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− | + | 最後の切りふだの性質はさまざまだが、概してそのファイターにとって最大の性能を持ち戦況を大きく有利にする、いわゆる「超必殺ワザ」に相当するものとなっている。性質の種類は次のように大きく分類することができる(非公式名称)。 | |
*最初の一撃が当たらなければ発動しないが、威力が高い「初撃型」。 | *最初の一撃が当たらなければ発動しないが、威力が高い「初撃型」。 | ||
*当たる、当たらないに関係なく広範囲に攻撃する「広域型」。 | *当たる、当たらないに関係なく広範囲に攻撃する「広域型」。 | ||
*変身したり、乗り物に乗ったりして、パワーアップしてステージ上を自由に動ける「変身・強化型」。『[[スマブラSP]]』では最後の切りふだの発動時間を短くする方針により、変身型の中でも通常通り動いて攻撃できる切りふだは廃止となった<ref>Nintendo Direct E3 2018</ref>。 | *変身したり、乗り物に乗ったりして、パワーアップしてステージ上を自由に動ける「変身・強化型」。『[[スマブラSP]]』では最後の切りふだの発動時間を短くする方針により、変身型の中でも通常通り動いて攻撃できる切りふだは廃止となった<ref>Nintendo Direct E3 2018</ref>。 | ||
− | 使用者が[[ルーペ]] | + | 使用者が[[ルーペ]]になっている等の一部の場合を除いて、発動の際にはステージの時間の流れが止まり、カメラが使用者にズームイン(『スマブラSP』では、[[チャージ切りふだ|ゲージ]]による発動でない限りファイターのカットインと専用のカメラワーク)演出が入る。発動中は[[ステージ]]の時間が止まるため、[[ギミック]]も多くは止まったままになる。 |
ほとんどの最後の切りふだは[[シールド無効攻撃|ガード不能]]で、発動中は[[無敵]]状態になる。発動中ずっと無敵でいるものも多い。変身型には、発動中はダメージこそ受けるが、[[風]]による押し出しや、[[つかみ|つかみワザ]]による拘束、[[状態異常]]を受け付けない特殊な[[スーパーアーマー]]になるものがある。また、画面外に侵入しても[[ミス]]にならなくなるものもある。 | ほとんどの最後の切りふだは[[シールド無効攻撃|ガード不能]]で、発動中は[[無敵]]状態になる。発動中ずっと無敵でいるものも多い。変身型には、発動中はダメージこそ受けるが、[[風]]による押し出しや、[[つかみ|つかみワザ]]による拘束、[[状態異常]]を受け付けない特殊な[[スーパーアーマー]]になるものがある。また、画面外に侵入しても[[ミス]]にならなくなるものもある。 | ||
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得点、またはストックが最も低いときに撃墜された場合、スタンバイ状態で復活するという現象が稀に起こることがある。これによって付与されたスタンバイ状態は次にミスするまで解けることはない。 | 得点、またはストックが最も低いときに撃墜された場合、スタンバイ状態で復活するという現象が稀に起こることがある。これによって付与されたスタンバイ状態は次にミスするまで解けることはない。 | ||
− | なお、『[[スマブラ3DS/Wii U]] | + | なお、『[[スマブラ3DS/Wii U]]』以降はアイテム「スマッシュボール」をONにしている時のみプレイヤーに起こり、アイテムを出現させない設定や、CPUには起こらなくなっている。 |
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− | 『[[スマブラSP]]』では[[ルール設定]]でチャージ切りふだのゲージシステムを追加することができ、最大になると通常より威力が弱い最後の切りふだを使うことができる。「[[スピリッツ]] | + | 『[[スマブラSP]]』では[[ルール設定]]でチャージ切りふだのゲージシステムを追加することができ、最大になると通常より威力が弱い最後の切りふだを使うことができる。「[[スピリッツ]]」の各種モードにおいて、プレイヤーや一部スピリット戦の相手ファイターは、チャージ切りふだが常時適用される。 |
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*「初撃型」に該当するタイプのものには、ヒットすると場面が切り替わり、専用の演出になるものも多くあり、このタイプは、演出中は他のファイターやアイテムも一切介入できなくなるのだが、切りふだを当てたファイター、受けたファイター以外のものは演出終了時に一部の動きなどがリセットされる仕様がある。例を挙げると、切りふだ発動前に[[しりもち落下]]中だったファイターは切りふだ終了後にしりもち落下が解除され、再度上必殺ワザを使用できる、発動中だったワザモーションが解除される、持っていたアイテムが消える、出現中だった一部の[[アシストフィギュア]]なども消える、など。 | *「初撃型」に該当するタイプのものには、ヒットすると場面が切り替わり、専用の演出になるものも多くあり、このタイプは、演出中は他のファイターやアイテムも一切介入できなくなるのだが、切りふだを当てたファイター、受けたファイター以外のものは演出終了時に一部の動きなどがリセットされる仕様がある。例を挙げると、切りふだ発動前に[[しりもち落下]]中だったファイターは切りふだ終了後にしりもち落下が解除され、再度上必殺ワザを使用できる、発動中だったワザモーションが解除される、持っていたアイテムが消える、出現中だった一部の[[アシストフィギュア]]なども消える、など。 | ||
*通常の対戦では、[[スマッシュボール]]は画面内に一つしか出現しないため、最後の切りふだのスタンバイ状態は一度に1人しか適用されない。 | *通常の対戦では、[[スマッシュボール]]は画面内に一つしか出現しないため、最後の切りふだのスタンバイ状態は一度に1人しか適用されない。 | ||
