最後の切りふだは、『スマブラX』以降にあるワザ。ファイターがスマッシュボールを破壊して獲得すると身体が虹色のオーラを纏い、目が金色に輝く最後の切りふだのスタンバイ状態になる。この状態で通常必殺ワザの発動と同じ入力をすると、ファイターは一度だけ最後の切りふだを繰り出すことができる。
最後の切りふだの性質はさまざまだが、概してそのファイターにとって最大の性能を持ったワザで、戦況を大きく有利にするものとなっている。性質の種類は次のように大きく分類することができる(非公式名称)。
- 最初の一撃が当たらなければ発動しない「初撃型」
- 当たる、当たらないに関係なく広範囲に攻撃する「広域型」
- 変身したり、乗り物に乗ったりして、パワーアップしてステージ上を自由に動ける「変身・強化型」
『スマブラSP』では最後の切りふだの発動時間を短くする方針により、変身型の中でも通常通り動いて攻撃できる「変身・強化型」は廃止となった[1]。
使用者がルーペになっている等の一部の場合を除いて、発動の際には時間の流れが止まり、カメラが使用者にズームインする(パックマンだけは変化無し)。また、やくものに関しては、切り札が発動中はずっと止まったままになるものが多い。
全ての最後の切りふだは発動から少しの間は無敵状態になる。発動中ずっと無敵でいるものも多い。変身型には、発動中はダメージこそ受けるが、風による押し出しや、つかみワザによる拘束、状態異常までも受け付けない特殊なスーパーアーマーになるものがある。また、画面外に侵入してもミスにならないものもある。
最後の切りふだのスタンバイ状態のときに攻撃を受けると、最後の切りふだのスタンバイ状態が解除され、スマッシュボールが吐き出されることがある。
得点、またはストックが最も低いときに撃墜されたとき、最後の切りふだのスタンバイ状態になる、てかげん最後の切りふだという現象が稀に起こることがある。この場合では攻撃を受けても最後の切りふだのスタンバイ状態が解けることはない。なお、『スマブラfor』ではこの現象はプレイヤーにのみ起こり、CPUには起こらなくなっている。
チャージ切りふだ
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『スマブラSP』ではルール設定の一つとして、「チャージ切りふだ」の有無を切り替えることができる。
他のゲームにおける超必殺技に近いシステムで、時間経過でたまり、最大になると最後の切りふだが使えるといったもの。ただし、スマッシュボールを壊して使うものより威力は弱い。撃墜されるとゲージ量は減る。また、誰かが最後の切りふだを使っている時は別の最後の切りふだが使えないようになっている。
備考
脚注
- ↑ Nintendo Direct E3 2018
- ↑ 2.0 2.1 社長が訊く『大乱闘スマッシュブラザーズX』
- ↑ Super Smash Bros. - The Cutting Room Floor
- ↑ Super Smash Bros. Unused Audio Clips - YouTube
- ↑ 『初代スマブラ』の内部データに没ボイスとして存在するもの(「ブルーファルコン!」と「PKスターストーム!」)と、『スマブラX』で使用されているボイスとは別物。
- ↑ ニンドリアンケート集計拳後編
“例えばC・ファルコンが最後の切りふだを出すと「カモン、ブルーファルコン!!」とか言いますよね。あれ実はN64版のときに録った声なんです。ネスのPKスターストームもそうですが、 (中略) しかも、PKスターストームなんてまさに今回録ったかのようですね。 - ↑ アンケート集計拳!!
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