ルカリオ (3DS/Wii U)

提供:大乱闘スマッシュブラザーズWiki
曖昧さ回避 この項目では、『スマブラfor』のファイターとしてのルカリオについて説明しています。このキャラクターの原作での活躍、アクションの元ネタなどについては「ルカリオ」をご覧ください。
ルカリオ

出典ポケットモンスターシリーズ
他のスマブラ
への参戦
スマブラXスマブラSP
種類基本キャラクター

ルカリオ (Lucario) は、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』で最初から使えるファイター


ファイター性能

波導の力により、自分のダメージが溜まっているほど強くなる特性を持ったポケモン。「一発逆転」を体現した性能であり、立ち回りの荒らし能力に長けている。

自身の蓄積ダメージの低いうちは、どのワザも最低クラスの威力だが、蓄積ダメージが溜まるにつれ本領を発揮する。読めていれば対応できない状況はほぼないと言えるほどさまざまなワザが揃っている、わりとスタンダードな性能。
自身の蓄積ダメージが100%を超えたあたりから単発火力が軒並み凄まじくなり、「はどうだん」や「はっけい」が非常に安定した撃墜手段となりうる。
手負いの状態で長く生き残ることが他のファイター以上に重要で、波導による戦力アップをどれだけ活かせるかが試合の流れを左右する。

その仕様上、低%のうちに撃墜されてしまうほど力の強い重量キャラクターは若干苦手で、判定の強いワザが少なく、隙も大きめなのでスピードキャラも苦手とする。
さらに、反射や強力な飛び道具を持っている相手にはプレッシャーをかけにくい。
しんそく」の復帰力は高いので、復帰力が足りなくて帰ってこれないということはほぼないが、復帰ルートがほぼ崖一直線かつ前後隙が長いため阻止されやすい。

相手に押し付けていける突出した強みやセットプレイ、コンボらしいコンボがなくスマッシュ攻撃も遅いので、アクションゲームチックに使うことはできない。相手に合わせて使うスタイルで、プレイヤーの読みや対応が露骨に出るため、使う人によってとても動きが分かれるファイターである。相手の安易な行動には常にペナルティを突きつけて、そのまま追いやってしまおう。


  • 長所
    • 波導の力により、自身が不利になればなるほど戦闘能力がアップするという固有の特性を持つ。具体的には、自身の蓄積ダメージが増えたり得点差が開いたりすることによって、攻撃力が上がり、一部のワザのリーチが伸び、上必殺ワザの移動距離が伸びることで復帰力が向上する。
      また、波導補正はほかほか補正とも重複するため、手負いのルカリオは凄まじい火力を持つ。よって「一発逆転」が狙いやすい。
      • この波導が高まるほど撃墜できるワザが増えていく。サイズが大きくなる飛び道具の「はどうだん」(#通常必殺ワザ)や絶大なリーチの波導を放つ#横必殺ワザ「はっけい」が主力で、スマッシュ攻撃に関しては重量級のパワーファイターも真っ青な威力に変貌する。
    • 蓄積ダメージが低い状態では攻撃力が低いものの、コンボや運びには都合が良く、連続攻撃を仕掛けやすい。
    • カウンターワザ#下必殺ワザ「かげぶんしん」)を持つ。威力は波導の高まりにのみ依存。
      他のファイターのものと比べると攻撃発生が遅めで、使い勝手はだいぶ異なる。
    • #上必殺ワザ「しんそく」による復帰距離が長い。大抵の場合、復帰する必要に迫られるのはダメージが蓄積してからなので、波導の力によって移動距離が強化された状態であることがほとんど。
  • 短所
    • 蓄積ダメージが低い状態のルカリオの戦闘能力は迫力に欠ける。ワザの攻撃力・ふっとばし能力が低く、復帰力もあまり高くない。
    • 大技やメテオワザ等で早期に撃墜された場合、 “波導” の力を活かす機会が減ってしまうため、他のファイター以上に損失が大きい。
      自滅や復帰ミスによる落下も同様に大きな痛手となる。
    • スマッシュ攻撃の攻撃発生が遅い。攻撃範囲の点でも特に優れているとは言えない。攻撃後の隙も大きめ。
    • メテオワザを持たず、またこちらのダメージが低いと撃墜可能なワザがスマッシュ攻撃程度に限られ、こちらが早期撃墜する手段を持たない。
    • 復帰ワザの出始めに予備動作があり、その軌道も直線的であるため、比較的阻止されやすい部類。ふっとびの強い攻撃、低%での運びや復帰阻止、メテオワザ等にはやや弱い傾向がある。
      その一方で、波導補正が強い状態では復帰ワザの移動距離が長過ぎて、必要以上に移動してしまい、かえって制御が困難になるケースも。
      「しんそく」の操作に慣れていないと復帰の面では融通が利かない。

運動技能

ジャンプ回数 2
カベジャンプ
カベ張りつき
しゃがみ歩き
各種運動性能の詳細についてはカテゴリ:パラメータの各ページを参照のこと。
他にもアクションから各種ページにてより詳しくご覧いただけます。

前作からの変更点

前作では下から4番目、ルイージよりもゆっくりした落下速度が特徴的だったが、本作ではマリオ以上になり、地上だけでなく空中でも機敏に動きやすくなった。

モーションは全体的にブラッシュアップされて、ダイナミックな動きをするようになった。前作では攻撃のインパクト時の止めの動作が目立ったが、本作では突きだした手足はすぐに戻す、あるいは止めずに振りぬくようになったものが多い。それに伴って判定の持続が短くなったり、攻撃範囲が広くなったりしたものがいくつかある。

