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1,547 バイト追加 、 2015年8月12日 (水) 14:33
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
元はロボット工学の権威である「ライト博士」が製作した、家庭用お手伝いロボット「ロック」。<br />
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『ロックマン』シリーズの主人公。<br />
「Dr.ワイリー」世界征服を宣言したことにより、平和を守るために自ら志願して戦闘用に改造、「ロックマン」として戦場に赴いた。<br />
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元はロボット工学の権威であるライト博士が製作した、男の子型の家庭用お手伝いロボット"DRN(Dr.ライトナンバーズ).001 ロック"。<br />
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悪の天才科学者Dr.ワイリーが世界征服を宣言したことにより、平和を守るために自ら志願して戦闘用に改造され「ロックマン」として生まれ変わった。<br />
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ロックマンの名前の由来は、音楽のロック。
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元来戦いを好まない優しい性格であり、実際戦う前は被害を最小限に抑えるために相手を説得することが多い。しかしながら、巨悪に立ち向かい、正義のために戦うロボットである自分に対して僅かながらプライドも持っており、そのために根拠無く「悪」呼ばわりされると複雑な感情を抱いてしまう。
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『ロックマン』シリーズに登場するキャラの名前の由来は音楽に関する用語に因んでおり、ロックマンは妹分の"ロール"と合わせて音楽の「ロックンロール」から。
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海外では名前がタイトルともに"Mega Man(メガマン)"に変更されている。第1作の北米ローカライズ版『MEGA MAN』のパッケージイラストでは、青と黄色の全身スーツに身を包んだ男性として描かれており、日本版のイラストとは大きなギャップがあった。
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本シリーズから新たに派生・誕生していったシリーズが多くあり、このロックマンが登場するシリーズは区別のために「ファースト」「初代」「元祖」「本家」などと頭につけることがある。
    
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
 
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
『[[スマブラfor]]』で初参戦。2013年6月11日に放送された『Ninetndo Direct@E3 2013』で参戦が明らかにされた。最初から選択可能なファイターとして登場している。
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『[[スマブラfor]]』で初参戦。2013年6月11日に放送された『Ninetndo Direct@E3 2013』で参戦が明らかにされた。最初から選択可能な[[ファイター]]として登場している。
    
スマブラでは、[[ソリッド・スネーク|スネーク]]、[[ソニック・ザ・ヘッジホッグ|ソニック]]に続く3人目の他社から参戦ファイター。[[桜井政博]]によると、他社キャラを闇雲に参戦させるつもりはないが、ロックマンは別格だという<ref>大乱闘スマッシュブラザーズ 3DS Wii U 2013 Developer Direct@E3</ref>。
 
スマブラでは、[[ソリッド・スネーク|スネーク]]、[[ソニック・ザ・ヘッジホッグ|ソニック]]に続く3人目の他社から参戦ファイター。[[桜井政博]]によると、他社キャラを闇雲に参戦させるつもりはないが、ロックマンは別格だという<ref>大乱闘スマッシュブラザーズ 3DS Wii U 2013 Developer Direct@E3</ref>。
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スマブラにおけるデザイン・ワザは、ファミコンテイストを大事にし、特にロックマンシリーズの中で最も人気のある『ロックマン2』から、ワザを多めにチョイスされている<ref>[https://miiverse.nintendo.net/posts/AYMHAAABAAD4UV51jqz_oA Miiverse Sakuraiさんの投稿] 2013/6/12</ref>。原作でのロックマンの大きな特徴は、彼が倒したさまざまなボスの攻撃を駆使して戦うことにあり、それを贅沢に盛り込むことでロックマンを体現するため、スマブラでは体術をほとんど使わない<ref>桜井政博のゲームについて思うこと VOL.430</ref>。
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スマブラでは主にロックバスターを使ったワザで戦い、パンチやキックなどの体術はロックアッパーとスライディングくらいで、ほとんど行わない。原作でボスから奪取して使用した武器の一部を、スマブラでも通常ワザ・必殺ワザとして使う(ヴァリアブルウェポンシステムと呼ばれている)。
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デザインは原作シリーズを基にディテールが描き込まれ、ワザはファミコンテイストを大事にし、特に『ロックマン』シリーズの中で最も人気のある『ロックマン2』から、ワザを多めにチョイスされている<ref>[https://miiverse.nintendo.net/posts/AYMHAAABAAD4UV51jqz_oA Miiverse Sakuraiさんの投稿] 2013/6/12</ref>。原作でのロックマンの大きな特徴は、彼が倒したさまざまなボスの攻撃を駆使して戦うことにあり、それを贅沢に盛り込むことでロックマンを体現するため、スマブラでは体術をほとんど使わない<ref>桜井政博のゲームについて思うこと VOL.430</ref>。
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主にロックバスターを使ったワザで戦い、パンチやキックなどの体術はロックアッパーとスライディングくらいで、ほとんど行わない。原作でボスから奪取して使用した武器の一部を、スマブラでも通常ワザ・必殺ワザとして使う(ヴァリアブルウェポンシステムと呼ばれている)。
    
