大乱闘スマッシュブラザーズWikiで記事を編集するにはアカウントの作成ログインが必要です。編集方法や方針などについては、大乱闘スマッシュブラザーズWiki:編集ガイドライン‎をご覧ください。

差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
1,261 バイト除去 、 2021年1月23日 (土) 15:25
全般整理
13行目: 13行目:  
|出演for=1
 
|出演for=1
 
|出演SP=1
 
|出演SP=1
|紹介記事=[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%B9_(%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%A8%E3%83%A0%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%A0) {{PAGENAME}} (ファイアーエムブレム) - Wikipedia]<br />[https://fireemblemwiki.org/wiki/Marth Marth - Fire Emblem Wiki]
+
|紹介記事=[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%B9_(%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%A8%E3%83%A0%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%A0) {{PAGENAME}} (ファイアーエムブレム) - Wikipedia]<br>[https://fireemblemwiki.org/wiki/Marth Marth - Fire Emblem Wiki]
 
}}
 
}}
 
'''マルス'''(Marth)は、『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』とその続編『ファイアーエムブレム 紋章の謎』、およびそれらのニンテンドーDSでのリメイク作品に登場するキャラクター。
 
'''マルス'''(Marth)は、『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』とその続編『ファイアーエムブレム 紋章の謎』、およびそれらのニンテンドーDSでのリメイク作品に登場するキャラクター。
19行目: 19行目:  
{{-}}
 
{{-}}
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[ファイル:マルス (ファイアーエムブレム 紋章の謎).png|200px|サムネイル|左|『ファイアーエムブレム 紋章の謎』のマルス]]
+
[[ファイル:マルス (ファイアーエムブレム 紋章の謎).png|200x200px|サムネイル|『ファイアーエムブレム 紋章の謎』のマルス]]
『ファイアーエムブレム』シリーズ第1作『暗黒竜と光の剣』とそのリメイクを兼ねた続編『紋章の謎』および、それらのリメイク作の主人公。<br />
+
『ファイアーエムブレム』シリーズ第1作『暗黒竜と光の剣』とそのリメイクを兼ねた続編『紋章の謎』、及びそれらのリメイク作の主人公。英雄アンリの流れを汲むアリティア王国の王子で、自軍リーダーとして全章に参加する。心優しい性格で人望が厚く、彼の部下を始めとする多くの人々から忠誠と信頼を寄せられている。
英雄アンリの流れを汲む"アリティア王国"の王子で、自軍リーダーとして全章に参加する。心優しい性格で、人望が厚い。
     −
原作では、他のユニットと違ってクラスチェンジができないため、他のキャラほど強くはならない(DS版のリメイク2作では、そのかわりにレベル上限が他のクラスよりも引き上げられた)。<br />
+
アリティア王国はマルスの父であるコーネリアス王の治める平和な国であったが、復活した暗黒地竜メディウスを王とするドルーア帝国の襲撃と、同盟国グラの裏切りにより滅亡してしまう。<br>
だが『スマブラ』でも使用している、強敵の竜に大ダメージを与えられる"神剣ファルシオン"は彼専用の装備で、設定上でも英雄アンリの血を引くものしか使えない。<br />
+
マルスは姉エリスの助けで辛うじて危機を脱し、わずかな家臣と共に辺境のタリス王国に落ち延びた。タリスでの穏やかな暮らしの中で力を蓄え再起の時を待つ日々を過ごしていたが、2年が経ったマルス16歳のある日、タリス王国の王女シーダからガルダの海賊によるタリス襲撃の知らせを受けて立ち上がる。<br>
これが唯一ラスボスに効果的なダメージを与えられる武器であるため、彼の育成は必須である(一応、他のキャラでも攻略はできる)。
+
ガルダの海賊を退けたマルス達はこれを機に、アリティア奪還のためアカネイア大陸全土を巻き込む戦乱へ発った。オレルアン王国にてアカネイアの王女ニーナから覇者の証「ファイアーエムブレム」を託されたマルスは、やがて対ドルーアの盟主として人々を導くことになる。
   −
アリティア王国は、マルスの父コーネリアス王の治める平和な国であったが、復活した"暗黒地竜メディウス"を王とする「ドルーア帝国連合軍」の襲撃と、同盟国の裏切りによりアリティア王国は滅亡。<br />
+
ゲーム中においては主人公専用クラスの「ロード」で、クリア条件である敵の拠点を「制圧」するのに必須。将棋で言う「王将」のような役割で、マルスが死んでしまうとその時点でゲームオーバーとなる。<br>性能は、守備と魔防以外の成長率が高くバランスが良いものの、クラスチェンジができないため他のキャラほど強くはならないのが短所<ref>DS版のリメイク2作では、そのかわりにレベル上限が他のクラスよりも引き上げられた</ref>。しかし、彼にしか使えない強力な専用武器があるため、伸び悩む成長を補うだけの力を身につけることができる。特に最終盤に入手する神剣ファルシオンはラスボスである竜系のユニットに大ダメージを与えられるため、彼の育成は重要である。
マルスは姉"エリス"の助けで辛うじて危機を脱し、わずかな騎士団と共に辺境の"タリス王国"に落ち延びていた。<br />
  −
タリスの暮らしは穏やかなものであったが、2年が経ったマルス16歳のある日、タリス王国の王女"シーダ"がペガサスを駆り、突如としてマルスの元へと急を告げにやって来た。<br />
  −
「城が海賊に占拠され、大勢の人が殺された。どうか父を助けて欲しい・・・」と。
     −
この日よりマルスは立ち上がり、"アカネイア大陸"全土を巻き込む戦乱の物語にも大きな転換点が訪れることとなる。
     −
『暗黒竜と光の剣』ゲームスタート(アカネイア暦604年)時の年齢は上記の通り16歳だが、『紋章の謎』ゲームクリアまでに設定上4年が経過するため、『スマブラ』での年齢は19~20歳前後であると予想される。<br />
+
『ファイアーエムブレム 覚醒』においては[[ルキナ|マルスを名乗る謎の仮面剣士]]が登場しているが、その頃にはマルスは"英雄王"と呼ばれ伝承上の存在になっている。他にも[[チキ|神竜族の王女]]が登場するが、彼女の設定から同作は「マルスのいた時代から約2000年後の世界」であることが読み取れる。<br>
『スマブラX』の[[スネーク]]の[[シャドーモセス島のスマッシュアピール会話集#マルス|シャドーモセス島の通信]]およびマントの紋章<ref>書籍『ファイアーエムブレム・ザ・コンプリート』と照らしあわせた限りでは、マントにデザインされているのは"アカネイア王国"の国旗である。『紋章の謎』2部の真のエンディングでは、マルスは事実上の断絶となったアカネイア王国にかわる新たな連合王国の盟主として、大陸全土の復興に力を尽くすことになるということが語られている。</ref>により、『スマブラ』でのマルスは既に大陸に平和をもたらした英雄である設定なので、16歳ということはありえない。
+
なおDLC限定の"英霊の魔符"として、より本人のマルスに近い"マルス王子""マルス王""異界のマルス"が登場する。
 
