カムイ (3DS/Wii U)

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曖昧さ回避 この項目では、『スマブラfor』のファイターとしてのカムイについて説明しています。このキャラクターの原作での活躍、アクションの元ネタなどについては「カムイ」をご覧ください。
カムイ
公式絵 4 カムイ.png
シンボル ファイアーエムブレム.png
種類追加コンテンツ

カムイ(Corrin)は、大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii Uで追加コンテンツとして配信されているファイター

2015年12月16日に放送された「【スマブラ3DS・WiiU】 最後の特別番組」で参戦が発表され、2016年2月4日に配信が開始された。



値段

  • 3DS:550円(税込)
  • WiiU:550円(税込)
  • 3DS/WiiU:650円(税込)

ファイター性能

神祖竜の血を受け継ぎ、自らの身体を竜に変化させる力を持つ剣士。
剣による攻撃に加え、身体を変化させて攻撃する槍のような長大なリーチを持つ攻撃を持ち、リーチまたは攻撃範囲に優れたワザを多く持つのが特徴。
また、ワザのいくつかはマルスアイクら他の剣士タイプのファイターのワザと似たものも存在し、それぞれの剣技の長所を部分的に兼ね備えている。

特に空中攻撃は上述の傾向が強く、攻撃範囲の広さと発生の早さのバランスが良い。
マルスのような相手の初動を潰す動きや、アイクのような置きワザによる迎撃の両方がこなせる。
両剣士のスタイルを融合した緩急をつけた攻撃が持ち味。
そのかわり、マルスほど先端の一発は強力ではなく、アイクほど基礎的な火力に優れているわけではない。

カムイ固有の要素としては#横必殺ワザ「跳槍突」の存在がある。
パッと見ではただのリーチが長い単発の刺突だが、ステージの床や壁などの地形に突き刺すことが可能で、相手を拘束したり飛び蹴りに派生したりできる。
使い方次第では、通常ワザ主体の手堅い立ち回りだけでなく、トリッキーな立ち回りを展開することもできる。
また、FE勢剣士としては珍しく飛び道具を持っているのもポイント。
発射前・発射後ともに隙が大きく弾速も遅いが、射程が長く威力が高めで、ヒットした相手を拘束する効果もある。
性能はともかく、単に遠距離での攻撃手段があるというだけでもだいぶ違ってくる。

攻撃能力や牽制・迎撃能力においては優秀なカムイだが、移動能力や防御面においては多くの欠点を抱えている。
移動面では、ジャンプ以外のほとんどの項目で下位に甘んじており、特に横移動の遅さがネック。
防御面では、体重が標準よりもやや軽いうえ、復帰距離が短く、復帰ワザの挙動が素直なため復帰阻止にも弱い。
空中横移動の遅さもあり、横復帰は苦手な部類。縦復帰についてもそれほど距離が長いわけではない。

機動力の低さ、防御面の弱さという欠点があるため、長所である長いリーチと広い攻撃範囲を活かせる状況に持ち込むことが重要。
空中攻撃による迎撃をメインに手堅く戦うか、スマッシュ攻撃や「跳槍突」「反竜穿」(#下必殺ワザ)などで場を荒らしていくかはプレイヤー次第となる。


