リトル・マック (3DS/Wii U)
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リトル・マック | |
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種類 | 基本キャラクター |
リトル・マック(Little Mac)は、大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii Uで最初から使えるファイター。
ワザ目次 | |
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弱攻撃 |
つかみ |
ファイター性能
リングの王者、堂々スマブラに参戦。拳一つで戦う。小さいけれど、豪快な性能のファイター。
チャンピオンボクサーらしく、その性能はまさしく「地上近接戦の雄」。
速くて隙のないダッシュや高性能な前後緊急回避、発生・判定に優れた各種攻撃ワザに高性能のカウンターワザ、スーパーアーマーのついたスマッシュ攻撃、おまけに最後の切りふだに頼らない超必殺技など、非常に優れた能力を誇り、地上での性能は比類ない。
しかし、凡以下の空中制動、隙の大きさに対するリターンがほとんど無い空中攻撃、地上では優秀な必殺ワザも軒並み性能ガタ落ち…など、目に見えて空中性能は悪い。復帰距離も復帰阻止されやすさも歴代ファイターの中で最低最悪レベル。桜井政博はリトル・マックを「よく撃墜するが、よく撃墜されるキャラ」と評している[1]。
ステージによって大きく得意不得意が分かれるところだが、文字通り地に足つけて優秀な地上ワザで相手を圧倒することを心がけよう。それができるキャラである。
- 長所
- 地上の各種ワザは発生と判定に非常に優れている。
- 多くのワザにスーパーアーマーがついており、非常に打ち負けにくい。
- ダッシュの際の姿勢の低さのおかげで、一部の飛び道具をくぐれる。
- 地上回避性能が高い。
- 高性能のカウンターワザ(#下必殺ワザ「スリッピングカウンター」)を持っている。
- 専用の一撃必殺級のゲージワザ(#K.O.ゲージ最大状態の通常必殺ワザ「K.O.アッパーカット」)を持っている。
- 障害物の無いステージに強い。
- 三角飛びはそこそこ飛ぶ。
- 短所
- 空中制動が悪い。二段目のジャンプはほとんど上昇しない。
- 空中ワザが全て性能が劣悪(ダメージも2%〜5%ほど)。
- 空中での必殺ワザは、下必殺ワザ以外威力以外の性能が著しく落ちる。
- 上記の短所のせいで、スマッシュボールが非常に獲得しづらい。また、「フィールドスマッシュ」でも移動の装備アイテムで強化しないと探索しづらい。
- 飛び道具を持たない。
- 足場の少ないステージで著しく不利。
- 場外からの復帰力が最低レベルで、崖待ち戦法に非常に弱い。ステージ端で待たれて近づいてきたところを後投げ→追撃で、ダメージが0%でも簡単にやられてしまう。
K.O.ゲージ
K.O.ゲージとは、スマブラ初の画面に表示される専用ゲージで、リトル・マックの蓄積%の上に表示される。
相手から受けるダメージや自分の攻撃で溜めることができ、最大になれば通常必殺ワザが高威力の#K.O.アッパーカットに変化する。
ゲージは最大が100とすると、リトル・マックが攻撃を受けると1%につき1溜まり、対戦相手(シールドでもいい)に攻撃を当てるか、攻撃が威力差8%以内の攻撃と接触して相殺した場合、1%につき0.3溜まる。
K.O.ゲージは、K.O.アッパーカットを使用するか、リトル・マックが落下するか、K.O.ゲージが最大になってから約5秒経過した後にリトル・マックが倒れふっとびをすると0に戻る。
#最後の切りふだ「ギガ・マック変身」中はK.O.ゲージは表示されなくなり、K.O.アッパーカットは出せない。元に戻ってもゲージは変身する前のままで変わらない。
運動技能
ジャンプ回数 | 2 |
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カベジャンプ | ○ |
