amiibo/育成
FPは独自のAIを持ち、戦闘をしていくうちに相手の立ち回りを学習し、成長していく。こうして作られたFPは通常のCPと同様に、対戦相手にしたり、チームの仲間として出してみたり、CP同士で戦わせたりすることができる。FP同士を戦わせることでよく成長するらしい。
FPの最大レベルは50。ただ、これは上限になっても戦闘するたびにFPの性格(行動パターン)が変わっていくので、50という数字はあくまで目安だと思った方が良いだろう。
また、『スマブラfor』ではレベルが上がると、能力値を変化させなくても能力に補正がつくので単純に強くもなる。
設定画面では色を変えたり、amiiboに付けるニックネームやオーナーを変更できる。また、それぞれでパワーアップができるシステムも用意されている。
3DS/Wii U
装備をたべさせる


『スマブラfor』では装備アイテムをFPに食べさせる(使う)ことで、能力を変化させたり特殊効果を覚えさせられる。
何度も食べさせることでステータスが高まっていくので、基本的にはこれを繰り返して総合的な能力を上げていく。装備アイテムはファイターごとに決められたアイテムのモチーフしか装備できないが、amiiboに食べさせる場合はモチーフに関係なく使える。一定数を食べさせるとお腹がいっぱいになり、ある程度対戦に出さないと食べさせられなくなる。
仕様
- 装備アイテムを食べさせると、種類によって片方の能力値が上がり、もう片方の能力値が下がる。能力が変化する幅は、下記の特殊効果による変化を含め、概ねファイターに装備する時と同じように変化する。どのアイテムでどんな変化が起きるかについては、装備アイテム#種類を参照。
- 能力値の上限は、攻撃・防御・速度の合計で+120まで。ただし、能力値にマイナスが付くとその分だけ他の部分を伸ばす余地がでてくる。
- 特殊効果を持つ装備アイテムの場合は、それを覚える。
- 覚えられるのは最大3つまで。それ以上は新しい特殊効果を覚えるか、覚えさせずに能力だけ変化させるかを選ぶ。
- 特殊効果を覚えさせると、食べさせるときに変化する能力とは別に、特殊効果ごとにステータスが変化する。これは特殊効果を着けている限り続く。
- 特殊効果を忘れさせる方法は無い。
- カスタマイズとの総違点は「装備と違って、限度の範囲内までならいくらでも変化できる事」これにより、高い能力値を維持しながら、強力な特殊効果も保持できる。
- これらの仕様の結果、本気で育成すると(能力値と特殊効果的な意味で)圧倒的な強さとなり、普通のCPUとプレイヤーのカスタマイズではまず勝てない強さになる。
おみやげを受け取る
FPを大乱闘に参加させると、対戦終了後に時々カスタマイズパーツやフィギュア、ゴールドといった報酬アイテムを獲得することがあり、「おみやげをうけとる」で貰うことができる。これらはいつ拾うか、装備アイテムの強さなどはランダムで決まる。また、FPは対戦中に稀に現れるフィギュアやカスタマイズパーツも積極的に拾う(拾った場合はお土産の一部として獲得する)。
具体的にいくらまでかはランダム(amiiboのスマブラでの初期設定時やお土産を受け取った時点で数値がランダムに決まる)。一応対戦1回毎に拾うゴールドの枚数で上限は予測できる。また、3DS版で直接拾ったフィギュアは3DS版、WiiU版で直接拾ったフィギュアはWiiU版でしか受け取れない。別の機種で受け取る場合、そのフィギュア1個につき100G余分に貰える。
ゴールドは最大9999枚まで保持しておけるが、他に装備アイテムやフィギュアを拾っていると(カスタマイズパーツやフィギュアを直接拾う以外で)、1000の倍数だけ持てる。
Miiファイターコスチュームは、3DS版とWii U版では貰える種類が異なる。
SP
スピリットから継承する


『スマブラSP』ではスピリットの力を継承させることでFPの能力値とレベルをアップできる。スキルも継承させられる。継承に使われたスピリットは、台座を残していなくなる(スピリットを帰す場合とは違いSPは手に入らない)。数値によっては「FPの性格」も変化する。
