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== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
[[ファイル:フォックス (スターフォックス64).png|150px|サムネイル|左|『スターフォックス64』のフォックス]]
 
[[ファイル:フォックス (スターフォックス64).png|150px|サムネイル|左|『スターフォックス64』のフォックス]]
『スターフォックス』シリーズの主人公。やとわれ遊撃隊"スターフォックス"の若きリーダーで、超高性能全領域戦闘機"アーウィン"などに乗り込んで戦う。名前の通り狐の姿をしており、年齢は『スターフォックス アサルト』時点で27歳。
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『スターフォックス』シリーズの主人公。やとわれ遊撃隊"スターフォックス"の若きリーダーで、超高性能全領域戦闘機"[[アーウィン]]"などに乗り込んで戦う。名前の通り狐の姿をしており、年齢は『スターフォックス アサルト』時点で27歳。
    
『スターフォックス64』以降の作品では、正義感が強く非常に真面目で仲間思いであり曲がったことが大嫌いといった性格がシリーズを通して描かれており、真面目すぎて少々融通が利かないという短所も持ち合わせているため、それが災いして時折仲間と衝突することもあるようだ。
 
『スターフォックス64』以降の作品では、正義感が強く非常に真面目で仲間思いであり曲がったことが大嫌いといった性格がシリーズを通して描かれており、真面目すぎて少々融通が利かないという短所も持ち合わせているため、それが災いして時折仲間と衝突することもあるようだ。
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フォックスと共に出撃する基本メンバーは第1作から[[ファルコ・ランバルディ]]、[[ペッピー・ヘア]]、[[スリッピー・トード]]の4人。『スターフォックス アサルト』では高齢のためにパイロットを引退したペッピーに代わり、『スターフォックス アドベンチャー』で初登場した[[クリスタル]]が加わっている。『スターフォックス コマンド』ではストーリー分岐が多くあり、メンバーの出入りが激しい。また、『スターフォックス64』以降ではオペレーターロボットの[[ナウス64]]がいる。
 
フォックスと共に出撃する基本メンバーは第1作から[[ファルコ・ランバルディ]]、[[ペッピー・ヘア]]、[[スリッピー・トード]]の4人。『スターフォックス アサルト』では高齢のためにパイロットを引退したペッピーに代わり、『スターフォックス アドベンチャー』で初登場した[[クリスタル]]が加わっている。『スターフォックス コマンド』ではストーリー分岐が多くあり、メンバーの出入りが激しい。また、『スターフォックス64』以降ではオペレーターロボットの[[ナウス64]]がいる。
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必殺ワザに使用する「ブラスター」、「リフレクター」や、機敏な格闘スタイルといった設定は『スマブラ』オリジナルのもの。後に『アドベンチャー』や『アサルト』で魔法の杖やSF兵器で白兵戦などを行うが、それらとのスタイルは異なる。『[[スマブラfor]]』までの[[最後の切りふだ]]で使用する"ランドマスター"は原作にも登場する戦車で、原作では[[アーウィン]]や[[ランドマスター]]の他に潜水艦なども扱う。
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必殺ワザに使用する「ブラスター」、「リフレクター」や、機敏な格闘スタイルといった設定は『スマブラ』オリジナルのもの。後に『アドベンチャー』や『アサルト』で魔法の杖やSF兵器で白兵戦などを行うが、それらとのスタイルは異なる。『[[スマブラfor]]』までの[[最後の切りふだ]]で使用する"ランドマスター"は原作にも登場する戦車で、原作ではアーウィンや[[ランドマスター]]の他に潜水艦なども扱う。
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デザインは『スマブラ64]』では『スターフォックス64』のものをベースにしている。『スマブラDX』も『スターフォックス64』ベースだが、描き込みが深くなりより狐らしくなっている。『スマブラX』と『スマブラfor』では『スターフォックス アサルト』と『スターフォックス コマンド』の要素を取り入れた独自のデザインとなっている。『スマブラSP』では『スマブラfor』までのデザインをベースとしつつも『スターフォックス ゼロ』の要素を取り入れた独自のデザインとなっている。
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デザインは『スマブラ64』と『スマブラDX』では『スターフォックス64』のものをベースにしている。『スマブラDX』では描き込みが深くなりより狐らしくなっている。『スマブラX』と『スマブラfor』では『スターフォックス アサルト』と『スターフォックス コマンド』の要素を取り入れた独自のデザインとなっている。『スマブラSP』では『スマブラfor』までのデザインをベースとしつつも『スターフォックス ゼロ』の要素を取り入れた独自のデザインとなっている。
    
声は『スマブラDX』までは『スターフォックス64』で担当した[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8C%E5%86%85%E4%BF%A1%E5%A4%AB 里内信夫]<ref>日本・海外版共通で担当するが、海外版『スマブラDX』ではアピールの台詞が「かかってこい!」から「カモン!」に、対戦勝利時の台詞が全て「ミッション・コンプリート!」に差し替えられる。また、「アドベンチャー」およびスマッシュアピールによる通信では別の声優が担当する</ref><ref>"[[惑星コーネリア]]"ステージでの[[スマッシュアピール]]による通信では『スマブラDX』で収録された音声を流用している</ref>、日本版の『スマブラX』および『スマブラfor』では『スターフォックス アサルト』で担当した[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E5%B3%B6%E5%81%A5%E5%85%90_(%E5%A3%B0%E5%84%AA) 野島健児]、『スマブラSP』では『スターフォックス64 3D』以降の作品で担当している[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%8E%9F%E5%B4%87 大原崇]が務める。
 