本作では波導の影響がより強くかかるようになった。たとえば、トレーニング0%時の横スマッシュ攻撃のクリーンヒットのダメージは前作本作ともに11%だが、200%時だと前作では22%、本作では29%となっている。また、全てのワザに波導補正がかかるようになったり、横必殺ワザの飛び道具部分のリーチや、上必殺ワザの移動距離が波導補正の影響を受けるようになったりと、より波導補正の存在感が増している。

※前作のダメージは波導補正75%時のもの。

  • 弱体化体重減少: 100 ⇒ 99
  • 強化ver.1.1.3より、歩行速度上昇: 1.0 ⇒ 1.05
  • 強化走行速度上昇: 1.414 ⇒ 1.55
  • 強化空中横移動最高速度上昇: 0.987 ⇒ 1.09
  • 強化落下最高速度上昇: 1.2 ⇒ 1.68
  • 弱体化落下加速度上昇: 0.0625 ⇒ 0.084
    • コンボ耐性が弱くなった。
  • 強化波導の影響が大きくかかるようになった。また、本作ではほかほか補正のシステムが追加され、ふっとばし力がより大きくなるようになった。
  • 強化ダッシュ攻撃、後投げ、下投げ、おきあがり攻撃が波導の影響を受けるようになり、すべてのワザで波導補正を受けるようになった。
  • 弱攻撃
    • ワザ変更その他1段目の名称が「かえし」から「はらい」に変更された。
  • ダッシュ攻撃
    • ワザ変更軽く踏み込んで前方に飛び蹴りを繰り出す「ふみだし」から「とびげり」に変更され、大きく前進するようになった。
    • 強化KBG増加: 50 ⇒ 75
    • 弱体化持続F減少: 7F-17F ⇒ 7F-15F
    • 弱体化後隙増加: FAF: 35F ⇒ 42F
  • 横強攻撃
    • ワザ変更その他名称が「しょう」から「しょう」に変更された。
  • 上強攻撃
    • 強化リアクション値変更: 33\38\43 / 130 ⇒ 45\45\50 / 110 [BKB/KBG]
      • コンボしやすくなった。
  • 横スマッシュ攻撃
    • ダメージ及び判定変更: 14%/16% [腕/波導] ⇒ 16%->13% [始->持続]
    • 弱体化発生鈍化: 21F ⇒ 22F
    • 弱体化後隙増加: FAF: 43F ⇒ 55F
    • 強化わずかにリーチが伸びた。
    • その他スマッシュホールドのモーションが少し変わり、他と同じように体を震わせるようになった。
  • 上スマッシュ攻撃
    • 強化2段ヒットするようになった。その1ヒット目は前作よりも左右の攻撃判定が拡大し、2段目に繋がりやすい。
    • 強化ダメージ増加: 13%->9% [始->持続] ⇒ 1段目: 4% + 2段目: 14%/12%/9% [先端1/先端2/先端以外]、計13%~18%
    • 弱体化発生鈍化: 12F ⇒ 15F
    • 弱体化後隙増加: FAF: 56F ⇒ 64F
    • 強化わずかにリーチが伸びた。
    • その他スマッシュホールドのモーションが少し変わった。
  • 下スマッシュ攻撃
    • 弱体化発生鈍化: 17F ⇒ 19F
    • 弱体化後隙増加: FAF: 48F ⇒ 55F
    • 強化わずかにリーチが伸びた。
    • その他スマッシュホールドのモーションが少し変わり、他と同じように体を震わせるようになった。
  • 通常空中攻撃
    • 弱体化ダメージ減少: 計18% ⇒ 計14%
    • 弱体化発生鈍化: 6F ⇒ 8F
    • 強化後隙減少: FAF: 69F ⇒ 43F
    • 弱体化攻撃判定が両手から右手だけになった。また、攻撃範囲が短くなった。
  • 前空中攻撃
    • 強化ダメージ増加: 5% ⇒ 6%
    • BKB減少、KBG増加: 100 ⇒ 70 [KBG]
    • ベクトル変更: 50 ⇒ 64
  • 後空中攻撃
    • 強化ダメージ増加: 12%->9% [始->持続] ⇒ 15%
    • 強化BKB増加: 12 ⇒ 30
    • 弱体化前作では攻撃判定が出始めの大きいものと持続の小さいものが2回発生していたが、本作では腕と出始めだけ出る波導の2つになった。そのため、終わり際の判定が腕と同じくらいに小さくなった。
  • 上空中攻撃
    • ダメージ変更: 10% ⇒ 11%->6% [始->持続]
    • 強化BKB増加: 15 ⇒ 30
  • 下空中攻撃
    • 弱体化ダメージ減少: 計16% ⇒ 計11%
    • 弱体化後隙増加: FAF: 29F ⇒ 31F
  • つかみ
    • 強化リーチが伸びた。
  • つかみ攻撃
    • 強化連射速度が大幅に早くなり、全ファイター中最速の連射速度になった。また、波導補正の影響が強くなったことで、波導補正が最大の時はダメージ効率が最も高いつかみ攻撃になった。
  • 前投げ
    • 弱体化ダメージ減少: 10% ⇒ 8%
    • ワザ変更その他名称が「おしだし」から「たんだ」に変更された。
  • 上投げ
    • 強化ダメージ増加: 6% ⇒ 11%
  • 下投げ
    • 弱体化ダメージ減少: 10% ⇒ 7%
  • 通常必殺ワザ「はどうだん」
    • 弱体化ダメージが減少した。
    • 強化ふっとばし力が増加した。
    • 強化最大サイズが増した。波導補正最大だと、ルカリオよりも大きくなるほどに。
  • 横必殺ワザ「はっけい」
    • 強化飛び道具部分が、波導補正の影響を受けてリーチが伸びるようになった。
    • 強化ふっとばし力が増加した。
      • 弱体化低%時に零距離はっけいから追撃するのが難しくなった。零距離はっけい連発は、システムの変更で連続つかみができない仕様になったため、できなくなった。
    • その他モーションが変わり、体を前に傾かせるようになった。波導のエフェクトも変わった。
  • 上必殺ワザ「しんそく」
    • 強化波導補正の影響を受けて移動距離が伸びるようになった。
    • 強化終わり際に攻撃判定が追加された。
    • 弱体化しりもち落下着地の硬直が大幅に増加した。
  • 下必殺ワザ「かげぶんしん」
    • 強化ふっとばし力が増加した。
    • 強化反撃時の前進距離が伸びた。
  • ワザ変更最後の切りふだが上空から光線状の波導を降り注ぐ「はどうのあらし」から、メガルカリオに「メガシンカ」して操作するものに変更された。