  −
今でこそ美形キャラクターの代表格だが、[[ピット]]や[[リンク]]と同じく[https://fireemblemwiki.org/wiki/File:FEARHT_Marth.png ファミコン時代(『暗黒竜と光の剣』)の公式絵]はなかなか衝撃的。
  −
 
  −
『スマブラDX』発売時点では、シリーズそのものが海外展開されてはいなかった。『スマブラX』発売時点でも世界各国で発売されている『スマブラ』で[[ファイター]]の中ではマルスと[[リュカ]]の二人だけは登場する原作が海外未発売だったが、マルスはその後にリメイク作である『新・暗黒竜と光の剣』が海外でも発売され、ついに原作での海外デビューを果たしている。一方、『新・紋章の謎』は海外では発売されていない。
  −
 
  −
 
  −
『ファイアーエムブレム 覚醒』においては[[ルキナ|マルスを名乗る謎の仮面剣士]]が登場しているが、その頃にはマルスは"英雄王"と呼ばれ伝承上の存在になっている。他にも[[チキ|神竜族の王女]]が登場するが、彼女の設定から同作は「マルスのいた時代から約2000年後の世界」であることが読み取れる。<br />
  −
なお、オンライン配信・DLC限定の"英霊の魔符"キャラクターとして、より本人のマルスに近い"マルス王子""マルス王""異界のマルス"が登場する。
      