カベ張りつき | × |
しゃがみ歩き | × |
各種運動性能の詳細についてはカテゴリ:パラメータの各ページを参照のこと。 他にもアクションから各種ページにてより詳しくご覧いただけます。
更新履歴
用語の解説・全ファイター共通の変更点は各更新データのページを参照
ワザ
弱攻撃
ジャブからのコンビネーション。
仕様
- ダメージ
- 1段目: 2% / 2段目: 2% / 3段目(単発): 7% / 3段目(百裂) 0%*n (小数点以下未計測) / 百裂攻撃フィニッシュ 3%
- 3段目が単発攻撃か百裂攻撃に分岐する弱攻撃。
- 2段目が誰にも当たらなかった場合は必ず単発攻撃になる。
- 3段目を攻撃ボタン押しっぱなしで繰り出した場合、百裂攻撃になる。
- 百裂攻撃は最低でも8発繰り出す。
- 1段目が誰にも当たっていない場合、攻撃ボタンを押しっぱなしにすると高速で一段目を連発する。
- 相殺モーションが無いワザ。
解説
- 3段目が単発攻撃でも11%と弱攻撃の中では高めのダメージ。百裂攻撃だと12%程度は安定して与えられる。しかもゼロスーツサムスの弱攻撃と並んで全てのワザの中で最も出が早い。弱攻撃からしてリトル・マックの地上戦の強さの片鱗を見ることができる。
- 相殺した場合、相殺モーションに移行せず出し切る。相手の弱い攻撃と重なった場合、相手は相殺モーションに移行して一時的に行動できなくなるのに対し、こちらは構わず2段目に移行できる。そのため、近距離での攻撃の出し合いで滅法強い。
- 多くの百裂攻撃に言えることだが、上のほうや端のほうを当てるとヒットストップずらしでフィニッシュの前に脱出されやすくなる。百裂フィニッシュは外すと隙だらけなので、1、2段目を当てた後の百裂を出すか出さないかの見極めは重要。
ダッシュ攻撃
前進しながら左拳を振り下ろして地面に打ちつける。
仕様
- ダメージ: 10%
- 出始めは真上に近いふっとばしベクトル、それ以降は斜め上のふっとばしベクトル。
解説
- 出が早く大きく踏み込みながら攻撃を繰り出すため、マックの走行速度の速さも相まって、離れた相手が見せた些細な隙を突きやすい。
- 攻撃範囲が上にも広く、対空、着地狩りとしても使いやすい。
- ダッシュ攻撃としては破格の隙の小ささ。正面でガードされるとガードキャンセルつかみなどでの反撃が確定するが、少しでも相手の反応が遅れれば弱攻撃でガードキャンセルを潰すことが可能。近距離で繰り出せば攻撃しながら相手の背後に回るため、ガードキャンセルつかみはされずにすむ。
- 踏み込みが大きすぎるため、相手に密着して繰り出すと拳を振り下ろす前に相手を通り過ぎてしまう。だが空振っても隙が少ないので悪い事態にはなりにくい。
- 低%の相手にはダッシュ攻撃からダッシュ攻撃に繋げて運ぶことができる。
横強攻撃
マック一人分前進した後、左ジャブ→右ストレートのワンツーパンチ。
仕様
解説
- 2連続パンチ。相殺が起きても止まらないため、1段目で相手の攻撃を相殺→2段目で攻撃、ということが可能。
- ふっとばし力がそこそこあり、ステージ端なら120%程度から撃墜可能。
上強攻撃
弧を描くように拳を前→上→後ろと振る。スローでよく見ると裏拳をしている。
仕様
- ダメージ: 9%
- 相殺モーションが無いワザ。
解説
- マックの周囲をカバーする攻撃。あまり攻撃範囲は広くなく当てにくいが、隙が小さいのでリスクは低い。低%の相手ならお手玉可能。
下強攻撃
姿勢を低くしてボディブローのようなパンチ。
仕様
- ダメージ: 8%
- 相殺モーションが無いワザ。
解説
- リーチは短いが隙が少なく、避けられたりガードされたりしても反撃を受けにくい。
- 相手の蓄積%が低ければ、複数回ヒットしたり、K.O.アッパーカットが繋がったりする。
下強→横Bなども可能。(ただし相手が低%だと反撃される)
横スマッシュ攻撃
大きく踏み込んで、右ストレート or 右アッパー or 右フック。
仕様
- ダメージ
