオに継承されていない要素は他の『マリオ』シリーズから参戦したファイターや、関連するステージ・アイテムといった要素として登場している場合も多い。 | |||
性能面はマリオの名を冠するスポーツゲームなどと同じように平均的な運動性能とワザのパワーを持ち、バランスがいい。バランスが良いゆえに、連発するだけである程度戦える強力なワザや、少々の操作ミスでもカバーできる復帰力のような尖ったものは持たないため、勝ち筋の単純明快さと手軽さを好む多くの初心者に好かれるような性能ではない。<br /> | |||
しかし、スマブラの重要なテクニック要素の数多くが使用可能であり、『スマブラ64』の時点で飛び道具の必殺ワザに加え、少々変則的ながら[[メテオ]]ワザをも所持していた。 | |||
『スマブラDX』ではそれらに加えてメテオワザらしいメテオワザの前空中攻撃「メテオナックル」と[[反射]] | 『スマブラDX』ではそれらに加えてメテオワザらしいメテオワザの前空中攻撃「メテオナックル」と[[反射]]ワザの横必殺ワザ「スーパーマント」を獲得。新しい横スマッシュ攻撃の「ファイア掌底」は、「突きだした手の部分は低威力、その先から出す炎の部分は高威力」という部位による威力の違いが視覚的にわかりやすいワザで、初心者プレイヤーに「部位によって威力の異なるワザの存在」を教えてくれる。『マリオ64』通り、一部キャラクター限定の新しいアクションの三角飛びをすることも可能。<br /> | ||
さらに『スマブラX』では下必殺ワザが「ポンプ」に変更され、ダメージこそないがチャージ・保持ができる[[ためワザ]]を獲得した(これによって、従来の下必殺ワザのマリオトルネードは下空中攻撃に変更)。 | |||
このように、作品が進むにつれてマリオはスマブラの学習教材的な存在であることが徹底されるようになっていく。マリオを知れば他の多くのファイターの性質の理解を早めることに繋がる。これは同じ初心者向けキャラにおいて[[カービィ]]を入門向けとするならば、マリオは登竜門的な存在であると言える。そのこともあり『スマブラX』のアドベンチャーモード「亜空の使者」では、カービィと並んで最初に使うことのできるファイターの一人となっている。<br /> | |||
とはいえ、なんでも平均的というわけではなく、リーチはやや短めで復帰距離も短い。一方でワザの出が早めで、空中攻撃はコンボがしやすくなっている。これらの長短は、作品が進むにつれ少しずつ目立ってきている。 | |||
=== アートワーク === | === アートワーク === | ||
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**『スーパーマリオ』シリーズやその派生において、頭突きでブロック破壊をする機会はアッパーカットに並んで多い。マリオのみならず、マリオに近い関係にあるファイターの多くがスマブラでは強力な頭突き攻撃を持っているのは、彼らの世界における頭突きの重要性の体現かもしれない。 | **『スーパーマリオ』シリーズやその派生において、頭突きでブロック破壊をする機会はアッパーカットに並んで多い。マリオのみならず、マリオに近い関係にあるファイターの多くがスマブラでは強力な頭突き攻撃を持っているのは、彼らの世界における頭突きの重要性の体現かもしれない。 | ||
*下スマッシュ攻撃 | *下スマッシュ攻撃 | ||
** | **『スーパーマリオ64』の足ばらい。この頃はまだスマブラほどの使い勝手はない。 | ||
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|画像1=[[ファイル:元ネタ_マリオ_下S.jpg]] | |画像1=[[ファイル:元ネタ_マリオ_下S.jpg]] | ||
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|画像1=[[ファイル:元ネタ_マリオ_空下.gif]] | |画像1=[[ファイル:元ネタ_マリオ_空下.gif]] | ||
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* | *下必殺ワザ {{有無|64}} {{有無|DX}}、下空中攻撃{{有無|X}}{{有無|for|1/1}}{{有無|SP}}:マリオトルネード | ||
