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微動術

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執筆の途中です この項目「微動術」は、まだ書きかけの項目です。加筆、訂正などをして下さる協力者を求めています。

この項目では『3DS/Wii U』に存在する、微動という状態から使える一連のテクニック、及び立ち回りを説明する。従来と異なる立ち回りに変化するのでテクニックというよりも、プレイスタイルと言った方が近い。

概要

入力方法

  1. ボタン設定Cスティックを必殺ワザに割り当て、攻撃+必殺ワザスマッシュをOFFにする。
  2. 戦闘中に必殺ワザボタンを押しっぱなしにする。

これによりCスティックが1Fの弾き操作に切り替わる。Wii U版のみ可能。Cスティックをよく使うので、メインのキーはR、L、ZR、ZLに配置するのをお勧め。
必殺ワザボタンを押したままにするにはシールドや回避時か何らかの攻撃中に行うのがいい。
また微動状態では必殺ワザは使えないため、一時、必殺ワザボタンを離す必要がある。といってもCスティックを使えば必殺ワザは簡単に出せるので、そこまで負担はかからない。

解説

Cスティックを1Fの弾き操作に変わったことで、左スティックだけでは出来ない動きが可能。
大まかに言えば、Cステ空中攻撃と引き換えに、(低空を含め)地上まわりの立ち回りが大幅にアップする。

主に空後、横強、上強、地上引き、振り向き、下スマ、回避が強化される。反面、空中攻撃精度、空中引き攻撃、スマッシュ攻撃の精度は下がる。

得手不得手がハッキリしているので、全キャラに等しく有効なテクニックというわけではない。
使えば確実に強くなれるキャラがいる一方で、あまり意味がないキャラもいる。
C攻撃やCスマッシュが全般的な能力とするなら、C必殺は選別的でやや特殊である。

またキーコンフィグが大幅に変更されるため、扱いこなすには相応の練習が必要となる。
そのため最初は効果を発揮し辛いが、次第に微動術の真価を実感できるようになる。

各コントローラーの特徴

使用可能なコントローラはGamePad、クラコン、Wii U PRO コントローラー、PSコントローラ(コンバータ使用)。
純正のGCコンでもできなくはないが、側面のボタン数やL、Rボタンの仕様からみて基本的にあまり向いているとは言い難い。
どうしてもGCコンを使いたい人はHORIのクラシックコントローラはGCコンの形状をしていて、ZR/ZRボタン配備なのでそちらがお勧め。

どのコントローラも性能に大差はないが、細かい点でいくつか特徴がある。

  • GamePad:初期投資ゼロ。初めて試すならこれが一番。操作性も悪くない。
  • WiiUコン:コストが割高だが、スティックが上部にあり操作性が快適。ボタンも押しやすくショートジャンプも使いやすい。
  • クラコンPro:人差し指でXYBAボタンが使えるメリットあり。一番スタンダードな選択肢で操作性も中々良い。
  • GC型クラコン:以前よりGCコンを使っていた人向け。連射機能もあるのでトレーニングに重宝する。
  • PSコン:昔からPSコンに慣れている人向け。ボタンが強めに押さないと反応しない。結構持ちにくい。

サンプルキーコンフィグ

理想的なキー配置といっても使用キャラの戦法やまた個人によっても変わるため、唯一絶対的なキーコンフィグは存在しない。
そこで、いくつかサンプルキーコンフィグ、自分の使いやすいものを選び、そこから自分の使いやすいように調整していくのがよい。

またキーコンフィグによって苦手となる操作があるので、それも明記する。
余談だが、他のボタンについては、レバガチャしやすいよう十字キーを攻撃or必殺に変えることもあるので、一考の余地あり。

No キー配置 解説
1 L:攻撃、L:必殺、R:ジャンプ、RZ:シールド、X:つかみ 動画で紹介したスタンダードな配置。実はTANI下スマが苦手。
2 L:攻撃、LZ:必殺、R:ジャンプ、RZ:つかみ、X:シールド 1の改良版。下スマをつかみボタンで発動させてカバー。他にもアイテム切り離し、つかみがやりやすい。代わりに回避系の微動術が難しくなる。
3 L:ジャンプ、LZ:必殺、R:攻撃、RZ:シールド、X:掴み クラコンなら全部のテクニックが使える。以前よりLボタンでジャンプしていた人向け。スマッシュ全般操作がしやすい。ジャンプが少し難しい。
4 L:ジャンプ、LZ:シールド、R:攻撃、RZ:必殺、X:掴み 実用性を残しつつ、できるだけ簡単な操作にしたもの。ガードキャンセルからのショートジャンプと最速TANI回避が不得意。

基礎的な操作方法

いきなり対戦で勝つのは難しいので、最初はとにかく慣れることが最優先。技術というよりも「指の慣れ」が肝心となる。
通常の操作と使う筋肉と神経が異なるので、何度も使い込み、指を慣れさせる必要がある。やり込んでいけば、Rボタンでショートジャンプを使えたり、必殺ワザボタンを意識せず押しっぱなしにできるようになる。
特に、左スティックの左右に弾いて上下に90度すばやく回す動作。この左右×上下の4パターンの動作は 上スマ、下スマ、空上、空下でよく使われる動作なので是非とも習得すべし。理想的にはTANIステからのスマッシュが安定していること。それさえマスターすれば、空上、空下もCステとほとんど遜色ないレベルで使えるようになる。

空中引きのカバー

左スティックの攻撃で特に難しいのが引きながらの空中攻撃。
空後の出が遅いロボットが致命的に弱いという話もないので、少なくとも必須要素ではないが、それでもある程度はカバーできた方が良い。どう対応するかはキャラの性能とプレイヤーのセンス次第。

  • 引きとまでいかず置き(静止)として使う:これで大概どうにかなる。
  • 頑張って空後を使う:反転ジャンプを素早く出せるなら、これが一番無難。
  • 引き攻撃に空後ではなく、空Nや横・下Bを代用する
  • 引きではなく回り込む

ダッシュ上スマのコツ

今までCスティックにスマッシュを割り当てていた人向けの話。
微動術でスマッシュ攻撃を使いこなすには、原則左スティックでスマッシュを扱えるようにならなくてはならない。
元々ダッシュ上スマは、ダッシュ中に左スティックをそのまま上方向に90度素早く回転し、攻撃ボタンを押せば使えたが、扱うにはそれなりに練習が必要なのは否めない。
そこに攻撃ボタンを押す寸前に、ジャンプボタンを押すと、ジャンプキャンセルによる行動制限が発生し、安定感がよくなる。
そればかりか、ダッシュ直後(つまりステップ中)からなら、滑りの悪さが改善され、ダッシュ発動時と同じ距離を滑ることができる。
もっと言えば、多少角度をケチっても発動するので、厳格に90度回転させる必要もない。どうしても難しければ、以下の方法を試すといい。