更新履歴

Ver.1.0.4の上必殺ワザの隙が24F増というのはバランス調整による隙の増加量1位である。最初の弱体化が派手だが、Ver.1.1.3では移動速度増加という嬉しい強化を獲得。Ver.1.1.1ではシステムの変更により溜めている「はどうだん」をガードさせると連続ガードになりシールドブレイクが狙えるようになったりと、面白い変化が起きている。

Ver.1.0.4
  • 横スマッシュ攻撃
    • 全体F増加: 45F ⇒ 54F
      • FAF: 46F ⇒ 55F
  • 下スマッシュ攻撃
    • 全体F増加: 49F ⇒ 54F
      • FAF: 50F ⇒ 55F
  • 上必殺ワザ1、上必殺ワザ3「しんそくアタック」
    • しりもち落下着地の硬直増加: 36F ⇒ 60F
Ver.1.0.6
  • 前方・後方回避の無敵減少: 4F~16F ⇒ 4F~14F
  • 空中回避の無敵F増加: 2F~25F ⇒ 2F~26F
  • 上必殺ワザ1~3
    • 3U 動作を地上で終えた場合は着地ペナルティが発生しなくなった。
      • 3DS版ではVer.1.0.5で既に発生しなくなっている。
Ver.1.0.8
  • 弱攻撃
    • 1・2段目のベクトルやふっとばし力などが調整され、次の段に繋がりやすくなった。
Ver.1.1.0

変更点確認されず。

Ver.1.1.1
  • 下必殺ワザ2「みかわしカウンター」
    • ベクトル変更: 58 ⇒ 65
    • 全体F減少(10F減少?)
      • 82FのFSM: 8 ⇒ 5
      • 83F~のFSM: 1.3 ⇒ 0.9
Ver.1.1.3
  • 歩行速度上昇 1 ⇒ 1.05
  • 走行速度上昇 1.4847 ⇒ 1.55
  • 空中横移動速度上昇 1.01 ⇒ 1.09
  • 落下速度上昇 1.56 ⇒ 1.68
  • 急降下速度上昇 2.496 ⇒ 2.688
  • 通常必殺ワザ1~3の溜め中の攻撃判定
    • 溜め中の攻撃判定のベクトル変更: 80 ⇒ 83
    • KBG減少: 100 ⇒ 93
    • ヒットストップ補正率増加: 1.00x ⇒ 0.78x
    • メガルカリオ版のBKB増加: 10 ⇒ 12
Ver.1.1.4

変更点確認されず。

Ver.1.1.5

変更点確認されず。


ワザ

  • ダメージの数値は、ルカリオの蓄積ダメージ70%時の物を記載している。

弱攻撃

"はらい" → "つき" → "けりあげ"
3段目

左手で振り下ろし → 右手で突き出し → 蹴り上げ。

  • ダメージ: 2.5%→2%→3% [1段目→2段目→3段目]
  • 発生: 6F-8F → 5F-6F → 9F-11F [1段目→2段目→3段目]

  • ルカリオの中では貴重な出の早いワザのひとつだが、他の多くのファイターの弱攻撃よりは遅い。
  • 隙の大きさのわりにリターンが少ない、2段目・3段目ともに後隙が長い、1段止めからのつかみが狙えない、リーチが短い……などの欠点が目立つ。
    そのうえ、発生の早さが同じで、かつ当てた後の展開が良い上強攻撃の存在などから、振る機会はあまりない。
    正面方向に対しては上強攻撃よりも早く出るのが数少ない利点か。
  • フォックスファルコなど落下速度の速い相手や重量級などが相手の場合、低%時は2段目から3段目までの間に着地、ガードが間に合ってしまい、反撃を貰う可能性が高いため使用を控えたい。
  • 割り込みに向いた空中攻撃を持たないファイターが相手なら、1段目を数回当てたのちに回避読みで横スマッシュ攻撃……という使い方もできなくはない。


ダッシュ攻撃

"とびげり"

飛び蹴り。

  • ダメージ: 8%->6% [始->持続]
  • 発生: 7F-9F -> 10F-15F [始->持続]

  • かなりの距離を飛び込むため、ステップ・各空中攻撃の着地隙の少なさなどと組み合わせると地上における奇襲として用いることができる。
  • 比較的威力も高く判定もそれなりにあるが、ダッシュ攻撃の例に漏れずガードキャンセルからの反撃を受けやすいワザでもある。


横強攻撃

"しょうだ"

踏み込みつつ前方に波導を伴う掌底を繰り出す。

  • ダメージ: 4%+6%、計10%
  • 発生: 12F-14F , 15F-16F
  • シフト攻撃対応ワザ。

  • 2段攻撃ゆえにジャストガードされない利点がある。後隙も少ないので、ガードには強め。
  • 下シフトは崖下のファイターにも当てることができる。
  • 決して出が早いとは言えず、近距離戦では発生負けすることがある。