- 無シフト 根元: 17% / 先端: 19%
- 上シフト 根元: 17% / 先端: 19%
- 下シフト: 22%
- シフトによって異なるワザになる性質をもっている。
- 攻撃判定が出る少し前(スマッシュホールドを解除した瞬間)から、攻撃判定が出た瞬間まではスーパーアーマー状態になる。
解説
- シフトによって異なるワザになるユニークな横スマッシュ攻撃。無シフトは「右ストレート」、上シフトは「アッパーカット」、下シフトは「ボディフック」になる。このような性質をもつワザはこれだけ。
- 3種とも、長いリーチ、大きいダメージ、そして出始めのスーパーアーマーを持ち、圧倒的な攻撃性能を持つ。トドメとしてはもちろん、ダメージ蓄積としても優秀。
- 無シフトは素直な性能で、真っ直ぐ前に拳を突き出して相手を大きく横にふっとばす。ステージ端の相手へのトドメとして最適。
- 上シフトは動作としては前進する#上スマッシュ攻撃といったところ。出始めの威力はこちらの方が上スマッシュに劣るが、終わり際では勝る。実は上だけでなく横方向にも3種の横スマッシュの中で最も遠くまで攻撃が届く。
- 下シフトは3種の横スマッシュの中で最もダメージが大きいが、ふっ飛ばし力はとても低い。ダメージ蓄積に。また、威力が大きいためにシールドをよく削るので、横スマッシュを溜めたはいいが相手がシールドを張ってきたというときにも。
- 動作開始時に大きく踏み込んでからパンチをするが、そのために相手に密着して繰り出すと通り抜けてしまい当たらないことも。
-
左から、上シフト/無シフト/下シフト。
上スマッシュ攻撃
大きく姿勢を落としてから、跳ねあがるように右アッパーカットを繰り出す。
仕様
- ダメージ
- 出始め: 20% / それ以降: 15%
- 攻撃判定が出る少し前(スマッシュホールドを解除した瞬間)から、攻撃判定が出た瞬間まではスーパーアーマー状態になる。
- 出始めが最も威力が高い部分は、当たった相手を炎上させる。
- 使用後は位置が少し後ろに下がる。
解説
- 横スマッシュの上シフトと似たワザ。攻撃範囲が上方向に広く、フォロースルーで右手が左手の下に回るのがこちら。
- 相手を炎上させながらふっ飛ばす出始めの部分は、強いふっ飛ばし力ばかりのリトル・マックのスマッシュの中でも、特に強いふっとばし力を持つ。上スマッシュ攻撃なので走行やガードキャンセルなど使用できる場面は多い。カス当たりでもよく飛ぶので、100%近い相手には隙あらば。
- 横スマッシュ攻撃と比べるとやや隙が大きいが、密着していると当たらないということが無いので安定して当てやすい。
下スマッシュ攻撃
1回転しながら地面すれすれをパンチ。
仕様
- ダメージ: 12% (前後とも)
- 攻撃判定が出る少し前(スマッシュホールドを解除した瞬間)から1段目の攻撃判定が出た瞬間までと、2段目が出る瞬間にスーパーアーマー状態になる。
解説
- 前→後ろの順で攻撃する前後攻撃。スーパーアーマーも2回発生。
- ダメージは他のスマッシュ攻撃に劣るが、隙が少ないのでブンブン振れて回り込みを狙う相手にも後ろ側で対応できる優れもの。ただし、好反応されるとガードから掴まれる。
- 攻撃判定が横に長い。攻撃判定の大きさだけならリトル・マックの通常攻撃で最も長い。更に下にも大きい。そのためガケ際でタイミングよく繰り出せば甘い復帰を狩ることができる。
- 要練習だが、「相手が崖つかみ中に崖を奪う→すぐに自分は崖上に→相手が崖をつかむ→即下スマッシュ」という行動で、タイミングによって下スマッシュが確定し、相手の復帰を邪魔できる。
マックに限らないが非常に重要なので、習得は必須。
ニュートラル空中攻撃
膝を曲げ、斜め下に向けてパンチ。
仕様
- ダメージ: 2%
- ふっとばし力固定。
解説
- 他の空中攻撃にも言えることだが、出は早いものの、あまりにも威力が低い。そのうえ攻撃範囲が小さく攻撃判定の出現時間が一瞬なので当てにくい。積極的に使うには向かない代物。