  • 左スティックを上に倒したままで、Cステ前>ジャンプ>攻撃ボタンをパパっと押す。

リセット弾き

微動状態のみできる特殊な操作方法。

まず左スティックをある方向に倒したままにする。そのままCスティックをその方向以外に倒すと、その1Fだけ別方向に入力され、次のフレームから左スティックの弾き操作が復活する。
これは左スティックとCスティックがスティック入力を共有し、左スティックとCスティックを同時入力された場合、Cスティックが優先される仕様のため起こる現象である。
リセット弾きを利用した行動は、下記の物が例を挙げられる。

  • 歩き状態(横倒し)>Cスティック上か下:ダッシュ開始
  • ダッシュ状態(横倒し)>Cスティック上か下:走行ブレーキから即座にダッシュ再開(走行ブレーキが短いキャラのみ可能)
  • 静止状態(上倒し)>Cスティック左か右か下+攻撃ボタン:上スマッシュ攻撃
  • しゃがみ状態(下倒し)>Cスティック上か後ろ+攻撃ボタン:下スマッシュ攻撃
  • しゃがみ状態(下倒し)>Cスティック上 +シールド:しゃがみ中のその場回避
  • しゃがみ後ろ歩き(斜め後ろ)>Cスティック前:反転してダッシュ
  • 台座の上から下弾き>Cスティック上か横:台座から降りたら最速で急降下
  • ショートジャンプ(横倒し)>Cスティック下:急降下し、着地直後にダッシュ開始

既存のテクニック

Cスティックに依存していたいくつかの技は、入力方法を変えれば微動状態でも使えるので紹介する。

  • 急降下空上:Cスティックで急降下しながら左スティック上で攻撃ボタン。
  • 走行反転キャンセル横スマッシュ:ダッシュ中にCスティックを背面に倒し、直後に左スティックを一度ニュートラルに戻して、左スティックで横スマッシュ攻撃。  
  • ジャンプキャンセルアイテム投げ:ダッシュ中にジャンプを押したら即座にCスティックを上に倒しつつ、攻撃ボタン。タイミングが少々シビア。
  • しゃがみ下スマッシュ:しゃがみ状態のまま、Cスティックを背面か上に倒したら、すぐに攻撃ボタンか掴みボタン
  • ダッシュ振り向き上スマッシュ:ダッシュ中にCを背面に倒し、左スティックを前方から上方向に90度素早く回転しつつ、ジャンプボタンを押し、即座に攻撃ボタンを押す
  • ステステ&横スマ:左スティックを前方に倒したまま、ステップの終わり際にCスティックを上か下に倒す。横スマしたい時は、その直後に攻撃ボタン。
    • ※一部のキャラ(リトル・マック、ガノンドロフ、キャプテン・ファルコン、マルス、ルキナ、ロイ)限定。

Cステ必殺ワザの恩恵とテクニック

Cステ攻撃、Cステスマッシュ程ではないが、一部のキャラにはCステが必殺ワザによるテクニックやそれなりのメリットが存在する。
「微動術」は使用中に必殺ワザが使えないため、必要に応じてON・OFFを切り替えて戦うことになる。その際OFFの時はそれらのテクニックを併用して戦うのが望ましい。

  • 上B・下Bの精度向上
    • 当然ともいえるが、上B・下Bの横移動や操作が必要な上Bの精度があがる。
    • これによりゲッコウガやピカチュウのように上Bで復帰するところを誤って横Bが暴発するリスクを減らすことができる。
  • 方向転換必殺ワザ(空ダ)
    • 横B、上B、下Bも方向転換必殺ワザ(通称空ダ)が簡単に扱える。特にCステ必殺は空ダ2式と4式が使える。
    • 有用性は必殺ワザの性能に依存するので、一部のキャラしか使えず、使い道もまたそれぞれである。
    • 各必殺ワザの空ダ2式の使い方は以下の通り。
      • 横B:空中で後方に下がっている時に、Cスティックを背面に倒し、すぐ左スティックを前方に倒す。
      • 上B:空中で後方に下がっている時に、Cスティックを上方向からわずかに斜め後ろに倒し、すぐ左スティックを前方に倒す。
      • 下B:空中で後方に下がっている時に、Cスティックを下方向からわずかに斜め後ろに倒し、すぐ左スティックを前方に倒す。
    • また各必殺ワザの空ダ4式の使い方は以下の通り。
      • 横B:左スティックを前方に倒しながら、Cスティックを背面に倒す
      • 上B:左スティックを前方に倒しながら、Cスティックを上方向からわずかに斜め後ろに倒す
      • 下B:左スティックを前方に倒しながら、Cスティックを下方向からわずかに斜め後ろに倒す
    • なおドンキー、ヨッシーの上Bとアイク、マリオの横B、ピカチュウ、リザードンの下Bは地ダ4式(※空ダの接地版のこと)を使える。
      やり方はダッシュ中に上記の操作をやるだけ。上Bだけはジャンプキャンセル直後に使えば、ステップ中も使える。
      中でもリトル・マックの横B地ダ4式とヨッシーの上B地ダ4式と地上反転引き上Bは破格の強さを誇り、微動術なしでも使える程の高い価値がある。
      • ヨッシーの地上反転引き上B:ダッシュ中にジャンプしたら、Cスティックを下方向からわずかに斜め後ろに倒し、左ステを反対方向に倒す
  • 崖掴み拒否必殺ワザ
    • 左ステを下に倒しながら、Cステから必殺ワザを発動することで、一部の崖掴み拒否が難しい必殺ワザでも崖掴みを拒否できる。
    • 例えばマルスの上Bなら、上昇中の崖掴みを拒否することで、崖掴みのタイミングをズラし、崖奪い攻撃に対処できる。
    • またマリオの横Bなら、崖付近で相手の復帰防止で使う時に、崖掴み暴発を阻止することも可能。覚えておいて損はない。
  • ダッシュ下B
    • フォックスはリフレクターに弾を反射させた後、回避ができる。その特性を利用して、ダッシュ中に左スティックを前に倒したまま、Cスティックで下Bを発動させると。最速で回避が発動する。
    • シュルクも同じように、ビジョンからの切り込みがやりやすくなる。またダッシュ中だけではなく、歩きでも可能。
  • 崖復帰下B
    • フォックスが崖に掴まっている時に、左スティックで崖外に手を離した次の瞬間に右スティックで下Bを出すことで最速で下Bが出せる。これにより、ちょうど良い高さで空中ジャンプでギリギリ崖に掴まらず崖復帰ができるので便利。
    • 下Bを発動させた時に後ろを振り向くと、崖に掴まりやすくなり、また空後も出せるので相手に読まれにくい。他にも横Bの復帰なら地面とほぼ同じ高さから復帰できるので空中から着擦るまでの隙が全くない。
    • ※ちなみに左スティックだけで同じことができないではないわけではないが、難易度は高い。崖外に向かって横Bが暴発する危険があるため、安定性にも欠ける。
  • 台座上B
    • 台座の上から、下弾き操作で降りはじめた次の瞬間も、Cステから上Bを使うことで、実質的に台座を上Bですり抜けることが可能となる。
    • ピカチュウやゲッコウガなど普段の立ち回りで上Bを使うキャラに向いている。
  • 復帰空ダ必殺ワザ
    • マリオ、トゥーンリンク、リトル・マック、ドクターマリオ、ミュウツー等、壁ジャンプと横Bの空ダを持っているキャラは壁ジャンプ後に空ダ2式をすることにより、空中ジャンプを温存しつつ復帰できる。これで万が一吹っ飛ばされても再度の復帰がしやすい。2式のやり方はCステ崖離しから壁ジャンプした直後に左ステを崖内に倒しながら、Cステを崖外に倒す。

