「シュルク」の版間の差分
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コロニー9防衛隊で研究・開発に勤しむ根っからの学者肌で、機械いじりが好き。<br/> | コロニー9防衛隊で研究・開発に勤しむ根っからの学者肌で、機械いじりが好き。<br/> | ||
研究者ゆえに身体を動かすのが苦手であることと、本人の温和な気質から、積極的に戦いに参加するタイプではない<ref>同年代の少女から(力自慢の仲間と比べて)「繊細」、その力自慢の仲間からは「こういうの(戦いに)向いてない」、などと言われてしまっている。</ref>。しかし決して無力というわけではなく、いざという時には敵に立ち向かうだけの力と勇敢さを備えている。<br /> | 研究者ゆえに身体を動かすのが苦手であることと、本人の温和な気質から、積極的に戦いに参加するタイプではない<ref>同年代の少女から(力自慢の仲間と比べて)「繊細」、その力自慢の仲間からは「こういうの(戦いに)向いてない」、などと言われてしまっている。</ref>。しかし決して無力というわけではなく、いざという時には敵に立ち向かうだけの力と勇敢さを備えている。<br /> | ||
− | 人間性に関して、ゲームシステム上の“性格”においては、「誠実」「博愛」「直観」「英雄」「弱気」と表現されている。 | + | 人間性に関して、ゲームシステム上の“性格”においては、「誠実」「博愛」「直観」「英雄」「弱気」と表現されている。 |
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+ | バトルメンバーとしての性質は、敵の側面や背面から当てると効力が増すアーツを軸に戦う、物理アタッカー。本人がそれほど打たれ強くないこともあり、真価を発揮するには、敵の攻撃を引き受けてくれる仲間の存在が欠かせない。またアイデンティティでもあるモナドアーツには戦況を大きく左右しかねないものもあり、パーティメンバーの中でも、性能の高さはトップクラスといっても過言ではない。 | ||
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基本的に控えめで、あまり不安や悩みを打ち明けることはない性格だが、戦闘時はやたらと饒舌でテンションが高くなる(戦闘システムの都合もあるが)。スマブラではその戦闘時の様子だけを切り取っているため、人柄を誤解されてしまっている部分があるかもしれない。 | 基本的に控えめで、あまり不安や悩みを打ち明けることはない性格だが、戦闘時はやたらと饒舌でテンションが高くなる(戦闘システムの都合もあるが)。スマブラではその戦闘時の様子だけを切り取っているため、人柄を誤解されてしまっている部分があるかもしれない。 | ||
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:中央の円形の部分には、薄いガラス状のプレートが何層にも重なっている。そのプレートの一枚一枚に漢字のような文字が浮かぶ仕組みとなっており、浮かんだ文字に対応した力を発動することが可能となっている。 | :中央の円形の部分には、薄いガラス状のプレートが何層にも重なっている。そのプレートの一枚一枚に漢字のような文字が浮かぶ仕組みとなっており、浮かんだ文字に対応した力を発動することが可能となっている。 | ||
:極めつけが、未来予知の能力「未来視(ビジョン)」の発動である。未来の出来事を事前に察知することで悲劇を回避できるという超常現象で、シナリオ、戦闘、クエストなど、ゲームのさまざまな要素に絡む重要能力である。 | :極めつけが、未来予知の能力「未来視(ビジョン)」の発動である。未来の出来事を事前に察知することで悲劇を回避できるという超常現象で、シナリオ、戦闘、クエストなど、ゲームのさまざまな要素に絡む重要能力である。 | ||
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:かように強力な力を秘めた剣であるが、その強力さゆえに常人では起動しても振り回されるだけで、まともに扱うことすらできない。万が一制御できたとしても、使用者の体は凄まじい力の反動に襲われ、破壊されてしまう。シュルクは反動を受けないばかりか、前使用者のダンバンには成しえなかった「未来視」の発動までも実現しており、まさに「選ばれし者」だといえる。 | :かように強力な力を秘めた剣であるが、その強力さゆえに常人では起動しても振り回されるだけで、まともに扱うことすらできない。万が一制御できたとしても、使用者の体は凄まじい力の反動に襲われ、破壊されてしまう。シュルクは反動を受けないばかりか、前使用者のダンバンには成しえなかった「未来視」の発動までも実現しており、まさに「選ばれし者」だといえる。 | ||
− | : | + | :シュルクは、幼い頃両親に連れられて参加していた「モナド探索隊」で唯一生き残り、モナドの台座の下で昏睡していたところを発見されたという過去をもっており、モナドとは浅からぬ縁がある。 |
