パックマンシリーズ

パックマンシリーズ
パックマン ロゴ.png
シンボル パックマン.png
ジャンルドットイートゲームなど
主な開発元バンダイナムコエンターテインメント
発売元バンダイナムコエンターテインメント
公式サイトパックマン ウェブ PAC-MAN WEB
Wikipedia
の記事
パックマン
スマブラ
への出典
スマブラforスマブラSP

パックマンシリーズ(英題: Pac-Man)は、バンダイナムコエンターテインメント(旧・ナムコ)から発売されているコンピュータゲームのシリーズ。ここでは、スマブラに出典されたパックマンシリーズの要素について解説する。

なお、ファイターのパックマンが見せる他のナムコ作品からの出典要素や、パックマンシリーズ扱いで収録された音楽については、このページではなくナムコのゲームシリーズ一覧にて記載する。

概要

1980年にゲームセンターで稼働開始したアーケード用ゲーム『パックマン』を原点とする。『パックマン』登場以前のゲームセンターは『スペースインベーダー』ブームの影響で戦争を題材としたシューティングゲームが多く出回っており、暗く殺伐とした印象を持たれていた。これに危機感を持った岩谷徹は、女性やカップルをターゲットに「食べること」をテーマにしたゲームとして『パックマン』を企画した。

ゲーム内容は、4方向レバーでパックマンを操作し、追いかけてくるゴースト達をかわしながら、迷路内にあるエサを全て食べるとクリアというシンプルなもの。ただ敵から逃げるだけでなく、普通より大きいパワーエサを取ると一定時間パワーアップし、ゴーストを食べて一時的に撃退できる一発逆転要素がある。
シンプルなゲーム性のみならず、カラフルでキュートなデザインも特徴の一つであり、特にゲームのキャラクターに明確な性格付けがされたことは当時としては画期的で、キャラクターを売りにしたゲームの先駆けにもなった。

こうして親しみやすいゲームデザインで作られた『パックマン』は開発者の狙い通り、女性客を引き込むことに成功した。さらにアメリカに進出すると爆発的ブームが巻き起こり日本以上に人気を獲得[1]。2005年には、発売開始年となる1980年より7年間で総販売枚数293,822枚を記録した業績を称えられ、「最も成功した業務用ゲーム機」としてギネス世界記録に認定された。ナムコの看板タイトルとなった現在では、多数の続編・移植版が発売され、キャラクターは自社発売の他ゲームなど多くの媒体に出演し続けている。

スマブラシリーズでは、往年の作品を中心とした要素が登場している。また、ファイターのパックマンの一部の動きや"パックランド"ステージで使用される音楽には、他のナムコ作品からの要素も使われており、ナムコ全体を包括したゲームシリーズとしても扱われている。

大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U

ファイター

ステージキャラクター

ファイターの演出に登場するキャラクター

  • モンスターズ - パックマンの各種スマッシュ攻撃や下アピールに登場。
    • アカベエ - パックマンの横スマッシュ攻撃に登場。
    • アオスケ - パックマンの上スマッシュ攻撃に登場。
    • ピンキー、グズダ - パックマンの下スマッシュ攻撃に登場。
  • イジケモンスター - パックマンの上アピール(3DSのみ)と勝利演出(上)に登場。

ステージ

アイテム

  • WiiUスペシャルパックマン - "パックランド"ステージにて特定のギミックを動かすと出現するアイテムとして登場。

アシストフィギュア

音楽

すべて新規の曲。『パックマン』以外のバンダイナムコエンターテインメント(旧・ナムコ)のゲームシリーズから出典されている音楽については「ナムコのゲームシリーズ一覧」および「ナムコの音楽の一覧」を参照。

曲名 アレンジ 収録 備考
パックマン アレンジ 3U
パックマン (クラブMIX) アレンジ 3U
PAC-MAN'S PARK / BLOCK TOWN アレンジ 3U

ファンファーレ

フィギュア

  • 3Uパックマン
  • 3Uパックマン(EX)
  • WiiUスーパーパックマン
  • 3Uフルーツターゲット
  • 3Uパワーエサ
  • 3U消火栓
  • 3Uモンスターズ
  • 3Uアカベエ
  • 3Uアオスケ
  • 3Uピンキー
  • 3Uグズダ
  • 3DSイジケモンスター
  • 3DSパックメイズ
  • WiiU妖精のママ
  • WiiUパックマンの家