=== 公式イラスト ===
 
=== 公式イラスト ===
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=== ゲーム中の解説 ===
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=== 動作などの元ネタ ===
 
=== 動作などの元ネタ ===
 
==== ワザ ====
 
==== ワザ ====
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**:電気のボールを正面に発射して、敵をしびれさせて止めることができる。
 
**:電気のボールを正面に発射して、敵をしびれさせて止めることができる。
 
**:両腕の電極を合わせてショートさせるのは、この武器を持っているスパークマンが使う技。
 
**:両腕の電極を合わせてショートさせるのは、この武器を持っているスパークマンが使う技。
**:スマブラでスパークショックを使うと両腕のバスターが開いて熱を排出する動作が入るが、これは両腕をバスターにするとオーバーヒートするという設定があるため(『スーパーアドベンチャーロックマン』より)。それ以外の作品では基本的に両腕がバスターになることはない(『4』ではワイヤーにぶらさがりながらバスターを撃つ事で一応可能)。
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**:スマブラで「スパークショック」を使うと両腕のバスターが開いて熱を排出する動作が入るが、これは両腕をバスターにするとオーバーヒートするという設定があるため(『スーパーアドベンチャーロックマン』より)。それ以外の作品では基本的に両腕がバスターになることはない(『ロックマン4』ではワイヤーにぶらさがりながらバスターを撃つ事で一応可能)。
 
*下スマッシュ攻撃:フレイムブラスト
 
*下スマッシュ攻撃:フレイムブラスト
 
**:元ネタは『ロックマン6』。フレイムマンの武器。
 
**:元ネタは『ロックマン6』。フレイムマンの武器。
**:前方にエネルギー弾を発射、地面に着弾すると火柱が上がる(直接関係はないが、本作のルフレの「ギガファイアー」やフォッコの「やきつくす」に近い)。
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**:前方にエネルギー弾を発射、地面に着弾すると火柱が上がる(直接関係はないが、『スマブラfor』の[[ルフレ]]が使う「ギガファイアー」や[[モンスターボール#フォッコ|フォッコ]]の「やきつくす」に近い)。
**:スマブラではスパークショック同様、この武器の本来の持ち主であるフレイムマンの挙動に近いものとなっている。ただし、本作では火柱が本人の周りだけに立つのに対し、原作ではフレイムマンから一定の距離離れた位置に複数発生する。
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**:スマブラでは「スパークショック」同様、この武器の本来の持ち主であるフレイムマンの挙動に近いものとなっている。ただし、本作では火柱が本人の周りだけに立つのに対し、原作ではフレイムマンから一定の距離離れた位置に複数発生する。
**:こちらも両腕をフレイムブラストに使うため、バスターが熱を排出する。
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**:こちらも両腕を「フレイムブラスト」に使うため、バスターが熱を排出する。
 
*空中前攻撃:フレイムソード
 
*空中前攻撃:フレイムソード
 
**:元ネタは『ロックマン8』。ソードマンの武器。
 
**:元ネタは『ロックマン8』。ソードマンの武器。
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**:元ネタは『ロックマン2』。メタルマンの武器。
 
**:元ネタは『ロックマン2』。メタルマンの武器。
 
**:十字キーを使うことで、8方向に撃ち分け可能。燃費が恐ろしく良いことでも知られる。
 
**:十字キーを使うことで、8方向に撃ち分け可能。燃費が恐ろしく良いことでも知られる。
**:FC実機のコントローラーは十字キーを押し込むことができ、押し込んだ状態で撃つとその場に留まって回り続けるというのは有名。
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**:ファミコン実機のコントローラーは十字キーを押し込むことができ、押し込んだ状態で撃つとその場に留まって回り続けるというのは有名。
 