使うと有効なキャラ一覧

キャラの性能によって、どのテクニックがどれほど使えるかは個人差がある。基本的に使えるテクニックが多く、デメリットの少ないキャラ程お勧め。

  • マリオ
    • 長いリーチ、隙の少なさと非常に優秀な空後をもっている。ファイアボールの連係も強くフェイントにL字掴みも使える。横強もTANIステでリーチの短さをカバーできる上に、背面の方が出が早い上スマも、TANIステからの反転上スマが有効。他にもTANI最速回避等、多くの微動テクが有効で、そのポテンシャルは高い。
  • ルイージ
    • 空後、反転上スマ、横強の使い勝手が向上する。特にルイージ最大の火力である空中コンボ。その出だしにあたる上強、掴みがそれぞれTANIステ、汎用L字掴みを使うことで狙えるチャンスが増えた。他にもTANIステからの下スマの滑りが良かったり、上Bの精度向上など、細かいメリットもある。
  • ヨッシー
    • 遠距離の要である上Bの精度が大幅に向上し、空ダ、地ダが使えることで攻撃のバリエーションがより一層増えた。特に上Bの地ダ4式は一方的に攻撃できるクレイジーな性能をもつ。TANIステから出の早い横強つかったり、横スマも滑って狙える。あまり使わない下BもTANIステから使えば使用範囲は幾分向上される。
  • ロゼッタ&チコ
    • 立ち回り全体が強化され、チコとの連携も相対的に強くなる。具体的には最速振り向きジャンプの空後や後ろ向きからの空N急降下やTANIステ下強の左右同時攻撃。TANIステ下スマで背後からの二連撃など多彩な動きが実現される。空ダ4式横Bもチコを攻撃させながら自分は下がるので、チコだけ攻撃させ、自分は逃げるといった非情な戦法もあり。
  • ドンキーコング
    • C振り向き上強は対空に、長い射程の横強はTANIステで追撃に、そして最速振り向きジャンプからの空後は、ドンキーに空中攻めの恩恵を与えてくれる。特に強化TANIステを使ったガードブレイク強化が著しく、下スマ、下B、NBをTANIステを用いて、他の攻撃を交えた追撃や、あるいは引きからのカウンターで、より狙いやすくなった。
  • リトル・マック
    • 空中攻撃が苦手なため、返ってデメリットが殆どない。TANIステの性能はピカ一なので、それを駆使したフットワークが非常に強く、引き、回避、攻めと幅広く活用できる。中でもTANIステ横強の性能は目を見張るものがあり、攻撃範囲が一気に広がる。
    • また空ダ横Bのメリットがすさまじく、射程距離が短くなったことで、密着した相手にも当たり、落下死亡率も減らせたり、相手の遠距離攻撃にも回避しながら攻撃しやすくなる。空中からの攻めも、引き差し返しで引いたら横スマ、ダッシュ上スマ、TANIステ横強で迎撃し、さらにCステ崖ジャンプ、空ダ横Bで復帰力もアップ。おそらく微動術による恩恵が最も大きいのはリトル・マックだろう。
  • ゼルダ
    • 空ダ横B、空ダ下Bで攻めると見せかけ、さがりながら攻撃できる。逃げながら攻撃にするにはうってつけ。超強力な空後を自由な間合いで差込みできるので、安定命中できれば強力なバースト手段になりうる。
  • シーク
    • TANIステで横強が決めやすくなり、序盤のダメージ稼ぎが楽になる。空中戦がメインだが、Cステ急降下との相性がよくキレのある立ち回りができる。振り向きジャンプからの空後は出の速さとリーチをいかした対空迎撃に。引き差し返しも要所要所で使うと良い。
  • ガノンドロフ
    • 横強の射程がTANIステでわずかに伸び、ステップからの横スマや、反転しゃがみ(引き差し返し)からのステップ周り、スライトダッシュからの下強など、多少の強化に留まる。それでもバースト力の高いガノンなら十分で、横強で相手を水平に飛ばして、そこから崖奪い>空後>バーストを狙いやすい。あとはプレイヤーの読みとセンス次第。
  • マルス
    • TANIステの滑りはそれほど良くはないが、最速振り向きジャンプ>空後>Cステ急降下>着地後即ダッシュ の立ち回りが強い。着地後は、横B、掴み、前後回避を使おう。さらに空後だけでなく、振り向きジャンプ>空中回避>空N>着地後最速弱>横スマ でバーストを狙ったり、振り向きジャンプから空ダ3式NBを混ぜて相手に読ませない工夫をするとさらによい。またしゃがみ状態でも右ステを使えば即上B・横Bが使えるので、下強からの連係もいける。勿論、空ダ4式横Bもフェイントから、復帰防止対策と色々と活用できる。
  • ルキナ
    • マルスと同じ戦い方でOK
  • アイク
    • 攻撃の生命線とも言うべき弱攻撃、空後が強化されるので、それだけでも試す価値あり。TANI横強もなかなか強い。相手に飛びかかったと見せかけて空ダ横Bでフェイントをかけられるので、まれに使うと結構騙せる。
  • ゼロスーツサムス
    • 空中の機動力の高いを活かしてCステ急降下からの空後が強い。前進の攻撃よいが、引きながらの空後は、下がる上に着地隙の少なさも相まってガードされてもリスクが少ないので、狙える時は積極的に狙っていきたい。地上でも強化TANIステを使った俊敏な立ち回りが有効。TANIステから上強の打ち上げや、TANIステ回避からのダッシュ投げなどやれる事は多い。空ダ横Bも着地狩り防止に使える。他にもNBは反転しても、わざわざ左ステを変えずともベクトルを維持できるので、簡易・空ダ4式が比較的簡単に発動できる。命中させやすくなれば、それだけバーストする機会が増えるので、練習する価値は十二分にある。
  • カービィ
    • 元々必殺ワザを多用しないタイプなので、これまでと大差なく扱える。マリオと同様に優れた空後や、TANIステからの下スマ、横・上強は確実に立ち回り向上に繋がる。また、空下着地キャンセルとL字掴みでのガードの揺さぶりは非常にいやらしく、他にもコピー技での空ダ4式や下強転倒からのTANIステコンボも強化されるなど強化の可能性は幅広い。ちなみにしゃがみ状態でも、Cスティック上か背後に倒した直後に攻撃ボタンを押せば、しゃがみ状態でも下スマ可能。
  • メタナイト