  • 長所
    • 「跳槍突」(#横必殺ワザ)による独特な攻撃が可能。
      単発の長いリーチの攻撃、突進ワザ、フェイント、復帰ワザなど、一つのワザがさまざまな側面を持つ。
    • ゲーム中トップクラスの長大なリーチを誇るワザ(#横スマッシュ攻撃、「跳槍突」)を持つ。
      「跳槍突」に関しては、空中で斜め下方向を攻撃できる点も貴重。
    • 攻撃範囲が広いワザを多く持ち、判定が強め。攻撃範囲の広さのわりには発生も早い。特に空中攻撃は便利なものが揃っている。
      差し合い、牽制、置き、迎撃などが一通りこなせる。各種ガケ登り行動を狩る能力も高水準。
    • 一部のワザの先端の攻撃力が高い。左腕や左足を竜に変化させるワザは、先端もしくはより遠い部分を当てたほうが強い傾向がある。
      中にはダメージ2桁台から撃墜が狙えるワザも存在する。
    • 強攻撃および空中攻撃で相手を浮かせやすく、追撃や着地狩りの機会を作りやすい。ダメージ蓄積能力は高め。
    • 投げによる撃墜が狙える。
    • 溜めが可能な飛び道具を持つ。ただし中断は不可。ヒットした相手を痺れさせる効果もある。
      溜めたものは弾の大きさ・射程・威力に優れる。また、撃った直後には自身の前方に攻撃判定が出る。
    • カウンターワザ#下必殺ワザ「反竜穿」)を持つ。
      カウンター攻撃が左右均等かつ広範囲に出る点、上方向にふっとばす点が特徴的で、威力の点でもかなり強力。どちらかというと乱戦向き。
  • 短所
    • 運動性能が低め。特に横移動全般が苦手。ダッシュの初速が遅く、空中横移動の加速が悪いのも難点。
    • 頭身が高く当たり判定が大きい。
    • 体重が標準よりも若干軽い。しかし落下速度の関係で上方向への耐性は標準よりもやや上。
    • 撃墜がやや不安定。強力なふっとばし能力を持つ攻撃は先端限定という場合が多く、他の撃墜手段も限られているため、相手に警戒されると粘られやすい。
    • スマッシュ攻撃の隙が大きい。根元ヒット時の火力もしょっぱい。
    • 空中攻撃のベクトルが上寄りなものが多く、復帰阻止の効果が出にくい。
    • メテオワザを持たない。早期の撃墜は狙いにくい。とはいえ疑似メテオは一応可能。
    • 飛び道具の隙が大きく、特に1on1では使い勝手が悪い。遠距離戦主体で戦うには少々無理がある。
    • 復帰力が低め。復帰距離は平凡かつ復帰阻止にも弱い。
      比較的、横方向へふっとびやすいにもかかわらず横復帰が苦手なため、体重のわりには耐久力が低い。

運動技能

ジャンプ回数 2
カベジャンプ ×
カベ張りつき ×
しゃがみ歩き ×
各種運動性能の詳細についてはカテゴリ:パラメータの各ページを参照のこと。
他にもアクションから各種ページにてより詳しくご覧いただけます。

更新履歴

テンプレート:更新データ呼び出し

ワザ

弱攻撃

ファイル:カムイ弱(百裂).JPG
カムイ弱(百裂攻撃)

データ

  • ダメージ:
    • 1段目: 2% / 3% [先端以外/先端]
    • 2段目: 2%
    • 3段目単発: 3% / 5% [先端以外/先端]
    • 百裂攻撃: 1%*(3+n) (小数点以下未計測)
    • 百裂フィニッシュ: 3%
  • 発生: 5F [1段目]

解説

  • 全3段の弱攻撃。3段目は、ボタンを押す間隔が短いと竜の腕による百裂攻撃に、間隔が長いと剣による単発攻撃に派生。
    誰もいないところでボタンを押しっぱなしにしていても1段目を連打することはない。
    ただし相手にヒットさせた際にボタンを押し続けるとコンビネーションになる。この場合、3段目は単発攻撃になる。
  • 百裂攻撃は最低でも3発繰り出す。空振り時はかなり早めにボタンを押さないと発動しない。
    百裂フィニッシュはそこそこのふっとばし能力があり、ノーダメージの相手に当ててもダウンを奪える。
    しかし、低%のクッパは途中の百裂攻撃で怯まないため、単発攻撃に派生させたほうがよい。
  • 1段目と3段目(単発)は先端のほうが威力が高い。
    相手ファイターの体重・体格にもよるが、1段目および2段目の先端が当たれば、いくぶん3段目の先端に繋がりやすくなる。
  • 2段目および3段目(単発)は上下の攻撃範囲が狭い。
    前の段がヒットした際の浮きによっては繋がらない(≒割り込まれる)ことがある。特に空中の相手に対しては2段目以降が空振りしやすい。
    そのような場合には次の段を出さずに、つかみに繋いだり、割り込みを見越してガードしたりするとよい。


