ワールドスマッシュ

ワールドスマッシュとは、4人で遊べるスマブラをベースにした双六型ボードゲーム風の全く新しいゲームモードである。

ワールドスマッシュの大まかな内容

ワールドスマッシュはMiiをコマとして使用するボードゲームで、ほかのゲームモードとは違い最初に選ぶのはファイターではなくMii。
Miiは本体に保存されているMiiと、あらかじめ用意されている「ゲストA」～「ゲストF」が選択できる。プレイヤー人数の足りない分はCPで自動的に補われる。CPのMiiは指定できず、ランダムに選ばれる。

プレイヤーは１～６までのルーレットを使ってボード上をパワーアップなどを拾いながら進んでいく。プレイヤー同士がぶつかるなどすると、プレイヤー全員を巻き込んで乱闘が起こる。このときプレイヤーは所持しているファイターを使用して戦うことになる。負けるとそのファイターをロストし、勝つと最後にバーストしたプレイヤーのファイターを手に入いる。設定したターンが終わると最終戦になり、そこでの結果で最終的な勝敗が決まる。

ルール設定

スゴロクのマップは"ちいさい""ふつう""おおきい"の三種類を選択可能。その名の通り大きさに差異がある。
ただし、マップによってルールが変わったりはしない。
ターンは15ターンから25ターンまでの間で自由に選択可能。画面には1ターン約1分とあるが、これは乱闘を含めた平均の時間であり乱闘が少なければ短く、多ければこれより長くなる。デフォルトでは20ターン。
登場するファイターには必殺ワザカスタムがプレイヤーが所持しているしていないにかかわらず、自動的にセットされている。カスタマイズをOFFにすれば、カスタマイズファイターは出なくなる。

ワールドスマシュの流れ

• ワールドスマッシュが開始されると、Miiがマップ上のチェックポイントにランダムに配置される。そして、二体のファイターが各プレイヤーにランダムに配布され、最初のターンが始まる。
  
• ターンが始まるとアイテムとなるフィギュアを使用するかどうかを選べる。全員が選択し終わるとリールが各Miiの頭上に現れて回り出す。リールで出た数字がMiiが1ターンで進めるマス数になり、プレイヤーの方向入力で動くことができる。その結果バトルが起こらなければ次のターンへ進む。
• 誰かが同じマスに止まるか、バトルマスに誰かが止まるとバトルが始まる。バトルの形式と報酬が発表され、使用ファイターとそのカスタマイズを確認する画面に移り全員がフィギュアを使用するか選択し終わると乱闘などのファイターを操作するバトルになる。
• バトルに勝利すれば、報酬と最後にバーストさせたファイター、もしくは2位のプレイヤーが使用していたファイターが手に入る。

負ければ報酬はなく、使用していたファイターがロストしてしまう。

• ターンを繰り返して設定したターン数まで達すると最終戦となる。最終戦の直前に途中で起こったことやパワーアップの数値でボーナスが貰える。
• 最終戦は所持しているファイターを1ストックとした戦場でのアイテムあり乱闘となる。ただし通常の乱闘とは異なり、得点となるのは相手を倒した数。つまり、最後まで生き残っていても倒した数が少なければ優勝できないという少し変わったルールになっている。
  

細かな説明

マス

マスには6種類ある。

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チェックポイントマス
マップに♢♤☆♧♡の5つだけ設置されている砦のようなマス。
5つ全てを回ると周回ボーナスが貰え、全能力がある程度上昇する。周回ボーナスは何度でももらうことが可能。ただし、周回ボーナスを受ける前に何度も同じチェックポイントを通過しても無意味。周回ボーナスを受けるたびにチェックポイントを回らなければならない。
5つ目のチェックポイントの上に丁度止まると周回ボーナスに加えて、次の周回の1つ目のチェックポイントを踏んだことになる。逆に言えば通過してしまうと1つ目を通ったことにならない。
プレイヤーの初期位置でもある。

