参戦ムービーの一覧 (SP)
初登場映像
2018年3月9日放送の『Ninetndo Direct 2018.3.9』の最後に事前予告なしで初公開された。インクリングが登場したが、この時点では参戦が発表されず、タイトル自体の詳細も伏せられていた。
白い空間にパシャパシャと塗られるインク。インクの中を泳ぐイカが飛び出てガールになった! スプラシューターを撃ちまくるその先には青いインクをまき散らすボーイ。2人は縦横無尽に駆け回りナワバリバトルを繰り広げる!
ガールの「スプラッシュボム」を避けるボーイ、追いかけるガール! しかし、空間は暗くなる……
立ち止まったガールは後ろから光に照らされていることに気づいて振り返り、驚きの顔を見せた。その目に映ったものは……
燃え盛る『スマブラ』のマークだった。そして、その前に立つオーバーオールと帽子の男と英傑の服をまとった青年をはじめとする十数名のファイターたちの姿に、2人は立ち尽くしていた―――
最後に『大乱闘スマッシュブラザーズ』のロゴが挿入され、2018年発売であることが発表された。
元ネタ・備考
- ムービー冒頭でインクリングが登場するシーンは、『スプラトゥーン』の初公開映像冒頭のオマージュ[1]。
- ムービー終盤で流れる歌声は、本作のメインテーマと同じフレーズ。
参戦ファイター紹介映像
2018年6月13日に放送された『Nintendo Direct: E3 2018』で初めて公開された、歴代参戦ファイターが全員登場する紹介映像。
続々とファイターが登場する中、『スマブラX』まで参戦していたアイスクライマーを初めとする復活ファイターの登場、初登場映像で登場したインクリングが正式に参戦、そしてスネークの登場と同時に「全員登場」の字幕が表示され、本作に参戦するファイターが、前作『スマブラfor』で参戦しなかったファイターを含めて全員参戦することが明らかにされた。この後もファイターたちが登場していき、最後に本作のタイトル名が『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』であることが発表された。
元ネタ・備考
- 同じシーン内に同時に登場したファイターは、キャラクターの特徴や同じ原作繋がり以外にも、以下のような関連性がある。
- カービィのシーンで登場したボンバーは、『スマブラSP』で最初に登場したアイテムである。
- 曲が静かに転調するパートでゼルダとシークが登場するシーンは、『スマブラDX』のオープニングムービーでの登場シーンと一致している。
リドリー:狩猟の魔爪
2018年6月13日に放送された『Nintendo Direct: E3 2018』の最後に公開された。
暗い研究施設を慎重に歩くサムス、マリオ、ロックマン。しかし、何者かに攫われ尾に身体を貫かれ一人、また一人と姿を消してしまう。一人残されたサムスは振り返りアームキャノンを構える。取り残されたマリオの帽子が落ちている床が震える。
床を突き破って現れたのは、サムスにとって因縁深い宿敵"リドリー"だった。リドリーはマリオの帽子を手に狡猾な笑みを浮かべる。
(ゲーム映像)鋭い尾やブレス、さらに敵を地面に引きずる残虐な攻撃を見せつける。メタリドリーの姿も見られる。そしてサムスとの対決。サムスをスターシップに叩き付ける。スターシップは退避しようとするが、リドリーは逃さずブレスを放ち撃墜する。
(CGムービー)しかし、リドリーはまだ仕留めていないことに気づく。次の瞬間、パワードスーツを失ってもなお抵抗するサムスの姿が飛び込んだ。サムスの反撃が始まる―――
元ネタ・備考
- ロックマンがリドリーにやられる時のカットでは、原作でロックマンがミスした時の爆散音が鳴っている。
- リドリーが登場する時の、バイザー越しにサムスの表情とリドリーが写るカットは、『メトロイド ゼロミッション』での邂逅シーンの再現。
- リドリーがマリオの帽子を指に掛けて回す仕草は、『スーパーマリオ オデッセイ』の初公開映像でマリオが登場した時の仕草と同じ[2]。
- リドリーを攻撃するメトロイドと気絶から回復するピカチュウのカットは、『スーパーメトロイド』終盤のマザーブレインからサムスを守るベビーメトロイドの構図に似ている。
- また、ピカチュウは『スマブラX』の「亜空の使者」でサムスの窮地を救った存在で、『スマブラfor』のプレゼン番組『大乱闘スマッシュブラザーズ Direct 2014.4.9』では"パイロスフィア"でリドリーの登場を示唆するシーンにも登場しており、『スマブラ』での両者の関連性に繋がりがある。
シモン/リヒター:ヴァンパイア・キラー
2018年8月8日に放送された『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL Direct 2018.8.8』の冒頭で公開された。
雨の降りしきる中、とある城にローブをかぶった人影が入る。城の奥から響く悲鳴。この城に迷い込んだルイージはミイラ男の群れに襲われていた。ライトを当てるが怯まず、必死の抵抗でオバキュームのノズルを飛ばすも一瞬止まるだけ……。ミイラ男の群れから逃れるが、メディウサに睨まれまた逃げる。逃げに逃げた果てで死神と遭遇し、ついにルイージは白目をむき失神。魂を刈り取られてしまった。
ルイージの魂を手にする死神。しかし、そこに鉄球の付いた鎖鞭が飛び死神の頬を砕く。ムチが引き戻された先には先ほどの人影がおり、ローブを脱ぎ捨てる。彼は幾度となくドラキュラを滅びたヴァンパイア・キラー"シモン・ベルモンド"である。シモンは十字架の武器「クロス」を投げつけ死神を一撃で討伐する。