ダッシュ攻撃

データ

  • ダメージ: 計13% (小数点以下未計測)
  • 発生: 11F

解説

  • 剣を前方に突き出し、きりもみ回転しながら突撃する。全6段の連続ヒットワザ
  • 移動距離がそこそこ長いため、意図せずともめくり(裏回り)になっていることがある。
  • 多段ワザゆえに持続が長く、着地狩りに使いやすい。
  • 硬直が長いためガードされてしまうと反撃確定。
  • 攻撃中は姿勢が横長になるため、縦方向の攻撃範囲が狭いワザであれば空振りさせられることも。


横強攻撃

データ

  • ダメージ: 10%
  • 発生: 8F

解説

  • 前方を斬り払う。横へのリーチはあるが、縦の範囲はさほど広くない。
  • 一般的な横強攻撃よりもふっとぶ角度が上寄りなので、空中追撃および着地狩りの展開にはなりやすい。


上強攻撃

データ

  • ダメージ: 9%
  • 発生: 7F

解説

  • シュルクの上強とアイクの空上を足して2で割ったようなワザ。対空や攻撃の繋ぎとして使える。
  • 低%時は下強から繋がりやすい。しかし、ある程度ダメージが溜まるまではコンボカウンターが回らない。
  • 横方向への判定は薄いので空振りには注意。
  • 打点は見た目通り高いが、至近距離では身長が低いファイターに対しても問題なく当たる。……が、さすがに低姿勢のしゃがみに対しては当たらない。


下強攻撃

データ

  • ダメージ: 7%
  • 発生: 5F

解説

  • 低い位置を斬り払う。モーション的には床スレスレよりも高い位置を攻撃しているが、見た目に反して低姿勢のキャラにもヒットする。
  • ヒットすると相手を軽く浮かせるが、少し自分側に引き寄せる角度でふっとぶため、追撃の起点として優秀。
  • 弱攻撃と遜色ない発生の早さ。全体動作はこちらのほうが少し長い。ガード解除からの反撃手段としても使いやすい。


横スマッシュ攻撃

ファイル:カムイ横S1.JPG
ホールド時に攻撃可能

データ

  • ダメージ:
    • 刺突: 12~16% / 15~21%/ 16~23% [根元~中間/中間~先端未満/先端]
    • 剣(ホールド中): 0.5%*n (最大6ヒット)
  • 発生:
    • 刺突: 17F
    • 剣(ホールド開始): 12F

解説

  • 上下シフト可能。シフトによる威力の増減はない。
  • 攻撃範囲が縦に狭いとはいえ、リーチが非常に長く、相手の間合いの外から攻撃できる。
  • ワザの攻撃判定は3つに分かれており、威力が最も高いのは先端。先端以外は中間付近を境に威力が変化する。
    撃墜ワザとして実用的なのは中間より先。
  • その場から動かずに竜の腕を伸ばすため、ガケ際でもリーチの長さが活きる。復帰阻止の選択肢の一つとして十分に使える。
  • 復帰阻止としては下シフトを使うことが多い。ガケつかまり時に頭がはみ出る復帰ワザを持つファイターに対しては、積極的に狙っていきたい。
  • 真横に移動するタイプの復帰ワザに対しては、シフト無しや上シフトのほうが都合が良いことも。
  • 攻撃後の硬直はそれなりにあるため、仮に先端をガードさせても素早い相手には普通に反撃される。
    ガードされた間合いが近ければより重い反撃が待っている。
  • DXおよびX時代のネスのヨーヨー(上スマ、下スマ)のように、スマッシュホールド中に攻撃判定が発生する珍しいワザ。
    ホールド中は右手に持っている剣に攻撃判定が一定間隔で発生する。
    この判定は最大で6ヒット(突きも当たれば7ヒット)する。
    剣の判定がヒットすれば、続けて竜に変化させた左手による攻撃もヒットするが、基本的には根元でしか当たらない。
    また、ホールドを欲張り過ぎると途中で脱出される可能性もある。


