「ジャストシールド」の版間の差分
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相手の攻撃に合わせてタイミングよく[[シールド]]操作を行うと、ほぼあらゆる面で通常のシールドよりも有利な状態で攻撃をガードできる。なお、ユーザーの間では「'''ジャストガード'''」、略して「'''ジャスガ'''」、海外では「'''Parry'''」で浸透している。 | 相手の攻撃に合わせてタイミングよく[[シールド]]操作を行うと、ほぼあらゆる面で通常のシールドよりも有利な状態で攻撃をガードできる。なお、ユーザーの間では「'''ジャストガード'''」、略して「'''ジャスガ'''」、海外では「'''Parry'''」で浸透している。 | ||
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**攻撃をシールドに当てないとジャストディフェンスにならない。そのためはみ出し部位への攻撃に対しては発動しない。 | **攻撃をシールドに当てないとジャストディフェンスにならない。そのためはみ出し部位への攻撃に対しては発動しない。 | ||
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*シールドの耐久力を消費しない。攻撃の[[シールド削り値]]も無効化する。 | *シールドの耐久力を消費しない。攻撃の[[シールド削り値]]も無効化する。 | ||
*ガード後退距離が通常より長くなる。 | *ガード後退距離が通常より長くなる。 | ||
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**相手の攻撃が'''シールドリフレクト判定'''にヒットした時にシールドリフレクト成功となる。ヒットしていない場合、シールドリフレクトにならず通常のガードとなる。 | **相手の攻撃が'''シールドリフレクト判定'''にヒットした時にシールドリフレクト成功となる。ヒットしていない場合、シールドリフレクトにならず通常のガードとなる。 | ||
**シールドリフレクト判定は通常のプレイでは目視不可。大きさは'''その時点で展開しているシールドの大きさに比例'''し、それよりもやや小さい。 | **シールドリフレクト判定は通常のプレイでは目視不可。大きさは'''その時点で展開しているシールドの大きさに比例'''し、それよりもやや小さい。 | ||
− | *反射倍率は0.5倍。成功時はガード側が通常受ける影響が一切無く、ガードをしなかった場合とリアクションが変わらない。 | + | *反射倍率は0.5倍。成功時はガード側が通常受ける影響が一切無く、ガードをしなかった場合とリアクションが変わらない。 |
*シールドリフレクト判定はシールドの判定とは別個に存在するので、'''ガード不能時間中でも反射は可能。'''そのため、飛び道具を確実に反射したい時にはあえてガード不能時間を発生させるといった選択肢も存在する。 | *シールドリフレクト判定はシールドの判定とは別個に存在するので、'''ガード不能時間中でも反射は可能。'''そのため、飛び道具を確実に反射したい時にはあえてガード不能時間を発生させるといった選択肢も存在する。 | ||
=== Z-ジャストディフェンス(Z-Power Shield) === | === Z-ジャストディフェンス(Z-Power Shield) === | ||
Aボタンを押しっぱなしにした状態でZとLRトリガー深押しを同時に入力することで、薄シールドでジャストディフェンスを行うテクニック。<br/> | Aボタンを押しっぱなしにした状態でZとLRトリガー深押しを同時に入力することで、薄シールドでジャストディフェンスを行うテクニック。<br/> | ||
− | ジャストディフェンスの仕様と「Zボタンによるシールド入力はLRボタンのシールド入力よりも優先される」という仕様を利用したものであり、通常よりも広い範囲でのジャストディフェンス、シールドリフレクトが可能となる。 | + | ジャストディフェンスの仕様と「Zボタンによるシールド入力はLRボタンのシールド入力よりも優先される」という仕様を利用したものであり、通常よりも広い範囲でのジャストディフェンス、シールドリフレクトが可能となる。 |
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**ジャストシールド時間中はシールド最大時の範囲に合わせて判定が発生する。 | **ジャストシールド時間中はシールド最大時の範囲に合わせて判定が発生する。 | ||
**'''通常ガード硬直終了後3F以内にシールドを解除した場合は、ジャストシールド判定が発生しない。''' | **'''通常ガード硬直終了後3F以内にシールドを解除した場合は、ジャストシールド判定が発生しない。''' | ||
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**'''この間に飛び道具あるいは別のプレイヤーからの攻撃と接触すると、再びジャストシールドが起きる。''' | **'''この間に飛び道具あるいは別のプレイヤーからの攻撃と接触すると、再びジャストシールドが起きる。''' | ||
*'''成功時はシールド解除動作が変化し、どのような行動でもキャンセルできる。''' | *'''成功時はシールド解除動作が変化し、どのような行動でもキャンセルできる。''' | ||
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*ガード時の後退距離が通常の15%へと短縮される。 | *ガード時の後退距離が通常の15%へと短縮される。 | ||
*ガード硬直時間が防御側は短くなり、'''攻撃側は長くなる。''' | *ガード硬直時間が防御側は短くなり、'''攻撃側は長くなる。''' | ||
− | **''' | + | **'''ただし飛び道具をジャストシールドした場合、防御側にのみ発生するガード硬直時間への影響はごくわずかになる。3人以上の対戦だとガード硬直時間がごくわずかに増える。''' |
