ゲッコウガ (3DS/Wii U)

2016年9月17日 (土) 12:32時点におけるSuna (トーク | 投稿記録)による版 (→‎更新履歴)
曖昧さ回避 この項目では、『スマブラfor』のファイターとしてのゲッコウガについて説明しています。このキャラクターの原作での活躍、アクションの元ネタなどについては「ゲッコウガ」をご覧ください。
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ゲッコウガ
公式絵 4 ゲッコウガ.png
シンボル ポケットモンスター.png
種類基本キャラクター

ゲッコウガ(Greninja)は、大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii Uで最初から使えるファイター



ファイター性能

戦闘スタイルとしては、忍者モチーフであることを存分に生かした奇襲型スピードタイプ。
原作『ポケットモンスター X・Y』で猛威を振るう隠れとくせい「へんげんじざい」からややトリッキーな性能イメージを抱きがちだが、
使ってみればスマブラでのゲッコウガは飛び道具やカウンターを持ち、蓄積ワザもバーストワザも持つ中々扱いやすいスタンダードタイプであるとわかるだろう。
#通常必殺ワザ「みずしゅりけん」で牽制し、近づいてきたところを体術で迎撃するオーソドックスな待ち戦法もさる事ながら、屈んだままの基本体勢やダッシュ体勢は縦の当たり判定が小さく、スピードも相まって相手の飛び道具をくぐり抜けて懐へ飛び込むガン攻めスタイルも十分選択に入る。

  • 長所
    • 移動スピードが速い。奇襲性能の高さがウリ。差し込みや着地狩りも水準以上にこなせる。
    • 立ち状態、走行状態、しゃがみ状態などあらゆる場面で姿勢が低い。
      地上にいるだけで打点の高い攻撃全般が当たりにくくなるため、相手のワザを制限できる。
    • ガケつかまり時の姿勢が低い。たとえ無敵が切れている状態でも当たる攻撃が限られている。
    • つかみ間合いが広い。ワイヤー持ち以外のつかみではかなり広い部類。
    • 飛び道具#通常必殺ワザ)を持っている。溜めの有無によって二通りの弾を撃つことができる。溜めたものは撃墜が狙えることも。
    • 押し出し効果のあるワザ(#上必殺ワザ「ハイドロポンプ」)を持っている。復帰阻止等に活用できる。
    • カウンターワザ#下必殺ワザ「みがわり」)を持っている。攻撃発生が遅く割り込みには不向きだが、カウンター発動後、攻撃の種類を選べる。
    • 復帰力が高い。復帰ワザの使用中に方向転換が可能で、軌道が自由自在。
  • 短所
    • 体重が軽めでふっとびやすい。中量級としては軽く、軽量級としては重いほう。
    • スピードタイプのファイターとしてはワザの攻撃発生が遅い。
      攻撃のリーチも特に長いわけではないので、足を止めた接近戦では劣勢になりやすい。
    • 立ちつかみの発生が遅い。ガードキャンセルつかみが成立しない状況が比較的多いのが難点。ただしダッシュつかみは標準レベル。
    • 復帰ワザの後方に攻撃判定が出る都合上、後方以外は無防備で、復帰ルートが読まれてしまうと潰されやすい。
    • 必要なワザは一通り揃っているが、意外にも出の早いワザが少ないため、置きを中心とした相手の移動先に先回りするような立ち回りが求められる。
      ワザを当てるためには、多少、先の展開を読む技術を要する。飛び道具や素早い挙動で揺さぶりをかけ、相手を誘導することも重要。

運動技能

ジャンプ回数 2
カベジャンプ
カベ張りつき
しゃがみ歩き
各種運動性能の詳細についてはカテゴリ:パラメータの各ページを参照のこと。
他にもアクションから各種ページにてより詳しくご覧いただけます。

更新履歴

Ver.1.0.4で最も変化したファイターの内の一体。だがその殆どはゲッコウガにとってマイナスの変更である。しかしVer.1.0.3までのゲッコウガは「多くの連続ヒットワザから途中で抜け出せる」、「ふっとび中や着地隙の硬直中にかげうちを使える」、「みずしゅりけんの後隙はつかみに対して無敵」、「周囲広範囲を同時に攻撃できて強力な威力があるのに隙がほとんど無い上スマッシュ攻撃」など不思議な点が多く、Ver.1.0.4はそれらがあるべき形に戻っただけのようなものである。弱体化ばかりではなく、強化点もある。Ver.1.0.3までは上スマッシュ攻撃の影に隠れがちだった下スマッシュはダメージ強化によって価値が高まった。かげうちは後隙が小さくなり、場外で暴発したときの自滅の危険が減ったほか、リスクが減ったため攻撃的な使い方がしやすくなった。

