大乱闘スマッシュブラザーズWikiで記事を編集するにはアカウントの作成ログインが必要です。編集方法や方針などについては、大乱闘スマッシュブラザーズWiki:編集ガイドライン‎をご覧ください。

「メテオスマッシュ」の版間の差分

提供: 大乱闘スマッシュブラザーズWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
(SP版の解説画像に差し替え)
6行目: 6行目:
 
メテオスマッシュのふっとばし[[ベクトル]]は真下であることが多い。斜め下のものも少なからずあり、これは下空中攻撃以外のメテオワザに多い。
 
メテオスマッシュのふっとばし[[ベクトル]]は真下であることが多い。斜め下のものも少なからずあり、これは下空中攻撃以外のメテオワザに多い。
  
足場のない場所でメテオスマッシュを決めると、横や上へふっとばすよりもはるかに低い[[蓄積ダメージ]]で撃墜できることが多い。そのためか『[[大乱闘スマッシュブラザーズDX|スマブラDX]]』以降のメテオワザの殆どは発動が遅く、更に特定のタイミングや箇所でヒットさせないと下方向以外に吹っ飛んでしまう事がほとんどであるため、成立は相応に困難となっている。
+
足場のない場所でメテオスマッシュを決めると、横や上へふっとばすよりもはるかに低い[[蓄積ダメージ]]で撃墜できることが多い。そのため『[[DX]]』以降のメテオワザの殆どは発動が遅く、更に特定のタイミングや箇所でヒットさせないと下方向以外に吹っ飛んでしまう事がほとんどであるため、成立は相応に困難となっている。
  
『[[大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U|スマブラ3DS/Wii U]]』と『[[大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL|スマブラSP]]』では、下方向に強くふっとばされた瞬間に、通常のヒットSEに加えて専用の特徴的なSEが鳴る。
+
『[[3DS/Wii U]]』と『[[SP]]』では、下方向に強くふっとばされた瞬間に、通常のヒットSEに加えて専用の特徴的なSEが鳴る。
  
 
== 空中メテオ ==
 
== 空中メテオ ==
 
空中にいるファイターがメテオを受けると、本来通り下方向にふっ飛ぶ。
 
空中にいるファイターがメテオを受けると、本来通り下方向にふっ飛ぶ。
  
空中メテオを受けて床に衝突すると、『[[ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ|スマブラ64]]』と『[[大乱闘スマッシュブラザーズDX|スマブラDX]]』と『[[大乱闘スマッシュブラザーズX|スマブラX]]』では、そこでふっとびの縦成分は消える。『[[大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U|スマブラ3DS/Wii U]]』と『[[大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL|スマブラSP]]』では、[[受け身]]を取らなかった場合、バウンドする。
+
空中メテオを受けて床に衝突すると、『[[64]]』と『[[DX]]』と『[[X]]』では、そこでふっとびの縦成分は消える。『[[3DS/Wii U]]』と『[[SP]]』では、[[受け身]]を取らなかった場合、バウンドする。
  
『スマブラDX』と『スマブラX』のみ、空中メテオを受けて下へふっとんでいる場合に限り、通常よりも早いタイミングで空中ジャンプすることができる[[メテオ返し]]が存在した。
+
『DX』と『X』のみ、空中メテオを受けて下へふっとんでいる場合に限り、通常よりも早いタイミングで空中ジャンプすることができる[[メテオ返し]]が存在した。
  
『スマブラSP』では空中メテオで撃墜したときの軌跡雲が途中で消えていることがあるが、これはファイターの見た目よりもわずかに先の移動位置で落下判定を行っているため(高速で吹っ飛んでいる場合、普通に落下するよりも早い位置の段階で[[KO|落下]]判定が出る模様)。したがって、理論上は空中メテオでなくてもこの現象が起こる。
+
『SP』では空中メテオで撃墜したときの軌跡雲が途中で消えていることがあるが、これはファイターの見た目よりもわずかに先の移動位置で落下判定を行っているため(高速で吹っ飛んでいる場合、普通に落下するよりも早い位置の段階で[[KO|落下]]判定が出る模様)。したがって、理論上は空中メテオでなくてもこの現象が起こる。
  
 
== 地上メテオ ==
 
== 地上メテオ ==
 
地上にいるファイターがメテオを受けると、それが弱いふっとびだった場合はその場でのけぞり、強いふっとびだった場合は地面に跳ね返って上方向にふっとぶ。この上方向へのふっとびは通常のふっとびよりも長く硬直するため、続けて攻撃を受けやすくなる。
 
