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[[ファイル:公式 きょうの1枚 2014年09月02日a.jpg|thumb|250px|]]
 
[[ファイル:公式 きょうの1枚 2014年09月02日a.jpg|thumb|250px|]]
 
[[ファイル:公式 きょうの1枚 2014年09月02日b.jpg|thumb|250px|3DS版のオールスター休憩所。]]
 
[[ファイル:公式 きょうの1枚 2014年09月02日b.jpg|thumb|250px|3DS版のオールスター休憩所。]]
'''{{PAGENAME}}'''(All-Star Mode)は、全ての[[ファイター]]と戦う「ひとりで」「みんなで」のゲームモード。ただし、[[Miiファイター]]は登場しない。また、選択可能になっていない[[追加コンテンツ]]のファイターや[[ステージ]]は'''<span style="color:red">登場しない</span>'''。「みんなで」では、2人までの協力プレイに対応している。
+
'''{{PAGENAME}}'''(All-Star Mode)は、『[[スマブラDX]]』、『[[スマブラX]]』、『[[スマブラfor]]』に収録されているゲームモード。全ての[[ファイター]]達と連戦していき、全員倒すことが目標。各ステージに1体ないし複数の敵が登場し、全て倒すことで次のステージへ移る。プレイヤーのストックは1つのみで、戦いで受けた[[蓄積ダメージ]]は次戦に持ち越される。対戦中にアイテムが出現することはあるが、回復アイテムだけは出現しないように設定されている。ただし、[[Mr.ゲーム&ウォッチ]]の横必殺ワザと[[ピーチ]]の最後の切りふだによって回復アイテムが出現することはある。
   −
過去作では全ファイターを使用可能にしなければ出現しなかったが、今作のオールスターは始めから選択可能になっている。最初は“仮のオールスター”であり、全隠しキャラクターを揃えるまでは錠前のマークが付いている。隠しキャラクター全てを使用可能にすると、隠しキャラクターを含めた“真のオールスター”となる(仮のオールスターに選択はできなくなる)。[[クリアゲッター]]の条件に書かれている「全員が揃ったオールスター」はこの真のオールスターのこと。
+
ステージとステージの間には"オールスター休憩所"が設けられており、そこに置かれてある回復アイテムを使って回復することができる。回復アイテムは消耗品であり復活はしないので計画的な利用が要求される。
   −
難易度は、「かんたん」「ふつう」「むずかしい」の3つ。難しいほどスコアが高く、途中で取得できるご褒美の量が増える。クリアするとそのファイターに関するフィギュアを入手できる。3DS版は(EX)フィギュア(『スマブラDX』にあったファイターとしての解説フィギュア)、Wii U版は[[最後の切りふだ]]フィギュア。また、「みんなで」クリアした場合は[[スタッフロール]]は流れない。
+
「連戦、インターバルには数個の回復アイテム」というルールは、スマブラシリーズを手掛ける[[桜井政博]]が過去に手掛けた『[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%9F%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%A3_%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9 星のカービィ スーパーデラックス]』に収録されているゲームモードの"格闘王への道"がベースになっている。『スマブラDX』の"オールスター休憩所"のBGMは、"格闘王への道"の休憩所をアレンジしたものだった。
 +
 
 +
== 大乱闘スマッシュブラザーズDX ==
 +
隠しファイターを全て使用可能にすると利用できるようになる。クリアすると使用したファイターのフィギュアが手に入る。ミスするとコンティニューをするかどうか選べ、コンティニューするとコインを10枚消費し更にスコアが半分になるが[[蓄積ダメージ]]が0%の状態から再開できる。
 +
 
 +
"オールスター休憩所"には[[ハートの器]]が3つ置かれている。なお、回復中に次のステージへ移行すると、その時点で回復がストップする。稀にフィギュアも落ちている。ポーズ中は落ちているフィギュアの見た目が?マークに差し替えられるため、ズームさせて落ちているフィギュアを鑑賞することはできない。
 +
 
 +
難易度は「VERY EASY」「EASY」「NORMAL」「HARD」「VERY HARD」があり、難しいほど敵CPのレベルが高く、[[ハンデ]]が小さくなる。
 +
 