上強攻撃

"せんかいしゅう"

上にむけて背中から正面へ半月を描くように波導を伴った蹴りを繰り出す。

  • ダメージ: 6%/5% [足先/足先以外]
  • 発生: 6F-13F

  • 隙が少なく発生も早いため連射が利く。序盤はお手玉、中盤は上空中攻撃へのつなぎ、高%帯では上方向への撃墜と、ほかのワザにはないオールマイティさを持っている。
  • ルカリオの前後にも攻撃判定があり、後ろ側から攻撃が出る。相手にめくられた際、振り向くことなくすぐに攻撃できる。


下強攻撃

"あしばらい"

しゃがみながら波導を伴った足払いを繰り出す。

  • ダメージ: 5%
  • 発生: 9F-12F

  • 横強攻撃と比べてダメージが少なくリーチも短いが、ふっとびが小さいため当てた後に追撃しやすい。
  • ルカリオの体から脚まで判定があり、若干だが後ろにも判定がある。後ろに回り込まれた際に当たることもしばしば。
  • 振って損になるような場面はあまりなく、ローリスクさを活かした使い方をすると良い。
    蓄積ダメージによっては、つかみ・弱攻撃・前空中攻撃・ダッシュ攻撃などが繋がる。
  • 低%なら降り(落下しながらの)通常空中攻撃から繋がるので、そこからダッシュ攻撃やつかみ、弱攻撃などに繋げよう。
  • 後隙が少ないため、投げ読みや回避読みで置いておくのもあり。


横スマッシュ攻撃

"はどうげき"
手元部分は上下に膨らんでいる。

前方に向けて両手を突き出して波導を撃ち出す。

  • ダメージ [始->持続]
    • 【ホールドなし】 16%->13%
    • 【ホールド最大】 22.4%->18.2%
  • 発生: 22F-23F -> 24F-25F [始->持続]
  • ルカリオの掌部分は他の部分よりもふっとばしが高い。

  • 他のファイターの横スマッシュ攻撃と比べ、出が遅いうえに後隙が大きく、シフト不可で真横にしか判定がないというデメリットを抱えている。しかし、波導補正が大きくかかるワザであり、波導が高まるほど威力・ふっとばし力が跳ね上がる。120%を超える頃からデデデの横スマッシュ攻撃並みの威力に変貌し、崖端のプリンだと30%でも撃墜できる。
  • リーチは比較的長いため、判定の先にひっかけて撃墜できることもある。きっちりステップと組み合わせて間合いを調整するか、相手の間合いの外から攻撃するか、回避、崖登りなどを読んで当てたい。


上スマッシュ攻撃

"はどうしょう"
2ヒット目
2ヒット目は少し上に伸びる。

前方の相手を軽く浮かせ、拳を突き上げると同時に波導を撃ち出す。

  • ダメージ: [2段目 始:波導/体 -> 持続:体のみ]
    • 【ホールドなし】 4% + 14%/12% -> 9% 、計13%~18%
    • 【ホールド最大】 5.6% + 19.6%/16.8% -> 12.6% 、計18.2%〜25.2%
  • 発生: 15F-17F , 19F-20F->21F-23F [始->持続]

  • 上方向への強いふっとばし力を誇るため、比較的低%から撃墜が可能。
  • 2段目の上方向のリーチが長く、掌の先の波導部分は武器判定なので、ラインさえ合えば地対空はめっぽう強い。
  • 横方向の攻撃範囲は狭いのでダッシュからは使いにくい。
  • スマッシュホールド解除からの発生が驚異の 1F 。つまり解除した瞬間に攻撃が出る。
    回避先に置いておくには他のキャラよりも使いやすく、それによる撃墜も狙いやすい。


下スマッシュ攻撃

"はどうさい"

波導を伴う掌底を左右同時に繰り出す。

  • ダメージ
    • 【ホールドなし】 14%
    • 【ホールド最大】 19.6%
  • 発生: 19F-21F

  • ふっとばし力は低くリーチは短い。横方向にふっとばすため、復帰の弱いファイターには撃墜用のワザとして使える。
  • 横スマッシュ攻撃よりわずかに出が早いが、それでも他のファイターのものと比べると出はかなり遅い部類。


通常空中攻撃

"せんくうけん"

空中で両手に波導をまといながら一回転。

  • ダメージ: 8% , 6% [前(1段目) , 後(2段目)]
  • 発生: 8F-11F , 12F-29F
  • 着地硬直: 9F
  • 2段攻撃ではあるが、攻撃判定があるのは右手だけで小さいため、相手に右手を押しつけるように出さないと2段ヒットしない。

  • 着地隙が非常に少なく判定も強いうえ、低%では軽く浮かせることから、着地時の暴れとしても使える。浮かせた後はダッシュ攻撃やダッシュつかみなどが通る。
    ギリギリで出せばガードキャンセルつかみにその場回避が間に合うが、ジャストガードには注意したい。
  • 右手にしか判定がないとはいえ、判定の発生は 前→後 の順なので割り込みとして十分使える。
  • ver.1.0.6で判定の強化が施され、判定の強さを押し付けやすくなった。
    • そのおかげで、おおよその重量級に対しては互いに 0% から "上投げ→通常空中攻撃2段当て→つかみ" が繋がる。
      相手によっては、 "上投げ→空中N2段→上投げ→空中N2段→上投げ→空中上*3" ……なども入るようになった。


前空中攻撃

"くうしゅうきゃく"