    • 頼みの綱であるダッシュ攻撃とダッシュ掴みが、最速ダッシュ攻撃、引き差し返し、最速クイック、L字掴みで強化できるので、相対的に連続空上の即死コンボも狙うチャンスも増える。TANIステ横強、最速振り向きジャンプ空後で接近戦も多少強くなり、スライトダッシュからの下強、下スマも結構使えるので、相手の動きを読んで狙っていきたい。TANI最速下スマも出が早く、後ろ当てで攻撃力アップとふっとばし力大幅UPする。ダメージが100%超えてもTANI横強から上Bでバーストが狙いやすい。
  • フォックス
    • 強化TANIステとCステ振り向きを使えば弱と上強が狙いやすく、コンボ時の振り向きが安定する。また最速ダッシュ攻撃も使いやすく、俊敏な動きは回避の技との相性が良い。加えて引き差し返しの性能が全キャラで最も高く、引き攻撃も大幅に強化。TANIステ最速下スマも使いこなせば、強力なバースト手段になる。Cステ急降下による空中Nも横移動の調整ができる分、ダウンからの上スマに繋げやすい。
  • ファルコ
    • NBとリフレクターで攻めを強要させつつ、主力の横強と空後で迎撃するいわゆる待ち戦法が得意。ジャンプと急降下のキレがいいので、Cステ急降下を使ったバッタ戦法も使える。TANIステの引きNBや、TANIステ下スマなど、間合い調整に役立つ。その際、空ダ3式からNBを連続で使うと見せかけ、一発留めておくと攻めてきた相手を迎撃しやすい。遠距離攻撃に対して下Bを使いながら横移動しやすいので、ペースを掴みながら試合を展開できる。
  • ピカチュウ
    • 空中攻撃の精度は下がるが、空後と上Bの精度はあがるし、空前からCステ急降下で下スマが狙いやすい等メリットもある。崖外で下B撃って自分は戻ったり、着地際を攻めたり、通常とは一味違った戦法が楽しめる。また滑りながら横スマ、最速TANI下スマが使えるので、引き差し返しも合わせれば着地狩りが非常に強くなり、ピカチュウの苦手なバースト力も向上する。
  • ゲッコウガ
    • TANIステの滑りがよいのでコンボが成功させやすくなったこと。着地直後や下強からの空後が繋がりやすくなる。特に空後は出が早いため、対空に強い。上Bの復帰妨害なども、精度向上でより使いやすくなった。ダッシュ掴みの性能がよいので引き差し返しも使える。
  • キャプテン・ファルコン
    • 走りが早いので、TANIステを使った立ち回りが強い。また強力な空後で、空中の攻めから、崖奪いのバースト狙いと強気に攻められる。引き差し返しで引き攻撃にも強くなり、ダッシュ掴みとの連係が強い。TANIステからの引きで下Bが中々強くバーストも狙える。
  • ピクミン&オリマー
    • 劇的な向上はないが、小さな強化が細々と増えたことで相手の対応力や地力の底上げに一役買っている。TANIステ上強、C振り向き弱、引きTANIステ下強で、オリマー自身の立ち回りが強化。スマッシュ攻撃は横スマが前滑りでさらに射程が伸び、出の早い下スマも滑って狙いやすくなった。空後も空前より、ちょっとだけダメージが増えた。TANIステ下スマでは、反転して攻撃するために、必ず二番目のピクミンが使われる。他の攻撃とうまく併用すればより効率的なマネジメントができるようになる。
  • Wii Fit トレーナー
    • バーストに使える横強、空後が強化される。面白いのが滑りその場回避と、前方回避のモーションが殆ど同じということ。見分けがつかないので、フェイントとして有効。
  • ドクターマリオ
    • 大体マリオと同じ。横Bは急降下しながら使える。
  • シュルク
    • 必殺ワザボタンを押し続けるとモナドが解除されてしまうため、左ステかCステを一定時間ニュートラルにしないよう注意が必要ため、余計に難しい。それでも疾シュルクはその非常の素早い動きでTANIステ周りのテクを駆使すれば、立ち回りは飛躍的に向上する。C急降下を使えば、空中攻撃の速めに中断させられたり、対地上に空後が命中させやすい。TANIステからの上強もバーストとして有効で、横スマも前に滑りながらも使えるので、長いリーチを活かしやすい。下BのビジョンもCステから使えば切り抜け攻撃も出しやすいのでメリットは多い。各モナドは以下のテクとの相性が良い。
      • 翔:空中移動が優れているので、C急降下、最速振り向きジャンプを駆使した攻撃にメリハリを持たせた空中戦が向いている。引き空中攻撃が使えるとなお良し。
      • 疾:地上の横移動速度と滑りが良いので、TANIステ全般、クイステ、特に引き差し返しからのダッシュ掴みがお勧め。
      • 撃:下B切り抜け、TANIステ滑り横スマ、C急降下による空後などバースト狙い
  • ロックマン
    • 出が早く持続の長い空後の差し込み、間合い管理に重要なNBが下がりながら使えたりと、メインで使う技が強化される。中でもバーストの要である上強は、Cステ急降下とCステ振り向き、そしてスライトダッシュを駆使すれば狙えるチャンスが一気に増加。リーフシールドも空ダがやりやすくなったので着地狩り拒否に有効。一見使えなそうなTANIステも間合い管理で引き弱で使うと地味に効果的。
  • ミュウツー
    • 強化TANIステのおかげで引き攻撃が非常に強くなる。引き差し返しからの掴みと最大チャージショットが入りやすくなり、バーストが強力に。また横Bは空ダ4式だけでなく、崖復帰崖時、ジャンプから空中ジャンプを消費せず空2式横Bで復帰するなど用途の幅が広がる。最速振り向きジャンプから最速で回避で近づき、引き空前で攻撃などトリッキーな立ち回りできる。着地狩りとして使うのが吉。
  • ロイ
    • 剣の根本の方が攻撃力が高い特性とTANIステから間合いを詰めた横強との相性が非常に良い。また強力な空後は出やすくなるばかりか、崖奪いから攻撃できるので、バースト向上にも期待できる。横Bは、マルスと違いショートジャンプから命中できるため、空ダ4式で1~2段だけ出せば、フェイントとしても使える。
  • クラウド
    • 引き差し返しの性能が高いので、掴みと下強の二択が強く、バーストにリミットブレイク横Bもいける。空中では最速振り向きジャンプから空Nを使うと、出が早く引き攻撃にも使える。真・最速崖掴みからの空後も中々強い。序盤はTANIステから上強連続でダメージ稼ぎができたりも可。