上スマッシュ攻撃

データ

  • ダメージ: 10~14% / 13~18% / 15~21% [1本のみ/2本/先端]
  • 発生: 13F

解説

  • 低い姿勢からトゲ状に変化させた両腕を真上に突き出す。やはり先端が最も高威力で、それ以外はダメージ量とふっとばし力が落ちる。
    また、先端以外が当たった場合、2本あるトゲのうち1本しか当たらなかった場合はさらに威力が下がる。
  • 先端の判定だけを当てた場合にのみ 15% のダメージ。両方当たった場合は根元が優先される。
    体格の大きなファイターにめり込むほど密着するなどしても、地上の相手に先端当ては不可能。
  • 上方向へのリーチはまずまずだが、横への攻撃範囲が狭く隙も大きめ。真上にいる相手や台上の相手を攻撃する目的ではそれなりに使える。


下スマッシュ攻撃

データ

  • ダメージ:
    • 剣(前側): 11~15%
    • 足(後側): 9~12% / 14~19% [足先以外/足先]
  • 発生: 13F (前後同じ)

解説

  • 右手に持つ剣と変化させた左足による前後同時攻撃。リーチは後側のほうが長い。
  • 前側はどこでも同じ威力だが、後側は足先とそれ以外で判定が分かれている。
  • どちら側を当てても相手を低いベクトルでふっとばせるため、ガケ際で有効なワザ。
  • 地上の広範囲をカバーできるため、着地狩りにも向く。相手の落下点を見切ったらホールドして出すのも手。
  • 後隙はかなり大きい。ガードや回避をされると危険。


ニュートラル空中攻撃

データ

  • ダメージ:
    • 剣: 8% / 6% [前方/足元以降]
    • 腕: 6%
  • 発生: 6F [剣・前方]
  • 着地硬直: 13F

解説

  • 剣と腕による2段攻撃。剣を上から 斜め前方~足元~後方 の順に振りつつ、少し遅れて腕を前方に振り下ろす。
    しかし相手に当たるのはいずれか一方のみ。
  • 剣による攻撃は後ろの相手にも当たるが、腕による攻撃は前方のみ。
  • 剣部分の 8% と 6% の境界はカムイの膝のあたり。
  • 剣の攻撃範囲が広く、剣の描く軌跡はアイクのニュートラル空中攻撃に近い。真上以外のほぼ全ての方向に判定が出る。
    また、前方に対しては時間差で2回攻撃するため、置きワザとして非常に便利。ヒット後の展開も悪くない。
  • 8%部分は相手の蓄積ダメージが 150~160% 程度あれば、直接の撃墜も視野に入る。


前空中攻撃

データ

  • ダメージ: 8%
  • 発生: 7F
  • 着地硬直: 14F

解説

  • マルスルキナの前空中攻撃と似たワザ。あちらと比べて威力は若干ひかえめ。
  • 攻撃範囲が広いわりには発生が早く、扱いやすい空中攻撃。差し込み、追撃、牽制、迎撃など、出し方次第でさまざまな用途に対応できる。
  • ふっとばしのベクトルがやや上寄りなので、当てた後の展開は良いが、撃墜にはあまり向いていない。


後空中攻撃

データ

  • ダメージ: 11%
  • 発生: 13F
  • 着地硬直: 14F

解説

  • 攻撃時にカムイが向いている方向へ少し移動する。ガードされても比較的反撃のリスクが少ない。
    また、復帰時に使えば多少は横の距離を稼げる。他には着地位置をずらす目的でも使える。なかなか味のあるワザ。
  • 少々出は遅いが、威力が高め。空中での横方向への撃墜にはこれ。


上空中攻撃

データ

  • ダメージ: 10%
  • 発生: 7F
  • 着地硬直: 15F

解説

  • このワザもマルスルキナロイらの上空中攻撃とモーション的にはほぼ同じ。しかしワザ全体の挙動はやや遅め。
  • 攻撃範囲が広く上方向への攻撃に最適。出始めや終わり際は横方向に攻撃判定が出ているため、対地攻撃としても機能する。
  • 動作がやや遅いぶん、空振り時の隙が大きいかわりに持続に関してはいくらか恵まれている。
  • 高%の相手に対する撃墜手段としても有用。追撃時など、高い位置で当てれば 110%~120% あたりから狙っていける。