− | **『[[スマブラSP]] | + | **『[[スマブラSP]]』では他にも最後の切りふだのスタンバイ状態にすることがあるアシストキャラクター([[ニッキー]]と[[ビクティニ]])があるが、いずれか一つしか出現しないようになっている。 |
*『スマブラSP』では最後の切りふだを発動している最中は、他のファイターが驚く表情をする。 | *『スマブラSP』では最後の切りふだを発動している最中は、他のファイターが驚く表情をする。 | ||
2020年6月24日 (水) 18:25時点における版
最後の切りふだは、『スマブラX』以降にあるワザ。ファイターがスマッシュボールを破壊して獲得すると身体が虹色のオーラを纏い、目が金色に輝く最後の切りふだのスタンバイ状態になる。この状態で通常必殺ワザの発動と同じ入力をすると、ファイターは一度だけ最後の切りふだを繰り出すことができる。
最後の切りふだの性質はさまざまだが、概してそのファイターにとって最大の性能を持ち戦況を大きく有利にする、いわゆる「超必殺ワザ」に相当するものとなっている。性質の種類は次のように大きく分類することができる(非公式名称)。
- 最初の一撃が当たらなければ発動しないが、威力が高い「初撃型」。
- 当たる、当たらないに関係なく広範囲に攻撃する「広域型」。
- 変身したり、乗り物に乗ったりして、パワーアップしてステージ上を自由に動ける「変身・強化型」。『スマブラSP』では最後の切りふだの発動時間を短くする方針により、変身型の中でも通常通り動いて攻撃できる切りふだは廃止となった[1]。
使用者がルーペになっている等の一部の場合を除いて、発動の際にはステージの時間の流れが止まり、カメラが使用者にズームイン(『スマブラSP』では、ゲージによる発動でない限りファイターのカットインと専用のカメラワーク)演出が入る。発動中はステージの時間が止まるため、ギミックも多くは止まったままになる。
ほとんどの最後の切りふだはガード不能で、発動中は無敵状態になる。発動中ずっと無敵でいるものも多い。変身型には、発動中はダメージこそ受けるが、風による押し出しや、つかみワザによる拘束、状態異常を受け付けない特殊なスーパーアーマーになるものがある。また、画面外に侵入してもミスにならなくなるものもある。
スマッシュボール破壊によって獲得した最後の切りふだのスタンバイ状態のときに攻撃を受けると、低確率でスタンバイ状態が解除され、スマッシュボールが剥がれることがある。
てかげん最後の切りふだ
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主に: 仕様詳細 |
得点、またはストックが最も低いときに撃墜された場合、スタンバイ状態で復活するという現象が稀に起こることがある。これによって付与されたスタンバイ状態は次にミスするまで解けることはない。
なお、『スマブラ3DS/Wii U』以降はアイテム「スマッシュボール」をONにしている時のみプレイヤーに起こり、アイテムを出現させない設定や、CPUには起こらなくなっている。
チャージ切りふだ
詳細は「チャージ切りふだ」を参照
『スマブラSP』ではルール設定でチャージ切りふだのゲージシステムを追加することができ、最大になると通常より威力が弱い最後の切りふだを使うことができる。「スピリッツ」の各種モードにおいて、プレイヤーや一部スピリット戦の相手ファイターは、チャージ切りふだが常時適用される。
備考
- 英語では、「Final Smash」。
- 最後の切りふだは『スマブラ64』で実装の構想があったが没になった[2]。通常プレイでは聞くことができないが、カービィ、フォックス、ピカチュウ、キャプテン・ファルコン、ネスの最後の切りふだのようなボイスが存在している[3][4]。この内キャプテン・ファルコンとネスは、『スマブラ64』の頃に収録したものをそのまま流用していることが明かされている[5][2][6]。
- 『スマブラ64』の没企画にチームスターフォックスがそろって一斉にブラスターを乱射するものがあった[7]。
- 「初撃型」に該当するタイプのものには、ヒットすると場面が切り替わり、専用の演出になるものも多くあり、このタイプは、演出中は他のファイターやアイテムも一切介入できなくなるのだが、切りふだを当てたファイター、受けたファイター以外のものは演出終了時に一部の動きなどがリセットされる仕様がある。例を挙げると、切りふだ発動前にしりもち落下中だったファイターは切りふだ終了後にしりもち落下が解除され、再度上必殺ワザを使用できる、発動中だったワザモーションが解除される、持っていたアイテムが消える、出現中だった一部のアシストフィギュアなども消える、など。
- 通常の対戦では、スマッシュボールは画面内に一つしか出現しないため、最後の切りふだのスタンバイ状態は一度に1人しか適用されない。
- 『スマブラSP』では最後の切りふだを発動している最中は、他のファイターが驚く表情をする。
脚注
- ↑ Nintendo Direct E3 2018
- ↑ 2.0 2.1 社長が訊く『大乱闘スマッシュブラザーズX』
- ↑ Super Smash Bros. - The Cutting Room Floor
- ↑ Super Smash Bros. Unused Audio Clips - YouTube
- ↑ ニンドリアンケート集計拳後編
“例えばC・ファルコンが最後の切りふだを出すと「カモン、ブルーファルコン!!」とか言いますよね。あれ実はN64版のときに録った声なんです。ネスのPKスターストームもそうですが、 (中略) しかも、PKスターストームなんてまさに今回録ったかのようですね。 - ↑ 『スマブラ64』の没ボイスと『スマブラX』で使用されているボイスとは別物(キャプテン・ファルコンの「カモン!」を除く)。
- ↑ アンケート集計拳!!
外部リンク
ワザ | |
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