テクニック

種類は多いが、微動術のテクニックはキャラ限定が多いので、全てを習得する必要はない。

強化TANIステ

ダッシュ直後にCステを背中方向に倒すと簡単にTANIステができる。

極めて安定性が高いため、攻撃から回避まで幅広く活用できる。 通常のTANIステと比べて、強攻撃とスマッシュ攻撃が両方とも使える上に、上下シフト攻撃も可能。横強の出は早い。
強化TANIステからスマッシュは以下の入力で可能。

  • 横スマッシュ:TANIステ直後に左スティックをニュートラルに戻し、すばやく横スマッシュ
    • ニュートラルに戻すタイミングは、Cスティックを後ろに戻す直前。ダッシュ開始直後でかまわない。
  • 上スマッシュ:TANIステ直後に前に倒した左スティックをそのまま上方向に90度素早く回転し、攻撃ボタン
    • マリオやルイージのように背面から当てた方が早いキャラに向いている。
  • 下スマッシュ:TANIステ直後に前に倒した左スティックをそのまま下方向に90度素早く回転し、攻撃ボタンか掴みボタンを押す
    • 下スマは特に難しいので引き差し返しを練習し慣れるか、キーコンフィグで右手で攻撃(か掴み)を入力すると成功しやすい。掴みボタンを使用した場合、スマッシュホールドができないが、最速で発動する。

応用テクニック

強化TANIステにしかできない(正確には強化TANIステでないと非常に難しい)テクニックもいくつか存在する。

  • TANIステ最速弱
    • 主に置きで使用。相手のダッシュ掴み対策などに。弱使用中も滑るキャラで使うのが望ましい。
  • TANIステ振り向き弱
    • 強化TANIステは振り向きやすいため、振り向き後に弱攻撃へ繋げることができる。フォックスやアイク等、TANIステが素早いキャラ向き。
  • TANIステ振り向き上強
    • 引き差し返しをやってキャラが完全にしゃがんだら、(即座に)左ステを仰角100度(倒したまま)>(最速)Cステ仰角80度(ここで振り向き)>攻撃ボタン で素早く振り向き上強ができる。
    • 通常のTANI上強と違って、滑りながら使えるわけではないので、出が幾分遅い。あくまで差しではなく置きや牽制として使うべし。キャプテン・ファルコンとか向いてる。
  • TANIステ振り向き下強
    • 強化TANIステ後の振り向き後でスティックを下に半倒しして攻撃ボタンを押せば一応発動はできるが、難しいのであまりお勧めできない。TANIステ中に別のアクションをすれば、そこからC振り向きを使った後にしゃがむやり方もあるが、ほとんど全てのキャラがTANIステが終わるまで待った方が早い。例外的にピクミン&オリマーのNBは非常に短いために、TANIステ>NB>C振り向き>しゃがみ>下強 が使える。
  • TANIステ最速横スマ
    • 一部のキャラ(ピカチュウ、ヨッシー、シュルク、ピクミン&オリマー、ダックハント、パックマン、カムイ)ではTANIステから前に滑りながら横スマッシュが使える。
    • 最速で発動するので、滑る時間が長く出が早い。特に疾シュルクの横スマは突進技に昇華する程、尋常じゃなく滑る。他のキャラが使うと一歩前進して横スマを放つ。
    • やり方は最速でTANIステの次の瞬間に攻撃ボタンを押すだけ。ただし入力するタイミングには要練習。この時、左スティックは横スマが発動するまで前に倒したままにすること。
    • なおスマッシュホールドが出るとブレーキがかかってしまうので、攻撃ボタンは入力したらすぐに離すこと。他のキャラが使うと一歩前進して横スマを放つ。
  • TANIステ最速下スマ
    • やり方は上記に書いてある通り、攻撃ボタンではなく掴みボタンを押すこと。掴みボタンは攻撃の入力が1フレームなので、スマッシュホールドによる溜めがない分、下スマが最短で発動する。強化TANIステの速さと相まって出が非常に速い。フォックスやピカチュウなど、下スマの出が早いタイプに有効。
  • TANIステ振り向き下B
    • TANIステ直後に左スティックを下方向に約80度回し、即座に必殺ワザボタンを押しなおすか、TANIステ直後に必殺ワザボタンを離し、Cスティックを前から俯角80度に倒す。
    • ステップ中は地上から下Bが使えないため、そのカバーとして使える。有用なのはクッパ、ヨッシー、ドンキーコング。
  • TANIステ最速ガード
    • TANIステ直後に左スティックをニュートラルに戻して、シールドを張る。通常のTANIステより出が早く、最速で出せる。
  • TANIステ仕込みガード
    • TANIステ中に仕込みガードをすることで、接近しながらシールドしつつも相手の攻撃をジャストガードした時のみ攻撃する。ジャストガードを外すと危ないので注意。
    • フォックスの上強など、反転した状態で使え、なおかつ回避が発動しない技に使用は限られる。
  • TANIステアイテム拾い
    • TANIステ中の弱で滑りながら、アイテムを拾うことができる。通常のアイテムなら空中から掴みボタンで取った方がベターだが、箱など重いアイテムはそうとは限らない。具体例としてはワリオのバイクを比較的安全に拾うことができる。無論フォックスなどTANIステの滑りがよいキャラが使うのが望ましい。
  • TANIステ最速回避
    • TANIステと回避の組み合わせた高度な回避技。詳細はTANIステ最速回避の項目を参照されたし。
  • 引き差し返し
    • 引き攻撃以外に差しとガードもできるマルチスキルな引き動作。詳細は引き差し返しの項目を参照。
  • TANIステ台座降り
    • 台座の上で引き差し返しを使うと、左右に移動しつつ台座から降りることができる。通常のTANIステ技と違いこの技は滑る性能と無関係なため殆どのキャラが有効になる。

クイステ

ステップの出だしに左スティックを背面に倒すと逆方向にステップするクイック(逆ステ)と呼ばれるテクニックがある。
クイステはそのクイックを使った次のフレームに、Cスティックを背面(最初のステップと同じ方向)に倒すことで静止するテクニックである。

クイステすると僅かに前進して静止するので、弱がギリギリ届かない間合いから使って、弱を狙うのが基本的な使い道。
頑張れば下強や上強にもできる。無論フォックスやソニックなど素早いキャラでなければ実用に耐えない。
入力は割とシビアなので練習は必須。常に正確さが求められる。TANIステ振り向き弱と似ているが、こちらの方が距離は短いものの出は非常に速い。

ステップ中から使う場合は、素早さは関係なくなるが、使うぐらいなら普通にダッシュ掴みか、空中攻撃をした方が簡単で隙が少ない。
よってステップの短いキャラが置き技の前に間合いを詰めるか、Wii Fit トレーナーで弱三連から埋め立てを狙うなど、用途は一部に限定される。