下空中攻撃

データ

  • ダメージ:
    • 降下中: 2*n% (小数点以下未計測)
    • 着地攻撃: 3%
  • 発生: 12F
  • 着地硬直: 26F

解説

  • 入力後垂直に落下しつつ攻撃する。降下中は多段攻撃
  • 相手のサイズにもよるが、対地攻撃として使った場合は3~5ヒット+着地攻撃(合計9~13%)になるケースがほとんど。
  • 空中の相手に対して高い位置で当てれば、そのぶんヒット数が増える。
  • 他ファイターの急降下攻撃と同様、このワザも動作時間と着地硬直が長い。ガケ外で使った場合は自滅のリスクもある。
  • 相手を巻き込みつつ落ちていくので、道連れを狙うこともできなくはない。
  • 判定が強めで、疑似メテオながらそれなりに強力な復帰阻止の手段になる。
    ガケが垂直なステージであれば、#横必殺ワザ「跳槍突」を利用することで復帰することも可能。
    少々シビアだが、(大)ジャンプおよび空中ジャンプの頂点から出せば、#上必殺ワザ「翔竜翼」を垂直に出すことでギリギリで復帰可能。
    ステージに設置された台や相手の攻撃によるふっとびを利用するなどすれば、復帰の条件はもっと緩くなる。
    ガケつかまり時の無敵切れが気になるが、通常ジャンプよりも少しだけ高度が稼げるガケ登りジャンプから出す方法もある。


つかみ

データ

  • 発生:
    • つかみ: 7F
    • ダッシュつかみ: 8F
    • 振り向きつかみ: 9F

解説

  • ごく平凡なつかみ。標準的なつかみと比べて、発生がわずかに遅くつかめる間合いが狭いものの、後隙は気持ち小さい。
  • 投げのダメージ・ふっとばし能力もごく普通で、追撃は狙いにくい。着地狩りや回避狩りを狙っていくとよい。
  • 4種の投げはいずれも打撃投げ。投げ打撃のふっとばしも悪くない。
  • #上投げ#下投げは撃墜に利用できる。無補正なら 150% を超えたあたりから。ほかほか補正があれば撃墜可能な%帯はより低くなる。


つかみ攻撃

データ

  • ダメージ: 3%


前投げ

データ

  • ダメージ: 計7% (5%+2%)

解説

  • 固定ふっとばしの成分が多めの投げ。
    低%から一定の距離をふっとばせるかわりに、蓄積ダメージによるふっとびの伸びは鈍い。
  • 5%部分は打撃。打点が高いため、空中にいる相手や至近距離にいる相手以外には当たりにくい。


後投げ

データ

  • ダメージ: 計8% (6%+2%)

解説

  • 前投げよりは遠くへふっとばせるが、性質は似ている。
  • 6%部分は打撃。周囲の相手にも当たる。
  • サドンデスでは崖を背負ってやっと落とせる程度。くれぐれも逆方向には投げないように。


上投げ

データ

  • ダメージ: 計9% (6%+3%)

解説

  • 竜の姿になり、頭突きで相手を上方向に打ち上げる。
  • 6%部分の打撃は周囲の相手にもヒットする。横の範囲は狭いが、ふっとばし能力が高い。
  • カムイの投げで最も撃墜向きの投げ。補正無しなら、終点中央の無抵抗マリオを 151% で撃墜可能。


下投げ

データ

  • ダメージ: 計9% (6%+3%)

解説

  • 竜の姿になって踏み潰し、相手を斜め前方向に打ち上げる。
  • 6%部分の打撃は周囲の相手にもヒットする。攻撃範囲はまずまずで、ふっとばし能力も高め。
  • 上投げほどのふっとばし能力はないものの、この投げでも直接撃墜が狙える。こちらは補正無しで無抵抗マリオを 158% で落とせる。
  • 上投げよりもほかほか補正の影響が強い。
    カムイの蓄積が 90% あたりで上投げと同等のふっとばし能力になる。この条件では無抵抗マリオを 133% ほどで倒せる。
    参考までに、蓄積 150% (ほかほか補正最大)時は、下投げが 108% 、上投げが 115% ほど必要。
    なお実戦においては、つかんだ位置および向きと投げられた相手のベクトル変更により実際の下限は変動する。


