No Impact Land

提供:大乱闘スマッシュブラザーズWiki
1F乗りから転送)

No Impact Land、略称NILは、『64』と『DX』にある、#1F乗りの英語名。または、『DX』以降にある、ジャンプの上昇中に着地する現象。

1F乗り

64』と『DX』には通常着地隙が3種類あり、小着地隙と大着地隙(詳細は通常着地隙にて)、そして、落下速度が0に近いときに着地すると着地隙が1Fになる1F乗りがある。英語ではNo Impact Land(NIL)。『64』では着地キャンセルをした場合でも落下速度が条件を満たしていれば1F着地になる。

主に、ジャンプの頂点近くで着地したときや、ネスヨッシーの一瞬高度が下がる空中ジャンプを低空で行って着地したときに起きる。

ジャンプの頂点近くで1F乗りをするのは難しいが、上級者戦ではしばしば狙って行われる。一部のファイターは、一部のステージの浮遊すり抜け床の下で地上ジャンプをするだけで、確実に1F乗りすることができ、これは覚えておいて損は無い。また、コンマ1秒の差を競うターゲットをこわせ!台を乗りついでいけ!では、タイムを縮めるための重要なテクニックとなる。

『DX』では、ガノンドロフ等の空中ジャンプが短くて速いファイターは、崖掴まり後すぐに崖離しをし、特定のタイミングでステージ側へ空中ジャンプをすると、まだ崖掴まりの無敵が継続しているうちに崖上に着地でき、更に1F乗りも起きているため、隙が無く無敵中に動ける。崖絶の一種とされることもある。

ジャンプの上昇中に着地

DX』以降にある現象。本来はジャンプの上昇中に停止している地面に接しても着地はしないが、特定の上昇速度で、特定のアクションの特定のフレームで地面に接したときに限り、上昇中であったのにもかかわらず、着地する。こちらもNo Impact Land(NIL)と呼ぶ。ジャンプの上昇中に下から床が迫ってきた場合も着地するが、これはNILと呼ぶことは無い。

殆どが偶然でしか起きないようなシビアな条件である。特定の手順を踏むことで簡単にできる方法もあるが、どれも長めの手順が必要なので対戦では役に立たない。

SP』のスティーブは通常必殺ワザで足場を生成することができ、ジャンプ中の特定のタイミングで通常必殺ワザを行うと、生成した足場へのNILが起きる。難易度は高いものの狙って行える範疇で、スティーブの移動の幅を広げる強力なテクニックであり、『SP』におけるNILの代表といえる存在となっている。

自動着地

X』のみ、移動しているすり抜け床の下からジャンプですり抜けて重なっている最中に、下方向入力(予め入力していても可)+上方向以外への方向/回避/アイテム投げ/通常攻撃/一部必殺技のどれかを入力すると、NILが起きる。停止している床へのNILとは異なり簡単にでき、区別して自動着地と呼ばれている。床が移動している方向はどこでもいい。すま村の移動浮遊台が、特に自動着地がしやすく対戦で活躍する場所として有名。

自動着地を行う1F~3F前から下方向入力をし、空中回避で自動着地をすると、ファイターが台に乗った直後に先行入力で台から降りる。台降りを始めるまで、下方向入力と空中回避は入力し続ける。下方向入力と空中回避の入力が全く同時だとその場回避が、下方向入力をしてから4F以上経ってから空中回避を入力するとシールドが自動着地後に出てしまい、台降りは行わない。

外部リンク