しかしやはり過剰な弱体化だったのか以降は徐々にだが強化を貰い力を取り戻しつつある。特にVer.1.1.0の下投げと「みずしゅりけん」の強化、Ver.1.1.5の空中攻撃とつかみの強化は大きい。

Ver.1.0.4
  • 頭の喰らい判定拡大。
  • 上スマッシュ攻撃
    • 全体F増加: 41F ⇒ 51F
    • [?] 1段目(5%部分)と2段目出始め先端(14%部分)の攻撃判定のサイズ縮小: 6.5/7 ⇒ 5/6 [5%部分/14%部分]
    • 2段目出始めの先端(14%部分)以外のダメージ減少: 13% ⇒ 11%
    • 2段目持続部分のダメージ減少: 11% ⇒ 10%
    • 更新後11%部分の攻撃判定の中心の位置がゲッコウガ側に移動: Y: -5 ⇒ -4 ※Bone=19/18
      • 低高度にいる小さな相手へのヒットしやすさが増したと思われる。
  • 下スマッシュ攻撃
    • ダメージ増加: 11%/9% ⇒ 13%/11% [根本以外/根本]
  • 前空中攻撃
    • KBG減少: 92 ⇒ 84
  • 上空中攻撃
    • 5段目のベクトル変更: 366(オートリンク) ⇒ 85
    • 5段目のWBKB増加: 0 ⇒ 10
    • 5段目の攻撃判定のサイズ拡大: 5.5 ⇒ 6.2
    • 6段目(最終段)のKBG減少: 190 ⇒ 168
  • 通常必殺ワザ1~3
    • 通常必殺ワザ1の発射後の動作の全体F増加: ?F ⇒ ?F
      • カスタマイズも同じ程度増加?
    • 通常必殺ワザ1~3の最大ため以外の発射後の動作中は掴みに対して無敵になる現象が起きなくなった。
  • 横必殺ワザ1、横必殺ワザ2「きょうれつかげうち」、横必殺ワザ3「じんそくかげうち」
    • 横必殺ワザ1の蹴り動作の全体F減少: ?F ⇒ ?F
      • 蹴り動作の6F目以降のFSM: 1 ⇒ 0.9
      • 蹴り終わったあとの動作のFSM: - ⇒ 0.66
    • 横必殺ワザ1・2のKBG増加: 100/100 ⇒ 102/101 [前蹴り/後蹴り]
    • 横必殺ワザ1~3での着地隙中の硬直キャンセル必殺ワザができなくなった。
    • 横必殺ワザ1~3の影を空中で出しているときに急降下を入力すると、ボタンを離した後に急降下しながら蹴りをする現象が起きなくなった。
  • 上必殺ワザ1
    • KBG減少: 130 ⇒ 100
    • BKB減少: 85 ⇒ 65
Ver.1.0.6
  • 横必殺ワザ1~3
    • 通常着地隙の硬直中に時間経過による自動発動のタイミングを迎えると、自動発動が起きず影をずっと出していられるようになる現象が起きなくなった。
  • 下必殺ワザ1、下必殺ワザ3「ためるみがわり」
    • 入力後8F~18Fまですり抜け無敵になるようになった。
Ver.1.0.8
  • 横強攻撃
    • 全体F減少: 41F ⇒ 32F
    • 13F~37FのFSM: - ⇒ 0.75
    • ダメージ増加: 6.5% ⇒ 7.3%
    • KBG減少: 112 ⇒ 110/90/70 [先端/中間/根本]
    • BKB増加: 15 ⇒ 20/30/40 [先端/中間/根本]
    • 根本の攻撃判定のBone変更: 3 ⇒ 5
Ver.1.1.0
  • 下投げ
    • 全体F減少: 49F ⇒ 42F
      • FAF: 50F ⇒ 43F
      • コンボしやすくなった。
    • ダメージ減少: 6% ⇒ 5%
  • 通常必殺ワザ1
    • 溜め開始F高速化: 25F ⇒ 20F *FSM
      • 溜め始めるまでの動作のFSM: - ⇒ 0.73
      • これにより発射できるようになるまでも5F高速化。
    • 空中発射時の浮き上がりが1度目から起きなくなることがある現象が起きなくなった。
Ver.1.1.1
  • 横必殺ワザ3「じんそくかげうち」
    • 全体F減少(9F減少?)
      • 出現後のFSM: - ⇒ 0.66
Ver.1.1.3
  • 横スマッシュ攻撃
    • KBG増加: 99 ⇒ 101
  • 上スマッシュ攻撃
    • 2段目出始め先端(14%部分)のKBG増加: 103 ⇒ 104
  • 下スマッシュ攻撃
    • KBG増加: 90 ⇒ 92
  • 横必殺ワザ1、横必殺ワザ2「きょうれつかげうち」、横必殺ワザ3「じんそくかげうち」
    • KBG増加: 102/101 | 102/101 | 90/90 ⇒ 104/103 | 104/103 | 92/92 [前蹴り/後蹴り] [必殺ワザ1 | 必殺ワザ2 | 必殺ワザ3]
Ver.1.1.4