- 出が早いので相手の連携に割り込んで当てやすい。まったくふっとばさないのでその後に反撃されやすいが、相手の反応が間に合わずになんとかやりすごせることもしばしば。
- リトル・マックの空中攻撃の中で唯一、着地隙が短い。着地際に当ててすかさず弱攻撃を出すと繋がりやすい。
- 確定ではないのだが、降下しながら空中にいる相手に密着してこれを連発すると連続ヒットさせつつ一緒に落下していける。さらに場外ならそこから踏み台ジャンプに繋げることによって復帰阻止となる。
- あらゆる空中攻撃の中で最も動作が短い。ショートジャンプから3発も繰り出し可能。
前空中攻撃
下から上への大振りの右パンチを繰り出す。
仕様
- ダメージ: 5%
解説
- ボクサーらしからぬ大振りのパンチ。しかし威力は低い。
- 低い角度でふっとばすので、復帰力の低い相手に場外で当てると復帰阻止となることも。
後空中攻撃
回転しながらの裏拳打ち。ちなみに、ボクシングでは裏拳打ちは反則行為。
仕様
- ダメージ: 6%
解説
- 空中攻撃の中では最も威力がある。といっても6%。
- 低い角度でふっとばすので、復帰力の低い相手に場外で当てると復帰阻止となることも。
上空中攻撃
上に向けて拳を振る。
仕様
- ダメージ
- 先端: 5% / 根元: 4%
解説
- リトル・マックの空中攻撃の中では攻撃範囲が広く当てやすい。
- 動作が長く、リトル・マックの空中攻撃で唯一、小ジャンプと同時に出しても着地隙が生まれるワザ。
下空中攻撃
下に向けて拳を突きだす。よく見ると手のひらで突きをしており、ボクシングでは反則行為。
仕様
- ダメージ: 4%~5%
- 4%部分はメテオスマッシュ
解説
- リトル・マックの空中攻撃の中でも特に当てにくい。攻撃範囲はリトル・マックの真下で極小。
- 実はメテオがあるが、100%の相手に当ててもわずかに怯む程度で、まるで役に立たない。
- あまり性能の良くない技に見えるが、実はこれを利用したダウン連が存在する。
横強→ダッシュ空中下→上スマホールド or K.O.アッパーカット
つかみ
両手で抱きつくように掴みかかる。
- リーチがかなり短く、つかみとしての性能は良くない。
- 投げはどれも威力・ふっとばし力ともに大したことがない。だが、リトル・マックの攻撃をガードしてからガードキャンセルで反撃することをひたすら狙ってくる相手には、掴みはそれを崩すための有効な手段の一つとなる。
- 前方緊急回避キャンセルダッシュつかみをすると数歩分ほど一瞬で移動した後にダッシュつかみを繰り出すので、普通にダッシュつかみをするよりも、かなり離れた位置にいる相手を掴みやすくなる。
-
手は届いてるのに
つかみ攻撃
掴んだ相手に右のボディーブローを叩き込む。
仕様
- ダメージ: 2%
解説
- 連打速度が速いので、何発か入れてダメージ稼ぎに。
前投げ
掴んでいる相手を殴って前にふっとばす。
仕様
- ダメージ: 計8% (4%+4%)
- 打撃投げ。最初の4%部分が打撃。
解説
- 平凡な前投げ。崖端で掴んだ相手をとりあえず場外へ出したいときなどに。
後投げ
掴んでいる相手を後ろに回しつつ殴ってふっとばす。
仕様
- ダメージ: 計9% (4%+5%)
- 打撃投げ。最初の4%部分が打撃。
解説
- 下投げと並んで、リトル・マックの投げの中では最もダメージとふっとばし力が高い。
上投げ
掴んでいる相手を殴って上にふっとばす。
仕様
- ダメージ: 計7% (4%+3%)
- 打撃投げ。最初の4%部分が打撃。
下投げ
仕様
- ダメージ: 計7% (4%+5%)
- 打撃投げ。最初の4%部分が打撃。
上BやKOに繋げる事が可能
通常必殺ワザ
通常必殺ワザはどれも#K.O.ゲージが最大である間は「K.O.アッパーカット」になる。
K.O.アッパーカット
渾身の右アッパーカット。
仕様
- ダメージ
- 地上: 35% / 空中: 13%
- 対戦相手にヒットすると一時的にカメラがリトル・マックに寄る演出が入る。無敵状態の相手・喰らい判定のあるアイテムにはヒットしても演出は起きない。