 +
=== ステージ一覧 ===
 +
敵の登場順は最後以外はランダムで、最終戦だけは{{DX|Mr.ゲーム&ウォッチ}}で固定になっている。敵の[[カラーバリエーション]]はランダムでデフォルト以外のものになる。ただし、プレイヤーがデフォルト以外のものを選択している場合、それと同じファイターの敵はデフォルトカラーになる場合がある。最終戦の敵Mr.ゲーム&ウォッチはデフォルトカラーだが、プレイヤーがデフォルトカラーのMr.ゲーム&ウォッチの場合は赤色になる。
 +
 
 +
敵の数は4ステージ毎に1体ずつ増える。ただし最終戦では25体のMr.ゲーム&ウォッチと[[組み手]]のように戦うことになる。
 +
 
 +
[[ステージ]]と[[音楽]]は敵によって決まる。敵が2体いる場合は2Pの敵の、3体いる場合は3Pの敵に対応するものが選ばれる。以下がその対応表。太字は本来そのステージでは流れない音楽。
 +
 
 +
{| class="wikitable" style="margin:auto"
 +
|-
 +
! ファイター
 +
! ステージ
 +
! 音楽
 +
|-
 +
| {{DX|ドクターマリオ}}
 +
| [[いにしえの王国II]]
 +
| ドクターマリオ
 +
|-
 +
| {{DX|マリオ}}
 +
| [[レインボークルーズ]]
 +
| レインボークルーズ
 +
|-
 +
| {{DX|ルイージ}}
 +
| [[いにしえの王国]]
 +
| いにしえの王国
 +
|-
 +
| {{DX|クッパ}}
 +
| [[ヨースター島]]
 +
| スーパーマリオ3
 +
|-
 +
| {{DX|ピーチ}}
 +
| [[ピーチ城]]
 +
| "ピーチ城"
 +
|-
 +
| {{DX|ヨッシー}}
 +
| [[ヨッシーストーリー]]
 +
| ヨッシーストーリー
 +
|-
 +
| {{DX|ドンキーコング}}
 +
| [[コンゴジャングル]]
 +
| コンゴジャングル
 +
|-
 +
| {{DX|キャプテン・ファルコン}}
 +
| [[ミュートシティ]]
 +
| ミュートシティ
 +
|-
 +
| {{DX|ガノンドロフ}}
 +
| [[ブリンスタ深部]]
 +
| ブリンスタ深部
 +
|-
 +
| {{DX|ファルコ}}
 +
| [[惑星ベノム]]
 +
| 惑星ベノム
 +
|-
 +
| {{DX|フォックス}}
 +
| [[惑星コーネリア]]
 +
| 惑星コーネリア
 +
|-
 +
| {{DX|ネス}}
 +
| [[オネット]]
 +
| オネット
 +
|-
 +
| {{DX|アイスクライマー}}
 +
| [[アイシクルマウンテン]]
 +
| アイシクルマウンテン
 +
|-
 +
| {{DX|カービィ}}
 +
| [[グリーングリーンズ]]
 +
| グリーングリーンズ
 +
|-
 +
| {{DX|サムス}}
 +
| [[ブリンスタ]]
 +
| ブリンスタ
 +
|-
 +
| {{DX|ゼルダ}}
 +
| [[神殿]]
 +
| 神殿
 +
|-
 +
| {{DX|リンク}}
 +
| [[グレートベイ]]
 +
| グレートベイ
 +
|-
 +
| {{DX|こどもリンク}}
 +
| [[ジャングルガーデン]]
 +
| '''サリアの歌'''
 +
|-
 +
| {{DX|ピチュー}}
 +
| [[フォーサイド]]
 +
| '''ポケモンスタジアム金銀'''
 +
|-
 +
| {{DX|ピカチュウ}}
 +
| [[ポケモンスタジアム]]
 +
| ポケモンスタジアム"
 +
|-
 +
| {{DX|プリン}}
 +
| [[ポケモン亜空間]]
 +
| ポケモン亜空間
 +
|-
 +
| {{DX|ミュウツー}}
 +
| [[戦場]]
 +
| '''ポケモン亜空間'''
 +
|-
 +
| {{DX|Mr.ゲーム&ウォッチ}}
 +
| [[フラットゾーン]]
 +
| フラットゾーン
 +
|-
 +
| {{DX|マルス}}
 +
| [[夢の泉]]
 +
| '''ファイアーエムブレム'''
 +
|-
 +
| {{DX|ロイ}}
 +
| [[終点]]
 +
| '''ファイアーエムブレム'''
 +
|}
 +
 