『ファイアーエムブレムif』でもamiiboを読み込むことで登場。英雄戦が行われ、勝てばマルスが加入する。なお、マルスを始めとする『スマブラfor』で参戦したキャラクターとの会話では、彼らが原作の世界ではなく『スマブラ』世界におけるキャラクターであることを示唆した物となっている<ref>マルスとの会話では、「いつも無数の戦いが行われていたが、それは相手を傷つけるための戦いじゃなく、お互いが敬意を払い、お互いを高めるための戦いだった」とし、[[カムイ]]に「いつかあの地へ行くことがあるかもしれない」と語っていた。</ref>。
 
『ファイアーエムブレムif』でもamiiboを読み込むことで登場。英雄戦が行われ、勝てばマルスが加入する。なお、マルスを始めとする『スマブラfor』で参戦したキャラクターとの会話では、彼らが原作の世界ではなく『スマブラ』世界におけるキャラクターであることを示唆した物となっている<ref>マルスとの会話では、「いつも無数の戦いが行われていたが、それは相手を傷つけるための戦いじゃなく、お互いが敬意を払い、お互いを高めるための戦いだった」とし、[[カムイ]]に「いつかあの地へ行くことがあるかもしれない」と語っていた。</ref>。
  −
  −
『スマブラ』をはじめとする『ファイアーエムブレム』シリーズとのコラボレーション要素のあるタイトルでは、シリーズの代表としてそのほとんどで登場する。<br>『モンスターハンター』シリーズでは「スターロードシリーズ」という名義で彼の装備やファルシオンと紋章の盾が装備品として登場し、『女神転生』シリーズや[[ペルソナシリーズ|『ペルソナ』シリーズ]]を制作するアトラスとのコラボレーション作品『幻影異聞録 ♯FE』では重要な役回りで登場。スマートフォン用アクションRPG『ドラガリアロスト』と『ファイアーエムブレム ヒーローズ』がコラボレーションした際には、唯一の『ヒーローズ』初出ではない英雄として登場した。<br>『バッジとれ~るセンター』では、『ファイアーエムブレムif』のバッジが登場したものの、シリーズのアイコンは『新・暗黒竜と光の剣』『新・紋章の謎』における彼のゲーム内ドット絵であった。
      
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
 
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
56行目: 40行目:  
デザインは、『スマブラX』までは『紋章の謎』のものをベースにリメイクされている。『[[スマブラfor]]』からは『新・暗黒竜と光の剣』以降のデザインの要素を加えながら全面リニューアルしている<ref>[[ディレクターズルームの投稿の一覧/2013年|ディレクターズルームの投稿]] 2013/11/8</ref>。
 
デザインは、『スマブラX』までは『紋章の謎』のものをベースにリメイクされている。『[[スマブラfor]]』からは『新・暗黒竜と光の剣』以降のデザインの要素を加えながら全面リニューアルしている<ref>[[ディレクターズルームの投稿の一覧/2013年|ディレクターズルームの投稿]] 2013/11/8</ref>。
   −
声は、OVA版『紋章の謎』で担当した[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%91%E5%B7%9D%E5%85%89 緑川光]が務める。<br />
+
声は、OVA版『紋章の謎』で担当した[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%91%E5%B7%9D%E5%85%89 緑川光]が務める。<br>
 
声優の選考に関しては、[[桜井政博]]が「ファイアーエムブレムのドラマCDの存在を知らなかった」こと<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/syukeiken/return581.html 速報スマブラ拳!!アンケート集計拳]</ref>と、「『OVA』で声を担当していた経歴で即採用した」こと<ref> [http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/syukeiken/return510.html 速報スマブラ拳!!アンケート集計拳]</ref>に起因する。
 
声優の選考に関しては、[[桜井政博]]が「ファイアーエムブレムのドラマCDの存在を知らなかった」こと<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/syukeiken/return581.html 速報スマブラ拳!!アンケート集計拳]</ref>と、「『OVA』で声を担当していた経歴で即採用した」こと<ref> [http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/syukeiken/return510.html 速報スマブラ拳!!アンケート集計拳]</ref>に起因する。
『スマブラDX』で収録した音声は『スマブラfor』まで使われ続けていたが、こうした理由は、「『スマブラDX』で収録された声が完璧だったから、撮り直す必要が無かったため」と[[桜井政博]]は述べている<ref>ニンテンドードリーム 2008年9月号 スマブラX アンケート集計拳!! 後編</ref>。『スマブラSP』では『スマブラDX』以来となる新たなボイスが充てられるようになった。<br />
+
『スマブラDX』で収録した音声は『スマブラfor』まで使われ続けていたが、こうした理由は、「『スマブラDX』で収録された声が完璧だったから、撮り直す必要が無かったため」と[[桜井政博]]は述べている<ref>ニンテンドードリーム 2008年9月号 スマブラX アンケート集計拳!! 後編</ref>。『スマブラSP』では『スマブラDX』以来となる新たなボイスが充てられるようになった。<br>
 