- 動作開始時にリトル・マックの手前に相手を押し出す風が発生する。
- シールド無効ワザ。シールド・カウンター中の相手にもヒットする。
- 地上版は攻撃判定が出るあたりで一時的にスーパーアーマー状態になる。
- 空中で繰り出しても、攻撃判定が出るまでに着地すれば地上版の威力になる。
- 空中版は空中攻撃の後にすぐに繰り出すと、大きく前進する。
解説
- 20%程度から撃墜できる超高威力アッパーカット。しかも出が早くガード不能。連発できるものではないがその性能は最後の切りふだ級。
- 空中版は地上版と比べて威力が大きく落ちる。こちらは大体150%くらいからが撃墜圏内。なるべく空中では使いたくないところ。
- 下方向への攻撃範囲は見た目より小さく、崖掴まりしている相手には当たらないので注意。
- 地上ジャンプと同時に入力すると、すぐに着地して地上版K.O.アッパーカットを繰り出す現象が起きる。よって、ジャンプができる状況はK.O.アッパーカットを使える状況ということでもある。ガードキャンセルジャンプから繰り出して反撃の手段としたり、ステップをジャンプでキャンセルしてから繰り出して微妙な距離にいる相手に当てたりできる。
- 地上版は発動時にリトル・マックが前進するが、動作開始時に出る風のおかげで、密着していても通り過ぎることなくヒットする。しかし台端に立っている相手に密着して繰り出すと、この風のせいで遠くまで吹き飛んでアッパーカットが当たらないことも。
- Ver.1.0.5現在、このワザをむらびとのつかみで網を被せるようにすると、むらびとが反対方向に終点の半分程度を一瞬で移動するというバグがある。
通常必殺ワザ1
力を溜め、直進しながら右ストレートをする。
仕様
- ダメージ
- 非最大溜め 出始め: 14% / 中間: 12% / 終わり際: 9%
- 最大溜め 出始め: 25% / 終わり際: 20%
- ボタンを押すと溜め始めるためワザ。中断はできない。
- 溜めている間はふっとび耐性がつき、少しのふっ飛び値なら耐える。
- 溜める時間に比例して前進距離が長くなる。最大まで溜めると拳のエフェクトが赤色になり、威力と後隙が大きく増える。
- 出始めが最も威力が高く、それ以降は落ちる。
解説
- 珍しく、中断ができないのにボタンを押しただけで溜め始めるためワザ。他の中断ができないためワザは、溜めるにはボタンを押しっぱなしにする必要がある。
- 溜め中は軽いふっとび耐性がつく。スーパーアーマーではないので、大したものは耐えられない。相手が軽い攻撃でのお手玉を狙ってきたときには連携からの脱出手段の一つになる。
- 威力は最大まで溜めると上昇し、それ以外は同じ。前進距離は溜めるほど増すので、溜めるほど高威力の前半部分を当てやすくはなる。
- 最大まで溜めたときのふっとばし力は強烈。長距離を移動しながら攻撃するので、複数人をまとめてふっとばしやすい。
- 最大まで溜めずとも、14%部分のふっとばし力は横強攻撃やジョルトブローよりも高い。相手が軽い攻撃で突っ込んでくるのを予測し、アーマーで耐えた後に反撃、という手も。
通常必殺ワザ2
通常必殺ワザ3
横必殺ワザ
横必殺ワザ1
前に跳躍しながら左拳を打ち下ろす。拳は青く光る。
仕様
- ダメージ: 14%
- 動作中に必殺ワザボタンを押すと攻撃する。押さなくても一定時間経過すると攻撃する。
- 使用後はしりもち落下になる。
- 地上版のほうが前進距離が長い。
- 地上版は発動から少しの間無敵になる。
解説
- 跳躍と長い前進距離のおかげで低めの飛び道具を避けつつ相手に接近して攻撃しやすい。しかし使用後は尻もち落下になるので、場外に飛び出しての自滅には注意。
- ガケに追い詰められたときなど、不利な状況からの脱出手段にもなる。ただし運動性能の良い相手には追いつかれやすいので注意。
- 空中版は復帰に利用できる。まったく上昇しないので上方向の復帰には役に立たないが、横への移動距離は上必殺ワザよりも大きい。反転ワザには注意しよう。
