「ニンテンドー ゲームキューブ コントローラ接続タップ」の版間の差分
(→Nintendo Switchとの接続: 少し修正…サードパーティ製の他、GCコンもSwitch本体のシステムによるボタン設定には対応せず(純正タップ接続での調査結果です)) |
(『スーパーマリオ 3Dコレクション』に対応したことを) |
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『スマブラSP』の発表より前の2017年10月、Nintendo Switchの本体更新のバージョン4.0.1から接続タップに対応していることがユーザーから報告されていた<ref>[https://www.inside-games.jp/article/2017/10/25/110432.html Nintendo Switchでゲームキューブコントローラーが使用可能に……?噂の真相を確かめてみた | インサイド]</ref>。 | 『スマブラSP』の発表より前の2017年10月、Nintendo Switchの本体更新のバージョン4.0.1から接続タップに対応していることがユーザーから報告されていた<ref>[https://www.inside-games.jp/article/2017/10/25/110432.html Nintendo Switchでゲームキューブコントローラーが使用可能に……?噂の真相を確かめてみた | インサイド]</ref>。 | ||
− | + | Switchでは『スマブラSP』以外のソフトでもGCコンを使用することができる。ただし、ZLボタンや-ボタンなどが存在しないので、正常にプレイできない場合がある。GCコンで問題なくプレイができるソフトは、『マリオカート8 デラックス』や『ポッ拳DX』などのようにZL/ZRボタンを使用しない(操作がL/Rボタンと共用されている)ソフトか、ごく一部で正式対応しているソフト(備考参照)に限られる。なお、GCコンのZボタンはSwitchではZRボタンとして入力される。 | |
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== 備考 == | == 備考 == | ||
+ | *『スマブラSP』以外でGCコンに正式対応しているソフトは、レースゲームの『GRID Autosport』<ref>[https://t011.org/game/160115.html Switch版『GRID Autosport』はゲームキューブコントローラ操作にも対応 | t011.org]</ref>と、『スーパーマリオ 3Dコレクション』の2本のみ。 | ||
+ | **『GRID Autosport』では、アクセル・ブレーキをL/Rボタンでアナログ入力ができるコントローラーとして利用することができる。 | ||
+ | **『スーパーマリオ 3Dコレクション』ではVer.1.1.0アップデートから、当時ゲームキューブ用ソフトだった『スーパーマリオサンシャイン』でのみ、GCコンの使用に対応している。 | ||
+ | *接続タップのUSBケーブルは、黒端子が信号入力用、灰色端子が振動モーターへの電源供給用となっており、黒端子一本の接続でも動作はする。これによるコントローラの応答速度の差は検証により誤差の範囲内とされている<ref>[https://www65.atwiki.jp/smashsp_kensyou/pages/40.html コントローラー遅延検証 - スマブラSPECIAL 検証wiki]</ref>。 | ||
*2017年10月からNintendo Switchに対応していることについて、当時の米国任天堂の社長レジナルド・フィサメィは、''サードパーティ製品に対応するためのアップデートの結果付随した想定外の物だった''と述べている<ref>[http://www.kotaku.co.uk/2017/10/27/zelda-breath-of-the-wilds-second-expansion-is-still-on-track-for-this-year-nintendo-says Zelda: Breath of The Wild’s Second Expansion Is Still On Track For This Year, Nintendo Says | Kotaku UK]”</ref>。 | *2017年10月からNintendo Switchに対応していることについて、当時の米国任天堂の社長レジナルド・フィサメィは、''サードパーティ製品に対応するためのアップデートの結果付随した想定外の物だった''と述べている<ref>[http://www.kotaku.co.uk/2017/10/27/zelda-breath-of-the-wilds-second-expansion-is-still-on-track-for-this-year-nintendo-says Zelda: Breath of The Wild’s Second Expansion Is Still On Track For This Year, Nintendo Says | Kotaku UK]”</ref>。 | ||
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== 脚注 == | == 脚注 == |
2020年11月17日 (火) 21:07時点における版
Wii U用 ゲームキューブコントローラ接続タップは、任天堂より2014年12月6日に発売された、Wii Uでゲームキューブコントローラを使用できるようにするための周辺機器。E3 2014に開催された公式トーナメントイベント「Super Smash Bros. Invitational」の紹介動画で発表、『スマブラWii U』と同日の2014年12月6日に発売された。価格は2,500円(税別)。
Nintendo Switchの『スマブラSP』でも引き続き正式対応しており、2018年11月16日にニンテンドー ゲームキューブ コントローラ接続タップが発売された。本体部のWii Uの印字が任天堂のロゴに置き換えられていること以外は、『スマブラWii U』期で発売された物と同一仕様になっている。なお、『スマブラSP』の発表以前からSwitch自体が同型の接続タップに対応していた。
接続タップ1台につきUSBポートが2つ必要。タップ2台で最大8人分のゲームキューブコントローラを使うことができる。Wii Uには前面と背面の2箇所に2つずつUSBポートが存在するのでそのまま使える。Switchではドックにのみポートが3つ(側面に2つ、背面内部に1つ)しかないため、USBハブで増設する必要がある。
この機器はWii Uでは『スマブラWii U』専用となっており、それ以外のWii U用・Wii用・バーチャルコンソールのソフトでは一切使用できない。
Switchでは他のソフトでも使用できるが、ボタン数が不足している関係で正常に動作できない場合がある。
Nintendo Switchとの接続
『スマブラSP』の発表より前の2017年10月、Nintendo Switchの本体更新のバージョン4.0.1から接続タップに対応していることがユーザーから報告されていた[1]。
Switchでは『スマブラSP』以外のソフトでもGCコンを使用することができる。ただし、ZLボタンや-ボタンなどが存在しないので、正常にプレイできない場合がある。GCコンで問題なくプレイができるソフトは、『マリオカート8 デラックス』や『ポッ拳DX』などのようにZL/ZRボタンを使用しない(操作がL/Rボタンと共用されている)ソフトか、ごく一部で正式対応しているソフト(備考参照)に限られる。なお、GCコンのZボタンはSwitchではZRボタンとして入力される。
ギャラリー
備考
- 『スマブラSP』以外でGCコンに正式対応しているソフトは、レースゲームの『GRID Autosport』[2]と、『スーパーマリオ 3Dコレクション』の2本のみ。
- 『GRID Autosport』では、アクセル・ブレーキをL/Rボタンでアナログ入力ができるコントローラーとして利用することができる。
- 『スーパーマリオ 3Dコレクション』ではVer.1.1.0アップデートから、当時ゲームキューブ用ソフトだった『スーパーマリオサンシャイン』でのみ、GCコンの使用に対応している。
- 接続タップのUSBケーブルは、黒端子が信号入力用、灰色端子が振動モーターへの電源供給用となっており、黒端子一本の接続でも動作はする。これによるコントローラの応答速度の差は検証により誤差の範囲内とされている[3]。
- 2017年10月からNintendo Switchに対応していることについて、当時の米国任天堂の社長レジナルド・フィサメィは、サードパーティ製品に対応するためのアップデートの結果付随した想定外の物だったと述べている[4]。