ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ
ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ | |
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ジャンル | アクション |
対応機種 | NINTENDO64 |
発売元 | 任天堂 |
主な開発元 | ハル研究所 |
発売日 | NINTENDO64 1999年1月21日 1999年4月27日 1999年11月19日 iQue Player 2005年11月15日 Wii バーチャルコンソール 2009年1月20日 2009年6月12日 2009年12月21日 |
『ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ』(英題: Super Smash Bros.)は、1999年1月21日に任天堂より発売されたNINTENDO64用対戦アクションゲーム。大乱闘スマッシュブラザーズシリーズの第1作目。公式が使っている略称は『スマブラ64』。海外での略称は『SSB』『SSB64』『Smash64』。
キャラクター
計12体のプレイヤーキャラが登場し、その内4体は隠しキャラクター。この12体は『スマブラSP』までのシリーズ全作に参戦し続けている。
基本キャラクター(8体) | |||
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マリオ |
ドンキーコング |
リンク |
サムス |
ヨッシー |
カービィ |
フォックス |
ピカチュウ |
隠しキャラクター(4体) | |||
ルイージ |
ネス |
キャプテン・ファルコン |
プリン |
ステージ
対戦ステージ | ||||
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“ピーチ城 上空” |
“コンゴジャングル” |
“ハイラル城” |
“惑星ゼーベス” |
“いにしえの王国” |
“ヨッシーアイランド” |
“プププランド” |
“セクターZ” |
“ヤマブキシティ” |
ゲームモード
詳細は「ゲームモード」を参照
公式サイト
詳細は「公式サイト」を参照
開発経緯
ハル研究所に入社以降ずっと『星のカービィ』シリーズのディレクターを担当していた桜井政博が、『星のカービィ スーパーデラックス』完成後に初めて違うことをして良いと言われ、1996年10月から11月頃にかけ2本のオリジナル作品の企画書を書いた。1本は「潜入探索型ラジコンロボット・アドベンチャー」[1]、そしてもう1本は『スマブラ』の原型となる「4人同時対戦可能ダメージ排除型バトルロイヤル格闘」[2]であった。
1996年11月頃には桜井、ハル研社長の岩田聡、サウンドクリエイターの3人という少人数でテスト版の制作が開始された。桜井は仕様、デザイン、モデリング、モーションを担当。岩田は平日はNINTENDO64版『カービィのエアライド』のプログラムをし、休日に桜井から渡された指示書に従ってプログラムを書き上げるというほぼ二人三脚の体制だった。キャラクターは最初、おはじきから腕が生えたようなもの[3]だったが、これでは製品としては魅力に欠けるとの判断で、キャラクターを作ることになり、ひとまずはペプシマンのような見た目の簡素な人型のモデルが作られた。この時点ではまだ任天堂キャラクターを使用する構想は無かったが、製品版の基本的な仕様は既にほぼできていた。ゲームの背景にハル研がある山梨県竜王町の風景写真を使っていたため『格闘ゲーム竜王』のコードネームがつけられた。
1997年5月、ハル研は任天堂の宮本茂に、桜井が書いた2本のテストバージョンのロムのプレゼンをした。そこではアクションアドベンチャーが採用され、『格闘ゲーム竜王』は一旦お蔵入りとなった。しかし、後に『カービィのエアライド』の制作が仕切り直し、ソフト開発が難しい64の開発中作品の多くも発売中止、ハル研はまだ64でソフトを1本も出せていなかったこともあり、「すぐに作れるソフト」ということで『格闘ゲーム竜王』の企画を復活させた。
使用するキャラクターは様々なものが検討された末、「家庭用オリジナルの対戦格闘ゲームで、これまでヒットしたものはあまりない」、「64ソフトのラインナップにニュース性を持たせること」、「他のゲームに真似のできないセールスポイントがあること」といったことを考えた結果、任天堂キャラクター達を使用することに決まった。
この案は構想段階では宮本に一度却下されたが、ハル研はマリオ・ドンキーコング・サムス・フォックスだけが使えるテストバージョンを作成し、それを宮本に見せる作戦に出た。1997年末、そのテストバージョンに触れた宮本の評価は良好で、ハル研はそれに任天堂キャラクターを使用する許可を得た[4]。
発売前評判
現在でこそ任天堂のビッグタイトルである大乱闘スマッシュブラザーズシリーズであるが、初代の発売前の評判は、ダメージ蓄積などの前例の無いシステムの理解がされなかったり、キャラクターに頼った底の浅いゲームという誤解を受けることがあって、非常に悪かった。
桜井政博は悪評を払拭するため、自らが『スマブラ』を解説する公式WEBサイト『スマブラ拳!!』を開設したり、ビデオを作って雑誌社に配布(後にスマブラ拳の読者にも配布)した。そのような努力の甲斐あってか、『スマブラ』は瞬間的な売れ行きで終わらず、ロングランを記録し、キャラクター人気に頼っただけのものではないことを証明した。
ギャラリー
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タイトルロゴ
脚注
- ↑ 大乱闘スマッシュブラザーズ 【企画コンセプト】 - YouTube
- ↑ The 64DREAM 2000年3月号 スマブラ談
- ↑ 水口哲也と平林久和の東京ゲームラウンジ ゲスト:桜井政博 2002年7月17日放送 ニコニコ動画
- ↑ ほぼ日刊イトイ新聞 - 樹の上の秘密基地 第4回の1
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ | |
64ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ - DX大乱闘スマッシュブラザーズDX - X大乱闘スマッシュブラザーズX - 3U大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U - SP大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL |
ファイター (64) | |
基本キャラクター | マリオ - ドンキーコング - リンク - サムス - ヨッシー - カービィ - フォックス - ピカチュウ |
隠しキャラクター | ルイージ - プリン - キャプテン・ファルコン - ネス |
ステージ (64) | |
基本ステージ | ピーチ城 上空 - コンゴジャングル - ハイラル城 - 惑星ゼーベス - ヨッシーアイランド - プププランド - セクターZ - ヤマブキシティ |
隠しステージ | いにしえの王国 |
1人用ゲーム専用 | メタ・クリスタル - デュエルゾーン - 終点 |
ゲームモード (64) | |
1人用ゲーム | 1人用ゲーム - トレーニング - ターゲットをこわせ! - 台を乗りついでいけ! |
対戦ゲーム | 対戦モード |
総合オプション | オプション |
記録・資料 | キャラクター紹介 - 対戦成績 - サウンドテスト |