(ゲーム映像)カムイの「竜穿」をも超えるリーチを持つ鞭「ヴァンパイア・キラー」やドラキュラ討伐で使ったいくつかの道具が紹介される。フランケンシュタイン&のみ男や狼男も登場。
(CGムービー)そして、シモンはドラキュラ城の主であるドラキュラ伯爵と対峙するも苦戦。ドラキュラ伯爵の放つ炎が迫る。が、その炎は青い服の青年が持つもう一つのヴァンパイア・キラーにより振り払われる。炎を書き消しながら青年"リヒター・ベルモンド"は言い放つ。
「滅びよ! ここはお前の住む世界ではない!!」
(ゲーム映像)リヒターのアクションを紹介。さらに彼と縁のある人物アルカードも登場。
ドラキュラ伯爵にシモンの「クロス」とリヒターの「アッパー」が炸裂した。
ここで、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』と『悪魔城ドラキュラ』シリーズとのコラボレーションであることが発表された。「×」は武器の「クロス」で表現。
(CGムービー)最後に、取り残されたルイージは霊体から肉体に戻ろうとするが、カーミラと目が合い……
ドラキュラ城にまた、悲鳴が響き渡る―――
元ネタ・備考
- ムービー名の「ヴァンパイア・キラー」は原作では、ドラキュラに対抗する一族、彼らが使う鞭の正式名、楽曲名と、複数の場面で使用されている用語である。
- このムービーでルイージが背負っているオバキュームは、原作とは異なるオリジナルのデザインとなっている。
- リヒター登場時のセリフは、『悪魔城ドラキュラX 血の輪舞』でドラキュラ伯爵を倒した時の会話より。このシーンがプロローグとなる『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』ではドラキュラ伯爵と対峙した時に言い放つ。
- "とある星"で雨の中拳を高く上げるアピールをするリヒターのカットは、原作で彼が使う「聖水」のアイテムクラッシュ「ハイドロストーム」の再現。
- 欧米圏のSNS上のユーザーの間ではこのムービーについて「ルイージが死んでしまった」と話題になった。このことについて、任天堂の対戦タイトルの話題を取り扱うNintendo UK VSは「ルイージは大丈夫(Luigi is okay)」と反応した[3]。
キングクルール:ライバルたち
2018年8月8日に放送された『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL Direct 2018.8.8』の最後に公開された。
『スーパーマリオ』『ゼルダの伝説』『星のカービィ』『スターフォックス』『メトロイド』。それぞれの世界のヒーローたちとライバルが対峙するイラストが流れるように映り―――途切れる映像。
大あくびをかくドンキー。家でディディーと退屈そうにだれている。そんな中大きな揺れが。何事かと窓に張り付く二匹。そこには王冠をつけた見覚えのあるヤツの影。まさか、ヤツが帰ってきたのか!?
……と思ったら、実はデデデが変装した姿だった。
ドンキーとディディー、あぜん。
イタズラ大成功と言わんばかりに笑いはしゃぐデデデ。しかし、その背後にヤツが現れてぶっ飛ばされた! そう、"キングクルール"が乗り込んできた!
ドンキーとディディー、ビックリ仰天!!!
鼻息荒く巻き、キングクルールが咆える!!
(ゲーム映像)巨体を活かした豪快な攻撃やキャプテン・クルール、バロン・クルールのアクションなど原作で見せた様々なワザを紹介、そして「ブラストマティック砲」がDKアイランドを爆砕する!!
(CGムービー)ライバルは帰ってきた。ジャングルを駆けるドンキーとクルール、太陽を背に拳と拳(とディディーのキック)が激突した!!
(ゲーム映像)倒れているクルール。この勝負はドンキーとディディーの勝ちでTHE END?
元ネタ・備考
- キングクルールとドンキーが激突するシーンで、ドンキーはWii版『PUNCH-OUT!!』に登場した際に使用したボクシンググローブを着けている。
- "海賊船"でネスたちに頭を踏まれるのは、『スーパードンキーコング』のラスボス戦の再現。原作では、投げた王冠を避け、ガラ空きの頭を踏みつけることでダメージを与えられる。
- 最後のカットは、『スーパードンキーコング』で一定のダメージを与えると死んだフリをするシーンのオマージュ。
その他の参戦発表
ダッシュファイターのデイジー、クロム、ダークサムスは参戦ムービーはなく、ゲーム映像を使用しての紹介が行われた。
海外での参戦カットシーンのキャッチフレーズ
この節の加筆が望まれています。 |
ファイター | キャッチフレーズ | 和訳(意訳) | 備考 |
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リドリー | Hits the Big Time! | ||
シモン | Lashes Out! | 「Lash Out」は激しく攻撃するという意味。Lash自体は元々はムチを意味する言葉。 | |
リヒター | Crosses Over! | 「Cross over」は何かを越えるという意味で、ゲームなどのコラボにはクロスオーバーという表現が使われやすい。また、必殺ワザの「クロス」ともかかっていると思われる。 | |
キングクルール | Comes Aboard! | 殴りこみに来た! | 「Comes Aboard」は主に乗り物に乗り込む意味で、ムービー内でのニュアンスは「殴り込み」に近い表現。 |