**:当てた敵を貫通する仕様はスマブラでも再現されているが、原作ではロックバスターのように3連射できた。
 
**:当てた敵を貫通する仕様はスマブラでも再現されているが、原作ではロックバスターのように3連射できた。
 
*通常必殺ワザ2:ハイパーボム
 
*通常必殺ワザ2:ハイパーボム
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*最後の切りふだ:ロックマンスペシャル
 
*最後の切りふだ:ロックマンスペシャル
 
**:最初に発射しているのは、『ロックマン9』のギャラクシーマンの武器「ブラックホールボム」。上下に誘導できるうえ、敵弾やメットールのような守りの堅い敵も容赦なく吸い込む強力な武器。原作では地形の貫通も可能だった。
 
**:最初に発射しているのは、『ロックマン9』のギャラクシーマンの武器「ブラックホールボム」。上下に誘導できるうえ、敵弾やメットールのような守りの堅い敵も容赦なく吸い込む強力な武器。原作では地形の貫通も可能だった。
**:カットインで出てくるのは、歴代のロックマン達。登場順に「エックス」「シューティングスター・ロックマン」「ロックマン.EXE」「ロック・ヴォルナット」。
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**:カットインで出てくるのは、歴代のロックマン達。登場順にエックス、シューティングスター・ロックマン、ロックマン.EXE、ロック・ヴォルナット。
    
==== その他 ====
 
==== その他 ====
 
*バースト時の爆発エフェクト
 
*バースト時の爆発エフェクト
 
**:原作シリーズや派生シリーズの多くでミスしたときに発生するエフェクト。
 
**:原作シリーズや派生シリーズの多くでミスしたときに発生するエフェクト。
**:本作のロックマンはSE、エフェクトともに初代『ロックマン』の再現。
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**:本作のロックマンはSE、エフェクトともにファミコン時代の作品の再現。
 
**:なお原作では、穴に落ちた場合にこのエフェクトは発生しない。
 
**:なお原作では、穴に落ちた場合にこのエフェクトは発生しない。
 
*各種モーション
 
*各種モーション
 
**:基本的にどのモーションもファミコン時代のロックマンのグラフィックを忠実に再現している。(やられポーズの一部など、スマブラ特有の物も多い)
 
**:基本的にどのモーションもファミコン時代のロックマンのグラフィックを忠実に再現している。(やられポーズの一部など、スマブラ特有の物も多い)
 
**:泳ぎモーションは『ロックマン8』でのポーズと同じ。ロックマンが水中を泳ぐ作品は本作のみ。
 
**:泳ぎモーションは『ロックマン8』でのポーズと同じ。ロックマンが水中を泳ぐ作品は本作のみ。
**:ゼロスーツサムスのNB等を喰らった時の硬直モーションは『ロックマン7』のやられモーションに近い。
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**:麻痺状態の硬直モーションは『ロックマン7』のやられモーションに近い。
 
**:シールド中のモーションは『ロックマン8』の待機モーションに近い。
 
**:シールド中のモーションは『ロックマン8』の待機モーションに近い。
 
*壁蹴り
 
*壁蹴り
**:原作のロックマンでは搭載されていないが、派生作品『ロックマンX』では壁蹴りが可能。そのためかスマブラのロックマンは壁蹴りが可能となっている。
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**:原作のロックマンでは搭載されていないが、派生作品『ロックマンX』シリーズ等では壁蹴りが可能。そのためかスマブラのロックマンは壁蹴りが可能となっている。
    
== 主な登場作品 ==
 
== 主な登場作品 ==
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== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==
 
*[http://www.smashbros.com/jp/characters/rockman.html 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U:ロックマン]
 
*[http://www.smashbros.com/jp/characters/rockman.html 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U:ロックマン]
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*[https://www.youtube.com/watch?v=Y2kREutnkvE 【スマブラ3DS・WiiU】 ロックマン参戦!]
    
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