 +
== 大乱闘スマッシュブラザーズX ==
 +
隠しファイターを全て使用可能にすると利用できるようになる。クリアすると使用したファイターの最後の切りふだのフィギュアが手に入る。ミスするとコンティニューをするかどうか選べ、コンティニューするとコインを10枚消費し更にスコアが半分+1点になるが[[蓄積ダメージ]]が0%の状態から再開できる。ステージクリア時に獲得できるスコアは必ず10の倍数なので、スコアの1の位が幾つなのかでコンティニューした回数がわかる仕組みになっている。
 +
 
 +
2人でプレイすることが可能。2人プレイ時は"オールスター休憩所"に置かれているハートの器が5つになり、最終戦がピクミン&オリマー2体との戦いになる。クリアすると2体分のフィギュアが手に入る。プレイヤーのどちらかがやられるとミスになる。それ以外は同じ。
   −
== 仕様 ==
+
"オールスター休憩所"に置かれている回復アイテムは、[[ハートの器]]が3つ。2人プレイ時は5つ。前作と異なり、回復中に次のステージへ移行した場合に回復がストップすることはない。稀にフィギュアも落ちている。なお、本作からハートの器は100%回復するアイテムになったが、ここに置かれているハートの器は前作同様に全回復する仕様になっている。
全てのファイター達と連戦していき、全員倒すのが目標。ストックは一つのみで、受けたダメージは次戦に持ち越される。各ステージに6~9体の敵ファイターが登場し、全員倒すと次のステージへ進む。プレイヤーがやられた場合、今作ではコンティニューはできず、そこで終了となる。「みんなで」はどちらか片方が撃墜された時点で終了となる。「[[シンプル]]」などと異なり、それまで取得したご褒美は失われない。
     −
ステージは登場するファイター達のホームステージのどれかで、一部のギミックが発生しなくなっている([[#オールスターステージ一覧]])。各ステージの制限時間は5分で、[[アイテム]]は出現しない。Wii U版で2人プレイをする際は、ステージにいるファイターが5人になる([[8人乱闘]]モードになる)ため、一部のステージが登場しなくなったり、[[終点化]]して登場する。
+
難易度は「やさしい」「ふつう」「むずかしい」「とてもむずかしい」「げきムズ」があり、難しいほど敵CPのレベルが高く、[[ハンデ]]が小さくなる。
   −
プレイヤーは与えるダメージの倍率が大きく、敵は小さくなっている([[#ダメージ倍率]])。また、僅かながらプレイヤー側のふっとび率が小さくなっている。これにより、プレイヤーの攻撃のふっとばし力は、元が弱いものはオールスターでも弱いままで、元が強いものはオールスターでは更に強くなっている。ただし、敵の'''間接攻撃'''(飛び道具など)と、ステージの'''やくもの'''にはこの補正が適応されておらず、これを受けたプレイヤーは、通常と変わらないダメージとふっとびを受ける。特にスマッシュ攻撃の飛び道具を持つファイターや[[ミュートシティ]]のコース上などには普段以上に警戒すべし([[#攻略]])。
+
=== ステージ一覧 ===
 +
敵ファイターは原作シリーズの1作目の発売日あるいはそのキャラクターがデビューした日が古い順に登場する。各ステージで同じシリーズが出典のファイター全てを相手にする。なお、{{X|ゼニガメ}}と{{X|フシギソウ}}と{{X|}リザードン}}は全員登場するが、{{X|ゼルダ}}と{{X|シーク}}、{{X|サムス}}と{{X|ゼロスーツサムス}}はどちらかがランダムで登場する。ステージ上に同時に登場する敵の数は最大で2体までで、敵の総数が3体よりも多い場合はランダムで登場する順番が選ばれ、3体目以降は誰かが倒されると上から降って登場してくる。
   −