- Ver.1.0.4で空中版の横移動距離が大幅に弱化。それでも上必殺ワザよりは復帰力は高い。
終点などの崖の形状のステージで崖メテオが可能
横必殺ワザ2
横必殺ワザ3
上必殺ワザ
上必殺ワザ1
右拳を突き上げ、回転しながら上昇する。
仕様
。===== 解説 =====
- ジョルトブローが横の復帰なのに対し、こちらは上の復帰ワザ。復帰力は低いが、上方向の攻撃範囲はそこそこあり、攻撃を置かれての阻止はされにくい。
しかし、自動ガケつかまりが起きるのが最終段を終えた直後とかなり遅く、上手く位置を調節しないと動作中にガケから頭を出してしまいそこを突かれてしまいやすい。 - 派手な見た目の割にあまりダメージは無いがふっとばし力はそこそこある。下強攻撃から繋いだり、高%でも高所でのんびりしている相手にはお見舞いしてもいい。
- 地上で使用した場合は上昇距離、速度共に大きく上がる。上空で安心している相手への不意打ちにでも。
上必殺ワザ2
上必殺ワザ3
下必殺ワザ
下必殺ワザ1
リトル・マックの身体が点滅。対戦相手の攻撃が飛んでくると、スウェーで身体を大きく反らして避け、すかさず右アッパーで反撃。
仕様
- カウンター倍率: 1.3倍
- ダメージ下限: 10%
- ダメージ上限: 50%
- カウンターワザ。発動すると体が一瞬光り無敵状態になり、その状態で攻撃判定に触れると、触れた攻撃の1.3倍の攻撃力で反撃する。
解説
- カウンターワザの中では発動の早さ、受付時間の長さ、攻撃範囲の大きさ、倍率どれも優秀。リトル・マック苦手の空中戦から脱出するための手段として大いに役立つ。
- 問題は、空中で発動するとかなり長い距離を前進していくこと。このために、空中でステージ外へ向けてカウンターが発動すると、そのまま帰ってこれない位置まで行ってしまいやすい。逆に、場外で復帰阻止に来た相手の攻撃をカウンターして、そのときの前進によって復帰することも可能。なお、前進中に着地できずステージ下部に潜り込んでしまうと、これもまた帰ってこれないことに。
- 倍率は1.3倍でマルスら1.2倍組に勝るが、ふっとばし力は少々劣る。
下必殺ワザ2
下必殺ワザ3
最後の切りふだ
ギガ・マックに変身し、パワーアップする。
仕様
- 発動中はダメージは受けるが一切怯むことはない。
- 変身している間はK.O.ゲージは表示されなくなり、K.O.アッパーカットは出せない。元に戻ってもゲージは変身する前のままで変わらない。
- 「気合いストレート」の溜め時間が半分になる。
- 最大溜めの横・上スマッシュ攻撃は"終点"中央の0%マリオを一撃で撃墜できる。相手の蓄積%が40%ほどから、溜めなしでも一撃撃墜を狙える。また、後投げはネスをも超えるふっとばし力を誇る。
- 地上での攻撃力は極めて高いが、空中での攻撃力は変身前と同じく低い。
あおむけおきあがり攻撃
うつぶせおきあがり攻撃
転倒おきあがり攻撃
ガケのぼり攻撃
アピール
アピールをするとドック・ルイスが声援を出してくれることがある。なお、ギガマック変身中は声援は送らない。
- 上アピール
- 拳を掲げる。「叩け!マック!」
- 横アピール
- グローブの紐を噛んで引っ張って締める。「ぶちかませ!マック!」
- 下アピール
- 数回シャドーをして、決めポーズ。「お前のパンチを見せてやれ!」
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上アピール
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横アピール
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下アピール
登場演出
拳を振り上げ、ピンクのスウェットを脱ぎ捨てて登場。
スウェット姿の場合はジャケットを脱がない。
勝利・敗北演出
- 勝利
勝利演出では、ドッグ・ルイスが登場し、リトル・マックがチャンピオンベルトを付けている。
台詞はすべてドッグのもの。なお、ワイヤーフレームカラーで勝利時に言うことがある台詞は※で表記する。 - BGM:『パンチアウト!!』試合勝利ジングル