声は『スマブラDX』までは『スターフォックス64』で担当した[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8C%E5%86%85%E4%BF%A1%E5%A4%AB 里内信夫]<ref>日本・海外版共通で担当するが、海外版『スマブラDX』ではアピールの台詞が「かかってこい!」から「カモン!」に、対戦勝利時の台詞が全て「ミッション・コンプリート!」に差し替えられる。また、「アドベンチャー」およびスマッシュアピールによる通信では別の声優が担当する</ref><ref>"[[惑星コーネリア]]"ステージでの[[スマッシュアピール]]による通信では『スマブラDX』で収録された音声を流用している</ref>、日本版の『スマブラX』および『スマブラfor』では『スターフォックス アサルト』で担当した[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E5%B3%B6%E5%81%A5%E5%85%90_(%E5%A3%B0%E5%84%AA) 野島健児]、『スマブラSP』では『スターフォックス64 3D』以降の作品で担当している[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%8E%9F%E5%B4%87 大原崇]が務める。
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原作ではアーウィンから降りたときの戦闘描写がほぼ皆無に等しく、そのため『スマブラ』ではファイターとして成立させるためオリジナルの体術で戦う。<br />狐らしい俊敏な動きと柔軟な体術、[[スリッピー]]が開発したという設定<ref name="slippy">[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/ChrFox.html スマブラ拳!! (64):フォックス]</ref>の武器を駆使して戦う。各攻撃の威力は低めだが、スピードがあり、コンボを繋げやすい。それでいて決め手となる技は強力なパワーや鋭いふっとばし角度も兼ね揃えており、原作の『スターフォックス』さながらに敵を次々と撃墜していきやすい。
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原作では[[アーウィン]]から降りたときの戦闘描写がほぼ皆無に等しく、そのため『スマブラ』ではファイターとして成立させるためオリジナルの体術で戦う。<br />狐らしい俊敏な動きと柔軟な体術、[[スリッピー]]が開発したという設定<ref name="slippy">[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/ChrFox.html スマブラ拳!! (64):フォックス]</ref>の武器を駆使して戦う。各攻撃の威力は低めだが、スピードがあり、コンボを繋げやすい。それでいて決め手となるワザは強力なパワーや鋭いふっとばし[[角度]]も兼ね揃えており、原作の『スターフォックス』さながらに敵を次々と撃墜していきやすい。
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『スマブラDX』では前作では[[マリオ]]と同じだけあった[[重量]]が、大幅にダウンして[[ピカチュウ]]未満(欧州版だと[[カービィ]]未満)の軽量級になっている。だが落下速度はそれに見合わず非常に速いため、ふっ飛び時に浮きにくくお手玉コンボをされやすくなってしまっている。結果、軽い上にコンボされやすいため、一度攻められると脆い。その上、誤って発動してしまいやすい横必殺技が制御が難しく長距離を移動するものであったり、そもそも速すぎる落下速度のためにちょっとした操作ミスでさえ自滅に繋がりやすい。<br/>
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『スマブラDX』では前作では[[マリオ]]と同じだけあった[[重量]]が、大幅にダウンして[[ピカチュウ]]未満<ref>欧州版だと[[カービィ]]未満。</ref>の軽量級になっている。だが落下速度はそれに見合わず非常に速いため、ふっとび時に浮きにくく[[お手玉]]コンボをされやすくなってしまっている。結果、軽い上にコンボされやすいため、一度攻められると脆い。その上、誤って発動してしまいやすい横必殺ワザが制御が難しく長距離を移動するものであったり、そもそも速すぎる落下速度のためにちょっとした操作ミスでさえ[[自滅]]に繋がりやすい。<br/>
しかしその一方でコンボは前作のように得意なまま、多くのワザのスピードや威力が向上。当てやすくて強力なふっ飛ばし力や鋭いふっとばしベクトルを持った技を持ち、同作で最高クラスの攻撃性能を手に入れている。プレイヤー間の評価ではランク最上位に位置するが、実戦においてはよく撃墜しよく撃墜される…長所と短所がはっきりした尖った性能になっており、その性能をフルに発揮するには相当な修練を要する。
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しかしその一方でコンボは前作のように得意なまま、多くのワザのスピードや威力が向上。同作で最高クラスの攻撃性能を手に入れている。プレイヤー間の評価ではランク最上位に位置するが、実戦においてはよく撃墜しよく撃墜される…長所と短所がはっきりした尖った性能になっており、その性能をフルに発揮するには相当な修練を要する。
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『スマブラX』からは僅かに[[重量]]が増え、全体的なスピード低下の傾向とコンボが繋がりにくい特有の仕様による影響のため、『スマブラDX』と比べると耐久性が増したが、それに合わせて攻撃面もマイルドなものになった。
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『スマブラX』からは僅かに[[重量]]が増え、全体的なスピード低下の傾向とコンボが繋がりにくい特有の仕様による影響のため、『スマブラDX』と比べると耐久性が増したが、それに合わせて攻撃面もマイルドなものになった。しかしそれでも『スマブラX』や『スマブラfor』の中では、よくコンボし、よくコンボされるファイターとしてエースプレイヤー向けと呼ぶにふさわしい個性が際立っている。各場面での迅速な攻めが重要視されるプレイヤー間でのキャラ評価においては、シリーズ通して上位を堅持する。
しかしそれでも『スマブラX』や『スマブラfor』の中では、よくコンボし、よくコンボされるファイターとしてエースプレイヤー向けと呼ぶにふさわしい個性が際立っている。各場面での迅速な攻めが重要視されるプレイヤー間でのキャラ評価においては、シリーズ通して上位を堅持する。
      
