シールドドロップ
シールドドロップは、『64』、『DX』、『X』、『3DS/Wii U』に存在する、すり抜け床の上でシールドを展開中に下方向入力することで、シールドをキャンセルして床すり抜けを行うテクニック。主にガードからの反撃と、通常ではできない走行からの床すり抜けを可能にするために用いられる(これは「ダッシュ台降り」とも呼ばれる)。『DX』からはその場回避もシールド中の下方向入力で発動するようになり、シールドドロップと同時に発動条件を満たした場合にはその場回避が優先されるようになった。シールドドロップをするためには、その場回避の発動条件を満たさないようにしつつシールドドロップの発動条件を満たす必要があるため、難易度が高いテクニックとなっている。
64
すり抜け床の上でシールドを展開中に下へ弾き入力するだけで簡単にシールドドロップをすることができる。通常の方法ですり抜けをする場合は3Fの間しゃがむ必要がある一方で、シールドドロップならば入力した瞬間にすり抜けが開始されるため、簡単にできることも相まって、単に床すり抜けをする場合にもシールドドロップを利用した方が良い。
DX
その場回避との入力の衝突により、前作とはうってかわって難易度が各段に上がっている。しかし強力なテクニックであるため、利用価値は高い。
以下、シールドドロップの方法。
- スティックを下へ1/3ほど倒す。シールドドロップはその場回避よりも発動に必要なスティックの傾きの範囲が僅かに広く、その場回避は受け付けないがシールドドロップは受け付ける範囲が存在するので、この方法が可能となっている。なお、スティックを倒す速度が遅すぎるとシールドドロップもその場回避も起こらず、単なるシールドシフトになる。
- 予めスティックを左右どちらかに倒しておいて、そのままぐるっと斜め下まで倒す。上の方法よりも入力に必要な手間は増すが簡単にできる。
- 攻撃をガードしたとき限定で、ガード硬直が切れる前にスティックを下に倒し、ガード硬直が切れるまでそのままにしておく。成功すると、先行入力でシールドドロップが発動する。
X
#DXよりもシールドドロップとその場回避の受け付け範囲が近くなったために安定させて成功させることが極めて難しく、利用される機会は大きく減った。
以下、シールドドロップの方法。
- スティックを下へ1/3ほど倒す。#DXのものと同じ。
- 予めスティックを左右どちらかに倒しておいて、そのままぐるっと斜め下まで倒す。#DXのものと同じ。
- ステップの後半で、スティック斜め下+シールドを入力する(押しっぱなし)。成功すると、ステップが終わった直後に先行入力でシールドドロップが発動する。
3DS/Wii U
ほぼ#Xと同じだが、本作では床すり抜けをキャンセルして下スマッシュ攻撃を行うことができるようになったので、「ガード→シールドドロップ→下スマッシュ攻撃」という反撃パターンも加わった。
以下、シールドドロップの方法。
- スティックを下へ1/3ほど倒す。#DXのものと同じ。
- 予めスティックを左右どちらかに倒しておいて、そのままぐるっと斜め下まで倒す。#DXのものと同じ。
- 走行中に斜め下へスティックを倒し、すぐにシールドを入力する。失敗時、ブレーキが出ていたらスティックを下に倒し過ぎで、シールドが出ていたらシールドボタン押すの遅いかスティックを倒す角度が浅すぎで、その場回避が出ていたらシールドボタンを押すタイミングが早い。
- ルフレの通常必殺ワザなど、シールドでキャンセルできる必殺ワザを溜めている最中に、スティック下→シールド、と入力する。
備考
- 英語では「shield drop」。