変更点確認されず。

Ver.1.1.5
  • ダッシュ攻撃
    • 全体Fが 2F 減少: 32F ⇒ 30
      • ~7FのFSM: - ⇒ 0.75
    • 発生・持続F変更: 9F~12F ⇒ 7F~10F *FSM *Timer
      • 発生(Timer): 9F ⇒ 8F
  • 前空中攻撃
    • 着地隙が 3F 減少:18F ⇒ 15F
  • 後空中攻撃
    • 着地硬直が 3F 減少: 16F ⇒ 13F
  • つかみ
    • 通常(立ち)つかみの発生が 3F 高速化: 14F ⇒ 11F
  • 上必殺ワザ1「ハイドロポンプ」


ワザ

弱攻撃

"たんだ" → "しょうだ" → "みずしょうてい" or "みずカッター" → "カッターフィニッシュ"

突き → 反対の手で突き → 両手から大きな水しぶきを出す or 水のカッターを飛ばして、最後に力強い突きでフィニッシュ。

  • ダメージ 2% → 1.6% → 3.5% or 1%*n → 2% [1段目→2段目→3段目(単発) or 3段目(百裂)→百裂フィニッシュ]
  • 発生F 1段目 3, 2段目 3-4, 3段目・単発攻撃 5-9, 百裂攻撃フィニッシュ 4-5
  • 3段目が単発攻撃か百裂攻撃に分岐する弱攻撃。2段目から3段目のボタンを押す間隔が長いと3段目は単発攻撃になり、短いと百裂攻撃になる。ヒットした場合は、攻撃ボタンを押しっぱなしにしていても次の段が出る。押しっぱなしで3段目を出すと、3段目は単発になる。
  • 百裂攻撃は最低でも4発繰り出す。


ダッシュ攻撃

"すいめんげり"

回転しながら足払い。

  • ダメージ 7%
  • 発生F 9-12

  • ほどよく浮かすので、前空中攻撃がつながることがある。


横強攻撃

"まわしげり"

前方に回し蹴り。

  • ダメージ 7.25%
  • 発生F 10-12
  • シフト対応。シフトによる威力の違いはない。

  • リーチが長いため地上の牽制技として有効。
  • 相手が0%でも反撃されない程度に横に立ち吹っ飛びするのでとっさの立て直しができる。


上強攻撃

"ぜつたいくう"

姿勢を低くし、舌で振り回して叩きつける対空攻撃。

  • ダメージ 4.5%
  • 発生F 9-12

  • 後ろから前へ180度舌を回すので前後、上に攻撃判定がある。が、真横の相手には近づかないと当たらない。
  • 上への判定は少し長いが横の広がりに欠けるので対空技としてはいまひとつ頼りないが、使えないわけではない。
  • ベクトルは真上。上空中、後空中で追撃できる。


下強攻撃

"すねけり"

姿勢を低くし、前方を蹴る。

  • ダメージ 7%
  • 発生F 5-6

  • 横強よりリーチは短く、連射速度は普通程度。
  • 低%ならば下強からつかみに繋げる。
  • 攻撃を当てても倒れ吹っ飛びののけぞり時間が短いため%が溜まるに連れ追撃しにくくなるので後半は徐々に使わなくなるだろう。


横スマッシュ攻撃

"みずこたち"

水の小刀で前方を薙ぎ払う。

  • ダメージ 14%
  • 発生F 13-15

  • リーチ・発生に優れ、技の流れも単純で使いやすい。ふっとばし力もなかなかで上スマッシュに次ぐ。
  • 低く浮かす技が豊富なゲッコウガは追撃・対空の上スマまたは回避着地読み横スマで分けられる。判定も強いので暴れにもある程度対抗できる。
  • 弱攻撃を二段目で止め、横スマを出すことも出来るがタイミングが少しシビアなので練習が必要かも。