- ポーズ:十字ボタン←
- ドックと軽くスパーリングをした後、二人でガッツポーズをとる。
「お前の勝ちだマック!」
「おっと、お前にはちょろ過ぎたってか?」
「マックさすがだな、いい線いってるぞ!」
「そのベルトを付けるのはおまえば一番だな!」
※「すごい動きだな、何だか透けて見えちまったよ」
- ドックと軽くスパーリングをした後、二人でガッツポーズをとる。
- ポーズ:十字ボタン↑
- マックの腕をドッグが持ち上げる。
「ワールドチャンピオンはお前のもんだ!」
「勝者、リトル・マック!うわっははははは!」
「マック、お前はやっぱり抜群だな!」
「そのベルトを付けるのはおまえば一番だな!」
※「目立ちすぎじゃねぇか、目がチッカチカしやがる」
- マックの腕をドッグが持ち上げる。
- ポーズ:十字ボタン→
- マックが鼻歌をしながらアッパーカット、ドッグがガッツポーズ。
「ぬわっはは、勝つのは気分が良いな!」
「やったなマック、お前がチャンプだ!」
「よーしっ、帰ったらチョコバー祭りと行くか!」
「そのベルトを付けるのはおまえば一番だな!」
※「何とも妙な具合だな、懐かしい感じがしやがる」
- マックが鼻歌をしながらアッパーカット、ドッグがガッツポーズ。
- ポーズ:十字ボタン←
- 敗北
- グローブを付けたまま拍手を送る。
カラーバリエーション
リトル・マックは以下の8色に加え、アーケード版『パンチアウト!!』を再現したワイヤーフレームカラーの8色で唯一、最多の計16色持つ。
ワイヤーフレームマックにすると、ボイスが無くなり、ノイズのようなSEになるほか、勝利時のドック・ルイスのセリフが変化する。
通常カラー | : | 黒いウェアに緑のグローブとパンツ。 | |
黄色カラー | : | 黄色のウェアとグローブに、白と赤のパンツ。 | (元ネタ:Wii版『PUNCH-OUT!!』のタイトル防衛戦でのボクサー姿) |
白カラー | : | 白いウェアとグローブに、黒のパンツ。 | (ファミコン版から登場する"ピストン・ホンドー"を意識したカラー。白いグローブはWii版の防衛戦で着用している。) |
赤カラー | : | 紺色のウェアに赤いグローブ、しましまのパンツ。 | (元ネタ:Wii版のワールドサーキットでのボクサー姿) |
青カラー | : | 青いウェアに水色のグローブ、青いパンツ。 | (元ネタ:Wii版のメジャーサーキットでのボクサー姿) |
オレンジカラー | : | 黒いウェアにオレンジのグローブ、黄色のパンツ。 | (Wii版の対戦モードの2Pカラーに似ている) |
アメリカン | : | 黒いウェアに緑のグローブ、青いパンツ。金髪。 | (元ネタ:『スーパーパンチアウト!!』の主人公を意識したカラー。) |
スウェット | : | 緑のグローブとピンクスウェット。 | (元ネタ:パスワード表示画面やトレーニング時の衣装。) |
主なバースト手段
- K.O.アッパーカット
- 下スマッシュ攻撃
- アーマー部分を利用し、崖掴まりの相手を狙う。
- 横スマッシュ攻撃
- 横強攻撃
- 上スマッシュ攻撃
- ダッシュ攻撃
- 上必殺ワザ
- 下投げなどからつなぎで。
主な復帰阻止
- なし
- リトル・マックは空中攻撃が弱く復帰にも難があるので、自ら場外に飛び出すのは大変危険である。
- ニュートラル空中攻撃道連れ
- ボタン連打で相手の動きを抑えつつそのまま下に落ちる。
- 最後に相手を踏みつけで落とせば、自分は戻ってこられる場合もある。
テクニック・小ネタ
崖待ち対策
よくマック対策として挙げられる行動がいわゆる崖待ちである。なぜこの対策法が流行るのかというと、マックの弱点である「掴み・復帰力・空中戦」の全てを一度に突ける戦法であることはもちろんだが、なによりも【分かりやすくて特に練習も必要ない】という点につきる。というわけで対策は必須。
まず、相手を投げるという選択肢は確かに有効だが、今回は意図的に除外する。以下にその理由を挙げる。