フィギュアボックス

ボックス名 フィギュア名
パックマン ピンキー
パワーエサ
フルーツターゲット
グズダ
アオスケ
パックマン
アカベエ
スーパーパックマン&パックランド 消火栓
パックマンの家
妖精のママ
モンスターズ
スーパーパックマン
パックマン(EX)

大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL

太字は今作で新たに追加されたシリーズの要素。

ファイター

ステージキャラクター

ファイターの演出に登場するキャラクター

  • モンスターズ - パックマンの各種スマッシュ攻撃に登場。
    • アカベエ - パックマンの横スマッシュ攻撃に登場。
    • アオスケ - パックマンの上スマッシュ攻撃に登場。
    • ピンキー、グズダ - パックマンの下スマッシュ攻撃に登場。
  • イジケモンスター - パックマンの上アピールと勝利演出(上)に登場。
  • 妖精 - パックマンの下アピールと勝利演出(右)に登場。

ステージ

アイテム

  • スペシャルパックマン - "パックランド"ステージにて特定のギミックを動かすと出現するアイテムとして登場。

アシストフィギュア

音楽

『パックマン』以外のバンダイナムコエンターテインメント(旧・ナムコ)のゲームシリーズから出典されている音楽(サウンドテスト4番以降)については「ナムコのゲームシリーズ一覧」および「ナムコの音楽の一覧」を参照。

曲名 アレンジ 初出 備考
パックマン アレンジ 3U
パックマン (クラブMIX) アレンジ 3U
PAC-MAN'S PARK / BLOCK TOWN アレンジ 3U

ファンファーレ

スピリット

  • 0,946 - パックマン
  • 0,947 - 妖精のママ
  • 0,948 - モンスターズ
  • 0,949 - イジケモンスター
  • 0,950 - フルーツターゲット

備考

  • サードパーティから出典されたゲームシリーズでは、最もデビューが古い。
  • マリオカート アーケードグランプリシリーズはバンダイナムコが開発を担当しており、本シリーズからパックマン、ミズ・パックマン、アカベエの3キャラクターや、本シリーズをイメージしたコースなどがゲスト出演している。
  • マリオシリーズなどの生みの親として知られる任天堂の宮本茂は本シリーズの大ファンであり、彼が中心となり対戦向けにアレンジされた『パックマン vs.』がクラブニンテンドーの景品などとして提供・発売されたことがある。

脚注

  1. なお、開発者は海外で大ヒットしたことについては、アメリカ人にはあまりインパクトはないだろうという思いがあったので予想外だったと語っている。
    バンダイナムコ知新「第1回 ビデオゲームのはじまり 後編」岩谷徹氏インタビュー | アソビモット


ゲームシリーズ
スマブラ スマブラ
ファイター出典 マリオ - ドンキーコング - ゼルダの伝説 - メトロイド - ヨッシー - カービィ - スターフォックス - ポケモン - MOTHER - F-ZERO - アイスクライマー - ファイアーエムブレム - ゲーム&ウオッチ - パルテナの鏡 - ワリオ - メタルギア - ソニック - ピクミン - ファミコンロボ - どうぶつの森 - ロックマン - Wii Fit - パンチアウト!! - パックマン - ゼノブレイド - ダックハント - ストリートファイター - ファイナルファンタジー - ベヨネッタ - スプラトゥーン - 悪魔城ドラキュラ - ペルソナ - ドラゴンクエスト - バンジョーとカズーイの大冒険 - 餓狼伝説 - ARMS - Minecraft - 鉄拳 - キングダム ハーツ
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その他 Mii - その他のシリーズ一覧 (ナムコ - SNK)
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ファイター パックマン:for/SP
ステージ パックメイズ - パックランド
アシストフィギュア モンスターズ
音楽 パックマンシリーズの音楽の一覧
スピリット パックマンシリーズのスピリットの一覧/対戦データ
関連シリーズ ナムコのゲームシリーズ一覧