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シリーズ第1作『MOTHER』(以下、『1』)の次回作として1994年に発売された『MOTHER2 ギーグの逆襲』で主役としてデビュー。「ネス」という名前は、ネームエントリーで「おまかせでいい」を選ぶと最初に出てくる名前候補の1つであり、デフォルトネームではない。「ネス」の他に「ぼうし」「たくや」「ジョン」「さるまる」「マリオ」「ちんちん」の6候補が用意されている。マニュアルなど公式のものではこのキャラクターは専ら「ぼく」として紹介され、隣に「(ネス)」と補足のような形で付け加えられる。『1』の主人公「ニンテン」に酷似した姿をしているが、同一人物ではなく関係も無い。これは『2』が『1』のリメイク的側面を持つことに起因する。
 
シリーズ第1作『MOTHER』(以下、『1』)の次回作として1994年に発売された『MOTHER2 ギーグの逆襲』で主役としてデビュー。「ネス」という名前は、ネームエントリーで「おまかせでいい」を選ぶと最初に出てくる名前候補の1つであり、デフォルトネームではない。「ネス」の他に「ぼうし」「たくや」「ジョン」「さるまる」「マリオ」「ちんちん」の6候補が用意されている。マニュアルなど公式のものではこのキャラクターは専ら「ぼく」として紹介され、隣に「(ネス)」と補足のような形で付け加えられる。『1』の主人公「ニンテン」に酷似した姿をしているが、同一人物ではなく関係も無い。これは『2』が『1』のリメイク的側面を持つことに起因する。
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イーグルランドという国の穏やかな地方都市[[オネット]]に住んでいる12歳<ref>「MOTHER 1+2 パーフェクトフガイドブック」など各種攻略本より。<br />なお、海外のファンサイトではどこでも13歳として紹介されているため、日本と海外では設定が異なる可能性がある。海外のみで使われたクレイモデルは、日本国内で主に使われたモデルよりも、やや大人びた印象を受けるものになっている。<br />また、スマブラ制作中にMOTHER2のスタッフから設定を聞いたという[[桜井政博]]曰くは、「ティーンエイジャー」、つまり13~19歳。([http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn040.html アンケート集計拳!!])</ref>の少年。一見ごく普通の少年だが、生まれながらに超能力であるココロのチカラ「PSI(サイ)」を使うことができる(PSIについての詳細は後述)。
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イーグルランドという国の穏やかな地方都市[[オネット]]に住んでいる12歳<ref>「MOTHER 1+2 パーフェクトフガイドブック」など各種攻略本より。<br />なお、海外のファンサイトではどこでも13歳として紹介されているため、日本と海外では設定が異なる可能性がある。海外のみで使われたクレイモデルは、日本国内で主に使われたモデルよりも、やや大人びた印象を受けるものになっている。<br />また、『スマブラ64』制作中に『MOTHER2』のスタッフから設定を聞いたという[[桜井政博]]曰くは、「ティーンエイジャー」、つまり13~19歳。([http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn040.html アンケート集計拳!!])</ref>の少年。一見ごく普通の少年だが、生まれながらに超能力であるココロのチカラ「PSI(サイ)」を使うことができる(PSIについての詳細は後述)。
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ゲーム中で喋る描写は無いが、本編で巡るパワースポットのひとつ「ルミネホール」では、心の声を垣間見ることができる他<ref>このシーンは、ステージ"[[マジカント]]"の背景演出にも採用されている。</ref>、ネスの心が生み出した国「マジカント」に存在するNPCのネスは普通に喋る。それらで確認できるネスの一人称は「ぼく」である。
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ゲーム中で喋る描写は無いが、本編で巡るパワースポットのひとつ「ルミネホール」では、心の声を垣間見ることができる他<ref>このシーンは、"[[マジカント]]"ステージの背景演出にも採用されている。</ref>、ネスの心が生み出した国「マジカント」に存在するNPCのネスは普通に喋る。それらで確認できるネスの一人称は「ぼく」である。
    