通常必殺ワザ

ファイル:カムイNB2.JPG
開いた手で攻撃可能
“竜穿射”

竜の口に変形した手からしびれ効果のある弾を放ちかみつくワザ。溜めで強化できる。

  • ボタンを押しっぱなしで溜めるためワザ。中断はできない。
  • 弾はヒットした相手を痺れ状態にする。溜めるほど弾の飛距離・弾速・サイズ・ダメージ・痺れ時間が増す。
  • 弾はエネルギー系の飛び道具。
  • 射撃後に鋭く変身した手で自動で噛みつく。射撃後に必殺ワザボタンを押しっぱなしにすることで、かみつきも溜めることができる。
    溜め無しを撃った後でも、弾とは別にかみつきの溜めが可能。

データ

  • ダメージ
    • 弾: 4~13%
    • かみつき: 10~20%

解説

  • 射撃と近接攻撃を兼ねたワザ。弾を撃った後でも前方に攻撃判定が出るため、安易な前転に対しては弾を避けられてもこの判定が刺さる。
  • 懐に潜り込まれる心配は少ないものの、裏を取られたり空中から接近されたりすると簡単に差し込まれる。撃てる状況は限定的。
  • 弾は相殺可能。打撃ワザで相殺しながらの接近に対しても警戒が必要。
  • ヒット時に相手を拘束するため追撃が狙える。……が、カムイ自身の機動力が低めなので、近い位置でヒットしない限り追撃は望めない。
    チーム戦においては、味方が追撃可能な位置で戦っている可能性があるため、個人戦よりも機能しやすい。
    • 弾がヒットした後の追撃手段としては、#横スマッシュ攻撃#横必殺ワザ「跳槍突」が強力。ただし、ある程度の拘束時間がないと繋がらない。
      これらのワザが間に合わないようなら、#ダッシュ攻撃#前空中攻撃での追撃が無難。拘束解除後のふっとび先に攻撃を置くのも有効。
    • 溜めが短いとヒット時の拘束時間も短くなるが、中盤(80%程度)以降なら、撃ってすぐ弾を追いかけるように動けば、追撃を入れる猶予はある。
    • 溜め無しでも至近距離でヒットすれば、溜めたかみつきで追撃することが可能。
  • 単発ではさほど脅威にならない。動きが遅く飛び道具を持たない相手に対しては多少なりとも機能するが、単に距離を詰められただけで終わることも。
    弾を直接当てるためには、着地を狙ったり復帰中の相手を狙ったりするなど、何かしらの工夫が必要。
  • 起き上がりやガケ登りに重ねる方法も有力。特に最大溜めは弾のサイズが大きく、復帰時にガケをつかむ前に頭がはみ出るファイターには当たる。
    ちょうど良い具合にガケ際で相手の動きが止まるので、(下シフト)横スマや「跳槍突」を当てるチャンス。


横必殺ワザ

ファイル:カムイ横B3.JPG
こんなところにも刺さる
ファイル:カムイ横B4.JPG
あんなところにも刺さる
“跳槍突”