地上にいるファイターがメテオを受けると、それが弱いふっとびだった場合はその場でのけぞり、強いふっとびだった場合は地面に跳ね返って上方向にふっとぶ。この上方向へのふっとびは通常のふっとびよりも長く硬直するため、続けて攻撃を受けやすくなる。
  
基本的には'''受け身不可'''。『[[大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U|スマブラ3DS/Wii U]]』のみ、地上メテオで跳ね返ってふっとぶ前に受け身を取ることが出来る。詳細は[[受け身]]にて。
+
基本的には'''受け身不可'''。『[[3DS/Wii U]]』のみ、地上メテオで跳ね返ってふっとぶ前に受け身を取ることが出来る。詳細は[[受け身]]にて。
  
 
== 疑似メテオ ==
 
== 疑似メテオ ==
28行目: 28行目:
  
 
=== DXとX ===
 
=== DXとX ===
『[[大乱闘スマッシュブラザーズDX|スマブラDX]]』と『[[大乱闘スマッシュブラザーズX|スマブラX]]』では、真下にふっとばされると[[メテオ返し]]が有効になるが、規定範囲外のふっとばし[[ベクトル]]を持つワザではそれができない。<br/>
+
『[[DX]]』と『[[X]]』では、真下にふっとばされると[[メテオ返し]]が有効になるが、規定範囲外のふっとばし[[ベクトル]]を持つワザではそれができない。<br/>
『スマブラDX』ではベクトルが260°から280°の20°間でなければメテオ返しが出来ず、少しでも斜め方向になっていると疑似メテオとして扱われる。<br/>
+
『DX』ではベクトルが260°から280°の20°間でなければメテオ返しが出来ず、少しでも斜め方向になっていると疑似メテオとして扱われる。<br/>
『スマブラX』では230°から310°の80°間にまで拡大され、ファイターのワザでは疑似メテオと呼べるものは無くなった。
+
『X』では230°から310°の80°間にまで拡大され、ファイターのワザでは疑似メテオと呼べるものは無くなった。
  
以下は『スマブラDX』での疑似メテオ。[[ふっとびずらし]]によって他のメテオワザも疑似メテオになる可能性がある。
+
以下は『DX』での疑似メテオ。[[ふっとびずらし]]によって他のメテオワザも疑似メテオになる可能性がある。
 
*{{DX|キャプテン・ファルコン}}の下空中攻撃の上半身の攻撃判定。
 
*{{DX|キャプテン・ファルコン}}の下空中攻撃の上半身の攻撃判定。
 
*{{DX|ファルコ}}の下空中攻撃。PAL版ではメテオになっている。
 
*{{DX|ファルコ}}の下空中攻撃。PAL版ではメテオになっている。
42行目: 42行目:
  
 
=== 3DS/Wii UとSP ===
 
=== 3DS/Wii UとSP ===
メテオ返しが廃止されていることもあり、疑似メテオの意味合いは新たに「[[オートリンク]]ベクトルの性質を利用したテクニック」を指すようになった。
+
[[メテオ返し]]が廃止されていることもあり、疑似メテオの意味合いは新たに「[[オートリンク]]ベクトルの性質を利用したテクニック」を指すようになった。
  
 
オートリンクベクトルは多くの[[連続ヒットワザ]]の最終段以外に設定されており、それらは攻撃ヒット中に使用者が下へ移動していると下向きのふっとばしになりやすい。降下しながら連続ヒットワザのオートリンクベクトル部分だけを上手くヒットさせることで、メテオワザのように下方向へふっとばすというものである。
 
オートリンクベクトルは多くの[[連続ヒットワザ]]の最終段以外に設定されており、それらは攻撃ヒット中に使用者が下へ移動していると下向きのふっとばしになりやすい。降下しながら連続ヒットワザのオートリンクベクトル部分だけを上手くヒットさせることで、メテオワザのように下方向へふっとばすというものである。
60行目: 60行目:
  
