最後の切りふだ
ファイターがスマッシュボールを破壊して獲得するとキャラクターの身体が虹色のオーラを纏い、目が金色に輝いている状態になる。これを最後の切りふだのスタンバイ状態という。この状態で通常必殺ワザの発動と同じ入力をすると、キャラクターは一度だけ最後の切りふだを繰り出すことができる。
最後の切りふだの性質はさまざまだが、概してそのキャラクターにとって最大の性能を持ったワザで、戦況を大きく有利にするものとなっている。
性質の種類は次のように大きく分類することができる(非公式名称)。
- 最初の一撃が当たらなければ発動しない「初撃型」
- 当たる、当たらないに関係なく広範囲に攻撃する「広域型」
- 変身したり、乗り物に乗り、パワーアップしてステージ上を自由に動ける「変身型」
使用者がルーペになっている等の一部の場合を除いて、発動の際には時間の流れが止まり、カメラが使用者にズームインする。
基本的にはファイターたちの動きが元に戻っても、画面が暗転している間はステージギミックの速度は止まったままである。
最後の切りふだの多くは発動中は無敵状態で、一部の変身型は風による押し出しや、つかみワザによる拘束、状態異常を無視する特殊なスーパーアーマーになる。また、画面外に侵入してもミスにならないものもある。
ほか、ロゼッタ&チコの「パワースター」はパワースターを出す間だけ無敵になる。
最後の切りふだのスタンバイ状態のときに攻撃を受けると、最後の切りふだのスタンバイ状態が解除され、スマッシュボールが吐き出されることがある。
得点、またはストックが最も低いときに撃墜されたとき、最後の切りふだのスタンバイ状態になる、てかげん最後の切りふだという現象が稀に起こることがある。この場合では攻撃を受けても最後の切りふだのスタンバイ状態が解けることはない。なお、本作ではこの現象はプレイヤーにのみ起こり、CPUには起こらなくなっている。
備考
脚注
- ↑ 1.0 1.1 社長が訊く『大乱闘スマッシュブラザーズX』
- ↑ Super Smash Bros. - The Cutting Room Floor
- ↑ Super Smash Bros. Unused Audio Clips - YouTube
- ↑ 『初代スマブラ』の内部データに没ボイスとして存在するもの(「ブルーファルコン!」と「PKスターストーム!」)と、『スマブラX』で使用されているボイスとは別物。
- ↑ ニンドリアンケート集計拳後編
“例えばC・ファルコンが最後の切りふだを出すと「カモン、ブルーファルコン!!」とか言いますよね。あれ実はN64版のときに録った声なんです。ネスのPKスターストームもそうですが、 (中略) しかも、PKスターストームなんてまさに今回録ったかのようですね。 - ↑ アンケート集計拳!!
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