空中で前方に向かって蹴り上げを繰り出す。

  • ダメージ: 6%
  • 発生: 7F-8F
  • 着地硬直: 18F

  • 発生が早いうえに隙が少なく、なおかつふっとばしが少なめで、さらに相手のふっとび硬直がかなり長いという、コンボにぴったりなワザ。このワザだけでも数回ほど入れられる。
  • ガードキャンセルを拒否しつつ空中ダッシュの前パーツにしたり、ジャンプ読みに置いたりなどと、さまざまな場面で利用できる。
  • 身長が低いファイターのしゃがみ状態でもなければ、ジャンプ最速から出すことで地上の相手にも当てられる。暴れにも使いやすい。


後空中攻撃

"ひねりつき"

空中で後方に向かって突きを繰り出す。

  • ダメージ: 15%
  • 発生: 16F-19F
  • 着地硬直: 15F

  • 判定も小さく持続も短め。なおかつ出が遅い。……が、それらの短所を帳消しにするほどの高い威力を持つ。
  • 波導がかなり溜まってくると、ファルコンパンチ並の威力になる。
    お互い80%を超えたあたりから撃墜が狙える。この時点ではスマッシュ攻撃並の威力[1]になる。
    ルカリオの蓄積ダメージが150%を超えるくらいになると、50%弱の相手を倒せるほどにまで威力が上昇する。
  • さすがに波導補正がかかっていないと威力がやや地味になるが、撃墜を狙えるだけの吹っ飛ばし力はある。終点のガケ際のマリオに対して130%あたりから撃墜圏内に入るので、相手のダメージは十分に溜められたが先に撃墜されてしまった、という時にはこれが頼りになることも。
  • クッパの後空中攻撃のようなオーバーなモーションではなく、こじんまりとしたモーションなので、予備動作を見切られにくい。
  • 当てるには慣れが必要だが、ガケ外追撃に用いたり、ジャンプ読みで当てたり、空中から地上のファイターに当てたりと狙える場面は多い。
    精度が上がるにつれてストック差をつけやすくなるだろう。
  • 小ジャンプから最速で出すと着地隙が出ないが、その場合は地上にいる多くの相手に当たらない。
  • 急降下と組み合わせることで、下への判定を少し伸ばすことができる。
    バックジャンプからめくるように当てたり、それを嫌った相手に零距離はっけいをしたり、回避先に攻撃したりするのもよい。


上空中攻撃

"ちょくじょうしゅう"

空中で上方向に向かって蹴りを繰り出す。

  • ダメージ: 11%->6% [始->持続]
  • 発生: 10F-11F -> 12F-15F [始->持続]
  • 着地硬直: 22F
  • 動作中に着地した時の着地モーションは、他の空中攻撃とは違う独自の物になっている。

  • 低%ならば上投げから繋がるため、序盤の重要なダメージソースとなる。
  • 身体全体に判定があり、地面スレスレで繰り出せば地上の相手にも当てられる。
  • 発生が早くふっとばしが上方向で、クリーンヒット時のふっとばしが一級品なため、撃墜用のワザとしても有用である。
  • ガードキャンセルや小ジャンプの昇りから出すと奇襲になる。


下空中攻撃

"れんとうきゃく"
1ヒット目
2ヒット目

空中で下方向に二段踏みつけを繰り出す。

  • ダメージ: 5%+6%、計11%
  • 発生: 4F-5F , 11F-12F
  • 着地硬直: 9F
  • 使用すると縦の慣性がなくなり、攻撃後は真下に落下する。自分が吹っ飛んだ直後に出した場合、慣性は完全には消えない。

  • 着地狩りのタイミングをずらす、ガケ下から復帰してくるファイターに当てて復帰阻止をする、突っ込んできた相手に対しジャンプから繰り出して止める、回避やガケ上がりなどの硬直に重ねる、ガードキャンセルからの反撃、溜め中の「はどうだん」が当たった際に狙う、フォックスなど攻撃判定のある復帰ワザに対して使うなど、多くの場面で利用できるワザ。
  • 発生が早く浮きの軌道も不規則になり、波導部分の判定が強いのもあるため、暴れに使いやすい。連係を受けている最中はとりあえず出しておくと脱出しやすい。
  • 相手のワザにもよるが、基本的にガーキャンからの反撃はこれかつかみになる。
    裏に回られても若干離れていても調整が可能なので、ガーキャン下空中攻撃は練習しておいて損は無いだろう。
  • 攻撃中は空中にとどまり、動作終了から落下し始める。
    ちなみに、ふっとばされた状態からジャンプと同時に出すと、上昇したまま出すことができるため、攻撃しつつ距離を開けることもできる。
  • ルカリオのスマッシュ攻撃は崖に掴まっている相手には一切当たらない。
    ジャンプからのこの攻撃や、横強攻撃(下シフト)、下強攻撃を主に当てることになる。これらの中ではこのワザが最も高威力なので、下強攻撃からの追撃が望めない場合はこのワザを狙っていきたい。
  • 相手がこのワザに対してガードキャンセルからの反撃を狙っているのが読めた場合は、着地してつかみや零距離はっけいを出すと通りやすい。


つかみ

"つかみ"
つかめる範囲はこのくらい。

両手を伸ばして掴みかかる。

  • 発生: つかみ: 6F-7F / ダッシュつかみ: 8F-9F / 振り向きつかみ: 9F-10F

  • 他のファイターと比べると掴み距離が少し長く、どのつかみも隙が少ない。平均以上の性能で、つかみそのものは優秀。
  • 序盤のルカリオのコンボの起点となることが多いため、積極的に狙っていくべき。


つかみ攻撃

"つかみはどう"