 
== 備考 ==
 
== 備考 ==
*英語では「Meteor smash」。狭義には疑似メテオが「Spike」とされているが、メテオ返しのない『[[ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ|スマブラ64]]』や『[[大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U|スマブラ3DS/Wii U]]』以降では広義的に各種メテオスマッシュを決めることを指して「Spike」や「Dunk」などと呼ぶこともある。
+
*英語では「Meteor smash」。狭義には疑似メテオが「Spike」とされているが、[[メテオ返し]]のない『[[64]]』や『[[3DS/Wii U]]』以降では広義的に各種メテオスマッシュを決めることを指して「Spike」や「Dunk」などと呼ぶこともある。
 
*[[戦場]]・[[終点]]などの崖下など、下向きの斜面になっているところにふっとんだ相手が衝突すると、下方向に跳ね返って戻れなくなる'''ガケメテオ'''という現象がある。ふっとばしベクトルが下向きのワザによって起こるわけではないので、メテオとは全く別物。
 
*[[戦場]]・[[終点]]などの崖下など、下向きの斜面になっているところにふっとんだ相手が衝突すると、下方向に跳ね返って戻れなくなる'''ガケメテオ'''という現象がある。ふっとばしベクトルが下向きのワザによって起こるわけではないので、メテオとは全く別物。
*『スマブラ64』のメテオワザは発生が10F未満の早いものばかりで、全体的な復帰力の低さや復帰の自由度の低さも相まって当てやすく、決まれば低%でも撃墜できる強力な代物だった。『[[大乱闘スマッシュブラザーズDX|スマブラDX]]』ではリスクリターンの釣り合いをとるために発生が遅くなった<ref>[https://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/syukeiken/return549.html 速報スマブラ拳!! : アンケート集計拳!!]<br />"前作で、メテオ攻撃のリスクが低いわりに
+
*『64』のメテオワザは発生が10F未満の早いものばかりで、全体的な復帰力の低さや復帰の自由度の低さも相まって当てやすく、決まれば低%でも撃墜できる強力な代物だった。『[[DX]]』ではリスクリターンの釣り合いをとるために発生が遅くなった<ref>[https://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/syukeiken/return549.html 速報スマブラ拳!! : アンケート集計拳!!]<br />"前作で、メテオ攻撃のリスクが低いわりに
 
効果はバツグンだったという反省があります。今回はリターンに見合ったリスクにしたかったというのもありますが、スピード感のあるバトルの中で「ぐっとためて放って当てる」快感を持たせたかったということもあります。まぁ、ためのある分決まったら余分にスカッとできますから。"</ref>。
 
効果はバツグンだったという反省があります。今回はリターンに見合ったリスクにしたかったというのもありますが、スピード感のあるバトルの中で「ぐっとためて放って当てる」快感を持たせたかったということもあります。まぁ、ためのある分決まったら余分にスカッとできますから。"</ref>。
  

2020年3月20日 (金) 10:48時点における版

ドンキーコングの下空中攻撃によるメテオスマッシュ。

メテオスマッシュとは、相手を下方向にふっとばすこと。メテオスマッシュができるワザをメテオワザという。メテオスマッシュ、メテオワザどちらも「メテオ」と略されることが多い。

下空中攻撃前空中攻撃下必殺ワザのいずれかがメテオワザであることが多く、特に下空中攻撃が多い。メテオワザを持っていないファイターもいれば、複数持っているファイターもいる。

メテオスマッシュのふっとばしベクトルは真下であることが多い。斜め下のものも少なからずあり、これは下空中攻撃以外のメテオワザに多い。

足場のない場所でメテオスマッシュを決めると、横や上へふっとばすよりもはるかに低い蓄積ダメージで撃墜できることが多い。そのため『DX』以降のメテオワザの殆どは発動が遅く、更に特定のタイミングや箇所でヒットさせないと下方向以外に吹っ飛んでしまう事がほとんどであるため、成立は相応に困難となっている。

3DS/Wii U』と『SP』では、下方向に強くふっとばされた瞬間に、通常のヒットSEに加えて専用の特徴的なSEが鳴る。

空中メテオ

空中にいるファイターがメテオを受けると、本来通り下方向にふっ飛ぶ。

空中メテオを受けて床に衝突すると、『64』と『DX』と『X』では、そこでふっとびの縦成分は消える。『3DS/Wii U』と『SP』では、受け身を取らなかった場合、バウンドする。