小さく跳ねながら、ボタンで槍を突きだす。地形や相手を串刺しにし、キックで追い打ち。

  • 地上で発動した場合は一旦小さくジャンプし、必殺ワザボタンを追加入力すると突き刺す。空中だとワザを入力するとすぐに突き刺す。
  • 突き刺しが床やキャリアーつき箱のようなファイターが乗れる場所、または壁にヒットすると、その場にとどまる。
    床や壁と同時に対戦相手も突き刺した場合、対戦相手も一緒に突き刺さり硬直したままになる。
    • 床や壁に突き刺してとどまっている間に追加入力すると派生行動をとる。
      • 方向入力前・攻撃・必殺ワザ: 前方キック 前へ勢いよく飛び蹴りして攻撃する。対戦相手を突き刺しているときは追撃になる。
      • 方向入力後ろ: 後方キック 振り向いてから勢いよく飛び蹴りして攻撃する。振り向いているときから攻撃判定があり、突き刺している対戦相手にはそれがヒットする。
      • 方向入力上・ジャンプ: 空中ジャンプのような感じでジャンプをする。空中ジャンプは消費しない。
      • 何も入力しないで一定時間経過: キャンセル 何もアクションをとらない。キャンセル後はすぐに動けるようになる。
    • 地上ですぐに床に突き刺したいときには、 "横B→A" の順にスライドさせるようにボタンを押すと出しやすい。
      Bボタン連打や "B→Z(つかみボタン)" 、"B→Cスティック(割り当てが「攻撃」および「スマッシュ攻撃」)" といった操作でも同様にすぐ刺せる。
  • 対戦相手は一定時間突き刺さっていると硬直が解除される。
    硬直が解除されるまでの時間は、何も入力していない場合はカムイが「キャンセル」に移行するまでの時間とほぼ同じだが、レバガチャすることで大幅に短縮できる。
  • 方向転換必殺ワザには対応していない。
  • 一度使用すると、着地するか攻撃を受けるまで再使用できない。

データ

  • ダメージ
    • 突き刺し: 8/15% [先端以外/先端]
    • 前方キック: 12-7% [始/終]
    • 後方キック: 5-12-7% [始/中/終]
  • 発生: 10F (空中版)

解説

  • 参戦ファイターのワザ全体で見ても、非常にリーチが長く、おまけに斜め下を攻撃できる貴重なワザ。
  • 先端の威力が高く、カムイのワザの中では早期の撃墜が狙える。
  • 突き刺しから派生する飛び蹴りは、蹴りの出始めがクリーンヒット。
    後方へ出した場合は振り向き動作にも攻撃判定がつき、相手を串刺しにした場合は連続ヒットする。
    また、飛び蹴りの出始めは、突き先端には劣るものの、こちらも十分に撃墜が狙える威力。
    • 飛び蹴りは移動速度がそこそこ速いので、カムイの低い機動力を補える。
    • 振り向き時の攻撃判定は広く、攻撃を当てつつ逃げるような動きも可能。ただし移動速度の速いファイターには追いつかれる。
    • 突き刺しからのジャンプは、高度はそれなりにあるが硬直はやや長い。
      任意に行う「キャンセル」として利用できるが、相手にあらかじめ狙われていた場合は叩かれやすい。
    • 突き刺し関連の動きは台や壁が多いほどバリエーションが増える。ステージ選択が可能な対戦においてはステージ選びも重要。
  • 復帰阻止やガケ際の攻防でも威力を発揮する。
    下シフト#横スマッシュ攻撃よりも角度が急で、より低い位置に攻撃が届く。また、空中で使用可能な点も大きい。
    総合的なリーチは横スマのほうが長いので、使い分けが必要。
  • 床に刺さらない位置かつ低空で使用すると硬直が減る。槍のエフェクトが一瞬だけ出れば成功。
  • すり抜け床から降りる瞬間に出すことでも硬直が減る。これも床に刺さらない位置取りが前提。
    波動拳コマンドを素早く入力するとやりやすい。慣れてくると恐ろしいほど連発できる。


上必殺ワザ

“翔竜翼”

竜の羽を羽ばたき上昇しつつ攻撃するワザ。飛ぶ方向をある程度操作できる。

  • 何も入力していないか、真上か真下に入力していると80度程度の角度で上昇する。
    前に方向入力するほど角度が低下、後ろに方向入力するほど角度が上昇し、最低で上昇角度が45度程度、最高で90度になる。
  • 方向転換必殺ワザには対応していない。
  • 出始めに無敵時間がある。
  • 使用後はしりもち落下に接続。