専用武器にバットがあること、「ミスターベースボールの帽子」を欲しがっていた<ref>オネットの「かくれが」にいるNPCのセリフ。“まえからネスが ほしがってた ミスターベースボールの ぼうし おまえに やるよ。”</ref>ことから、野球好きであると思われる。好物とカッコイイと思うものは、プレイヤーがゲーム開始時に名前と一緒に決めることになる。「ネス」同様、それらで「おまかせでいい」を選んだ場合に最初に出てくるものは、それぞれ「ハンバーグ」と「キアイ」になっている。
 
専用武器にバットがあること、「ミスターベースボールの帽子」を欲しがっていた<ref>オネットの「かくれが」にいるNPCのセリフ。“まえからネスが ほしがってた ミスターベースボールの ぼうし おまえに やるよ。”</ref>ことから、野球好きであると思われる。好物とカッコイイと思うものは、プレイヤーがゲーム開始時に名前と一緒に決めることになる。「ネス」同様、それらで「おまかせでいい」を選んだ場合に最初に出てくるものは、それぞれ「ハンバーグ」と「キアイ」になっている。
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パーティーメンバー中最も遅いスピードは一見デメリットのようだが、『MOTHER2』の仕様上メリットに転じている。致命傷を受けた直後、HPが0になる寸前の味方を回復PSI「ライフアップ」で救う<ref>『MOTHER2』と『MOTHER3』はHPがドラムロール式のため、一撃で戦闘不能になるほどのダメージを受けてもすぐには倒れず、徐々にHP数値が減っていく。HPメーターが0に到達するまでは通常通り戦闘を続けられるうえ、その間に回復した時点で、HPの減少を食い止めて戦闘不能を防ぐことができる。</ref>ことができるのである。<BR>
 
パーティーメンバー中最も遅いスピードは一見デメリットのようだが、『MOTHER2』の仕様上メリットに転じている。致命傷を受けた直後、HPが0になる寸前の味方を回復PSI「ライフアップ」で救う<ref>『MOTHER2』と『MOTHER3』はHPがドラムロール式のため、一撃で戦闘不能になるほどのダメージを受けてもすぐには倒れず、徐々にHP数値が減っていく。HPメーターが0に到達するまでは通常通り戦闘を続けられるうえ、その間に回復した時点で、HPの減少を食い止めて戦闘不能を防ぐことができる。</ref>ことができるのである。<BR>
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装備品は、武器としてスマブラでもおなじみのバットやヨーヨーを用いるほか、防具には腕輪、お守り、帽子、ヘルメット、コイン<ref>ゲーム中でも「おかねではないらしい」としか説明されない、謎の装備品。</ref>などを利用する。<br>
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装備品は、武器として『スマブラ』でもおなじみのバットやヨーヨーを用いるほか、防具には腕輪、お守り、帽子、ヘルメット、コイン<ref>ゲーム中でも「おかねではないらしい」としか説明されない、謎の装備品。</ref>などを利用する。<br>
    
彼特有の状態異常として「ホームシック」があり、しばらく母親と会話していなかったりすると突発的に発症し、戦闘中に家が恋しくなったり、戦うのがむなしくなるなどして、コマンド通りの行動をしなくなる。
 
彼特有の状態異常として「ホームシック」があり、しばらく母親と会話していなかったりすると突発的に発症し、戦闘中に家が恋しくなったり、戦うのがむなしくなるなどして、コマンド通りの行動をしなくなる。
    