- マックが掴みを狙ってくるのは相手にも予想できるうえに、マックの掴みは遅いので見てからその場回避されやすい。
- 掴むとしたらダッシュつかみしかないが、掴み範囲が絶望的に狭いうえに一度出すと止まれないので逆にワイヤー掴み持ちに掴まれたり、リーチの長い牽制技に追い返されたり、とりあえずその場回避されたりする。
- 投げでは火力が乏しく序盤のダメージレースで勝てないため、それ以外の手段を採用することになる。
1. 横強がギリギリあたる距離まで歩きで、相手をよく観察しながら近づく。ワイヤー掴み持ちやダッシュつかみを良くしてくる相手には、その場回避も混ぜること。
2.1. 相手がガード>横強を当てた後、相手のシールドが小さくなるのを眺める。
2. 相手が緊急回避で後ろに回ってきた>自分も後ろに下がる。
3. 相手が何もしてこない>すかさず横強かダッシュ攻撃を入れる。
この時、2.1. 以外は崖待ちを解消できている。なので、2.1.の展開になったと仮定して進める。
3.1.相手がガードを一瞬でも解いた。あるいは、張ったり張らなかったりしている>すぐにダッシュ攻撃を叩き込む。
2.緊急回避してきた>自分も後ろに下がる。
3.ガードを張り続けている>ある程度小さくなったら下シフト横スマッシュや下スマッシュで割る。
これで相手の崖待ちを崩すことができる。 なお、ワイヤー掴み持ちやダッシュつかみが優秀なキャラ(ゼロスーツサムスやC.ファルコン)はここぞとばかりに掴みを出してくる人も多いので、横強を出した後はその場回避を繰り出す(この辺は相手にもよるが)。
なお、相手の行動がこれよりお粗末な場合は、次の行動も視野に入る。
- 相手がダッシュ攻撃・飛び道具・スマッシュを繰り出してきた>上シフト横スマッシュ。相手が思考停止状態なら読みでカウンターも有効。
- 緊急回避してきたが間合いが足りず目の前に来た>下強。自信があるなら上スマッシュ。
この戦法でも苦労する相手はいる。マックの横強よりもリーチの長く発生もそこそこ良い攻撃を持つデデデ、ワイヤー掴み持ち(ゼロスーツサムス・リンク。サムス)、自身が素早い上にダッシュつかみが優秀なキャラ(C.ファルコン・シーク)などである。
公式スクリーンショット
リトル・マックが映っている発売前の公式スクリーンショットを検索 … / (検索ページにジャンプしたら、“マルチメディア”をクリック。)
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通常必殺ワザ「気合いストレート」は猛烈に前進しながらストレートを繰り出す。
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弱攻撃2段目。
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リトル・マックはトレーナーのドッグ・ルイスとともに、ボクシングの世界王者を目指す若者だ。
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「今だ、ぶちかませ!」
「K.O.アッパーカット」がソニックに決まる! -
「おっと、空中戦は苦手だろ?」
地上戦ではヘビー級に強いが、空中戦ではめっぽう弱い。 -
むらびととボクシング勝負!
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下スマッシュ攻撃。
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筋骨隆々の姿になる最後の切りふだ「ギガ・マック変身」。
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通常必殺ワザの溜め。
備考
- 蓄積ダメージが増すと、顔に絆創膏と痣ができる。
- 手前やられした場合も顔に絆創膏が貼られ、痣も出来ている。
脚注
- ↑ 桜井政博のゲームについて思うこと VOL.448