『DX』と『X』のみ、空中メテオを受けて下へふっとんでいる場合に限り、通常よりも早いタイミングで空中ジャンプすることができるメテオ返しが存在した。

『SP』では空中メテオで撃墜したときの軌跡雲が途中で消えていることがあるが、これはファイターの見た目よりもわずかに先の移動位置で落下判定を行っているため(高速で吹っ飛んでいる場合、普通に落下するよりも早い位置の段階で落下判定が出る模様)。したがって、理論上は空中メテオでなくてもこの現象が起こる。

地上メテオ

地上にいるファイターがメテオを受けると、それが弱いふっとびだった場合はその場でのけぞり、強いふっとびだった場合は地面に跳ね返って上方向にふっとぶ。この上方向へのふっとびは通常のふっとびよりも長く硬直するため、続けて攻撃を受けやすくなる。

基本的には受け身不可。『3DS/Wii U』のみ、地上メテオで跳ね返ってふっとぶ前に受け身を取ることが出来る。詳細は受け身にて。

疑似メテオ

下方向へのふっとばしだがシステム上メテオスマッシュとして判定されないワザが存在することがあり、それらは疑似メテオまたは裏メテオ、偽メテオという。

DXとX

DX』と『X』では、真下にふっとばされるとメテオ返しが有効になるが、規定範囲外のふっとばしベクトルを持つワザではそれができない。
『DX』ではベクトルが260°から280°の20°間でなければメテオ返しが出来ず、少しでも斜め方向になっていると疑似メテオとして扱われる。
『X』では230°から310°の80°間にまで拡大され、ファイターのワザでは疑似メテオと呼べるものは無くなった。

以下は『DX』での疑似メテオ。ふっとびずらしによって他のメテオワザも疑似メテオになる可能性がある。

この他、上記のものほど鋭くは無いが、フォックスの下必殺ワザ、ドクターマリオの上スマッシュ攻撃(対地)、リンクの上必殺ワザカス当たり(NTSC版)も0°以下の低いふっとばしベクトルを持ち、疑似メテオとして扱われることがある。

3DS/Wii UとSP

メテオ返しが廃止されていることもあり、疑似メテオの意味合いは新たに「オートリンクベクトルの性質を利用したテクニック」を指すようになった。

オートリンクベクトルは多くの連続ヒットワザの最終段以外に設定されており、それらは攻撃ヒット中に使用者が下へ移動していると下向きのふっとばしになりやすい。降下しながら連続ヒットワザのオートリンクベクトル部分だけを上手くヒットさせることで、メテオワザのように下方向へふっとばすというものである。

連続ヒットワザの最終段だけを当てないようにする方法は幾つかある。急降下や左右移動をして相手から離れる(一部のワザのみ)、ワザの途中で着地して最後の段を出さないようにする、相手の攻撃に重ねて相打ちを狙う、など。

場外に叩き落とさず、あえて床に落としてからすかさず追撃するという使い方もよくされる。ゲッコウガジョーカーの上空中攻撃などがよくその使い方をされる。

メテオスマッシュの一覧

対地ヒット限定の地上メテオやオートリンク利用の疑似メテオ、一部の連続ヒットワザにある次の段にヒットさせるために下向きのベクトルが設定されたワザなどの実用的でない物は除く。

備考

  • 英語では「Meteor smash」。狭義には疑似メテオが「Spike」とされているが、メテオ返しのない『64』や『3DS/Wii U』以降では広義的に各種メテオスマッシュを決めることを指して「Spike」や「Dunk」などと呼ぶこともある。
  • 戦場終点などの崖下など、下向きの斜面になっているところにふっとんだ相手が衝突すると、下方向に跳ね返って戻れなくなるガケメテオという現象がある。ふっとばしベクトルが下向きのワザによって起こるわけではないので、メテオとは全く別物。
  • 『64』のメテオワザは発生が10F未満の早いものばかりで、全体的な復帰力の低さや復帰の自由度の低さも相まって当てやすく、決まれば低%でも撃墜できる強力な代物だった。『DX』ではリスクリターンの釣り合いをとるために発生が遅くなった[1]

関連項目

脚注

  1. 速報スマブラ拳!! : アンケート集計拳!!
    "前作で、メテオ攻撃のリスクが低いわりに 効果はバツグンだったという反省があります。今回はリターンに見合ったリスクにしたかったというのもありますが、スピード感のあるバトルの中で「ぐっとためて放って当てる」快感を持たせたかったということもあります。まぁ、ためのある分決まったら余分にスカッとできますから。"

外部リンク