ステージをクリアするたびに訪れる"オールスター休憩所"は、左側にフィギュアやカスタマイズパーツが、右側は次に闘うファイターの画像と、回復アイテム、そして次のステージに行くワープゲートがある。Wii U版は待機室のワープゲートがすり抜け床の上に設置されているため、奥にある回復アイテムを取ろうとして誤って次の試合に進んでしまう恐れは少なくなった。倒したファイターは3DS版は下画面に表示され、Wii U版は背景にフィギュアが置かれるようになる。また、戦闘を行うごとに休憩所の時間帯が朝→昼→夕→夜になっていく。回復アイテムは1回の「オールスター」で使える量が限られており、使用すると復活はしない。“仮のオールスター”では、回復アイテムは「[[アイテム#マキシムトマト|マキシマムトマト]](50%)、[[アイテム#妖精のビン|妖精のビン]](100%以上で取得すると100%回復)、[[アイテム#ハートの器|ハートの器]](このモードでは999%)」の3つで“真のオールスター”では、ハートの器が一つ増えて計4つに、Wii U版の「みんなで」オールスターでは、ハートの器がさらに一つ増え計5つとなる。なお、休憩所内では用意された回復アイテム以外でのダメージの変化は起きないようになっており、例えば、{{for|リンク}}の爆弾で自爆したり、{{for|ワリオ}}でバイクを食べても、ダメージは変化しない。
+
ステージは登場する敵のホームステージが選ばれる。複数ある場合はそのうちのどれかがランダムで選ばれる。ただし、過去作ステージは選ばれない。なお、{{X|ロボット}}にはホームステージが無いため、ステージは[[マリオブラザーズ]]になっている。なお、マリオブラザーズが利用可能になっていない場合は[[ドルピックタウン]]になる。
   −
=== ダメージ倍率 ===
+
{| class="wikitable" style="margin:auto"
{{節スタブ}}
+
|-
プレイヤーの飛び道具にかかる倍率はこれよりも低い。
+
!シリーズ
{| class="wikitable"
+
!ファイター
 +
!ステージ
 +
|-
 +
|ゲーム&ウオッチ
 +
|{{X|Mr.ゲーム&ウォッチ}}
 +
|[[フラットゾーン2]]
 +
|-
 +
|マリオ
 +
|{{X|マリオ}}、{{X|ルイージ}}、{{X|ピーチ}}、{{X|クッパ}}
 +
|[[ドルピックタウン]]、[[ルイージマンション]]、[[マリオサーキット]]、[[いにしえっぽい王国]]
 +
|-
 +
|ドンキーコング
 +
|{{X|ドンキーコング}}、{{X|ディディーコング}}
 +
|[[75m]]、 [[大滝のぼり]]
 +
|-
 +
|アイスクライマー
 +
|{{X|アイスクライマー}}
 +
|[[頂上]]
 +
|-
 +
|ファミリーコンピュータ ロボット
 +
|{{X|ロボット}}
 +
|[[マリオブラザーズ]]
 +
|-
 +
|ゼルダの伝説
 +
|{{X|リンク}}、{{X|ゼルダ}}或いは{{X|シーク}}、{{X|トゥーンリンク}}、{{X|ガノンドロフ}}
 +
|[[オルディン大橋]]、 [[海賊船]]
 +
|-
 +
|メトロイド
 +
|{{X|サムス}}或いは{{X|ゼロスーツサムス}}
 +
|[[フリゲートオルフェン]]、[[ノルフェア]]
 +
|-
 +
|パルテナの鏡
 +
|{{X|ピット}}
 +
|[[天空界]]
 +
|-
 +
|メタルギア
 +
|{{X|スネーク}}
 +
|[[シャドーモセス]]
 +
|-
 +
|MOTHER
 +
|{{X|ネス}}、{{X|リュカ}}
 +
|[[ニューポークシティ]]
 +
|-
 +
|ファイアーエムブレム
 +
|{{X|マルス}}、{{X|アイク}}
 +
|[[攻城戦]]
 