上スマッシュ攻撃

"ダブルみずこたち"

両手から水の小刀を出し、背伸びして頭上で刀を交差させてから左右に振り下ろす。

  • ダメージ 1ヒット目: 5%、2ヒット目 10%-14%
  • 発生F 1ヒット目 12-17, 2ヒット目・出始めのID0番 18, 2ヒット目・出始めのID1-4番 18-20, 2ヒット目・終わり際 21
  • 連続ヒットワザ。最大2ヒットする。
  • 2ヒットでダメージ最大19%。
  • 2ヒット目は出始め(振りおろしはじめ)の頂点部分が最も威力が高く(14%)、上ベクトルのふっとばし。1ヒット目がヒットすると2ヒット目はこの部分がヒットしやすい。2段目のそれ以外の部分は斜め上のふっとばしベクトル。

  • 1段目は上方向へのリーチがかなり長く、高い位置にいる相手に当てやすい。発生早めで、2段ヒットで19%、ふっとばし力高めで、ゲッコウガの高い運動性能や他のワザとの相性も良い、優秀なワザ。


下スマッシュ攻撃

"ふりはらいみずこたち"

両手から水の小刀を出し、正面から奥へ地面すれすれを切り払う。

  • ダメージ 先端:13% / 根元:11%
  • 発生F 16-18

  • 低いベクトルでふっとばすので、復帰力の低いキャラに効果的。


ニュートラル空中攻撃

"みずはれつ"

左右の手を正面で組み、水のしぶきを出す。

  • ダメージ 始:11% 終:6%
  • 発生F クリーンヒット: 12-13, カス当たり: 14-16

  • 少々出が遅いが、着地隙がとても小さいので着地寸前に出せば追撃がしやすく、シールドで防がれたり回避で避けられたりしても反撃されにくい。
  • 全体動作はかなり長いので、急降下しながらこれを使って場外に出てしまうと帰ってこれないことも。


前空中攻撃

"くうちゅうみずこたち"

水の刀で前方を切り払う。

  • ダメージ 14%
  • 発生F 16-17

  • 横方向にリーチのある攻撃だが、縦がすごく短く発生も少し遅い。なので当てるときはきちんと位置を合わせて使おう。
  • だがジャンプと同時に使うことで、発生の遅さとゲッコウガのジャンプ速度がうまく合わさり大ジャンプ・空中ジャンプの頂点に攻撃が出るようになっている。なのでジャンプの頂点を理解できれば当てることは難しくないはず。
  • 基本は最大溜めみずしゅりけんのヒット確認後、相手の吹っ飛び高度に合わせて追撃する形になる(40~90%)。


後空中攻撃

"さんてんげり"

後方に向かって上、下、真ん中の順に蹴りを出す。


  • 対地に対しては使いにくいため空中の相手に当てることになる。
  • 横へのリーチ・発生持続の良さからステージ外の復帰阻止に使いやすい。相手の復帰位置に合わせてジャンプと同時に使えば、拘束力の高さもあり当たれば復帰阻止に使える。ハイドロポンプの復帰妨害が苦手な人は、狙ってみるのもあり。ただし狙いすぎて自滅もありうるのでほどほどに。素直にステージ端からみずしゅりけんを出しましょう。


上空中攻撃

"らせんげり"

空中で逆さまになり、回転しながら上方向に蹴りを放つ。


  • 1-4段目までは相手を引き寄せるベクトルの攻撃なので、どのように動きながら出しても最後まで当てやすい。ゲッコウガの急降下速度がかなり速いおかげで、急降下しながら1-4段目までだけを当てるようにすれば低%のうちから強い疑似メテオになる。


下空中攻撃

"きゅうしゅうげり"
 
動作中はガケつかまり判定が消失する。
ファイル:ファイター解説 ゲッコウガ 下空中 (3).JPG
当たるとゲッコウガが跳ねてわずかに後退する。

両足を揃えて垂直に急降下し、相手を踏みつけて高くジャンプする。

  • ダメージ 8%
  • 発生F 出始め: 17-19, 急降下中: 20-45
  • 使用時に一瞬僅かに上に上昇した後、垂直に急降下する。
  • 喰らい判定を持ったものにヒットするか、何かと相殺すると飛び跳ねる。
  • 出始めはメテオスマッシュ