掴んだ相手に波導を送り込む。

  • ダメージ: 1%

  • マシンガンの如き連打速度、そして、低波導時は時間火力がブービーだが、高波導時では凄まじいダメージを叩き出す、文句なしに最上の性能を誇るつかみ攻撃である。自身が高%時に掴めたら抜けられない程度に徹底的に入れよう。


前投げ

"たんだ"
動作が非常に短い。

掴んだ相手を波導の力で前方に押し出す。

  • ダメージ: 8%

  • ダメージは若干少なめだが、かなり素早く投げられるため乱闘向きな投げである。


後投げ

"たいおとし"

掴んだ相手を後方の地面に叩きつける。

  • ダメージ: 10%

  • 投げワザの中で一番ふっとばし力があり、150%前後から撃墜できる。
  • お互いの蓄積ダメージにもよるが、相手が受け身に失敗した場合、ダッシュ攻撃や「はどうだん」、「はっけい」などで追撃できる。


上投げ

"おしあげ"

掴んだ相手を波導の力で上方向に押し上げる。

  • ダメージ: 計11% (5%+6%)
  • 5%部分は周囲の相手にもヒットする打撃投げ

  • 投げの中では一番ダメージが高い。
  • 真上に投げ、相手の蓄積ダメージが溜まってもあまり位置が変わらないのでコンボになりやすいが、相手のベクトル変更次第で前方へも後方へも飛ぶ。
    主に通常/前/上空中攻撃へ繋ぐと良い。低%時なら、ここから前空中攻撃だけで数発数発繋げられる。
  • キャプテン・ファルコンに限っては、互いに低%なら上強攻撃が確定で入る。


下投げ

"たたきつけ"

掴んだ相手を前方の地面に叩きつける。

  • ダメージ: 7%

  • ダメージが低く発生が遅い(発生後に投げ抜けはできない)が、相手のベクトル変更にかかわらず、斜め前方向へ浮く。
  • 互いに低%のときならば前空中攻撃が数発入るものの、少しダメージが蓄積するだけで回避されてしまう。
    ダメージが溜まってきたら上投げへ切り替えよう。


通常必殺ワザ

通常必殺ワザ1

"はどうだん"

波導の力を集中させ弾にして撃ち出す。波導の高まりとためによってさらに強力に。

仕様
  • ダメージ: 弾: 6%~17% / 溜め中の弾: 1%未満
  • 最大溜めに要する時間: ?F
  • 発生: 弾: 6F-65F/19F-78F [溜めなし/最大溜め] / 溜め中の弾: 14F-16F , 19F-21F , 24F-26F...
  • 入力すると同時に溜め始める溜めワザ中断と保持が可能。溜めるほど弾のサイズが大きくなり威力と弾速が増加する。波導の力が高いと更にサイズが大きくなる。溜めている間の効果音も3種類[2]存在し、波導の力が高いほど派手になる。
    • 最大になっても中断するか撃ち出すまで溜め動作を続けることができる。
  • 溜めている最中の弾にも攻撃判定があり、相手が触れると連続ヒットしダメージを受けながら押し出される。
  • 空中で溜め、着地の瞬間にシールドを入力することで、硬直1Fで着地することができる。
解説
  • ルカリオの立ち回りにおいて主軸となるワザ。
  • 威力・サイズともに波導の影響を大きく受ける。低%では小さいが、高%では自身の身体以上の大きさとなる。
    高%時の「はどうだん」はふっとばし力がそこそこ高く、かつ無敵の切れたガケつかまり中のファイターにも当たるほど判定が広がる。
    そのため通常の撃墜用としてだけでなく、復帰阻止兼撃墜用のワザとして使える。
  • 高%の特大「はどうだん」のふっとばし力と威圧力は素晴らしいが、溜めの少ない「はどうだん」も弾速が遅いため、置きや牽制に使える。
    反射・吸収のデメリットが少ない、空中ダッシュの邪魔にならないなどの利点がある。
  • 溜め状態の「はどうだん」にも判定があり、一部の突進ワザや復帰を妨害したり、無効化したりすることもできる。
  • 溜め状態は、シールド・つかみ・回避でキャンセルでき、さらにシールドは各種行動でキャンセルできる。
    そのため溜め状態からは、実質、シールド・掴み・回避・上/下必殺ワザ・上スマッシュ・ジャンプ・各種空中攻撃……を隙なく出せることになる。
    特に、 "「はどうだん」溜め→つかみ" や "「はどうだん」溜め→上スマッシュ" といった繋ぎは非常に有用で、ルカリオ使いにとって重要な撃墜パターンとなるため、是非とも習得しておきたい。
  • チャージ時も発射後も、判定が出たり消えたりしている(5F間隔)ため、ガケのぼり攻撃などに重ねておいても、阻止できたりできなかったりする。
    崖登りに合わせて発射し完全に重なっていても、ジャストシールドや反射が間に合ってしまうこともある。
  • このワザの空中ダッシュができると、ルカリオの戦術の幅がぐんと広がる。ルカリオを使うなら練習しておこう。


通常必殺ワザ2

"ひきよせはどうだん"

ゆっくりと飛びながら相手を引きよせるはどうだんを飛ばす。

仕様
  • ダメージ: 弾: 2%~14% / 溜め中の弾: 1%未満
  • 飛ばした弾には、近くにいる相手を引き寄せる効果がある。
  • 弾は相手に当たっても消えず、複数ヒットする場合もある。
解説
  • 置き射撃としての性能を強調した分、弾速と前後の隙が犠牲になった。
  • 長距離まで飛ばなくなったので、相手の立ち回りを縛ることは難しくなったが、ガケ付近での攻防での強さが光る。
    格闘ゲームの置き射撃よろしく、ちゃんと使いこなせば比類なき強さを誇るが、使いこなすのがかなり難しくなってしまった。