|-
 
|-
! ステージ !! プレイヤーの攻撃 !! 敵の攻撃
+
|ヨッシー
 +
|{{X|ヨッシー}}
 +
|[[ヨッシーアイランド]]
 
|-
 
|-
| 2007-2015 || 2.6x ||
+
|F-ZERO
 +
|{{X|キャプテン・ファルコン}}
 +
|[[ポートタウン エアロダイブ]]
 
|-
 
|-
| 2001-2006 || 2.6x ||
+
|ソニック・ザ・ヘッジホッグ
 +
|{{X|ソニック}}
 +
|[[グリーンヒルゾーン]]
 
|-
 
|-
| 1994-1998 || 2.655x ||
+
|星のカービィ
 +
|{{X|カービィ}}、{{X|メタナイト}}、{{X|デデデ}}
 +
|[[戦艦ハルバード]]
 
|-
 
|-
| 1991-1993 || 2.8x ||
+
|スターフォックス
 +
|{{X|フォックス}}、{{X|ファルコ}}、{{X|ウルフ}}
 +
|[[ライラットクルーズ]]
 
|-
 
|-
| 1986-1990 || 2.4x ||
+
|ワリオ
 +
|{{X|ワリオ}}
 +
|[[メイド イン ワリオ]]
 
|-
 
|-
| 1984-1986 || 2.8x ||
+
|ポケットモンスター
 +
|{{X|ピカチュウ}}、{{X|ゼニガメ}}、{{X|フシギソウ}}、{{X|リザードン}}、{{X|ルカリオ}}、{{X|プリン}}
 +
|[[ポケモンスタジアム2]], [[テンガンざん やりのはしら]]
 
|-
 
|-
| 1980-1983 || 2.8x ||
+
|ピクミン
 +
|{{X|ピクミン&オリマー}}(2人プレイ時はピクミン&オリマーが2体登場)
 +
|[[とある星]]
 
|}
 
|}
   −
=== 仕様補足 ===
+
== 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U ==
*[[ワンパターン相殺]]は無い。
+
本作では最初から利用できる。ただし、[[Miiファイター]]は登場しない。また、選択可能になっていないファイターや[[ステージ]]は登場しない。この状態のオールスターは“仮のオールスター”であり、全隠しキャラクターを揃えるまでは錠前のマークが付いている。隠しファイター全てを使用可能にすると、隠しファイターを含めた“真のオールスター”となる(仮のオールスターに選択はできなくなる)。[[クリアゲッター]]の条件に書かれている「全員が揃ったオールスター」はこの真のオールスターのこと。
*[[ほかほか補正]]は無い。
+
 
*{{for|リトル・マック}}、{{for|クラウド}}が攻撃を与えて/受けて増えるゲージの量には、ダメージ倍率の影響は受けない。
+
「みんなで」では、2人までの協力プレイに対応している。3DS版の場合、2人プレイ時は同時に出現する敵の数が2体までになる。
   −
== オールスターステージ一覧 ==
+
難易度は、「かんたん」「ふつう」「むずかしい」の3つ。難しいほどスコアが高く、途中で取得できるご褒美の量が増える。クリアするとそのファイターに関するフィギュアを入手できる。3DS版は(EX)フィギュア(『スマブラDX』にあったファイターとしての解説フィギュア)、Wii U版は[[最後の切りふだ]]フィギュア。また、「みんなで」クリアした場合は[[スタッフロール]]は流れない。
今作での闘う順序は、3DS版は「そのキャラクターが初めて登場したゲーム」の発売が“古い”順から、Wii U版はその逆の“新しい”順となっている。<br />
+
 
また、このモードでのファイターのカラーは通常のほかにも、色変えによる性別違い<ref>Wii Fit トレーナー(男性)、ルフレ(女性)、カムイ(女性)。</ref>、服装違い<ref>ワリオのオーバーオール姿、リトル・マック(ワイヤーフレームマックの姿)、『アドベントチルドレン』デザインのクラウド、『ベヨネッタ1』デザインのベヨネッタ。</ref>、キャラ違い<ref>ピクミン&アルフ(ピクミン&オリマー)、むらびと、クッパ7人衆(クッパJr.)。</ref>のファイターが登場することがある。その内のキャラ違いはメインであるキャラに準したものとして扱う<ref>クッパ7人衆の初登場は1988/10/23、アルフの初登場は2013/7/13。</ref>。<br />
+
各ステージに6~9体の敵ファイターが登場し、全員倒すと次のステージへ進む。プレイヤーがやられた場合、今作ではコンティニューはできず、そこで終了となる。「みんなで」はどちらか片方が撃墜された時点で終了となる。「[[シンプル]]」などと異なり、それまで取得したご褒美は失われない。
 +
 
 +
ステージは登場するファイター達のホームステージのどれかで、一部のギミックが発生しなくなっている([[#オールスターステージ一覧]])。各ステージの制限時間は5分で、[[アイテム]]は出現しない。Wii U版で2人プレイをする際は、ステージにいるファイターが5人になる([[8人乱闘]]モードになる)ため、一部のステージが登場しなくなったり、[[終点化]]して登場する。
 +
 