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通常マス
ただの真っ白な小さなマス。
止まっても何も起こらないが、この上にパワーアップやフィギュアが設置される。

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スマブラマス
スマブラマークの形をしたマス。
通常マスと同じく止まっても何も起こらないが、この上にはファイターが設置されることがある。ファイターが設置されている間は緑色に光る。

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変化マス
青い、矢印が描かれたマス。
このマスに止まるとランダムにパワーアップが変化する。効果は以下の通り。

• 一つのパワーアップが増加する。
• 一つのパワーアップが減少する。
• パワーアップの数値が入れ替わる。

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バトルマス
赤い炎のマス。「おおきい」マップのみに設置されている。
誰か一人でも止まるとバトルが開始されるマス。

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土管マス
単色で塗られた土管のマス。必ず同じ色の土管が二つ設置されている。
この上に止まると対になっているもう一つの土管マスにワープする。「ちいさい」「ふつう」のマップには紫が一対。「おおきい」では紫に加えてオレンジが一対設置されている。
このワープによって同じマスに乗った場合はバトルにならない。

マップ

「ちいさい」「ふつう」「おおきい」の3つのマップ。その名の通り、サイズが大きく異なる。

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ちいさいマップ
スマブラマークの形をしたマップ。マス目がとても少なく、交差点も少ない。
マス目が少なく交差点も少ないため、相手との接触を回避するのが難しく、バトルが多発する。
小さいが為に周回ボーナスを受けやすく、どこも1ターンで二ヶ所回れるほど近い。

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ふつうマップ
もっともベーシックなマップ。二重の円のような形状が特徴。意外にもこのマップだけ十字路がない。
チェックポイントの間隔は「ちいさい」よりは広いが一部1ターンで二ヶ所回れるところがある。

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おおきいマップ
唯一円形ではなく横に長いマップ。交差点の数が非常に多い。
この広さゆえに衝突によるバトルは起こりにくいが、このマップにだけ設置されているバトルマスがあるのでそこまでバトルが起きないと言うわけではない。
逃げるタイプのイベントキャラを捕まえにくい。

ファイターのカスタマイズ

登場するファイターはMiiファイターを除くすべての使用可能なファイターからランダムに登場する。
ファイターには1〜3の番号が振られており、これがそのファイターにセットされている必殺ワザの番号を表している。また、カラーも番号によって固定されている。
番号が1のファイターなら必殺ワザが全てデフォルト、カラーも基本カラーで固定。番号が2のファイターの必殺ワザは全て2番目のカスタマイズが適応されている。カラーはファイターによりまちまち。

ファイターの数など

ファイターは10体まで保持でき、10体より多くなると一番古いファイターがなくなり新しいファイターが追加される。
ファイターが全くいない状態でバトルが始まると、バトルに参加すらできなくなる。

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ファイターがバトルでロストしても、またマップやバトルの報酬として登場する。ただし、カスタマイズは以前から変化しない。

フィギュア

アイテム代わりに登場するフィギュア。バトルの報酬やマップに設置されているだけでなく、毎ターンに1つ配布される。
フィギュアは4つまで所持でき、5つ目を手に入れると一番古いフィギュアが自動で破棄される。使用以外に無くす方法がなく、毎ターン必ず手に入ってしまうため、フィギュアを温存するには注意が必要。
また、フィギュアには使用できるタイミングによって3つの分類がある。

• 青/マップで使用できるフィギュア。
• 赤/バトルで使用できるフィギュア。
• 緑/どちらでも使用できるフィギュア。

効果は多種多様で、場合によっては相手が有利になってしまうフィギュアもあるので注意。

イベント

マップのどこかでランダムに発生するイベント。
プレイヤーにプラスになりやすいイベントは発生時の文字列の背景の色がオレンジ。マイナスになりやすいものはくすんだ青になっている。