**これと同名のアクションは原作には無いが、似たような身体を高速でスピンさせるアクションには『スーパーマリオワールド』のスピンジャンプや、『スーパーマリオ64』でザコ敵のフワフワさんを踏んだときのものなどがある。また、「マリオトルネード」の登場よりも後のゲームだが、『スーパーマリオサンシャイン』や『スーパーマリオギャラクシー』、『New スーパーマリオブラザーズ』シリーズにも似たような身体をスピンさせるアクションがある。 | **これと同名のアクションは原作には無いが、似たような身体を高速でスピンさせるアクションには『スーパーマリオワールド』のスピンジャンプや、『スーパーマリオ64』でザコ敵のフワフワさんを踏んだときのものなどがある。また、「マリオトルネード」の登場よりも後のゲームだが、『スーパーマリオサンシャイン』や『スーパーマリオギャラクシー』、『New スーパーマリオブラザーズ』シリーズにも似たような身体をスピンさせるアクションがある。 | ||
*通常必殺ワザ:ファイアボール | *通常必殺ワザ:ファイアボール | ||
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*横必殺ワザ:スーパーマント {{有無|DX}}{{有無|X}}{{有無|for|1/1}}{{有無|SP}} | *横必殺ワザ:スーパーマント {{有無|DX}}{{有無|X}}{{有無|for|1/1}}{{有無|SP}} | ||
**『スーパーマリオワールド』に登場する「マントマリオ」のアクションを元にしている。 | **『スーパーマリオワールド』に登場する「マントマリオ」のアクションを元にしている。 | ||
** | **スマブラでは手に持ってマントを翻すが、原作では背中に羽織った状態で回転して使用する。また、原作では飛び道具は反射するのではなく打ち消すだけであり、すべての飛び道具を打ち消せるわけでもない。当てた相手を反転させる効果は、原作では一部のカメ系の敵を天地逆さまにひっくり返せる程度であり、ほぼスマブラオリジナルの性質である。 | ||
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|画像1=[[ファイル:元ネタ_マリオ_横B.jpg]] | |画像1=[[ファイル:元ネタ_マリオ_横B.jpg]] | ||
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*最後の切りふだ:マリオファイナル {{有無|X}}{{有無|for|1/1}}{{有無|SP}} | *最後の切りふだ:マリオファイナル {{有無|X}}{{有無|for|1/1}}{{有無|SP}} | ||
**2008年1月18日発売の「週刊ファミ通 vol.998」の別冊付録「ファミ通スマブラ拳!!「大乱闘スマッシュブラザーズX」開眼の書」では「厳密には正式な元ネタではありませんが、通じるものがある」として、「ウルトラファイア」が紹介されている。「ウルトラファイア」は、『スーパーマリオRPG』でマリオが使う敵全体に火の玉で攻撃するスペシャル技。 | **2008年1月18日発売の「週刊ファミ通 vol.998」の別冊付録「ファミ通スマブラ拳!!「大乱闘スマッシュブラザーズX」開眼の書」では「厳密には正式な元ネタではありませんが、通じるものがある」として、「ウルトラファイア」が紹介されている。「ウルトラファイア」は、『スーパーマリオRPG』でマリオが使う敵全体に火の玉で攻撃するスペシャル技。 | ||
*上アピール | *上アピール {{有無|64}} {{有無|DX}}{{有無|X}}{{有無|for|1/1}} | ||
**『スーパーマリオブラザーズ』でキノコを取って巨大化したときのSEとモーション。立ち方も原作のポーズになる。 | **『スーパーマリオブラザーズ』でキノコを取って巨大化したときのSEとモーション。立ち方も原作のポーズになる。 | ||
*横アピール | *横アピール {{有無|X}}{{有無|for|1/1}} | ||
**『New スーパーマリオブラザーズ』でゴールしたときのポーズ。 | **『New スーパーマリオブラザーズ』でゴールしたときのポーズ。 | ||
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