「ふっとび」の版間の差分
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立ちふっとびは主に弱くふっとんだときになり、ふっとび終了後はキャラクターが立ち状態に戻る。このふっとび方をした場合は[[ベクトル変更]]ができない。 | 立ちふっとびは主に弱くふっとんだときになり、ふっとび終了後はキャラクターが立ち状態に戻る。このふっとび方をした場合は[[ベクトル変更]]ができない。 | ||
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*ふっとび後はキャラクターが宙をクルクルと回転しながら落下していく[[ダメージ落下]]状態になる。 | *ふっとび後はキャラクターが宙をクルクルと回転しながら落下していく[[ダメージ落下]]状態になる。 | ||
*キャラクターによっては、倒れふっとびをした瞬間やふっとびの終わり際にうめき声を出すものがいる。 | *キャラクターによっては、倒れふっとびをした瞬間やふっとびの終わり際にうめき声を出すものがいる。 | ||
*倒れふっとびによるふっとび硬直は、ふっとびの勢いが無くなる少し前に解ける。空中回避→空中攻撃→空中ジャンプ・必殺ワザ・急降下の順に行えるようになる。 | *倒れふっとびによるふっとび硬直は、ふっとびの勢いが無くなる少し前に解ける。空中回避→空中攻撃→空中ジャンプ・必殺ワザ・急降下の順に行えるようになる。 | ||
+ | **空中回避・空中攻撃ができるようになるまでの時間は、落下加速度が大きいファイターほど長い。 | ||
**[[テクニック#ふっとび緩和|ふっとび緩和]]は、倒れふっとびによるふっとび硬直が解けてすぐに空中ジャンプなどをすることによって、残っているふっとびの勢いを能動的に減らすテクニックである。 | **[[テクニック#ふっとび緩和|ふっとび緩和]]は、倒れふっとびによるふっとび硬直が解けてすぐに空中ジャンプなどをすることによって、残っているふっとびの勢いを能動的に減らすテクニックである。 | ||
*ダメージ落下中は急降下ができないが、倒れふっとびのふっとび硬直が解けてからふっとびの勢いが無くなるまでの少しの間になら急降下をすることができる。 | *ダメージ落下中は急降下ができないが、倒れふっとびのふっとび硬直が解けてからふっとびの勢いが無くなるまでの少しの間になら急降下をすることができる。 | ||
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+ | [[フォックス (3DS/Wii U)|フォックス]]は[[カービィ (3DS/Wii U)|カービィ]]よりも体重が重いが、同じ蓄積ダメージで同じ攻撃を受けて倒れふっとびをした場合、フォックスの方が速い速度でふっとぶ。このことから、体重以外にもう一つ、倒れふっとび時のふっとび速度を決める要素があることがわかる。この要素を'''ふっとび補正力'''と呼ぶことにする。 | ||
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+ | ふっとび補正力の大きさは落下加速度に依存する。落下加速度が大きいファイターほどふっとび補正力は大きくなり、落下加速度が小さいファイターではふっとび補正力が負の値になる。 | ||
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+ | ふっとび補正力の強さをわかりやすく確認するには、トレーニングで[[ルイージ (3DS/Wii U)|ルイージ]]のニュートラル空中攻撃を31%・32%・33%のフォックスにヒットさせるといい。32%までが立ちふっとびで、33%から倒れふっとびをする。31%と32%のふっとびの差は微々たるものだが、32%と33%では大きな差がある。この差がフォックスのふっとび補正の大きさを表している。<br /> | ||
+ | 29%と30%の[[プリン (3DS/Wii U)|プリン]]にルイージのニュートラル空中攻撃をヒットさせてもわかりやすい。29%での立ちふっとびよりも、30%での倒れふっとびのほうがふっとばない。これは、30%の倒れふっとびの速度を29%の立ちふっとびの速度より下回らせるほどに強い負の値のふっとび補正力をプリンが持っているからである。 | ||
== ノーリアクション == | == ノーリアクション == |
2015年8月14日 (金) 20:40時点における版
ふっとびは、キャラクターが攻撃を受けて後方に仰け反ったり宙に飛んでいく現象のこと。ノックバックとも言う。スマブラでは基本的に攻撃を受けるキャラクターの蓄積ダメージが大きいほど強くふっとぶという独自の仕様があり、これがスマブラの一つの大きな特徴になっている。
ふっとびへの影響
ふっとび速度
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ふっとび方の種類
キャラクターのふっとび方には大きく分けて立ちふっとびと倒れふっとびの2種類がある。
立ちふっとびは主に弱くふっとんだときになり、ふっとび終了後はキャラクターが立ち状態に戻る。このふっとび方をした場合はベクトル変更ができない。
倒れふっとびは主に強くふっとんだとき(一定以上のふっとび速度かつ、ベクトルが0度でははない場合)になる。次のような特徴がある。
- ふっとび後はキャラクターが宙をクルクルと回転しながら落下していくダメージ落下状態になる。
- キャラクターによっては、倒れふっとびをした瞬間やふっとびの終わり際にうめき声を出すものがいる。
- 倒れふっとびによるふっとび硬直は、ふっとびの勢いが無くなる少し前に解ける。空中回避→空中攻撃→空中ジャンプ・必殺ワザ・急降下の順に行えるようになる。
- 空中回避・空中攻撃ができるようになるまでの時間は、落下加速度が大きいファイターほど長い。
- ふっとび緩和は、倒れふっとびによるふっとび硬直が解けてすぐに空中ジャンプなどをすることによって、残っているふっとびの勢いを能動的に減らすテクニックである。
- ダメージ落下中は急降下ができないが、倒れふっとびのふっとび硬直が解けてからふっとびの勢いが無くなるまでの少しの間になら急降下をすることができる。
ふっとび補正
フォックスはカービィよりも体重が重いが、同じ蓄積ダメージで同じ攻撃を受けて倒れふっとびをした場合、フォックスの方が速い速度でふっとぶ。このことから、体重以外にもう一つ、倒れふっとび時のふっとび速度を決める要素があることがわかる。この要素をふっとび補正力と呼ぶことにする。
ふっとび補正力の大きさは落下加速度に依存する。落下加速度が大きいファイターほどふっとび補正力は大きくなり、落下加速度が小さいファイターではふっとび補正力が負の値になる。
ふっとび補正力の強さをわかりやすく確認するには、トレーニングでルイージのニュートラル空中攻撃を31%・32%・33%のフォックスにヒットさせるといい。32%までが立ちふっとびで、33%から倒れふっとびをする。31%と32%のふっとびの差は微々たるものだが、32%と33%では大きな差がある。この差がフォックスのふっとび補正の大きさを表している。
29%と30%のプリンにルイージのニュートラル空中攻撃をヒットさせてもわかりやすい。29%での立ちふっとびよりも、30%での倒れふっとびのほうがふっとばない。これは、30%の倒れふっとびの速度を29%の立ちふっとびの速度より下回らせるほどに強い負の値のふっとび補正力をプリンが持っているからである。
ノーリアクション
攻撃を受けたキャラクターが全く怯まないことがある(ノーリアクション)。
例えばフォックスの通常必殺ワザはノーリアクション攻撃であり、相手に当てても全く怯まない。これはリアクション値が設定されていないためである。
リアクション値が設定されていても、風攻撃であればノーリアクションになる。
ノーリアクションの攻撃は当たってもふっとばしもヒットストップも無いが、得点権を得ることはできる。
通常ではふっとばす攻撃でも、ふっとび耐性で耐えることができればノーリアクションになる。