最速クイック

ステップの出だしに左スティックを背面に倒すと逆方向にステップするクイック(逆ステ)と呼ばれるテクニックがある。
この最初のステップをCスティックで行うと。最速でクイックができる。相手の攻撃をステップで回避した後に、Cステ前>左ステ背面 と瞬時に入力すると、より素早く反撃できる。
ステップ中は防御ができないので、いつでも回避できた方がよい。間合いをみて使いどころをよく考えること。相手が空中にいる時の着地狩りとしても有効。

また瞬時に反転するのでフェイントの要素が強くなる。他の反転技を組み合わせることで、予測し辛い動きで相手を翻弄すべし。いくつか例をあげると

  • ステップ(前進)>最速クイック(反転)>引き攻撃または反転横B
  • ステップ(前進)>最速クイック(反転)>通常のクイック(反転)>ダッシュ掴み、またはダッシュ攻撃
  • ステップ(後退)>最速クイック(反転)>ダッシュ掴み、またはダッシュ上スマ
  • ステップ(後退)>最速クイック(反転)>最速振り向きジャンプ(ショートジャンプ)>空ダ3式

両手での操作になるため、クイック自体も少し簡単になるので結構使いやすい。キャプテン・ファルコンなどステステとクイックが得意なキャラが有用。

最速振り向きジャンプ

ダッシュ中にCステを背中方向に倒してそのままジャンプする。

左スティックのみで操作する場合と違い、ダッシュ開始直後でも振り向けるので、空中から攻めてくる相手を空後で迎撃したり、
ジャンプから着地したら、すぐに振り向きジャンプで空後が出来たりと、間合い調整と発動のタイミングを調整しやすい。空後が強い程、有効なテクニック。 他にもショートジャンプから空ダ3式を狙いやすくなっている。

簡易・空ダ4式

空ダ4式とは、振り向き必殺ワザ方向転換必殺ワザを組み合わせて、空中を前進し、NB使用後に後退する高難度のテクニックである。 Cスティックを背面に弾いた直後に、必殺ワザを使えば、振り向き必殺ワザが可能。これを応用して空ダ4式が多少簡単に扱える。

  • 操作方法1
    • Cスティック後ろ>必殺ワザ離し>必殺ワザ押し>左スティック前>左スティック後
  • 操作方法2
    • Cスティック後ろ>必殺ワザ離し>Cスティック前>左スティック前>左スティック後

簡易といっても、あくまで通常の空ダ4式と比べたらの話なので、要練習。どちらがいいかはお好みで。
コツは入力タイミングを正確に把握すること。Cスティックを使った振り向き必殺ワザさえできれば、後は大体成功する。

最速ダッシュ攻撃

静止状態でCスティックを前に倒したらすぐに攻撃。

スマッシュ攻撃の受付時間がない分、ダッシュ攻撃が素早く発動できる。
C攻撃設定時でも同じことはできるが、それと違い前方へしか使えないが、しゃがみ状態からでも使用可能。

Cステ振り向き

背中方向にCスティックを倒す。

一見ただの振り向きだが、そこから弱、その場つかみ、シールド等、振り向き直後ではやりにくい行動が簡単にできる。
非常にシンプルでクセがなく、微動術のテクニックの中でも珍しく、全キャラが有効に使える。
主に相手に背後をとられた時の対処に重宝する。他に地上時で振り向きを利用したコンボにも活用できる。

ちなみに左スティックを先に上に倒し、C振り向き直後に上強したい場合、リセット弾きによる上スマが暴発する恐れがあるが、そんな時はCスティックを斜め上後ろに倒すと上方向への入力が継続され、暴発を回避できる。

また何らかのアクション(攻撃、回避、シールド)中に、左スティックを下に倒しつつ、その行動直前に直前に使えば、振り向いた上でしゃがむことができる。 例えば下強から振り向いて下強を使ったり、しゃがみ状態からその場回避の直後に振り向き下スマといった芸当ができてしまう。

Cステ急降下

空中でCスティックを下に倒して急降下する。通常と比べて以下の特徴がある。
①急降下中の横移動がしやすい。②左スティックを横倒ししたまま低空で使うと着地後最速でダッシュする。③台座をすり抜けない。

  • 攻撃手段として
    • 間合いを詰めながら急降下攻撃ができるのは勿論のこと、多少難しいが下がりながらの急降下攻撃も可能。
    • 下がる場合、射程ギリギリで使えば着地後も後ろに滑るのでガードされても殆ど反撃されない。また汎用L字掴みとの併用も可能となる。
    • 基本的に急降下の落下速度が速く空中技の着地後の隙が少ないキャラの方が向いている。
    • 他にも急降下しながらの空上、着地後の上強がやりやすく、エッジキャンセルを急降下でやりやすくしたりするなど、急降下直後の行動範囲が広い。
  • 立ち回りとして
    • 相手に攻撃が届かない空中にいる場合、早く着地した方が良い場合に使える。通常のジャンプで急降下中に間合い調整できるだけでなく、
    • ショートジャンプから使えば左ステの倒した方向へ最速ダッシュするので、着地後の移動に一切の無駄がなく機敏な動きができる。
    • 着地地点に相手が近くいて危険になる時を避け、使いどころを見極めて使えば、着地狩りが相手へ優位な位置取りが狙いやすくなり、立ち回りが向上する。

引き差し返し

強化TANIステを後ろ方向に使い、即座にしゃがむことで、しゃがみながら後ろに滑る返し技。

主に間合い調整や、相手の攻撃を読んだ引き攻撃に使うのだが、このテクニックは他にも、ガード、差し、回避と選択肢が多く、立ち回り性能が高い。
ある程度はTANIステの滑りがよく、横移動が速いかしゃがみや下強が優秀なキャラに向いている。

  • 入力方法
    • 引き:左スティックを後ろ下斜め約45度に倒し、即座にCスティックを前に倒す。TANIステとしゃがみを同時に行うようなイメージで発動させる。入力した次の瞬間から相手の動きを注意深く観察し、次に何をするか瞬時に判断しよう。
      • しゃがみ歩きができるキャラの場合は、強化TANIステ後に真下に90度素早く回転すると滑る。しゃがんだ後すぐに左スティックをニュートラルに戻した方が成功しやすい。
    • 差し:引きの最中か後に、左スティックを前に倒す。クイック(逆ステ)と同じように素早く前進できる。
  • 引き攻撃として
    • 地上の引き攻撃と言えば横強、横スマッシュ、振り向き掴みが定番だが、このテクは弱、各強攻撃、各スマッシュ攻撃と選択肢が幅広い。といっても下強がベター。
    • 弱なら速攻、下強なら後隙少なし、上強なら対空、スマッシュはバースト、掴みはダッシュガード対策など、各キャラの性能と相手に合わせた柔軟な対応ができる。
    • 引き中に掴みたい場合は掴みボタンではなく、シールド+攻撃ボタンの使用がお勧め。
  • 差し攻撃として
    • 相手が攻撃等の隙を見せつつ、間合いが離れている場合、すぐさま差しに転換できる。前にダッシュすることで、ダッシュ掴み、ダッシュ攻撃、ダッシュ上スマ、強化TANIステを用いた攻撃、ショートジャンプ空後等、これまた幅広く攻撃できる。
  • 攻撃しない
    • 相手に隙がなければ無理に攻めても返される危険が高い。あえて攻撃せず攻め時を見極めるのも重要。ガードで防御し次の行動にそなえるのもよし。
  • さらに引く 
    • 方法1:一度引いてしゃがんだ後に、左スティックをしゃがみ歩きする程度の角度に倒して、Cスティックを前に倒すと最速でしゃがみ状態から後方へダッシュできる。そこから横強、横スマなどの引き攻撃が可能。
    • 方法2:左ステを下から高速で270度回転すること。左向きなら時計回り、右向きなら反時計周りになる。一回転なら引き差し返しが連続で使える。
  • 接近手段として 
    • 基本は引き動作だが、接近手段として使えないこともない。あえて引き差し返しで近づき、相手の攻めを誘うことで、引き攻撃を使いやすくする。
    • “さらに引く”を逆向きに使えば、そのまま攻撃にも転用できる。方法1は簡単だが、ダッシュ直後にCステが使えない。方法2はCステが使えるが難易度は高め。
    • また左ステを回転する分、出が遅いので、そういう意味では最初から普通に攻めた方が手っ取り早い。

