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126 バイト除去 、 2019年9月6日 (金) 20:33
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『スマブラ』はマリオが主役のゲームというわけではないが、説明書やムービーなど、多くのゲーム内外で最も多くその姿を見ることができるキャラクターである。<br />
 
『スマブラ』はマリオが主役のゲームというわけではないが、説明書やムービーなど、多くのゲーム内外で最も多くその姿を見ることができるキャラクターである。<br />
デザインは『スマブラ64』では『スーパーマリオ64』のものをベースにしている。このときには攻撃時やダメージを受けたときに目が「><」の形になったりと、『スマブラDX』以降では見られないかわいらしい一面があった。体型は『スーパーマリオ64』よりも頭身が低く、これはモデル制作スタッフのミスによるものだったが、このほうが可愛いからという理由で製品版でもそのままになった<ref>[http://www.1101.com/nintendo/nin4/nin4-3.htm ほぼ日刊イトイ新聞 - 樹の上の秘密基地]<br />“「マリオ64」は3Dの画面を斜め上から見てるから。おれ、ゲームの画面みながら作ったから、自然と下半身がつまってて頭でっかちになってるんですよ。うわぁ、どうしよっかなあって。でも、ま、こっちのほうが可愛いからいっかな、って思ってそのまま使ってるんです。このくらいはいいかなって。”</ref>。なお、海外版では『スーパーマリオ64』に近い体型になっている。『スマブラDX』以降は、初代『スマブラ』のようなコミカルな要素はほぼ見られなくなっている。また、服装などが細部まで描き込まれ、デニムの縫い目など元のデザインにないリアル志向の要素が加わっている。
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デザインは『スマブラ64』では『スーパーマリオ64』のものをベースにしている。このときには攻撃時やダメージを受けたときに目が「><」の形になったりと、『スマブラDX』以降では見られないかわいらしい一面があった。体型は『スーパーマリオ64』よりも頭身が低く、これはモデル制作スタッフのミスによるものだったが、このほうが可愛いからという理由で製品版でもそのままになった<ref>[http://www.1101.com/nintendo/nin4/nin4-3.htm ほぼ日刊イトイ新聞 - 樹の上の秘密基地]<br />“「マリオ64」は3Dの画面を斜め上から見てるから。おれ、ゲームの画面みながら作ったから、自然と下半身がつまってて頭でっかちになってるんですよ。うわぁ、どうしよっかなあって。でも、ま、こっちのほうが可愛いからいっかな、って思ってそのまま使ってるんです。このくらいはいいかなって。”</ref>。なお、海外版では『スーパーマリオ64』に近い体型になっている。『スマブラDX』以降は、『スマブラ64』のようなコミカルな要素はほぼ見られなくなっている。また、服装などが細部まで描き込まれ、デニムの縫い目など元のデザインにないリアル志向の要素が加わっている。
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声は原作同様、[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8D%E3%83%BC チャールズ・マーティネー]([https://www.mariowiki.com/Charles_Martinet Charles Martinet])が務める。初代『スマブラ』と『スマブラDX』では『スーパーマリオ64』で収録された音声を使用している。『スマブラX』では新たに収録されたボイスが使われ、以降の作品でもその音声が使われ続けている。
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声は原作同様、[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8D%E3%83%BC チャールズ・マーティネー]([https://www.mariowiki.com/Charles_Martinet Charles Martinet])が務める。『スマブラ64』と『スマブラDX』では『スーパーマリオ64』で収録された音声が使用されていた。『スマブラX』では専用のボイスが収録され、以降の作品でもその音声が使われ続けている。
    
『マリオ』シリーズを知る者にとってはお馴染みの、ブロックを叩く時のジャンプアッパーカットや「ファイアーボール」、『スーパーマリオ64』で披露したパンチやキック、『スーパーマリオワールド』の「スーパーマント」(『スマブラDX』以降)、『スーパーマリオサンシャイン』の「ポンプ」(『スマブラX』以降)……というように、歴代の『マリオ』シリーズの要素を幅広く戦闘に取り入れている。『スーパーマリオブラザーズ3』『スーパーマリオUSA』など、ファイターとしてのマリオに含まれていない要素は、マリオ以外の『マリオ』シリーズのファイター(ピーチやクッパなど)の、ワザやアクションに含まれていたり、ステージやアイテムといった形で登場している場合も多い。
 
『マリオ』シリーズを知る者にとってはお馴染みの、ブロックを叩く時のジャンプアッパーカットや「ファイアーボール」、『スーパーマリオ64』で披露したパンチやキック、『スーパーマリオワールド』の「スーパーマント」(『スマブラDX』以降)、『スーパーマリオサンシャイン』の「ポンプ」(『スマブラX』以降)……というように、歴代の『マリオ』シリーズの要素を幅広く戦闘に取り入れている。『スーパーマリオブラザーズ3』『スーパーマリオUSA』など、ファイターとしてのマリオに含まれていない要素は、マリオ以外の『マリオ』シリーズのファイター(ピーチやクッパなど)の、ワザやアクションに含まれていたり、ステージやアイテムといった形で登場している場合も多い。
    
