空中攻撃

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前空中攻撃から転送)

空中攻撃は、ファイターが空中にいるときに攻撃ボタンを押すと繰り出すワザ。通常空中攻撃・前空中攻撃・後空中攻撃・上空中攻撃・下空中攻撃の他、一部ファイターのみが可能な空中ワイヤー滑空攻撃がある。地上攻撃と異なり、弾き入力によるワザの変化は無い[1]

空中攻撃はモーションの途中で着地するとモーションが中断され完全に無防備な着地動作(着地隙)に移行する。

開発者の桜井政博は、「空中攻撃は強めに設定されている」と述べている[2]

通常空中攻撃

デデデの通常空中攻撃。

ファイターが空中にいるときに、方向入力をしない(ニュートラル状態)で攻撃ボタンを押すと繰り出すワザ。

身体を回転させる、手足を短く突き出すものが大半で、蹴り上げなど攻撃の軌道が線を描くものは少ない。他の空中攻撃と比べるとリーチが短めで離れた相手には当てにくいが、前後に攻撃判定が出るため、複数の相手に囲まれた時に使いやすい。
また、威力は低めだが発生や持続に優れたワザも多めで、全体的に扱いやすい傾向にある。

なお、現行の公式名称は『スマブラX』から使われている「通常空中攻撃」だが、『スマブラ64』のスマブラ拳!!や『スマブラDX』の公式攻略本では「空中ニュートラル攻撃」という名称だった。

前空中攻撃

リュウの前空中攻撃。

ファイターが空中にいるときに、前に方向入力をしながら攻撃ボタンを押すと繰り出すワザ。ファイターの前方に向けた攻撃が主である。

ふっとばしは全体的に控えめだが、判定の少なさに優れたワザが多く、大半のファイターにおいて気軽に振れる攻撃となっている。
一部のファイターは逆に強めのふっとばし力を持つか、メテオワザになっており、その場合は発生・後隙ともに長い。

後空中攻撃

ゼルダは後空中攻撃と前空中攻撃でほぼ共通の性能を持っている。

ファイターが空中にいる時に、後ろに方向入力をしながら攻撃ボタンを押すと繰り出すワザ。ファイターの後方に向けた攻撃が主で、その大半は発生が速いうえにふっとばしも強い。

攻撃を受けた方に振り向いてしまう仕様もあり狙って使いづらい分、ワザとしての性能はとても優秀なものが殆どで、ファイターによっては目前の相手に背を向けて対峙するプレイヤーも少なくない。
これを積極的に運用するためのテクニックとして反転ジャンプが存在する。

上空中攻撃

ピーチの上空中攻撃。

ファイターが空中にいるときに、上に方向入力をしながら攻撃ボタンを押すと繰り出すワザ。ファイターの上方に向けた攻撃が主である[3]

上方向に長いリーチと強い判定を持ったものが多く、真上にいる相手の出した攻撃と重なった場合には打ち勝ちやすい。

下空中攻撃

こどもリンクの下空中攻撃。

ファイターが空中にいるときに、下に方向入力をしながら攻撃ボタンを押すと繰り出すワザ。メテオワザが最も多い攻撃である。

ソニックのものなど、中には発動時に急降下以上の速さで降下するものもある。

備考

  • 英語では、「Aerial attack」。『スマブラDX』のみ「Midair attacks」が公式名称だった。

脚注

  1. ただしルフレミェンミェンだけは特別で、弾き入力で出すと、強化されたものが繰り出される。
  2. スマブラ拳秘伝ビデオ 3分18秒~
  3. 上空中攻撃は蹴り・頭突き・武器での攻撃が主で、腕を使ったものはわずか。パンチに至ってはリトル・マックリュウのみだったりする。

関連項目

外部リンク


ワザ
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