なお、『スマブラfor』までは海外版でも日本語の同じボイスが使用されている([[#備考]])。
 
なお、『スマブラfor』までは海外版でも日本語の同じボイスが使用されている([[#備考]])。
      −
『スマブラ』では原作終盤の専用武器・神剣ファルシオンを使用して戦う。「流麗な剣術」<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/1204/index.html 速報スマブラ拳!! : マルス]、[http://www.smashbros.com/wii/jp/characters/hidden02.html スマブラ拳!!]など。速報スマブラ拳では「流麗な剣'''質'''」だが、『スマブラX』からは「流麗な剣'''術'''」となっている。</ref>とされ、数いる剣を持ったファイターの中でも、特にスピードに重きが置かれている。速い移動速度と出が早くリーチの長い剣技、そして剣は先端ほどダメージが高いという特徴を持つ。<br />[[飛び道具]]を持たない接近戦専門ファイターでありながらも、むやみな密着はせず、つかずはなれずで相手の手の届かないところから斬りつける華麗な立ち回りを得意とする。『スマブラfor』以降は剣技の風切りエフェクトは先端が強調され、視覚的にどこが強力な部分なのかわかりやすくなった。<br/>このように近~中距離での打撃性能に重きをおいたファイターだが、それ故、手の届かない遠距離での飛び道具重視ファイターや、攻撃威力が下がりがちな密接状態は苦手とする。また[[投げ]]が貧弱であまりあてにできないという欠点があり、[[シールド]]を固める相手には[[通常必殺ワザ]]で対策ができるものの、ワザの[[連係]]がしづらく、安定した攻勢を維持しにくい側面がある。
+
『スマブラ』では原作終盤の専用武器・神剣ファルシオンを使用して戦う。「流麗な剣術」<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/1204/index.html 速報スマブラ拳!! : マルス]、[http://www.smashbros.com/wii/jp/characters/hidden02.html スマブラ拳!!]など。速報スマブラ拳では「流麗な剣'''質'''」だが、『スマブラX』からは「流麗な剣'''術'''」となっている。</ref>とされ、数いる剣を持ったファイターの中でも、特にスピードに重きが置かれている。速い移動速度と出が早くリーチの長い剣技、そして剣は先端ほどダメージが高いという特徴を持つ。<br>[[飛び道具]]を持たない接近戦専門ファイターでありながらも、むやみな密着はせず、つかずはなれずで相手の手の届かないところから斬りつける華麗な立ち回りを得意とする。『スマブラfor』以降は剣技の風切りエフェクトは先端が強調され、視覚的にどこが強力な部分なのかわかりやすくなった。<br/>このように近~中距離での打撃性能に重きをおいたファイターだが、それ故、手の届かない遠距離での飛び道具重視ファイターや、攻撃威力が下がりがちな密接状態は苦手とする。また[[投げ]]が貧弱であまりあてにできないという欠点があり、[[シールド]]を固める相手には[[通常必殺ワザ]]で対策ができるものの、ワザの[[連係]]がしづらく、安定した攻勢を維持しにくい側面がある。
    
=== アートワーク ===
 
=== アートワーク ===
226行目: 210行目:     
== 動作などの元ネタ ==
 
== 動作などの元ネタ ==
{{see also|ルキナ}}
   
=== ワザ ===
 
=== ワザ ===
 
*弱攻撃:スラッシュ / 横強攻撃:ハードエッジ
 
*弱攻撃:スラッシュ / 横強攻撃:ハードエッジ
312行目: 295行目:  
*[[勝利演出]]:大きく振りかぶり、剣を回した後、一振りする。{{有無|DX}}{{有無|X}}{{有無|for}}
 