ファイターとしては、マリオの名を冠するスポーツゲーム(マリオゴルフは除く)などと同じように、平均的な運動性能とパワーを持ったバランスの良い性能となっている。バランスが良いゆえに、連発するだけである程度戦える強力なワザや、少々の操作ミスでもカバーできる復帰力のような尖ったものは持たないため、勝ち筋の単純明快さや、使いこなしやすさを好みがちな、多くの初心者に好かれやすい性能ではないかもしれない。しかし、『スマブラ』の重要なテクニック要素の数多くが使用可能であり、『スマブラ64』の時点で飛び道具の必殺ワザに加え、少々変則的だが[[メテオ]]効果のあるワザも所持しており、この頃から引き出しは広範囲に渡っていた。<br />
 
ファイターとしては、マリオの名を冠するスポーツゲーム(マリオゴルフは除く)などと同じように、平均的な運動性能とパワーを持ったバランスの良い性能となっている。バランスが良いゆえに、連発するだけである程度戦える強力なワザや、少々の操作ミスでもカバーできる復帰力のような尖ったものは持たないため、勝ち筋の単純明快さや、使いこなしやすさを好みがちな、多くの初心者に好かれやすい性能ではないかもしれない。しかし、『スマブラ』の重要なテクニック要素の数多くが使用可能であり、『スマブラ64』の時点で飛び道具の必殺ワザに加え、少々変則的だが[[メテオ]]効果のあるワザも所持しており、この頃から引き出しは広範囲に渡っていた。<br />
『スマブラDX』では、それらに加えて以降のメテオワザの基本指針を決定づけた前空中攻撃「メテオナックル」と[[反射]]ワザの横必殺ワザ「スーパーマント」を獲得。新しい横スマッシュ攻撃の「ファイア掌底」は、“突きだした手の部分は低威力、その先から出す炎の部分は高威力”という、部位による威力の違いが視覚的にわかりやすい性質を持つワザで、初心者プレイヤーに「当てた距離や部位によって威力の異なるワザ」と「先端ギリギリで当てると高威力なワザ」の存在を教えてくれる。また、『スーパーマリオ64』以降のように、一部キャラクター限定の新しいアクションである「カベジャンプ<ref>『スマブラDX』では三角飛び。</ref>」をすることも可能。さらに、『スマブラX』では下必殺ワザが「ポンプ」に変更され、[[風|ダメージを与えずに相手を押し出す]]ワザと、チャージ・保持ができる[[ためワザ]]を一挙に獲得した(これによって、従来の下必殺ワザのマリオトルネードは、下空中攻撃に変更されドリルキックの特性を引き継ぐ)。
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『スマブラDX』では、それらに加えて以降のメテオワザの基本指針を決定づけた前空中攻撃「メテオナックル」と[[反射]]ワザの横必殺ワザ「スーパーマント」を獲得。新しい横スマッシュ攻撃の「ファイア掌底」は、“突きだした手の部分は低威力、その先から出す炎の部分は高威力”という、部位による威力の違いが視覚的にわかりやすい性質を持つワザで、初心者プレイヤーに「当てた距離や部位によって威力の異なるワザ」と「先端ギリギリで当てると高威力なワザ」の存在を教えてくれる。また、『スーパーマリオ64』以降のように、一部ファイター限定の新しいアクションである[[カベジャンプ]]をすることも可能。さらに、『スマブラX』では下必殺ワザが「ポンプ」に変更され、[[風|ダメージを与えずに相手を押し出す]]ワザと、チャージ・保持ができる[[ためワザ]]を一挙に獲得した(これによって、従来の下必殺ワザのマリオトルネードは、下空中攻撃に変更されドリルキックの特性を引き継ぐ)。
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上記のことからもわかるように、作品が進むにつれて、マリオは『スマブラ』の学習教材的な存在であることが徹底されるようになっていく。マリオを知ることは、多くの他ファイターの性質の理解を早めることに繋がりうる。同じ初心者向けのファイターである[[カービィ]]を“入門向け”とするならば、マリオは“登竜門”的な存在であると言える。そのためか、『スマブラX』のアドベンチャーモード「亜空の使者」では、カービィと並んで最初に使うことのできるファイターの一人となっており、『スマブラSP』のアドベンチャーモード「灯火の星」でも、一番最初に解放することになるファイターとなっている。<br />
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上記のことからもわかるように、作品が進むにつれて、マリオは『スマブラ』の学習教材的な存在であることが徹底されるようになっていく。マリオを知ることは、多くの他ファイターの性質の理解を早めることに繋がりうる。同じ初心者向けのファイターである[[カービィ]]を“入門向け”とするならば、マリオは“登竜門”的な存在であると言える。そのためか、『スマブラX』の「[[亜空の使者]]」では、カービィと並んで最初に使うことのできるファイターの一人となっており、『スマブラSP』の「[[灯火の星]]」でも、一番最初に解放することになるファイターとなっている。<br />
 
とはいえ、なんでも平均的というわけではなく、全ファイターを平均して見るとリーチはやや短めで復帰距離も短い。一方でワザの出が早めで、空中攻撃はコンボがしやすくなっている。これらの長短は、作品が進むにつれ少しずつ目立ってきている。
 
とはいえ、なんでも平均的というわけではなく、全ファイターを平均して見るとリーチはやや短めで復帰距離も短い。一方でワザの出が早めで、空中攻撃はコンボがしやすくなっている。これらの長短は、作品が進むにつれ少しずつ目立ってきている。
  

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