− | : | + | :前述のとおり、モナドは「人」を斬れないため、スマブラでは斬れる相手と斬れない相手とが存在するはずである。スマブラのファイターは「フィギュア」という設定のため、関係ないということだろうか。 |
:なお、モナドの根本的なデザインそのものは原作と同一だが、剣の先端から柄にかけて走っている「青いライン」に関してのみ、差異がある。スマブラでは常に青くなっているが、原作では起動時のみ青くなり、非起動時には色が付いていない(無色)という違いがある。 | :なお、モナドの根本的なデザインそのものは原作と同一だが、剣の先端から柄にかけて走っている「青いライン」に関してのみ、差異がある。スマブラでは常に青くなっているが、原作では起動時のみ青くなり、非起動時には色が付いていない(無色)という違いがある。 |
2014年12月18日 (木) 23:19時点における版
スマブラ4のファイターとしてのシュルクについては、「シュルク (3DS/Wii U)」を参照
シュルク | |
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デビュー | ゼノブレイド(2010年6月10日/Wii) |
シュルク(Shulk)は、ゼノブレイドに登場するキャラクター。
概要
『ゼノブレイド』の主人公。
金髪碧眼、端正な顔立ちが特徴の好青年で、年齢は18歳。
選ばれた者のみが扱える神剣「モナド」を振るい、仲間と共に故郷「コロニー9」を襲った機神兵を斃(たお)す旅に出る。
コロニー9防衛隊で研究・開発に勤しむ根っからの学者肌で、機械いじりが好き。
研究者ゆえに身体を動かすのが苦手であることと、本人の温和な気質から、積極的に戦いに参加するタイプではない[1]。しかし決して無力というわけではなく、いざという時には敵に立ち向かうだけの力と勇敢さを備えている。
人間性に関して、ゲームシステム上の“性格”においては、「誠実」「博愛」「直観」「英雄」「弱気」と表現されている。
バトルメンバーとしての性質は、敵の側面や背面から当てると効力が増すアーツを軸に戦う、物理アタッカー。本人がそれほど打たれ強くないこともあり、真価を発揮するには、敵の攻撃を引き受けてくれる仲間の存在が欠かせない。またアイデンティティでもあるモナドアーツには戦況を大きく左右しかねないものもあり、パーティメンバーの中でも、性能の高さはトップクラスといっても過言ではない。
基本的に控えめで、あまり不安や悩みを打ち明けることはない性格だが、戦闘時はやたらと饒舌でテンションが高くなる(戦闘システムの都合もあるが)。スマブラではその戦闘時の様子だけを切り取っているため、人柄を誤解されてしまっている部分があるかもしれない。
- モナド
- かつて“巨神”という存在が、相対する“機神”を討つために振るったとされる、伝説の剣。
- 展開して形成される光の刃は、鉄壁を誇る「機神兵」の装甲を易々と切断するほどの威力を発揮する一方で、人を斬れないという不思議な性質をもっている。
- 中央の円形の部分には、薄いガラス状のプレートが何層にも重なっている。そのプレートの一枚一枚に漢字のような文字が浮かぶ仕組みとなっており、浮かんだ文字に対応した力を発動することが可能となっている。
- 極めつけが、未来予知の能力「未来視(ビジョン)」の発動である。未来の出来事を事前に察知することで悲劇を回避できるという超常現象で、シナリオ、戦闘、クエストなど、ゲームのさまざまな要素に絡む重要能力である。
- かように強力な力を秘めた剣であるが、その強力さゆえに常人では起動しても振り回されるだけで、まともに扱うことすらできない。万が一制御できたとしても、使用者の体は凄まじい力の反動に襲われ、破壊されてしまう。シュルクは反動を受けないばかりか、前使用者のダンバンには成しえなかった「未来視」の発動までも実現しており、まさに「選ばれし者」だといえる。
- シュルクは、幼い頃両親に連れられて参加していた「モナド探索隊」で唯一生き残り、モナドの台座の下で昏睡していたところを発見されたという過去をもっており、モナドとは浅からぬ縁がある。
- 前述のとおり、モナドは「人」を斬れないため、スマブラでは斬れる相手と斬れない相手とが存在するはずである。スマブラのファイターは「フィギュア」という設定のため、関係ないということだろうか。
- なお、モナドの根本的なデザインそのものは原作と同一だが、剣の先端から柄にかけて走っている「青いライン」に関してのみ、差異がある。スマブラでは常に青くなっているが、原作では起動時のみ青くなり、非起動時には色が付いていない(無色)という違いがある。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
『スマブラ4』で初参戦。2014年8月29日に放送された『Nintendo 3DS Direct 2014.8.29』で参戦が明らかにされた。
桜井政博曰く「本来『スマブラ』に出られるキャラではなかったが、頑張って参戦させた」とのこと。
スマブラでもモナドを巧みに使って闘う。
公式イラスト
ゲーム中の解説
フィギュア名鑑(4)
シュルク
『ゼノブレイド』の主人公。端正な顔立ちをした、研究好きの少年。仲間とともに故郷を襲撃した機神兵を倒す旅に出る。