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
 
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
シリーズ1作目の『[[スマブラ64]]』から登場。『[[スマブラDX]]』には発売前の2001年7月17日、『[[スマブラX]]』には発売後の2008年2月1日、『[[スマブラfor]]』には『[[スマブラ3DS]]』版の発売後の2014年10月3日に、いずれも公式サイトで参戦が発表された。『[[スマブラSP]]』には2018年6月13日に放送された『[https://www.youtube.com/watch?v=r59XHhxFMhU Nintendo Direct: E3 2018]』で当作の情報が公開されると同時に参戦することが明らかになった。『スマブラ64』、『スマブラX』、『スマブラ3DS』、『スマブラSP』では[[隠しキャラクター]]として、『スマブラDX』、『[[スマブラWii U]]』では最初から選択可能な[[ファイター]]として登場している。
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シリーズ1作目の『[[スマブラ64]]』から登場。『[[スマブラDX]]』には発売前の2001年7月17日、『[[スマブラX]]』には発売後の2008年2月1日、『[[スマブラfor]]』には3DS版発売後の2014年10月3日に、いずれも公式サイトで参戦が発表された。『[[スマブラSP]]』には2018年6月13日に放送された『[https://www.youtube.com/watch?v=r59XHhxFMhU Nintendo Direct: E3 2018]』で当作の情報が公開されると同時に参戦することが明らかになった。『スマブラ64』、『スマブラX』、『スマブラ3DS』、『スマブラSP』では[[隠しキャラクター]]として、『スマブラDX』、『[[スマブラWii U]]』では最初から選択可能な[[ファイター]]として登場している。
    
『スマブラDX』では当初、『MOTHER』シリーズからの参戦はネスに代わって『MOTHER3』<ref>当時はN64用ソフトとして開発しておりタイトルは『MOTHER3 豚王の最期』だった。</ref>の主人公の[[リュカ]]になる予定だったが、『MOTHER3』が一度開発中止になったため、ネスが継続して参戦することになった<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/0717/index.html 速報スマブラ拳!! : ネス]</ref><ref>Nintendo DREAM スマブラ談DX<br />“―あと、ネスの代わりに、本当は『MOTHER3』の主人公のリュカを登場させる予定だったとか?<br />桜井 そうです。本当はリュカを出す予定だったんですけど、なしになってしまったんです。<br />―実際にリュカを作っていたんですか?<br />桜井 企画は進めていましたし、このキャラの状況がわからないから、どうなのかなあと心配していたんですけど、いちばん残念な方向に転がってしまったんですね。</ref>。『スマブラX』では『スマブラDX』同様にリュカのみ参戦の案もあったが、『MOTHER3』が海外で発売される予定が無く、再び登場することになった<ref>ニンテンドードリーム2008年4月号「スマブラ談X」</ref>。
 
『スマブラDX』では当初、『MOTHER』シリーズからの参戦はネスに代わって『MOTHER3』<ref>当時はN64用ソフトとして開発しておりタイトルは『MOTHER3 豚王の最期』だった。</ref>の主人公の[[リュカ]]になる予定だったが、『MOTHER3』が一度開発中止になったため、ネスが継続して参戦することになった<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/0717/index.html 速報スマブラ拳!! : ネス]</ref><ref>Nintendo DREAM スマブラ談DX<br />“―あと、ネスの代わりに、本当は『MOTHER3』の主人公のリュカを登場させる予定だったとか?<br />桜井 そうです。本当はリュカを出す予定だったんですけど、なしになってしまったんです。<br />―実際にリュカを作っていたんですか?<br />桜井 企画は進めていましたし、このキャラの状況がわからないから、どうなのかなあと心配していたんですけど、いちばん残念な方向に転がってしまったんですね。</ref>。『スマブラX』では『スマブラDX』同様にリュカのみ参戦の案もあったが、『MOTHER3』が海外で発売される予定が無く、再び登場することになった<ref>ニンテンドードリーム2008年4月号「スマブラ談X」</ref>。
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デザインは体型や服装は原作をほぼ再現しつつ、『[[スマブラDX]]』以降は描き込みが深められ、単純なデザインながらも他のキャラクターと並んでも違和感のない見栄えにブラッシュアップされている。『[[スマブラfor]]』以降は唇に赤みがかかり、目のハイライトが削除され黒一色に変更された。唇の赤みは、『MOTHER2』の発売に際して制作されたプロモーション用のクレイ人形をモデルに、プライズ限定でリリースされたフィギュアにのみ見られる特徴である。
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デザインは体型や服装は原作をほぼ再現しつつ、『スマブラDX』以降は描き込みが深められ、単純なデザインながらも他のキャラクターと並んでも違和感のない見栄えにブラッシュアップされている。『スマブラfor』以降は唇に赤みがかかり、目のハイライトが削除され黒一色に変更された。唇の赤みは、『MOTHER2』の発売に際して制作されたプロモーション用のクレイ人形をモデルに、プライズ限定でリリースされたフィギュアにのみ見られる特徴である。
    