データ

  • ダメージ: 4+1*6+3% 計13%
  • 発生: 18F

解説

  • メインとなる復帰ワザ。上昇角度を変えることができ、横復帰と縦復帰を使い分けることが可能。
  • 上方に向けて直進したい場合、振り向き必殺ワザで出すといい。
  • 普通に出すだけで角度がつくため、慣れるまではステージの下に頭をぶつけたり、縦の距離が足りなくなったりといったミスをしやすい。
  • 軌道が直線的で相手に読まれやすく、こちらの復帰を妨害または阻止されやすい。
    攻撃判定が出ているとはいえ、範囲外からの攻撃には無力。
    出始めに無敵時間があるので、リーチの短い攻撃でやられることは少ない。悪くても相打ち。
  • 攻撃ワザとしてはあまり性能が良くないが、高空での追撃および回避狩りに使えないこともない。
    しりもち落下のリスクが大きいため、撃墜可能な状況以外では割に合わない。


下必殺ワザ

“反竜穿”

かまえ中に攻撃を受けるとその身を竜に変え噴き出る水柱により、敵を打ち上げ反撃する。

  • カウンターワザ。他の多くのカウンターワザと異なり、一部の攻撃はカウンター受付中に攻撃に触れてもその攻撃はヒットした扱いにはならない。
    例えば、大半の飛び道具ならカムイをすり抜けていく。カウンターの発動はしっかり行われる。
  • カウンター攻撃が発動すると前後に水柱を噴き上げる。

データ

  • カウンター倍率: 1.3倍
    • ダメージ下限: 10%
    • ダメージ上限: 50%
  • 発生: 7F (受付開始)

解説

  • カウンター攻撃がヒットすると上方向にふっとばす。ダメージ倍率とふっとばし能力も高い。
  • 攻撃範囲が前後に均等にあり、混戦地帯で発動すれば一度に多くの対戦相手をまとめてふっとばしやすい。
  • 高く打ち上げられた際、迎撃に成功すれば早期の撃墜もありうる。


最後の切りふだ

ファイル:カムイ切り札1.JPG
道をあけてくれ!
“激流咆”

水柱で敵を打ち上げ、神祖竜の力を解き放ち激流によって立ちふさがるものをせん滅する。

  • 最初の水柱が誰にも当たらなかった場合、そこで終了となる。

データ

  • ダメージ: 水柱:7% / 激流:34%


おきあがり攻撃

  • ダメージ
    • あおむけ: %/% [前/後]
    • うつぶせ: %/% [前/後]
    • 転倒: %/% [後/前]
    • ガケのぼり: %


アピール

  • 上アピール
    • 頭部を竜の形に変え、男性「好きにはさせない!」 / 女性「行きますよ!」
  • 横アピール
    • 剣を回しながら振るう。 男性「僕は選んだ!」 / 女性「折れたりしません!」
  • 下アピール
    • 剣を回し、地に突き立てる。 男性「準備はいい?」 / 女性「準備はいいですか?」


登場演出

竜の姿で降り立ち、人の姿に戻る。

勝利・敗北演出

  • 勝利
    • BGM:『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』「ファイアーエムブレムのテーマ」(メインテーマ)の1フレーズ
    • ポーズ:十字ボタン←
      • 片手で剣を2回振るう。 男性「勝負あったね」 / 女性「勝負ありました」
    • ポーズ:十字ボタン↑
      • 剣を回し、地に突き立てる。 男性「うまく行ったね」 / 女性「うまく行きました」
    • ポーズ:十字ボタン→
      • 竜に変身し、前足を上げながら咆える。
  • 敗北
    • 拍手を送る。

カラーバリエーション

原作におけるマイユニットであるカムイもまた、ルフレWii Fit トレーナーなどと同様に、色変えの要領で男性/女性を選択することが可能。性能に変化はない。

男性(通常) 公式イラストなどにおけるデフォルトの男性マイユニットに基づいている。
女性 男性における黒いズボンに似たものを身に着けているが、公式イラストなどにおけるデフォルトの女性マイユニットに基づいている。
男性/赤
女性/オレンジ
男性/青 『新・紋章の謎』におけるマイユニット、クリスを意識したカラー。
女性/ピンク
男性/緑 ススカゼを意識したカラー。
女性/黒 ソフィーを意識したカラー。


公式スクリーンショット

外部リンク

テンプレート:ファイター スマブラ4