通常必殺ワザ3

"かんつうはどうだん"

貫通するはどうだんを連続で飛ばせる。早く遠くまで飛ばすが攻撃力は低い。

仕様
  • ダメージ: 弾: 3%~6% / 溜め中の弾: 1%未満
  • 相手を貫通して飛ぶ。地形は貫通しない。
解説
  • 威力は大きく減少したが、速度の増加、溜め時間の減少と貫通効果、さらに低いベクトル(横に吹っ飛ぶ)を得た。
  • ふっとばし力が激減したことは大きな痛手だが、ベクトルの低さと奇襲性能の高さから、ふっとばし力が低下したとは一概には言えない。
    見てから回避・反射は基本的に無理なので、安易な行動を縛りたいのならこちらのほうが良い。


横必殺ワザ

横必殺ワザ1

"はっけい"

自分の前方に波導を放つ。密着して出せばつかみ攻撃になる。

仕様
  • ダメージ: 波導: 11%/7% [根本/先端] / 零距離はっけい(直接攻撃): 13% / 零距離はっけい(巻き込み): 10%
  • 発生: 零距離はっけい(つかみ): 9F / 波導: 24F-25F
  • 使うと前方に向けてエネルギー系飛び道具の波導を放つ。
    • 地上でのみ、波導を放つ直前にルカリオの目の前に相手がいればつかみワザになり、その相手に直接波導を撃ち込んで強く吹っ飛ばす攻撃「零距離はっけい」になる。
      零距離はっけいになった場合でも、飛び道具の波導は発生する。
  • 飛び道具の波導の長さは、波導補正が強いほど長くなる。
解説
  • ルカリオの中距離牽制ワザ。高%時のリーチは終点のステージの3分の1ほどにもなる。なお波導の見た目先端には攻撃判定がない。
  • 前後隙がかなり長いので、相手が中距離にいるからといってぶんぶん振れる技ではない。主に相手の回避読みで出すのが吉。
  • 零距離はっけいの攻撃が出るまでには少しタイムラグがあり、つかんでいる間に攻撃を受けるとワザが中断されてしまう。
  • 空中でも使用可能だが、零距離はっけいは発生しない。
    しかし、つかみ判定が出る前の数Fの間に着地すれば、着地隙なく零距離はっけいが発生する。
  • 密着状態で発生する零距離はっけいはふっとばし力に非常に長けていて、ガードを崩しつつ撃墜を狙える強力なワザ。
    ルカリオは特にスマッシュ攻撃の発生が遅いので、貴重な撃墜手段になる。
    相手の硬直が長くない場合や少し距離があるときに、ダッシュから硬直に差し込む形で狙っていくことができる。
    ただし、空振りすれば相手のスマッシュ攻撃が確定するほどの隙を晒すことになるので注意。
  • つかみ判定以外は、エネルギー系の飛び道具判定なので、反射・吸収が有効。
    しかし、パルテナの「反射盤」に限っては反射はされつつも貫通するため、両者ともダメージを受ける。
    また、むらびとの「しまう」でしまうことはできない。(ver.1.0.4より前ではしまうことができた。)


横必殺ワザ2

"ぜんしんはっけい"

前方に大きく踏み込んで波導を放つ。波導のとどく距離は短い。

仕様
  • ダメージ: 波導: 10%/6% [根本/先端] / 零距離はっけい(直接攻撃): 10% / 零距離はっけい(巻き込み): 7%
  • 放つ波導は波導補正の影響を受けなくなった。
  • 前進距離は波導補正の影響を受けず一定。
解説
  • リーチが短く、牽制力も低い。自身の当たり判定が前に行くために被弾のリスクもあり、牽制や置きワザになる通常のはっけいよりは近接戦闘向け。
  • ゆったりとした動きが多いルカリオのワザの中で、しんそくを除く唯一の高速移動攻撃ワザである。移動した先でつかみ判定が発生し、そのつかみがふっとばし力の強い零距離はっけいであるため、間合い調整から一気に飛び込んで零距離はっけい→撃墜という緩急を活かした立ち回りができる。
    入力から前進して掴みの判定が発生するまでがかなり早いため、読まれない限り対処されにくいというメリットがある。
  • 「はどうだん」を溜めている際、「はどうだん」を跳ね返そうとしていたり、「はどうだん」を近づいてガードしたりしようとしている相手などによく刺さる。


横必殺ワザ3

"えんきょりはっけい"
エフェクトは緑色に変わっている。

とどく距離は長くなるが攻撃力は弱い。相手を横方向にふっとばす。

仕様
  • ダメージ: 波導: 7%/4% [根本/先端] / 零距離はっけい(直接攻撃): 13% / 零距離はっけい(巻き込み): 8%
解説
  • 通常のはっけいの超リーチよりもリーチが長い分発生が遅い。が、牽制として使うぶんにはさほど気にならない前隙なので、牽制としては通常必殺ワザ1と同じように使っても問題ない。
  • 零距離はっけいを使う場合は、つかみの発生までが長いので、ある程度早めに出すか隙の大きなワザの後にだけ挟むとよい。
    また、零距離はっけいのふっとばし角度が低めになったので、横方向への復帰が苦手な相手にはかなり撃墜力のあるワザとなる。


上必殺ワザ

上必殺ワザ1

"しんそく"