『スマブラ』での最大の特徴は、「モナドアーツ」と呼ばれる能力変化。
発動することで攻撃力や防御力、スピード等の一部の能力が上がる。代償として下がる能力もあるため、状況に応じて使い分けて攻めたい。
シュルク(EX)
「エアスラッシュ」は、ジャンプしながら相手を打ち上げる上必殺ワザ。頂点に達するまでにボタンを押すと横に吹っ飛ばす追撃が決まる。
「バックスラッシュ」は伸びた剣で叩き下ろす、横必殺ワザ。攻撃範囲は広いがスキが大きい。相手の背後から決めれば威力が大きく上がり、空中で出せば着地まで攻撃の判定が出続ける。
動作などの元ネタ
- モナドアーツ(通常必殺ワザ)
- タレントアーツ「モナド解放」で解禁される、特別なアーツ群。
- スマブラではシュルクの能力を変化させるワザだが、原作では直接的に攻撃、または味方補助を行う技となっている。
- 疾(スピード)
- 一定時間、味方一人をモナドの風で包み、敵の物理攻撃を高確率で回避させる。
- 盾(シールド)
- 味方全員を光の壁で守り、敵のタレントアーツを一回だけほぼ完全に無効化する。
- 斬(バスター)
- 巨大化させた刃を振り下ろし、前方にいる敵に大ダメージを与える。
- 疾(スピード)
- 「翔」と「撃」は、原作にはないスマブラオリジナルのアーツである。
- バックスラッシュ(横必殺ワザ) / エアスラッシュ(上必殺ワザ)
- どちらも原作でシュルクが使える通常アーツ。スマブラでは発動時に刃の色がそれぞれ赤、ピンクに変化するが、原作ではモナドアーツ以外で刃の色は変化しない。
- しかしながらスマブラでの色の変化は、原作におけるアーツの分類色を反映したものとなっている(赤は物理攻撃系全般、ピンクは“崩し”効果のあるアーツ)。
- バックスラッシュ
- スマブラでは前方に飛びかかりながら攻撃を放つが、原作ではその場で軽く跳んでモナドを振り下ろす。相手の背後から攻撃するとダメージが増すという性質は、原作でも同じである。
- エアスラッシュ
- 原作では上昇時の切り上げはなく、追加入力分の攻撃のみを行う技となっている。また、上記のように「崩し(相手を転倒させる前段階)」効果を備えているほか、側面から攻撃すると相手の動きを遅くする追加効果がある。
- バックスラッシュ
- ビジョン(下必殺ワザ)
- 原作では“未来視”と書いて「ビジョン」と読んでいる。他の必殺ワザとは異なり原作で「アーツ」として存在しているわけではなく、モナドによってシュルクにもたらされた、一種の固有特性といえるものである。
- 少し先、あるいは遥か未来の出来事を見通す予知能力である。スマブラでは能動的に発動して敵に反撃を叩き込むカウンター技として扱われているが、原作ではほとんどの場合において突発的に発動しており、未来を見るタイミングや内容などは選べない。
- 基本的にシュルクがモナドを手にした場合にのみ起こる現象だが、極稀にシュルク以外にも未来視を見れる者が存在する。
- チェインアタック(最後の切りふだ)
- 原作において、クリティカルやアーツ特効などで溜まる「パーティゲージ」を最大まで溜めることで発動できる、特別なコマンド。
- 時間が止まってほぼすべてのアーツを自由に選択することができる大技で、全員で攻撃技を選択して敵に大ダメージを与えたり、回復技を使用して劣勢を立て直したりと、さまざまな戦略をたてられる。
- 通常は一巡(3人のアーツ使用)で終了だが、仲間とのキズナ次第では、4回、5回…とさらなる追加攻撃も行える。
- ダンバン、リキ
- 原作における、シュルクの旅の仲間。
- ダンバンはシュルクの前にモナドを使っていた人物で、多くの機神兵を倒した功績から、英雄として称えられている。
- リキは、小動物のような種族「ノポン」の中年。幼い印象を受けるが、年長者として仲間に助言する場面もある。
- ダンバン、リキ
- ジャンプモーション
- 原作におけるジャンプアクションのモーションとほぼ同じ。
- 待機モーション
- 原作における装備画面、およびイベントシーンでの仕草と同じ。
台詞
雑多なものや、説明不要と思われるものは省く。
- 「穏やかじゃないですね」(上アピール)、「よかった、これで解決ですね」(勝利時)
- 「だんだんノってきたよ!」(横アピール)
- 戦闘中、テンションが一定以上に高まったときの台詞。
- 「みんなの気持ちが伝わってきたよ!」(勝利時)
- 「パーティゲージ」が1個分(100%)溜まったときの台詞。
- 「ほんと、いい流れがつくれているよ」(勝利時)
- 戦闘で有利な状況になったときの台詞。
- 「結構よい仕上がりだね」(勝利時)
- 装備に付けることでさまざまな効果をもたらす「ジェム」を作る「ジェムクラフト」において、高純度のジェム作成に成功したときの台詞。
- 「未来は…変えられるんだ!」(勝利時)
- 戦闘中に見た未来視を、完全に書き換えることに成功したときの台詞。
主な登場作品
- ゼノブレイド(2010/Wii)
- Newニンテンドー3DS 専用版「ゼノブレイド」(2015/New3DS)
脚注
外部リンク
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