仕様
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この節の加筆が望まれています。 |
前作では本気で育成した場合、圧倒的な強さを誇ったため、大幅な調整がかかった。
- 上げられる能力値はアタッカースピリットと同じ攻撃力と防御力で、上限はそれらの合計数値5000。これはNOVICE級アタッカーのLv99よりも一回り高いセットパワーに相当する。
- なお、ルール設定で「スピリット」をOFFにしていても、FPの能力値はそのまま反映されてしまう。
- そのため、最大まで育てたアタッカースピリットをセットすればまともに戦える。ACE級以上なら逆に楽勝になる。
- サポータースピリットの場合は、サポーターが所有しているスキルを覚える。FPにはスキルスロットが3枠あり、スピリッツセットの時と同じようにスキルごとに決められたコストが必要になる。
- 継承する前に、「スキルいれかえ」でスキルを入れ替えたり、いっぱいになったスキルを外すことができる(アタッカー継承時も含め、外すだけも可能)。
- スキルを覚えると、スキルごとに決められた分の能力値が下がる。また所有スキルに応じてステータスの上限値も下がるが、これはスキルを外すと元に戻る。
- ただし、前回継承したスピリットの履歴もamiiboにある程度記録される。継承してamiiboに書き込んだあと、セーブデータの預かりを使ってセーブデータを書き込む前の状態に戻すと、ペナルティとしてしばらくの間、そのスピリットを継承出来なくなるので注意。
FPの性格
本作ではFPの性格(行動パターン)を継承する時のステータス画面で確認できるようになっている。性格によって様々な行動パターンがあり、継承したスピリットや対戦相手の行動によって性格が変わる。
目当ての性格に育てるにはプレイヤーとFPによる1on1が最も有効。対戦による性格の変化は「戦法を学ぶ」をOFFにすることで同じ性格のままにできるが、スピリットを継承すると強制的に性格が変化する。
また、あまりに難解な行動をとると、amiiboが学習しきれず、「攻撃を受けてリアクション等を取るまで一切動かない」という致命的な行動を覚える時がある。
主にカウンター持ちのファイターで起こりやすいため、該当ファイターのamiiboにはあまり難解な行動をして学習させない方がいい。
性格 | 特徴 | この性格に育てるコツ |
---|---|---|
あらくれ | 弱攻撃・ニュートラル空中攻撃の使用頻度が極稀になり、積極的に高火力なワザを振る。 | 低%帯での早期撃墜を意識することが重要。 |
いのちしらず | 相手が復帰しようとした際に、積極的に復帰阻止を狙いに行く。 | 復帰しようとするFPに、空中攻撃を当てると効果的。 ステージ外に飛び出して、復帰阻止することが重要。 |
エンターテイナー | 「みがる」に似てジャンプや空中攻撃を多用する。接近して回避という行動をよくする。 | ? |
おおざっぱ | 攻撃することを優先するが、ギミックや飛び道具への防御が疎かになる。 | 飛び道具にボコボコ当たっていると育ちやすい。 |
クール | 基本飛び回るだけで、攻撃の隙をうかがう節がある。 | ポーズ(一時停止)を使って相手の隙を徹底的に狙い打つと育つことがある。 |
けんじつ | 相手の攻撃に対して、緊急回避するよりもシールドで防ぐことを優先する。 | 回避をほとんどせず、シールドで防いで反撃という戦法を取ると育てやすい。 |
ごうかい | 積極的に攻めてくる。崖下も攻撃を仕掛けてきたり、スマッシュ攻撃も多用する。 | 積極的に攻撃やほとんどスマッシュ攻撃で撃墜させたりすると育ちやすい。 |
こうかつ | ? | ? |
しゅんびん | 移動する際に、歩行よりもダッシュを優先する。 | 動くときはとにかくダッシュすることが大切。 |
しんちょう | ? | ? |