  • ヒットすると飛び跳ねる性質がある変わった急降下ワザ。同じように跳ねる下空中攻撃にリンクの下空中攻撃があるが、あちらは跳ねた後も動作がそのまま続くのに対し、こちらは跳ねた後はすぐに動作が終わって自由に動けるようになる。そのため、空中攻撃や踏み台ジャンプなどで追撃しやすい。
  • ガードされても跳ねて相手から離れていくため、反撃されにくい。しかし着地隙は大きいため、回避されると危険。
  • 出始めはメテオスマッシュ。だが落下距離が大きいため、場外での使用は高い自滅のリスクがある。
  • 踏み台ジャンプから繰り出すと確実にヒットさせることができる。ただし空中にいる相手を踏み台してから繰り出した場合、メテオ部分は間に合わない。
    • 地面近く、低空にいる相手を踏み台してから繰り出した場合は相手がダウンしたところにメテオ部分をヒットさせることができる。相手が低%時なら叩き起こしになるため、ニュートラル空中攻撃→踏み台→下空中攻撃→叩き起こし→ニュートラル空中攻撃...のようなループコンボが可能。


つかみ

"つかみ"

水の縄で相手を拘束する。

  • 発生F 通常: 14-15, ダッシュ: 9-10, 振り向き: 15-16

  • 非・ワイヤー系つかみの中では最大級のつかみ範囲がある。しかし立ちつかみは出がワイヤー掴み並みに遅いので、他キャラと比べると少しガードキャンセルから使いにくい。ダッシュつかみは平均的な発生で使いやすい。


つかみ攻撃

"つかみみずしばり"

水の縄を締めて、拘束している相手を締め付ける。

  • ダメージ 2%

  • この攻撃をすると、掴みが解除されるまで水が流れるようなSEが鳴り続ける。


前投げ

"おしつけ"

拘束している相手を腕を使って前に押し出す。

  • ダメージ 5%


後投げ

"さかおくり"

拘束している相手を両手で掴んで後ろに放り投げる。

  • ダメージ 8%


上投げ

"なげあげ"

拘束している相手を掴んで上に放り投げる。

  • ダメージ 5%

  • これ以外の投げはサドンデスでも相手を倒し損ねることがある。サドンデスで相手を掴んだらこれ。
  • 低%時は上スマッシュや上空中攻撃がつながることがある。


下投げ

"たたきつけ"

拘束している相手を掴んで地面に叩きつける。

  • ダメージ 6%


通常必殺ワザ

通常必殺ワザ1

"みずしゅりけん"

水で作った手裏剣を高速で投げる。ためると大きくなり最大ためで連続ヒット。

仕様

  • ダメージ 最大溜め以外: 3%~11% / 最大溜め: 0.7%*5+9.5%、全6段ヒットで計13%
  • ボタンを押しっぱなしで溜めるためワザ。中断はできない。ボタンを離すか最大まで溜まると弾を発射する。
  • 溜めるほど威力とサイズが増すが、射程は短くなり弾速は遅くなる。
  • 最大溜め以外は単発ヒット。何かに当たると消滅する。
  • 最大溜めは貫通性があり、連続ヒットし、相殺しても消えない。最終段以外は押し出すようにふっ飛ばして連続ヒットし、最終段で強くふっ飛ばす。
  • 弾は物理系の飛び道具
  • 空中で発射するとゲッコウガが少し上にホップする。

解説


通常必殺ワザ2

"とどまるしゅりけん"

相手に当たっても消えない手裏剣を出す。その場にとどまりためるほど長持ちする。

  • ダメージ


通常必殺ワザ3

"へんげんしゅりけん"

ためずに投げると上にふっとばし、ためて投げると相手に引きよせる。

  • ダメージ 3%


横必殺ワザ

横必殺ワザ1

"かげうち"