しゃがむ理由

実はTANIステは使用中での横移動と振り向きができない制約がある。そのため従来は滑りながら攻撃するか、使用後に移動する他ない。
しかし例外的にしゃがむと、その制約をキャンセルできるので、横移動できるようになる。
他にも強化TANIステは使用後は振り向きやすいので、その暴発防止も兼ねている。

  • ※しゃがむメリット
    • しゃがみにはいくつかメリットがあるので、併せて解説する。
      • 1.姿勢が低くなることで、相手の攻撃をかわしやすい。
      • 2.攻撃を受けても吹っ飛び緩和効果がある。 
      • 3.下強は後隙の少ない場合が多く、使いやすい。
      • 4.低%の場合ダメージリアクションが通常より短いため、素早く次の行動に転ずることができる。わざと攻撃を喰らって反撃することもできる。

汎用L字掴み

空中から急降下とダッシュで用いて最速で掴むテクニック。
掴み攻撃は相手に掴むまでが早いほど成功しやすいので、この僅かな短縮が重要となる。それでも通常のつかみより遅いので、基本的には相手の意表をつくか、他の空中攻撃と併用して使う。

基本的な操作はジャンプ中に左スティックを相手の方向に倒しながら、Cステ急降下を行い、着地後最速で掴みボタンを押す。ショートジャンプ程度の高さなら、着地後にダッシュが発動するのでダッシュ掴みになる。通常ジャンプ以上な高さなら、横移動の調整がしやすく、着地直前にもう一度Cステを下に倒すか、左スティックを倒しなおすとダッシュ掴みに変わる。状況に応じた柔軟な対応と、他の攻撃との組み合わせが活かしやすいので汎用性が高い。

  • パターン1:すかし投げとして利用
    • すかし投げとは格闘ゲームで、飛びかかって攻撃を出さずに着地し即座に投げる行為である。スマブラではガードキャンセル攻撃狙いの相手に対して、ジャンプから空中攻撃すると見せかけ、着地後に掴み攻撃をする戦法がある。後ろ向きジャンプすると攻撃するように・・・そう、見えなくもない。
  • パターン2:空中攻撃後から使う
    • 最初の空中攻撃は相手をガードに誘うためのいわゆる釣り行動にあたる。後隙が少ない攻撃なら、ショートジャンプからでも使える。
    • 予め空中攻撃を連続で使う姿を見せて、相手にガードが有効と誤った情報を教え込ませたり、L字掴み自体を釣り行動にして、着地直後は別の攻撃をするなど大変嫌らしい真似ができる。
  • パターン3:引きCステ急降下と併せて使う
    • パターン1、2と弱冠被っているが、わかりやすいよう別枠で説明。通常ジャンプ以上の高さから引きながらCステ急降下の空中攻撃と二択を迫ることができる。操作方法は、Cステ急降下中は引いて、着地したら左スティックを相手方向に反転し掴む。パターン1のすかし投げでもよいが、Cステ急降下からの空中攻撃の後隙が少なければ、パターン2の空中攻撃後から使ってもよい。

余談だが、左スティックのみでも波動拳コマンド+掴みで、ある程度の代用は可能。しかしリュウ本人は波動拳が暴発して使えない。

真・最速崖つかまり

崖から離れたら即座にCステ急降下をする。

通常の最速崖つかまりより、さらに早く崖をつかめる。崖から離れた瞬間から左スティックをニュートラルにすると成功しやすい。
左スティックを崖外に倒しつつガード状態のまま崖際で待機し、ガード解除から崖奪いを狙う「オートマ崖つかまり」との併用がおすすめ。

  • 崖つかまりアイテム落とし
    • アイテムを落としつつ、崖につかまるテクニック。使用キャラはピーチ、ディディーコング、ロボット、ロックマン等々。
    • 操作方法は左ステ前で崖を降りた直に左ステをニュートラルに戻し、その直後掴みボタンでアイテムを離し、即Cステを下に倒す。
    • タイミングはややシビア。そこからさらなる追撃が可能となる。
  • 崖際まで移動するために
    • 一番手軽な方法は、ダッシュで移動し崖際寸前で左スティックをニュートラルに戻し、ブレーキの余波で崖際に到達すること。(※反転しません)
    • ブレーキ中は通常の横移動はできないが、実は崖を降りることはできるので「真・最速崖つかまり」との相性がよい。
    • 「オート崖つかまり」の場合は前方回避か、ダッシュガードを使用すべし。

Cステ崖離し

崖につかまっている時に背中方向にCスティックを倒すと限りなく短い距離で離れるため、崖を離した次の瞬間に壁ジャンプや壁張り付きが出来たり、空Nで攻めやすい。

  • 崖離し空後
    • Cステを背中方向に倒した直後、壁ジャンプと同時にジャンプと攻撃ボタンを同時に押す。すると崖外へのベクトルを一切発生せずに、崖に向かって空後が出せる。
  • 崖奪い空前
    • 崖奪い空後と比べて攻撃の出は遅くなるが、その代わりに2段ジャンプで追撃可能。崖奪いをしたら即座に入力を開始。カベ張り付きか、壁ジャンプで操作が異なる。
  • 壁張り付きの場合
    • Cステを背中方向に倒したら、すぐに左スティックを前に倒し、壁を張り付く。そのままジャンプしたら、直に左スティックを崖外に倒し、空前で攻撃。
  • 壁ジャンプの場合
    • Cステを背中方向に倒し、左スティックを前に倒し、壁ジャンプが発動したら、直に左スティックを崖外に倒し、空前で攻撃。
      ※壁ジャンプなので壁張り付きと違い、ジャンプボタンを押す必要はない。
  • 最速壁張り付き
    • シーク、ディディーコング、ゲッコウガなど崖張り付きできるキャラは崖から離れた後、最速で壁に張り付ける。
    • 張り付き状態だと、崖上からの攻撃があたらず2段ジャンプできるので復帰が成功しやすい。さらに張り付き状態からまた崖に掴める。