スリルずき | 相手の攻撃モーション中に、発生の早いワザを差し込んだり、後隙を積極的に狙っていく。 | FPの攻撃の後隙を狙うという行動を繰り返すと効果的。 「戦法を学ぶ」をONにして複数のCPと大乱闘させると、この性格に育つことも多い。 |
せっきょくてき | 弱攻撃や強攻撃といった隙の少ないワザを中心に、積極的に攻める。 | 回避やシールドを控えめにして、小技を中心に攻めていくことが大切。 撃墜するときもスマッシュ攻撃を控えめにしないと「まえのめり」になりがち。 |
せめせめ | 手数はそれほど多くはないが、的確に攻撃を当てようとする。 | ワザを極力外さないよう、確実に当てることを意識するとよい。 |
たげい | ? | ? |
テクニシャン | ジャンプを多用し、空中攻撃や遠距離必殺ワザを多く使ってくる。 | 空中からの攻撃を多く使用することで「テクニシャン」になりやすい。 |
てっぺき | 防御に徹し、攻撃は隙を突く時を中心に行う。 | 攻撃・移動に関しては消極的に、シールドや掴みを積極的に行うと効果的。 |
でんこうせっか | ? | ? |
トリッキー | ほとんど同じ必殺ワザを使ってくる。 | 非常に特例だが、ファイター独自の必殺ワザを多用するとよい。ネス・リュカの場合、上BのPKサンダーのみ使った攻撃をすると覚えやすい。 |
ハデずき | とにかくアピールを行い、2、3連続アピールすることもある。攻撃は必殺ワザをほとんど使わず、通常空中攻撃だけに徹したりする。 | アピールをしまくる。攻撃されそうになってもアピールする。 |
ふつう | デフォルトの性格で行動に偏りがなくバランスが良い。 | 攻めにも守りにも移動にも偏った行動をしてはいけない。 デフォルトの性格でありながら、維持するのは難しい。 |
まえのめり | 「せっきょくてき」と似ているが、隙の大きいワザも使ってくる。 | 回避やシールドを控えめにし、スマッシュ攻撃や必殺ワザをメインに使うこと。弱攻撃や強攻撃を多くすると「せっきょくてき」に、空中攻撃を多く使うと「みがる」になりやすいので注意。 |
みがる | 空中に長くとどまろうとする。攻めるときも空中攻撃を多く使う。 | 空中攻撃を中心に攻めること。なお、上空中攻撃で地面に着地できないくらいにお手玉してもこの性格に出来る。 |
むてっぽう | 攻撃が当たることを想定せず、手数で攻める傾向がある。 | とにかくワザを出して攻めまくるのが有効。 手数が少ないと「まえのめり」や「せっきょくてき」になりがち。 |
めだちたがり | 相手をふっとばした際に、高確率でアピールを行う。 | とにかくアピールを行い、ふっとばしたらすぐにアピールすることも大切。 「めだちたがり」以外でも、育て方によってはアピールを多用する。 |
ロジカル | 自分からはあまり攻めず、緊急回避を多用して隙を窺う傾向がある。 | 種類を問わず、とにかく緊急回避を多用することが重要。 |
旅に出す
インターネットに接続して、FPを修行の旅に出すことができる。FP同士で対戦し、最大で3戦行うと帰ってくる。通信中はその対戦をリプレイで観戦できる。旅を終えた後に見ることも可能。
「旅に出す」は1日1回(19時間後)のみ行える。その日で別のFPを旅に出すことはできない。
なお、セーブデータに上記の時間が記録されるため、Nintendo Switch Onlineに加入し、セーブデータの預かり機能を使えば、一日に何度でも旅に出せる。
おみやげを受け取る
FPを大乱闘に参加させたり旅に出すと、対戦後に記録を保存した後に再び読み込むと、報酬アイテムがもらえる。
報酬アイテムは主にSPやおやつだが、まれに「スピリッツボード」で使えるもちこみアイテムが貰えることもある。
前作のデータを引き継ぐ
前作『スマブラfor』で育てたFPデータを持つamiiboを読み込むと、レベルをある程度引き継ぐ(例:レベル50はレベル12で引き継ぐ)か、データをリセットして最初から育て直すことができる。データを引き継ぐと『スマブラfor』では使えなくなる。
どちらを選んでも、特典でゴールドがもらえる。