アタックキャンセル
アタックキャンセルは、『SP』に存在する、通常地上攻撃を小ジャンプ+空中攻撃でキャンセルするテクニック。略称は「アタキャン」。『SP』では、地上攻撃の開始直後にジャンプ入力をすると、小ジャンプ+空中攻撃でキャンセルされる。通常ジャンプでのアタックキャンセルはできない。空中攻撃の方向は、ジャンプ入力時にしたものではなく、ジャンプ踏切終了時にしていた入力方向で決まる。小ジャンプ+空中攻撃の仕様の詳細はいつでも小ジャンプ攻撃にて。
地上攻撃の1-3F目がキャンセル可能。3F目までにジャンプ入力がされていれば良い。ただし、弱攻撃は1F目のみ。攻撃判定が出た後はキャンセルすることはできない。
ダッシュ攻撃でアタックキャンセルをすると、ジャンプ時に移動の慣性が消える。普通に走行しているときにジャンプをするとそこに前慣性が乗るので移動の制御が難しいが、ダッシュ攻撃をアタックキャンセルすれば停止状態からジャンプしたときと同じようにジャンプすることができて移動の制御がしやすい。マルスのような、繊細な間合い管理をしながら戦うファイターで利用されやすい。
反対方向への横強攻撃でアタックキャンセルすると、向き反転しつつジャンプを行うことができる。横スマッシュ攻撃は反転されない・普通に後ろへ方向入力をしてからジャンプをすると、入力した方向へ進みながらのジャンプになってしまいやすいが、このアタックキャンセルを使った方法ならば、そのようなことが起きる心配はない。後ステップキャンセルで出す反転空後と、入力の順番やスティックの向きが反対なのには注意したい。
一部のファイターはアタックキャンセルで特殊な効果を得ることが出来る。ロゼッタ&チコのチコは、アタックキャンセルをしても地上攻撃を続行する。そのため、チコとロゼッタで別の行動をすることができる。リュカの上スマッシュ攻撃は開始1F目から少しの間全身が無敵になるが、この無敵で相手の飛び道具を受け止めてからアタックキャンセルをして接近しに行ったり、相手の近距離攻撃を受け止めてからアタックキャンセルをして上スマッシュ攻撃以外で反撃、といったことができる。ピクミン&オリマーのスマッシュ攻撃でアタックキャンセルをすると、ピクミンの順番がそのスマッシュ攻撃を使った場合と同じだけ変動する。下スマッシュ攻撃をアタックキャンセルして空中攻撃をすれば、3番目の位置にいたピクミンで空中攻撃ができる。
アタックキャンセルができないワザ、状況
共通
ファイター固有
- 発生1Fのワザ(ゼロスーツサムスとリトル・マックの弱攻撃)
- むらびと・しずえのダッシュ攻撃
- ロックマンの弱攻撃・横強攻撃
- リトル・マックの下強攻撃
- リュウ・ケンの下強攻撃(弱) - Ver.2.0.0から不可になった。下強攻撃(強)と分岐する前なら可能。
- ミェンミェンの横スマッシュ攻撃
- 次のワザを連発して出した場合の、2回目以降
備考
- 英語では「Attack Cancel」。
関連項目
- 反転ジャンプ - ステップ中に反対方向への強攻撃かスマッシュ攻撃を入力してすぐさまジャンプすると反転ジャンプ+空中攻撃になる。アタックキャンセルと似た入力手順だが、攻撃は入力しているだけで実際には出ていないので、アタックキャンセルには当て嵌まらない。
- いつでも小ジャンプ攻撃