コントローラー
この項目ではスマブラシリーズがこれまで対応してきたコントローラーについて解説する。
NINTENDO64コントローラー
『スマブラ64』で使用できるコントローラー。後継機種用の接続タップが存在しないため、NINTENDO64以外の機種では使えない。
なお、バーチャルコンソール版の『スマブラ64』は、クラシックコントローラやニンテンドー ゲームキューブ コントローラなどでプレイできる。
ニンテンドー ゲームキューブ コントローラ
詳細は「ニンテンドー ゲームキューブ コントローラ」を参照
『スマブラDX』の他、『スマブラX』、『スマブラWii U』、『スマブラSP』でも使用できるコントローラー。Wii UとSwitchで使用するには周辺機器のニンテンドー ゲームキューブ コントローラ接続タップが必要。1台でコントローラーを4つ接続でき、2台使えば8台接続可能。『スマブラ』の競技シーンにおいて、最も高い使用率を誇る。
Wiiリモコン
『スマブラX』、『スマブラWii U』で使用できるコントローラー。スマブラでは十字ボタンが左側になるよう横向きにして持つ。コントロールスティックが無いので、弾き入力を要する操作は以下のように入力すると出せるようになっている。
アピール用のボタンは1つしか無いが、方向入力しながらアピールボタンを押すことで、その方向に対応したアピールをすることができる。方向入力無しなら上アピールになる。
『スマブラX』では、キャラクターセレクト画面でファイターを選んだ時にWiiリモコンから専用の音が鳴る。音声については、Wii Remote selection sound - SmashWiki, the Super Smash Bros. wikiを参照。
シフト攻撃は基本的に不可能であるうえ、ボタンも少ないため、Wiiリモコン横持ちは『スマブラ』を遊ぶに当たっては適性が劣っていると言わざるを得ず、競技的なプレイにおいてこのコントローラーのみが使用される機会は皆無と言っていい。
Wiiリモコン + ヌンチャク
『スマブラX』、『スマブラWii U』で使用できるコントローラー。ヌンチャクとは、コントロールスティックと2つのボタンを持った、Wiiリモコンに接続する拡張コントローラーである。片方の手でWiiリモコンを持ち、もう片方の手でヌンチャクを持つ。Wiiリモコン横持ちにはコントールスティックが無いというスマブラをプレイするにあたっての大きな欠点があったが、これがヌンチャクによって補われている。
Wiiリモコンを素早く振ることでスマッシュ攻撃を出す「ふってスマッシュ」というこのコントローラー専用の機能があり、振った方向に応じたスマッシュ攻撃を出せる。スマッシュホールドはできない。初期設定はOFF。
クラシックコントローラ
『スマブラX』、『スマブラWii U』で使用できるコントローラー。Wiiリモコンに接続して使う。
従来の家庭用ゲーム機と同じ操作形態で遊ぶためのコントローラーで、主にバーチャルコンソールのソフトで用いられるが、一部のWii/Wii U用ソフトにも対応している。
グリップ(持ち手)が追加されるなどの改良がされたクラシックコントローラ PROも存在するが、機能面はクラシックコントローラと同じ。
ニンテンドー3DS
外部コントローラーの接続ができない携帯ゲーム機向けの『スマブラ3DS』は必然的にこれで操作する。また、3DS/Wii U 連動機能を使えば、『スマブラWii U』でも「大乱闘」モードでのみニンテンドー3DSをコントローラーにして操作できる。
Newニンテンドー3DSにも対応している。ZRボタンがつかみ、ZLボタンがシールド、Cスティックがスマッシュ攻撃に設定されている。これらはボタン設定で変更できない。
周辺機器の拡張スライドバッドには対応していない。
Wii U GamePad
『スマブラWii U』で使用できるコントローラー。コントローラーの仕様上1台しか接続できない。「大乱闘」モード及び「ワールドスマッシュ」では、GamePadの画面がファイターの蓄積ダメージ画面に切り替わる機能があり、画面をタッチすることで試合画面に切り替えることができる。8人乱闘時はファイターのイメージイラストのみが表示され、蓄積ダメージは表示されない。
Wii U PROコントローラー
『スマブラWii U』で使用できるコントローラー。最大7個まで本体に接続できる。Wii U専用。
Joy-Con
『スマブラSP』で使用できるコントローラー。2本持ち・横持ちそれぞれに対応し2本持ち時が標準操作となる。
ただし、片方ずつで8本中1本のコントローラー接続枠を消費するため、2本持ちのプレイヤーがいると1台での最大参加人数が最少4人まで減ってしまう。
横持ちでは、スティック押し込み+方向ボタンでアピールが出せる。この部分の割り当て変更はできない。
スティックが他の対応コントローラーと比べても小さく(=弾き入力が暴発しやすい)、無操作でもスティックが勝手に入力されるドリフト現象[1]が起きやすいため、競技プレイ用途では推奨されない。
Nintendo Switch Proコントローラー
『スマブラSP』で使用できるコントローラー。
『スマブラSP』においては任天堂公式大会の標準コントローラーに採用されており、ゲームキューブコントローラーに次いで使用者が多いとされる。
Nintendo Switch Lite
テレビに接続できないテーブル/携帯モード専用のSwitch。この本体のみで『スマブラSP』をプレイする際は、Joy-Con同様スティックに問題点を抱えるうえ、通常版Switchとは違いボタン・スティック部分が故障するとコントローラーの替えがきかず、修理するまでまともに操作できなくなることから、競技プレイ用途での使用は避けるのが無難。
ただし、Joy-ConやProコントローラーなど外部の無線コントローラーを接続してのプレイにより、代用することや多人数プレイは一応は可能である。
脚注
- ↑ スティックの摩耗など物理的な要因でセンサーに異常が起きる現象であるため、本体設定のスティック補正で解消できない。