*[[勝利演出]]:大きく振りかぶり、剣を回した後、一振りする。{{有無|DX}}{{有無|X}}{{有無|for}}
 
**『if』でマルスが敵を倒した時の勝利演出として逆輸入された。
 
**『if』でマルスが敵を倒した時の勝利演出として逆輸入された。
 +
 +
*マントの意匠
 +
**マントに紋章が描かれているのは『スマブラ』オリジナルの要素で、原作では無地。<br>1996年発行の書籍『ファイアーエムブレム・ザ・コンプリート』や2001年から2004年まで発売されていたトレーディングカードゲーム『ファイアーエムブレムTCG』で見られる[https://fireemblemwiki.org/wiki/File:FEMN_Archanea_Coat_of_Arms.png アカネイア王国の国旗]がモチーフになっている。『紋章の謎』第2部の真エンディングにおいて、マルスは事実上の断絶となったアカネイア王国にかわる新たな連合王国の盟主として大陸全土の復興に力を尽くすことになるということが語られており、『スマブラ』でのマルスは既に大陸に平和をもたらした英雄であることを示唆したものとなっている<ref>この説明は、[[シャドーモセス島のスマッシュアピール会話集#マルス|シャドーモセス島のスネークの無線通信]]でも紹介されている。</ref>。
 +
***『スマブラfor』以降はデザインが新しくなり、中央の紋章が[https://fireemblem.fandom.com/wiki/Altea?file=AlteaFlagtheComplete.jpg アリティア王国]に似た盾をモチーフにしたオリジナルのものに変わっている。もしかしたら、アカネイア連合王国をイメージした国旗なのかもしれない。
    
=== 台詞 ===
 
=== 台詞 ===
 
*(下)[[アピール]]:「みんな、見ていてくれ!」
 
*(下)[[アピール]]:「みんな、見ていてくれ!」
**原作は軍隊規模で戦うものなので、仲間がいるということをにおわせるためにこのようなセリフになった<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/syukeiken/return518.html 速報スマブラ拳!! : アンケート集計拳!!]<br />“これは、ファイアーエムブレム自体が軍隊規模で戦うものなので、仲間がいるということをにおわせるセリフに設定したためなのです。”</ref>。
+
**原作は軍隊規模で戦うものなので、仲間がいるということをにおわせるためにこのようなセリフになった<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/syukeiken/return518.html 速報スマブラ拳!! : アンケート集計拳!!]<br>“これは、ファイアーエムブレム自体が軍隊規模で戦うものなので、仲間がいるということをにおわせるセリフに設定したためなのです。”</ref>。
 
*[[勝利演出]]:「今日も生き延びることができた……」
 
*[[勝利演出]]:「今日も生き延びることができた……」
 
**原作シリーズでは(「カジュアルモード」などといった例外はあるが)基本的にHPが0になったキャラクターは死亡し、二度と生き返らないことを意識したものだと思われる<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/syukeiken/return579.html 速報スマブラ拳!! : アンケート集計拳!!]“たぶんそのコトバの意味、『ファイアーエムブレム』やってみたら、イヤというほどわかりますよ。 ”</ref>。
 
**原作シリーズでは(「カジュアルモード」などといった例外はあるが)基本的にHPが0になったキャラクターは死亡し、二度と生き返らないことを意識したものだと思われる<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/syukeiken/return579.html 速報スマブラ拳!! : アンケート集計拳!!]“たぶんそのコトバの意味、『ファイアーエムブレム』やってみたら、イヤというほどわかりますよ。 ”</ref>。
 
*勝利演出:「僕は負けるわけにはいかないんだ」
 
*勝利演出:「僕は負けるわけにはいかないんだ」
**マルスがやられると即ゲームオーバー(軍が全滅し、国が滅びる)という使命の重たさを暗に表している<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/syukeiken/return586.html 速報スマブラ拳!! : アンケート集計拳!!]。<br />“「ぼくは負けるわけにはいかないんだ(マルス)」は、自分1人がやられると軍が全滅し、国が滅びるという使命の重たさを暗に表したセリフです。 ”</ref>。
+
**マルスがやられると即ゲームオーバー(軍が全滅し、国が滅びる)という使命の重たさを暗に表している<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/syukeiken/return586.html 速報スマブラ拳!! : アンケート集計拳!!]。<br>“「ぼくは負けるわけにはいかないんだ(マルス)」は、自分1人がやられると軍が全滅し、国が滅びるという使命の重たさを暗に表したセリフです。 ”</ref>。
 