 +
"オールスター休憩所"に置かれている回復アイテムは、[[アイテム#マキシムトマト|マキシマムトマト]](50%)、[[アイテム#妖精のビン|妖精のビン]](100%以上で取得すると100%回復)、[[アイテム#ハートの器|ハートの器]](全回復)がそれぞれ1つずつ。“真のオールスター”ではハートの器が1つ増える。「みんなで」オールスターでは、ハートの器がさらに一つ増える。なお、休憩所内では用意された回復アイテム以外でのダメージの変化は起きないようになっており、例えば、{{for|リンク}}の爆弾で自爆したり、{{for|ワリオ}}でバイクを食べても、ダメージは変化しない。
 +
 
 +
プレイヤーは与えるダメージの倍率が大きく、敵は小さくなっている([[#ダメージ倍率]])。また、僅かながらプレイヤー側のふっとび率設定が小さくなっている。これにより、プレイヤーの攻撃のふっとばし力は、元が弱いものはオールスターでも弱いままで、元が強いものはオールスターでは更に強くなっている。ただし、敵の'''間接攻撃'''(飛び道具など)と、ステージの'''やくもの'''にはこの補正が適応されておらず、これを受けたプレイヤーは、通常と変わらないダメージとふっとびを受ける。特にスマッシュ攻撃の飛び道具を持つファイターや[[ミュートシティ]]のコース上などには普段以上に警戒を要する。他に、[[ワンパターン相殺]]は無い、[[ほかほか補正]]は無い、{{for|リトル・マック}}、{{for|クラウド}}が攻撃を与えて/受けて増えるゲージの量にはダメージ倍率の影響は受けない、といった特殊な仕様がある。
 +
 
 +
=== ステージ一覧 ===
 +
今作での闘う順序は、3DS版は「そのキャラクターが初めて登場したゲーム」の発売が“古い”順から、Wii U版はその逆の“新しい”順となっている。また、このモードでのファイターのカラーは通常のほかにも、色変えによる性別違い<ref>Wii Fit トレーナー(男性)、ルフレ(女性)、カムイ(女性)。</ref>、服装違い<ref>ワリオのオーバーオール姿、リトル・マック(ワイヤーフレームマックの姿)、『アドベントチルドレン』デザインのクラウド、『ベヨネッタ1』デザインのベヨネッタ。</ref>、キャラ違い<ref>ピクミン&アルフ(ピクミン&オリマー)、むらびと、クッパ7人衆(クッパJr.)。</ref>のファイターが登場することがある。その内のキャラ違いはメインであるキャラに準したものとして扱う<ref>クッパ7人衆の初登場は1988/10/23、アルフの初登場は2013/7/13。</ref>。
    
ファイターの括弧内は発売日を表している。<br />
 
ファイターの括弧内は発売日を表している。<br />
70行目: 266行目:  
|}
 
|}
   −
== 攻略 ==
+
=== ダメージ倍率 ===
 +
{{節スタブ}}
 +
プレイヤーの飛び道具にかかる倍率はこれよりも低い。
 +
{| class="wikitable"
 +
|-
 +
! ステージ !! プレイヤーの攻撃 !! 敵の攻撃
 +
|-
 +
| 2007-2015 || 2.6x ||
 +
|-
 +
| 2001-2006 || 2.6x ||
 +
|-
 +
| 1994-1998 || 2.655x ||
 +
|-
 +
| 1991-1993 || 2.8x ||
 +
|-
 +
| 1986-1990 || 2.4x ||
 +
|-
 +
| 1984-1986 || 2.8x ||
 +
|-
 +
| 1980-1983 || 2.8x ||
 +
|}
 +
 
 +
=== 攻略 ===
 
敵の直接攻撃は大幅にパワーダウンしており、プレイヤーの蓄積ダメージが300%近くになっても撃墜される心配はほぼ無い。よって、警戒すべきは、攻撃力が通常と変わらない、敵の間接攻撃と、ステージやくものの2点のみである。ファイターが使う間接攻撃には[[飛び道具]]の他に、{{for|ネス}}のヨーヨー、{{for|ピクミン&オリマー}}のピクミンを使った攻撃、{{for|リザードン}}のフレアドライブなどもある。強力な間接攻撃を使うファイターを優先的に倒しつつ、攻撃してくるステージやくものに触れないようにすることが、やられないための重要な立ち回りとなる。なお、強力な間接攻撃持ちが登場順の最後に控えているステージでは(2007-2015、2001-2006、1994-1998、1984-1986)、予め他の敵のダメージを大きく蓄積させてから最後の敵を迎え入れることで、他の敵を速やかに撃墜することができ、最後の敵と比較的安全な1on1の状況で戦いやすくなる。
 