=== アートワーク ===
 
=== アートワーク ===
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=== [[亜空の使者]]における役割 ===
 
=== [[亜空の使者]]における役割 ===
単身アーウィンに乗り込んで[[戦艦ハルバード]]に攻撃をかけるも撃墜されてしまい、墜落した先で[[ディディーコング]]が[[レックウザ]]に襲われている場に遭遇し、ディディーと協力してレックウザを退ける。その後はディディーに半ば強引に連れられる形で共に行動を始める。
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単身[[アーウィン]]に乗り込んで[[戦艦ハルバード]]に攻撃をかけるも撃墜されてしまい、墜落した先で[[ディディーコング]]が[[レックウザ]]に襲われている場に遭遇し、ディディーと協力してレックウザを退ける。その後はディディーに半ば強引に連れられる形で共に行動を始める。
    
=== ゲーム中の解説 ===
 
=== ゲーム中の解説 ===
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*[[登場演出]]:[[アーウィン]]から飛び降りて登場 {{有無|X}}以降
 
*[[登場演出]]:[[アーウィン]]から飛び降りて登場 {{有無|X}}以降
 
**スターフォックスの主力戦闘機。“超高性能全領域戦闘機”の肩書きを持ち、その言葉通り大気圏内のみならず宇宙空間や超高温の領域などあらゆる空間、領域を活躍の場としている。詳しくは[アーウィン]]にて。
 
**スターフォックスの主力戦闘機。“超高性能全領域戦闘機”の肩書きを持ち、その言葉通り大気圏内のみならず宇宙空間や超高温の領域などあらゆる空間、領域を活躍の場としている。詳しくは[アーウィン]]にて。
**『スターフォックス コマンド』では「アーウィンⅡ」という、アーウィンをフォックス向けにカスタマイズしたものと思われる個別の機体に乗り換えている。
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**『スターフォックス コマンド』では「アーウィンII」という、アーウィンをフォックス向けにカスタマイズしたものと思われる個別の機体に乗り換えている。
    
==== 台詞 ====
 
==== 台詞 ====
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== 備考 ==
 
== 備考 ==
*『スマブラ64』の没企画の中に「チームスターフォックスがそろって一斉にブラスターを乱射する」というのがあった<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn005.html アンケート集計拳!!]</ref>。これは、当時は構想されていたが没になり、その後SPで変更された[[最後の切りふだ]]のことだと思われる。
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*『スマブラ64』の没企画の中に「チームスターフォックスがそろって一斉にブラスターを乱射する」というのがあった<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn005.html アンケート集計拳!!]</ref>。これは、当時は構想されていたが没になった[[最後の切りふだ]]のことだと思われる。
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**『スマブラSP』での最後の切りふだ「チームスターフォックス」は、これと同じ構図のワザとなっている。
 
*『スマブラDX』の公式サイト「速報スマブラ拳!!」で最初にキャラクター紹介ページが公開されたキャラクターである。
 
*『スマブラDX』の公式サイト「速報スマブラ拳!!」で最初にキャラクター紹介ページが公開されたキャラクターである。
*『スターフォックス』のプロデューサーの宮本茂は、スマブラのフォックスの出来を「上手くいってる」と評している<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=WT9vXXgGcsA&feature=youtu.be&t=1136 Interview with Miyamoto: Star Fox Zero]<br />“スマッシュブラザーズの中でマリオとかが武器を使うと凄く抵抗があるので桜井さんにいろいろお願いするんですけど、スターフォックスは幸い格好良くて強くて当たり前なので、結構上手くいってると思うんです。”</ref>。
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*『スターフォックス』のプロデューサーの宮本茂は、『スマブラ』のフォックスの出来を「上手くいってる」と評している<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=WT9vXXgGcsA&feature=youtu.be&t=1136 Interview with Miyamoto: Star Fox Zero]<br />“スマッシュブラザーズの中でマリオとかが武器を使うと凄く抵抗があるので桜井さんにいろいろお願いするんですけど、スターフォックスは幸い格好良くて強くて当たり前なので、結構上手くいってると思うんです。”</ref>。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

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