足元から出した影の場所に瞬間移動して攻撃。影はボタン長押しで向いている方へ進む。

仕様

  • ダメージ 前蹴り: 10%, 後ろ蹴り: 12%
  • 必殺ワザボタンを押すと影がゲッコウガの足元に現れ、必殺ワザボタンを押し続けるとその影がゲッコウガから一定速度で離れていく。影は本当のゲッコウガの影(ゲッコウガの足元に表示されているもの)より少し小さい。必殺ワザボタンを離すか、一定時間経過すると、その時点での影の位置にゲッコウガが瞬間移動し、すぐさま相手に向けて蹴りを繰り出す。
  • 影の移動開始位置はゲッコウガの真下で、最大で"戦場"半分程度の距離までゲッコウガから離れる。
  • 必殺ワザボタンを押し続けている間でも移動はできるが、アピール以外のワザ・走行はすることができない。
  • 影から現れたゲッコウガは、近くにいる相手に向けて蹴りを放つ。影から現れたときにゲッコウガが相手に対して前を向いてるか後ろを向いてるかで、蹴りの種類が変わる。威力は後ろを向いているときの蹴りの方が高い。近くにだれも居ないときは、スティックを倒している方向に蹴りを行う。
  • 影を出している間は地上・空中ともに横移動速度が低下する。ただし、歩行中にこのワザを入力した場合に限り、歩行を中断するまでは通常通りの速度で歩行できる。
  • 影が移動している間に攻撃を受けるかガケつかまりをするとワザは解除される。
  • 影が出ている移動している間に空中でスティックを下に弾くと、影が移動している間はゲッコウガの落下速度が通常よりも低下する。なお、影を出してから一度も接地していない場合は急降下はできない。
  • このワザの空中版は、他のファイターの空中横必殺ワザよりもスティックの入力角度の受付範囲が広い。他のファイターの場合、横強攻撃の上シフトに必要な程度の角度でスティックを倒して必殺ワザボタンを押すと、地上では横必殺ワザ、空中では上必殺ワザが出るが、ゲッコウガの場合は空中でも横必殺ワザが出る。

影の位置に関するルール

  • ゲッコウガから影までの位置は経過時間で決まる。時間が経過するほど影の位置はゲッコウガから離れていく。
  • 影はゲッコウガのいる高さに最も近く、かつゲッコウガより低い位置の台上に現れる。ゲッコウガより低い位置に台が無い状況では影はどこにも表示されないが、影は存在している。
  • ゲッコウガと同高度に壁があった場合は影はその壁より先に進まない。
  • ゲッコウガが台の上に立っている場合、影はその台の上にのみ現れる。影が台の端に達するとそれより先に進まなくなる。ただし台端が下り坂になっている場合は影は止まらず進む。ゲッコウガが空中にいる場合はいかなる台端でも影は止まらない。
  • 前述のように影は壁や台端などの障害物で止まるが、障害物をクリアすれば経過時間に応じた位置に出現する。逆に、影とゲッコウガの間に障害物が現れれば、影は障害物の前まで戻る。

解説

  • 影から現れて攻撃するユニークなワザ。蹴りのダメージはそれほどでもないが、ふっとばし力は高めで、撃墜用のワザとすることができる。注意力が散漫になる多人数戦では特に使いやすい。蹴った後の隙はかなり大きく、避けられたりシールドで防がれたりすると痛い反撃をもらう。
  • 相手の注意力が全てこちらに向けられている1on1では見破られやすく、通常の使用方法では蹴りを当てるのは難しいが、それゆえに当てることができたときは「してやった」感が強いというもの。障害物で一時的に影の動きが止まる性質を利用したり、カメラは影を追わないことを利用して上空戦をしているときにこっそり出したり、影が映る場所がないステージ外で使用するなどの工夫をすると見破られにくくなる。
  • 復帰に利用可能。復帰するついでに復帰阻止を狙っている相手を返り討ちするために使う。ステージ外ならば影が移る場所が無いので、ワザを使っていることを見破られにくい。
  • このワザを使ったさまざまなユニークなテクニックがある。1on1では普通に使うよりもそれらの利用のほうが多くなりがちかもしれない。テクニックは#かげうち関連に纏められている。


横必殺ワザ2

"きょうれつかげうち"

瞬間移動後により力強い一撃を叩きこむ。影を遠くまで進められるがスピードは遅い。

  • ダメージ 前蹴り: 15%, 後ろ蹴り: 17%


横必殺ワザ3

"じんそくかげうち"

離れた場所に一瞬だけ影を出して瞬間移動。攻撃の威力は低めだがやや上にふっとばす。

  • ダメージ 前蹴り: 6%, 後ろ蹴り: 7%


上必殺ワザ

上必殺ワザ1

"ハイドロポンプ"