Cステ壁ジャンプ

  • 簡易・壁ジャンプ
    • 崖側に左スティックを倒しながら、断崖絶壁に密着状態でCスティックで崖外に向けて倒す。
    • オンライン対戦でタイミングを微調整することなく崖ジャンプできる。空中横移動の苦手なリトル・マックにとって重要なテクニック。
  • 簡易・壁ジャンプ+振り向き必殺ワザ
    • 断崖絶壁に密着状態のまま、左スティックをニュートラルに戻し、Cスティックを崖外に倒す。
    • この時、方向転換必殺ワザで、ベクトルごと向きを変えてNBを使いながらの復帰が簡単にできる。
  • 簡易・崖絶
    • 崖に掴まった状態から急降下し、2段ジャンプでかろうじてステージに着地できる高度から、Cステ崖ジャンプ>2段ジャンプを連続で入力し、壁を背にして垂直ジャンプさせる、こうすると崖を前に着地するよりも後隙が少なく着地できる。空後等攻撃を混ぜてもよし。
    • なお崖絶がわからない人はこちらの動画を参照されたし。

最速ダッシュ回避

ガード中にCスティックを操作することでも回避を使える。これを使えば、既に左スティックを前に倒しているダッシュガードからでも最速で回避が行える。
例外的に、このテクニックは微動状態でなくても使える。ただし微動状態の方が安定している。

  • 前方回避:ダッシュガードを使用直後、左スティックを前に倒したまま、Cスティックを上に倒す。
    • リセット弾きが発動し、最速で前方回避が発動。シールドが見えないため、相手の不意を突きやすい。
  • 後方回避:ダッシュ後にシールドボタン押して、左スティックを前に倒したまま、Cスティックを後ろに倒す。 
    • 後方のみダッシュ開始直後から、つまりステップ中も含め好きなタイミングで発動できる。ただしステップ中は微動状態でないと発動しない。左ステと操作が独立しているため、入力から発動までの時間が通常より速い利点がある。
  • その場回避:ダッシュガードを使用直後、左ティックを前に倒したまま、Cスティックを下に倒す。
    • キャラによって滑りながらその場回避が可能。やろうと思えば相手の遠距離攻撃をその場回避で回避しつつ接近したり、相手の裏に回ることもできる。
    • ダッシュガードする距離が足りない場合は、後ろにクイック(逆ステ)してから接近することで距離を稼ぐやり方がある。
    • またダッシュ中のガードではなく、歩きながらのガードでも同じことができる。こちらはダッシュするための助走も必要ない分、相手の動きに集中しやすく、間合いの微調整に向いている。

TANIステ最速回避

TANIステ最速回避は、TANIステからの横移動と回避を組み合わせたテクニック。少々難しいが、回避の幅が広くなることで高度な立ち回りが可能となる なおTANIステで後ろに向くが、方向は行動開始時で統一して説明する。なお後方回避については最速ダッシュ回避で賄えるため割愛する。

  • 前方回避:左ステ前>即Cステ後ろ>即ガード>左ステ倒したまま
    • 前方回避にTANIステの滑る距離を上乗せされる。その場からの前方回避では相手の背後に回るには距離が僅かに足らず、相手の目の前で隙を明かしてしまいそうな時に有効。
  • その場回避:TANIステ使用直後にガードしつつ、前に倒した左スティックをタイミングよく下方向に90度回転する。
    • その場回避で滑る技。実質その場回避で滑られるキャラ専用の技と言っていい。
    • 前方後方よりも横に移動しないため、回避をしつつも間合いを微調整をしたい時や、相手が目の前にいる時、その場回避しつつも裏に回って、速攻を仕掛けたい時に有効。
    • 通常の回避より、どうしても出は遅くなりがちだが、無敵時間が長いため発動後は攻撃を回避しやすい。
その場回避で滑るキャラ一覧
マリオ、ピーチ、ヨッシー、クッパJr.、ディディー、Mr.ゲーム&ウォッチ、リトル・マック、ゼルダ、トゥーンリンク、サムス、パルテナ、カービィ、デデデ、メタナイト、フォックス、ファルコ、ピカチュウ、ルカリオ、ゲッコウガ、キャプテン・ファルコン、Wii Fit トレーナー、シュルク、ドクターマリオ、ルキナ、パックマン、ソニック、ミュウツー、リュカ、リュウ、格闘Mii

スローダッシュ

Cスティックからダッシュを始め、左スティックを前方に半倒しすると、通常よりスピードが遅いダッシュができる。

ベクトルが少なくブレーキ時間が短く済むため、通常のダッシュより弱、上強、下強、下スマと横強が素早く出せる。それと併せてダッシュ攻撃、ダッシュ掴みも併用した臨機応変な行動をとれる
左スティックを全倒しすると加速し、逆にCスティックを上に倒せば歩きとなり減速する。ステップより少しだけ長い距離に弱と上強、下強をするにはちょうど良い技。
また相手を吹っ飛ばした直後など歩くより速く距離を詰め、いつでも迎撃をしたい時にも使える。ピーチやクッパ、リザードン、サムスなどベクトルが短いキャラが有効
ちなみに逆ステから一度ニュートラルに戻して、また半倒しすれば左スティックのみでも使える。

スライトダッシュ

リンク等一部のキャラでは、ステップ後の弱及び強攻撃は、繋げようにもダッシュ攻撃の受付時間が長いため難しい。
スライト(わずかな)ダッシュは横移動のベクトルを極小化することで、ダッシュ開始からブレーキまで短くし、通常のステップより速く静止する。 これによりTANIステでは難しい、弱、上強、下強、下スマに繋げることができる。
ある程度ブレーキ性能がよく、上、下強攻撃が強いキャラ向け。ロックマン、ネス、ガノンドロフ、メタナイト、ピクミン&オリマーがお勧め。
キャラのダッシュ、ブレーキ性能に大きく影響するため、キャラによって適切な操作方法が異なる。下記ほどベクトルが発生しないが移動距離が短い傾向にある。

  • 操作パターン1:左ステ前弾き(直ニュートラルに戻す)>(ステップ終わり際)Cステ前
  • 操作パターン2:左ステ前弾き(直ニュートラルに戻す)>(ステップ終わり際)Cステ斜め上(仰角80度ぐらい)
  • 操作パターン3:Cステ >(ステップ終わり際)Cステ前
  • 操作パターン4:Cステ >(ステップ終わり際)Cステ斜め上(仰角80度ぐらい)

動画

備考

  • 海外では日本発祥のプレイスタイルとして知られており、海外でも「Bidou」という通称で呼ばれている。

外部リンク