*[[先行入力]]の受付時間が延長される。 | *[[先行入力]]の受付時間が延長される。 | ||
== 備考 == | == 備考 == | ||
− | * | + | *英語では、『スマブラDX』では「Power Shield」、『スマブラX』以降は「Perfect Shield」。 |
== 関連項目 == | == 関連項目 == |
2020年3月20日 (金) 04:17時点における版
ジャストシールド(『スマブラDX』ではジャストディフェンス[1])は、『スマブラDX』以降にあるシステム。
相手の攻撃に合わせてタイミングよくシールド操作を行うと、ほぼあらゆる面で通常のシールドよりも有利な状態で攻撃をガードできる。なお、ユーザーの間では「ジャストガード」、略して「ジャスガ」、海外では「Parry」で浸透している。
DX
後作と比べるとやや特殊なつくりとなっている。
以下は仕様のリスト。
- シールドを展開してから4F以内かつLRトリガーを深押しした場合、相手の攻撃をガードするとジャストディフェンスになる。
- 攻撃をシールドに当てないとジャストディフェンスにならない。そのためはみ出し部位への攻撃に対しては発動しない。
- シールド#ガード不能時間を発生させてしまうと2F~3F目(ヨッシーのみ2F~6F目)ではシールドの判定が消失するため、4F目でしかジャストディフェンスができない。
- シールドの耐久力を消費しない。攻撃のシールド削り値も無効化する。
- ガード後退距離が通常より長くなる。
- シールド解除動作を、どのようなワザでもキャンセルできるようになる。ただし、ダッシュ攻撃・ダッシュつかみは横緊急回避が優先されるので出せない。
シールドリフレクト
『スマブラDX』のみ、シールドを展開してから2F以内に飛び道具をガードすると、飛び道具を反射する「シールドリフレクト」が発動する。
以下はシールドリフレクトの仕様のリスト。
- シールドを展開してから2F以内かつLRトリガーを深押しした場合に、シールドの内側にシールドリフレクト判定が展開される。
- 相手の攻撃がシールドリフレクト判定にヒットした時にシールドリフレクト成功となる。ヒットしていない場合、シールドリフレクトにならず通常のガードとなる。
- シールドリフレクト判定は通常のプレイでは目視不可。大きさはその時点で展開しているシールドの大きさに比例し、それよりもやや小さい。
- 反射倍率は0.5倍。成功時はガード側が通常受ける影響が一切無く、ガードをしなかった場合とリアクションが変わらない。
- シールドリフレクト判定はシールドの判定とは別個に存在するので、ガード不能時間中でも反射は可能。そのため、飛び道具を確実に反射したい時にはあえてガード不能時間を発生させるといった選択肢も存在する。
Z-ジャストディフェンス(Z-Power Shield)
Aボタンを押しっぱなしにした状態でZとLRトリガー深押しを同時に入力することで、薄シールドでジャストディフェンスを行うテクニック。
ジャストディフェンスの仕様と「Zボタンによるシールド入力はLRボタンのシールド入力よりも優先される」という仕様を利用したものであり、通常よりも広い範囲でのジャストディフェンス、シールドリフレクトが可能となる。
X
前作からおおよその仕様は受け継いでいるが、#シールドリフレクトは廃止された。
以下は仕様のリスト。太字は前作からの変更、追加点。
- シールドを展開してから3F以内に攻撃をガードするとジャストシールドになる。
- ジャストシールド時間中はシールドが耐久力に関わらず、最大時の大きさとして扱われる。
- シールドの耐久力を消費しない。シールド削り値も無効化する。
- ガード後退距離が通常より短くなる。
- シールド解除動作を、どのようなワザでもキャンセルできるようになる。ただし、ダッシュ攻撃・ダッシュつかみは横緊急回避が優先されるので出せない。
3DS / Wii U
『スマブラX』の仕様をほぼ受け継いでいる。
以下は仕様のリスト。太字は前作からの変更、追加点。
- シールドを展開してから3F以内に攻撃をガードするとジャストシールドになる。
- ジャストシールド時間中はシールドが耐久力に関わらず、最大時の大きさとして扱われる。
- シールドの耐久力を消費しない。シールド削り値も無効化する。
- ガード時の後退距離と、防御側のガード硬直時間が通常より短くなる。
- シールド解除動作を、どのようなワザでもキャンセルできるようになる。ただし、ダッシュ攻撃・ダッシュつかみは横緊急回避が優先されるので出せない。
- 先行入力受付がガード硬直及びガードストップ時間全体にまで延長される。
なお、Ver.1.1.0まではジャストシールドの受付時間は4Fだった。
SP
ジャストシールドの判定タイミングが「シールドを張った瞬間」から「シールドを解いた瞬間」に変更された。
ジャストシールドに成功すると専用の効果音の他、目の色が変わる、ワザを受け流すような動作をとる、アイコンの目が一瞬光るなど、演出上でもかなりの変化が見られるようになっている。
以下は仕様のリスト。太字は前作からの変更、追加点。
- シールドを解除してから5F以内に攻撃と接触するとジャストシールドになる。
- ジャストシールド時間中はシールド最大時の範囲に合わせて判定が発生する。
- 通常ガード硬直終了後3F以内にシールドを解除した場合は、ジャストシールド判定が発生しない。
- ガードストップ中~ガード硬直中は防御側が当たりなし無敵状態になる。
- この間に飛び道具あるいは別のプレイヤーからの攻撃と接触すると、再びジャストシールドが起きる。
- 成功時はシールド解除動作が変化し、どのような行動でもキャンセルできる。
- シールドの耐久値を消費しない。シールド削り値も無効。
- ガード時の後退距離が通常の15%へと短縮される。
- ガード硬直時間が防御側は短くなり、攻撃側は長くなる。
- ただし飛び道具をジャストシールドした場合、防御側にのみ発生するガード硬直時間への影響はごくわずかになる。3人以上の対戦だとガード硬直時間がごくわずかに増える。
- 先行入力の受付時間が延長される。
備考
- 英語では、『スマブラDX』では「Power Shield」、『スマブラX』以降は「Perfect Shield」。