水の勢いを利用して好きな方向へ飛ぶ。一度だけ移動する向きを変えられる。

仕様

  • ダメージ 2%*n
  • 水は2回噴射する。1回目・2回目、それぞれ水を噴射する寸前にスティックを倒していた方向の逆方向に水を噴射する(=スティックを倒した方向にゲッコウガが飛ぶ)。
  • 使用後はしりもち落下になる。
  • 使用すると空中ジャンプを消費した状態になる。
  • 1回目の終わり際で床に触れていると、2回目は出ない。
  • 水を噴射しているときに床に衝突すると、そこで動作は終わる。
  • 水を噴射しているときに壁に衝突すると、ダメージ落下状態になる。着地するか攻撃を受けてふっとぶまでこのワザは使えなくなる。
    • この状態のときに何らかの必殺ワザを使い、その動作中に着地すると、次に行うジャンプ中には上必殺ワザを使えなくなる現象が起こる。攻撃を受ける・2回地上ジャンプをする、などでこの現象を解消できる。
  • 噴射した水は物理系の飛び道具。
  • 水はふっとばし力を持たない、ノーリアクション攻撃。
  • 水は物理系の飛び道具
  • 水は当たった相手を押し出す()。横方向には水流と同じ向きに、縦には必ず上方向に押し出す。

解説

  • 長距離移動ワザ。復帰に活躍するが、横必殺ワザの入力受け付け範囲が広いため、このワザで復帰しようとしたところ横必殺ワザが出てしまい復帰ミス・・・というのはよくある現象。スティックを完全に真上に倒してから必殺ワザボタンを押してこのワザを発動し、それからスティックを好きな角度に傾ければ、横必殺ワザの暴発を抑えつつ、自由な角度で飛びやすい。
  • 同じように方向転換可能で直線的に飛ぶ上必殺ワザにピカチュウの「でんこうせっか」がある。2回目で1回目と同方向にも飛ぶことができるのがあちらとの大きな違い。
  • 水流の押し出す力は強く、復帰阻止に活躍する。


上必殺ワザ2

"おおきなポンプ"

たっぷりの水を思いきり噴射して長く飛ぶ。スピードはゆっくりだけど向きを変えやすい。

  • ダメージ なし


上必殺ワザ3

"たんぱつポンプ"

水弾を勢いよく撃って一気に真上に飛ぶ。高く飛べるけれど向きを変えられない。

  • ダメージ 5%


下必殺ワザ

下必殺ワザ1

"みがわり"

身がまえて攻撃を受けみがわりを残して、消えたあとに好きな方向から出現して反撃。

仕様

  • ダメージ 横: 11%, 斜め: 13%, 上: 14%, 下: 14%
  • カウンターワザ。発動すると体が一瞬光って無敵状態になり、その状態で攻撃判定に触れると消え、離れた位置に現れて飛び蹴りをする。
  • カウンター発動時に近くに敵がいると、それの目の前に現れる。近くに誰もいない場合は、大体消える前にいた場所に現れる。
  • カウンター発動前にスティックを倒していた方向で攻撃の種類が変わる。
  • 攻撃はどれもゲッコウガのポーズは同じだが、威力などの違いで横・斜め・上・下の4つに分けることができる。スティックの角度でどのパターンになるか決まる。
    • 「横」はダメージ11%で斜め上のふっとばしベクトル。「斜め」はダメージ13%で斜め上のふっとばしベクトル。「上」はダメージ14%で真上ふっとばしベクトル。「下」はダメージ14%で地上の相手には斜め上のふっとばしベクトルで、空中の相手にはメテオになる。
    • ゲッコウガの飛び蹴りの角度はほぼスティックを倒していた角度と同じになる。
  • カウンター発動後はゲッコウガのいた場所に“みがわりぬいぐるみ”か丸太が現れる。どちらになるかはランダム。これらは長時間残り、攻撃を受けるとふっとんで衝突した者にダメージを与える。

解説


下必殺ワザ2

"みじんのじゅつ"

ドロンと消えて姿を現す時に爆発で攻撃。相手の攻撃にあわせず好きな時に使える。

  • ダメージ ?:10% / ?:8%


下必殺ワザ3

"ためるみがわり"

反撃時は遠くに出現し狙いを定めて急襲。威力は高いが反撃前後のスキが大きい。

  • ダメージ タイミングによって18%、17%、15%、17%、18%


最後の切りふだ

"しのびのひおうぎ"

「たたみがえし」で目の前の空高くに相手を打ち上げ、満月を背景に空中であらゆる方向から攻撃し、最後に上からたたき落とす。

仕様

ダメージ たたみ: 2%, たたみがえし: 5%, 発動中: 2%*15, 終わり際: 15%(合計52%)