敵の直接攻撃は大幅にパワーダウンしており、プレイヤーの蓄積ダメージが300%近くになっても撃墜される心配はほぼ無い。よって、警戒すべきは、攻撃力が通常と変わらない、敵の間接攻撃と、ステージやくものの2点のみである。ファイターが使う間接攻撃には[[飛び道具]]の他に、{{for|ネス}}のヨーヨー、{{for|ピクミン&オリマー}}のピクミンを使った攻撃、{{for|リザードン}}のフレアドライブなどもある。強力な間接攻撃を使うファイターを優先的に倒しつつ、攻撃してくるステージやくものに触れないようにすることが、やられないための重要な立ち回りとなる。なお、強力な間接攻撃持ちが登場順の最後に控えているステージでは(2007-2015、2001-2006、1994-1998、1984-1986)、予め他の敵のダメージを大きく蓄積させてから最後の敵を迎え入れることで、他の敵を速やかに撃墜することができ、最後の敵と比較的安全な1on1の状況で戦いやすくなる。
    
敵AIはステージを進むにつれて強くなっていく。言い換えれば序盤はAIが弱いので、多少ダメージが蓄積していても強引に突破しやすく、回復アイテムを終盤のために温存できる。序盤のAIは浮かされた際にプレイヤーの追撃を避けることを殆どしないので、非確定コンボであっても次々と繋げていける。また、場外においても同様で、復帰阻止を楽に決めやすい。非力なファイターは場外や上空での追撃で撃墜していくと楽に進めることが出来る。終盤のAIは序盤とはうってかわって追撃を高確率で空中回避で避けてくるようになる。これは着地間際であってもお構いなしでしてくるので、敵の着地間際に隙の少ない攻撃を見せて空中回避を誘うことで、その着地隙を楽に狩ることができる。他、終盤のAIも含め、飛び道具への反応が悪かったり、多段攻撃をガードしても途中でガードを解除したりすることが多いので、そこも狙い目である。
 
敵AIはステージを進むにつれて強くなっていく。言い換えれば序盤はAIが弱いので、多少ダメージが蓄積していても強引に突破しやすく、回復アイテムを終盤のために温存できる。序盤のAIは浮かされた際にプレイヤーの追撃を避けることを殆どしないので、非確定コンボであっても次々と繋げていける。また、場外においても同様で、復帰阻止を楽に決めやすい。非力なファイターは場外や上空での追撃で撃墜していくと楽に進めることが出来る。終盤のAIは序盤とはうってかわって追撃を高確率で空中回避で避けてくるようになる。これは着地間際であってもお構いなしでしてくるので、敵の着地間際に隙の少ない攻撃を見せて空中回避を誘うことで、その着地隙を楽に狩ることができる。他、終盤のAIも含め、飛び道具への反応が悪かったり、多段攻撃をガードしても途中でガードを解除したりすることが多いので、そこも狙い目である。
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[[#仕様]]で述べたように、プレイヤーのワザのふっとばし力は、元が弱いものはオールスターでも弱いまま、或いは元よりも弱くなる。そのため、コンボ向けのワザであれば、通常と変わらないか、それ以上にコンボを繋げやすくなる。一方で、元からふっとばし力が強いワザは更に強くなるので、弱いワザから強いワザへ繋げていくことができるファイターなら、幅広い%においてそれが使いやすい撃墜手段となる。
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前の節で述べたように、プレイヤーのワザのふっとばし力は、元が弱いものはオールスターでも弱いまま、或いは元よりも弱くなる。そのため、コンボ向けのワザであれば、通常と変わらないか、それ以上にコンボを繋げやすくなる。一方で、元からふっとばし力が強いワザは更に強くなるので、弱いワザから強いワザへ繋げていくことができるファイターなら、幅広い%においてそれが使いやすい撃墜手段となる。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

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