**『Code Name:S.T.E.A.M. リンカーンVSエイリアン』で「負けるわけにはいかないんだ」の部分が逆輸入された。また、同作には「負けるわけにはいかないんだ!」という曲名のマルスのテーマ曲がある。
 
**『Code Name:S.T.E.A.M. リンカーンVSエイリアン』で「負けるわけにはいかないんだ」の部分が逆輸入された。また、同作には「負けるわけにはいかないんだ!」という曲名のマルスのテーマ曲がある。
   336行目: 323行目:     
== 備考 ==
 
== 備考 ==
*『スマブラDX』発売当時、『ファイアーエムブレム』シリーズは日本のみの展開であったため、海外版ではマルスと[[ロイ]]は削除することを考慮に入れていた。しかし出来上がったものはニンテンドー・オブ・アメリカなどから絶賛され、結果、日本版と同じ仕様で国外版にも収録されることになった。そのため、国外版でもマルスとロイは日本語ボイスしか持たない<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/1204/index.html 速報スマブラ拳!! : マルス]</ref>。<br />その後『ファイアーエムブレム』シリーズは海外展開されるようになり、『新・暗黒竜と光の剣』も販売されたが、英語のボイスを持たなかったためか、『スマブラfor』までマルスとロイは海外版でも日本語ボイスのままであった。
+
*『スマブラDX』発売当時、『ファイアーエムブレム』シリーズは日本のみの展開であったため、海外版ではマルスと[[ロイ]]は削除することを考慮に入れていた。しかし出来上がったものはニンテンドー・オブ・アメリカなどから絶賛され、結果、日本版と同じ仕様で国外版にも収録されることになった。そのため、国外版でもマルスとロイは日本語ボイスしか持たない<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/1204/index.html 速報スマブラ拳!! : マルス]</ref>。<br>その後『ファイアーエムブレム』シリーズは海外展開されるようになり、『新・暗黒竜と光の剣』も販売されたが、英語のボイスを持たなかったためか、『スマブラfor』までマルスとロイは海外版でも日本語ボイスのままであった。
 
**マルスは、2015年に『Code Name: S.T.E.A.M. リンカーンVSエイリアン』でゲスト出演した際に、初めて海外の声優[https://en.wikipedia.org/wiki/Yuri_Lowenthal Yuri Lowenthal]による英語音声が充てられ、これ以降マルスの声を彼が担当するようになったことで、『スマブラSP』にも英語音声が充てられることになった。
 
**マルスは、2015年に『Code Name: S.T.E.A.M. リンカーンVSエイリアン』でゲスト出演した際に、初めて海外の声優[https://en.wikipedia.org/wiki/Yuri_Lowenthal Yuri Lowenthal]による英語音声が充てられ、これ以降マルスの声を彼が担当するようになったことで、『スマブラSP』にも英語音声が充てられることになった。
 
**ロイも同様に、2017年に『ファイアーエムブレム ヒーローズ』で[https://en.wikipedia.org/wiki/Ray_Chase_(voice_actor) Ray Chase]が担当し、マルスと同様に英語音声が充てられることになった。
 
**ロイも同様に、2017年に『ファイアーエムブレム ヒーローズ』で[https://en.wikipedia.org/wiki/Ray_Chase_(voice_actor) Ray Chase]が担当し、マルスと同様に英語音声が充てられることになった。
348行目: 335行目:  
== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==
 
*[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/1204/index.html 速報スマブラ拳!!:マルス]
 
*[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/1204/index.html 速報スマブラ拳!!:マルス]
*[http://www.smashbros.com/wii/jp/characters/marth.html スマブラ拳!! (X):マルス]
+
*[https://www.smashbros.com/wii/jp/characters/hidden02.html スマブラ拳!! (X):マルス]
 
*[http://www.smashbros.com/jp/characters/marth.html 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U:マルス]
 
*[http://www.smashbros.com/jp/characters/marth.html 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U:マルス]
 
*[https://www.smashbros.com/ja_JP/fighter/21.html 『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』公式サイト:{{PAGENAME}}]
 
*[https://www.smashbros.com/ja_JP/fighter/21.html 『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』公式サイト:{{PAGENAME}}]

案内メニュー