ほかほか補正
(ほかほか状態から転送)
ほかほか補正は、『3DS/Wii U』と『SP』に存在する、自身の蓄積ダメージが溜まるほど自分のワザのふっとばし力が上昇するシステム。ほかほか状態とも。
ほかほか補正の範囲は35~150%以上で、蓄積ダメージ量に比例してふっとばし力が上がる。蓄積ダメージが0~35%のときは効果はなく、150%以上は150%と同等の効果。ほかほか補正によるふっとばし力への影響は、ワザによって異なる。そのため、ほかほか補正が強い時だけは繋がらなくなるコンボや、逆にほかほか補正が強い時だけ撃墜に至るコンボがある。
なお、ほかほか補正は最終的なふっとばし力を増加させるため、リアクション影響値・リアクション付加値の双方に影響を及ぼすが、後者に比重が寄るワザほど相対的に撃墜%を改善する傾向にある。
ただし、アイテム投げなどのワンパターン相殺がかからない攻撃は、ほかほか補正もかからない。
3DS/Wii U
『3DS/Wii U』のほかほか補正の最大ふっとび倍率は1.15倍になる。
本作では、ほかほか補正が強いとマリオ・サムス・ゼロスーツサムスなどの主に使用者が上昇する多段系の上必殺ワザが途中ですっぽ抜けることがある一方、0%からでもとてもよくふっとぶことがあり、それを利用した即死コンボもある程だった。
SP
『SP』では最大ふっとび倍率が1.10倍に低下し、前作から影響が軽減された。
リアクション固定値が設定されているワザにもほかほか補正は適用されなくなり、すっぽ抜けを利用したコンボで早期撃墜を狙うことは難しくなった。
備考
- 英語では「Rage」。
- 組み手など一部の一人用モードではほかほか補正の効果は現れない。
- 『SP』では、蓄積ダメージが121%を超えると、そのファイターの蓄積ダメージ表示にも同じように煙が出るようになる。
- 『3DS/Wii U』に登場する敵キャラや『SP』のアシストフィギュアは、HPが少なくなるとほかほか状態と同じエフェクトが出るようになり、残りHPの目安がわかるようになっている。