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崖奪い

提供: 大乱闘スマッシュブラザーズWiki
2015年9月30日 (水) 08:26時点におけるWIKIMASA (トーク | 投稿記録)による版
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マリオのガケつかまりをリンクが奪っているところ。

複数のキャラクターが1つのガケに同時にガケつかまりをし続けることはできない。先客がいるガケに他のキャラクターが後からガケつかまりをした場合、先客は弾き出され、さらに一時的に操作ができない硬直状態になる。この、後からガケを掴んだキャラクターが先客からガケを奪うことができるシステム・テクニックを、ガケ奪いという。

過去作ではガケ奪いは無かったため、復帰のためにガケつかまりせざるを得ない状況のキャラクターがいた場合、対戦相手は先にガケを掴むことでガケつかまりをできない状態にすることが復帰阻止の主な手段の一つだった。今作では、このガケ奪いの登場によって復帰阻止の形が大きく変化した。

ガケ奪いがおこるタイミング

先客の“強制ガケつかまり時間”が過ぎていない間はガケ奪いは起こらない。
強制ガケつかまり時間とは、ガケつかまりをしてから行動可能になるまでの時間で、キャラによってわずかな差はあるが大体20F前後ある。なお、空中ワイヤーでガケを掴んだ場合、その時間が極端に短い。

ガケ奪いが起きるのは、先客の強制ガケつかまり時間が過ぎてからである。
ガケに2体目が掴まった時にまだ先客の強制ガケつかまり時間が過ぎていない場合、その時間が過ぎるまでは一時的に1つのガケに2体が同時に掴まっている状態になり、それが過ぎた後でも先客がガケに掴まっていると、ガケ奪いによって弾き出される。

なお、強制ガケつかまり時間を過ぎてもガケつかまりしているファイターからは即座にガケを奪えるが、確定で入る追撃は無くなる。
なぜなら、ガケを奪った側にも強制ガケつかまり時間が生じ、硬直が終わり追撃しようとしたときには、ガケを奪われた側も既に硬直が解けて動けるようになっているためである。

強制ガケつかまり時間と、ガケ奪いをされたときの硬直時間の差はあまりない。
ガケ奪いから追撃をするには、この仕組みを理解し、ガケ奪いが起きるまでの時間で、自分の強制ガケつかまり時間をなるべく消化しておく必要がある。

ガケ奪いからの追撃

ロックマンのガケ奪いからの後空中攻撃。

2体が近いタイミングでガケつかまりをし、その後にガケ奪いが発生した場合、ガケ奪いをした側は、ガケ奪いをされた側が硬直している間に、「ガケ離し→空中ジャンプ→攻撃」で追撃することができる。この追撃は、ガケつかまりのタイミングや追撃に使う攻撃によっては確定である。

ガケ奪いをされる側・する側のガケつかまりをした時間が近いほど追撃がしやすい。テクニックの最速崖つかまりオートマ崖つかまりをすると、狙ったタイミングで崖つかまりがしやすくなる。
ロックマンなど、発生と範囲に優れる後空中攻撃を持っているファイターは追撃がしやすい。ほとんどのファイターは後空中攻撃でないと追撃できないが、下空中攻撃でも追撃できるマルスのようなファイターもいる。

ガケ奪いから確定追撃を決めることだけが重要ではない。ガケ奪いは攻撃扱いにはならないため、ガケ奪いをされたキャラクターがそのまま再度ガケを掴んだ場合は無敵はつかない。よって、ガケを奪った側はすぐさまガケ登りをすれば、大変復帰を阻止しやすくなる。

ガケ奪いの回避

先客は、前述の“強制ガケつかまり時間”中に“その場ガケのぼり”と“ガケ離し”(=先行入力できるガケつかまりからの行動)を入力しておくと、強制ガケつかまり時間の終了後、ガケから弾き出されずにガケを登ることができる。ジャンプガケのぼりは、ジャンプボタンでの入力だとガケ奪いを回避することができ、上方向入力だと回避することができない。
前述のとおり、ガケ奪いをされる側・する側のガケつかまりをした時間が近いほど追撃がしやすいが、近いほど先客はガケ奪いを回避するための入力の猶予が伸びることになるということになる。

ガケつかまりをした側がガケ奪いを警戒してすぐにガケのぼりをすることを予測し、ガケを奪わずに不用意なガケ登り行動の隙を突く、崖つかまりで復帰すると見せかけて崖掴まりキャンセルで崖奪いのために近づいた相手を攻撃するというような駆け引きもある。ガケつかまりからの読み合いはどちらにも様々な選択肢がある。

備考

  • ガケ奪いによって得点権は移動しない。

関連項目