声は『スマブラ64』から一貫して[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%9C%AC%E7%9C%9E%E5%9F%BA%E5%AD%90 大本眞基子]が[[カービィ]]などを含めた兼役で務めている。原作のアメリカンテイストな世界観に合わせ、台詞は英語となっている。なお、『スマブラX』での「PKスターストーム」のボイスは、『スマブラ64』で収録されたものであることが明かされている<ref>『スマブラ64』の没データとして収録されている[https://tcrf.net/Super_Smash_Bros.#Unused_Audio ボイス]とは別物。詳細は[[最後の切りふだ]]にて。</ref>。  
 
声は『スマブラ64』から一貫して[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%9C%AC%E7%9C%9E%E5%9F%BA%E5%AD%90 大本眞基子]が[[カービィ]]などを含めた兼役で務めている。原作のアメリカンテイストな世界観に合わせ、台詞は英語となっている。なお、『スマブラX』での「PKスターストーム」のボイスは、『スマブラ64』で収録されたものであることが明かされている<ref>『スマブラ64』の没データとして収録されている[https://tcrf.net/Super_Smash_Bros.#Unused_Audio ボイス]とは別物。詳細は[[最後の切りふだ]]にて。</ref>。  
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== 備考 ==
 
== 備考 ==
*スマブラで「PKサンダー」を自分に当てて突進する攻撃の正式名称は「PKサンダー体当たり」。ゲーム中にはこの名前は出てこないが、公式サイトで明らかにされた<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn093.html アンケート集計拳!!]<br />“いちおう正式名称は、『PKサンダー体当たり』と言います。”</ref>。
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*『スマブラ』で「PKサンダー」を自分に当てて突進する攻撃の正式名称は「PKサンダー体当たり」。ゲーム中にはこの名前は出てこないが、公式サイトで明らかにされた<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn093.html アンケート集計拳!!]<br />“いちおう正式名称は、『PKサンダー体当たり』と言います。”</ref>。
 
*『スマブラ64』の発売初期の頃は多くのプレイヤーの間ではネスが強いキャラクターとして認知されていたようであり、[[桜井政博]]は「キャラ勝ちと思われるのがイヤ」という理由で4人対戦ではネスの使用を控えていた<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn040.html アンケート集計拳!!]<br />“ネスはキャラ勝ちと思われるのがイヤなので4人対戦時には遠慮します。”</ref>。
 
*『スマブラ64』の発売初期の頃は多くのプレイヤーの間ではネスが強いキャラクターとして認知されていたようであり、[[桜井政博]]は「キャラ勝ちと思われるのがイヤ」という理由で4人対戦ではネスの使用を控えていた<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn040.html アンケート集計拳!!]<br />“ネスはキャラ勝ちと思われるのがイヤなので4人対戦時には遠慮します。”</ref>。
 
*『スマブラX』では、隠しキャラクターであるにもかかわらず、オープニングムービーで登場している。
 
*『スマブラX』では、隠しキャラクターであるにもかかわらず、オープニングムービーで登場している。

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