  • 最初の「たたみがえし」が誰にもヒットしなかった場合、そこで終了となる。

解説


あおむけおきあがり攻撃

後、前の順で蹴りながら起き上がる。

  • ダメージ 7%
  • 発生F 後: 17-18 / 前: 21-22


うつぶせおきあがり攻撃

前、後の順で蹴りながら起き上がる。

  • ダメージ 7%
  • 発生F前: 17-18 / 後: 21-22


転倒おきあがり攻撃

後、前の順に蹴りながら起き上がる。

  • ダメージ 5%
  • 発生F前: 17-18 / 後: 21-22


ガケのぼり攻撃

ガケを登りつつ蹴る。

  • ダメージ 7%
  • 発生F22-24


アピール

  • 上アピール
    直立して腕を上にあげるポーズ。
  • 横アピール
    頭を振って首に巻きついてる舌を振り回す。
  • 下アピール
    両手から小さく水を噴出。
    • 攻撃判定がある(小数点以下*4、終わり際 1%)。
    • 地上にいる相手は小さく上にふっとばし、空中にいる相手はノーリアクションで上に押し出す。
    • サドンデスで当てても倒すことができないほど弱いふっとばしで、当ててもアピール動作が終わる前に相手の反撃が間に合ってしまうことも。あらかじめかげうちの影を出しておくと、アピール動作をキャンセルしてかげうちの瞬間移動をすることができるので、これを利用すれば一応アピール中の反撃はされずに済んだりはする。

登場演出

モンスターボールから登場し、ふわっと跳んだ後、忍者っぽいポーズをする。

勝利・敗北演出

  • 勝利
  • BGM:『ポケットモンスター 赤・緑』メインテーマの1フレーズ
    • ポーズ:十字ボタン←
      • 九印を結んでポーズを取る。
    • ポーズ:十字ボタン↑
      • 印を結び「かげぶんしん」する。
    • ポーズ:十字ボタン→
      • 一回跳んで、腕を組む。
  • 敗北
    • 拍手を送る。

カラーバリエーション

テクニック・小ネタ

  • 立ちふっとび(弱いふっとび)と、ガケ奪いをされたときの硬直中でもかげうちを使うことができる。これを利用すると、一部の連続ヒットワザやコンボを途中で抜け出すことができる。
  • すり抜け床と重なっている状態でかげうちを発動し、出現した場所がすり抜け床の端だと、ゲッコウガが左に滑りながら蹴りを繰り出す。

過去Ver限定

次のものは最新Verでは使用できない。

  • ダッシュ(走り始めのモーション。ステップ。)から走行に切り替わる瞬間(ダッシュ時に跳躍したゲッコウガの足が地面に着くとき)に横必殺ワザを入力すると、走行を継続しながらかげうちの影を出すことができる。
    • 通称、ダッシュかげうち。
    • Ver.1.0.6から使用不可
  • シールドを張りながらかげうちの影を出すことができるフレームがある。シールドボタンを押して0.1秒後くらいで、薄い光の波のエフェクトが最大になった瞬間あたりが目安。攻撃時にはシールドを解除する必要がある。
    それ以外のタイミングでもかげうちは使用できるが、入力と同時にシールドは解除される。
    • 通称、ガードかげうち。
    • Ver.1.0.6から使用不可
  • 大きいほうの通常着地隙のモーション中にかげうちの瞬間移動をする時間を迎えると、ゲッコウガが瞬間移動をせず、いつまでも影を出していられるようになる。
    • 戦場の浮遊台の上に立って通常ジャンプと同時にかげうちを入力し、そのまま一つ下の段に着地すると、簡単にこの現象を確認できる。
    • Ver.1.0.6から使用不可
  • かげうちの影が移動している間に急降下を入力すると、影が移動している間はゲッコウガの落下速度が通常よりも低下し、必殺ワザボタンを離すとそれと同時に急降下がはじまる。
    • 通称、急降下かげうち。
    • 通常、空中では必殺ワザボタンを離してから蹴りをするまでゲッコウガの落下が止まるが、このテクニックならボタンを離してから蹴るまで落下するため、空中から地上にいる相手に攻撃しやすくなる。
    • Ver.1.0.4(3DS)から使用不可
  • 空中攻撃・空中回避の着地隙の硬直中でもかげうちを使うことができる。
    • 長い硬直がある下空中攻撃の着地隙をこのテクニックでフォローするのがよくある使われ方。しかしかげうちの隙はどの空中攻撃の着地隙よりも長いため、見破られると強烈な反撃をうけることも。
    • 硬直キャンセル必殺ワザも参照。
    • Ver.1.0.4(3DS)から使用不可

公式スクリーンショット

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外部リンク

大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』公式サイト : ゲッコウガ

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