好きな方向へすばやく突進して攻撃。突進中に進行方向を変えられる。

仕様
  • ダメージ: 突進(終端): 6% / 地形衝突: 4%
  • 発生: 46F-47F
  • 入力するとしばらく留まった後、スティックを倒している方向に高速突進する[4]
    突進中はスティックの角度を変えることで進行方向を曲げることができる。
    • 波導補正が強まると移動距離が大幅に伸びる。
    • 空中での前動作は、縦慣性は停止するが、横慣性は完全には止まらない。
  • 移動の終わり際、または地形に衝突した瞬間には攻撃判定が発生する。
  • 90度に近い角度で地形に衝突すると、ルカリオが跳ね返りそこで突進は終わる。
  • 壁に向けて出すと壁張りつきに移行できる。
    そうした場合、着地するか崖つかまりをするか攻撃を受けるまでの間、このワザの再使用ができなくなる。
  • 地上版は突進に慣性が乗らない分、空中版より移動距離が短い。
  • 着地ペナルティが存在するワザ。
解説
  • ルカリオの生命線となる復帰ワザだが、波導が強くなるにつれ移動距離やスピードが著しく大きくなり、突進中は強い慣性が働くので、オーバーランや操作ミスによる自滅に注意したい。
  • 終わり際に地上に居れば着地隙が少ない。
    遠くで相手の反射ワザを読んだときに攻撃部分を当てに行ったり、復活土台から降りてきた相手から逃げたりする目的で使うこともできる。
  • 空中版は慣性が保持されるため、純粋な移動距離の1.5倍ほど飛ぶことができる。
    しかし着地隙がかなり大きく(約0.7秒)、反撃をもらいやすい。
    移動中に地上に激突した時は着地隙が非常に短い他、慣性状態やしりもち状態になる前に地上版に移行していたり、壁や地面にぶつかってから地上に降りれば、着地隙を大きく抑えることができる。ぶつかった場合も攻撃判定があり、反撃を受けにくい他、崖掴み判定も広く、復帰ミスは起きにくい。
  • 構えから発進までに約1秒ほどあるうえ、上述の着地隙のために復帰は崖一直線になりがちで、復帰阻止されやすい。別の崖や足場に復帰できる程に移動距離が長いので、工夫して復帰しよう。
  • 地上「しんそく」中、下入力をしていた場合は前方向に進む。
    このとき、崖からはみ出ると同時にガケつかまりができるが、一部の終点化ステージの左側崖のみしか使えない。
    詳しい仕様は不明だが、掴み損ねるとそのまま落下してしまうので、よほど自信がない限りは自重したい。


上必殺ワザ2

"かぜにのる"

空中をゆっくりと飛べる。飛べる時間は長いが攻撃力はない。

仕様
  • ダメージ: なし
解説
  • 通常のしんそくよりも曲がりやすくなっている。しかし癖があるので、慣れないと思ったように曲がれない。


上必殺ワザ3

"しんそくアタック"

好きな方向に突進して当たった相手をふっとばす。出すまでの隙が大きい。

仕様
  • ダメージ: 突進: 4% , 突進の終わり際: 7%
  • 攻撃判定は移動中と終わり際の2回存在する。
  • 発動時は自由な方向に移動できるが、移動中の旋回はできない。
解説
  • 移動距離がとても短くなった。
  • 距離によって移動中と終了時の2回ヒットする。


下必殺ワザ

下必殺ワザ1

"かげぶんしん"

かまえているあいだに攻撃を受けると、姿を消してからの反撃でふっとばす。

仕様
  • ダメージ: 11%
  • フレーム
    • カウンター受付: 5F-39F (無敵: 5F-39F)
    • カウンター反撃: 28F-39F (無敵: 1F-35F , 40F-68F/40F-61F [地上/空中])
  • カウンターワザ。発動すると体が一瞬光り無敵状態になり、その状態で攻撃判定に触れるとルカリオが消え、離れた場所から元いた場所に向かって飛びこみ蹴りで反撃する。
  • 反撃の際、ルカリオはスティックを倒した方向から現れる。
    消える直前にスティックを前に倒すと前から現れ後ろへ蹴り、後ろに倒すと後ろに現れ前へ蹴る。
    スティックが前後に倒されていなかった場合は前に現れる。スティック入力をしているほうが移動距離が長い。
  • 飛びこみ蹴りは、相手を斜め上(70゚)にふっとばす。
解説
  • 反撃の威力は受け止めた攻撃に関わらず一定だが、波導の影響を受ける。
    ルカリオが150%ほど溜まった状態でこのワザを当てることができれば、50%のマリオですら上方向に撃墜することが可能。
    投げから上空中攻撃に繋いでくる相手に仕込んでおくと、上方向のバーストラインが通常よりも近くにある状態なので、より早期の撃墜が狙える。
    ただし、一瞬空中に滞在し動きが変わるので、相手が意図しない空振りから反撃をもらうことも。
  • カウンター攻撃の発生が遅く、基本的には、飛び道具や、隙の多いスマッシュ・必殺ワザに合わせるのが無難。
  • 飛び道具があると消しながら進むが、その際のヒットストップが非常に長いので対応されやすい。
    飛び道具に合わせて出し、進行方向と逆方向へ入力することで奇襲にもなる。
  • カウンター発動中はガード不能ワザに対しても無敵。
    しかしながら、相手がつかみを空振りしていても、2度目のつかみやスマッシュ攻撃などが十分に間に合うので恩恵はほぼ無い。ワイヤーつかみならば助かるかもしれない。
  • 復帰阻止対策などで空中で出すこともできるが、カウンター発動時も下に落ちながら蹴りを繰り出すため、
    元いた位置に戻るころには1キャラ分ほど下に行ってしまう。
    特に、終点のような垂直でない崖のステージで復帰ミスしないように注意。


下必殺ワザ2

"みかわしカウンター"

かまえているあいだは相手の攻撃を受け流す。かまえをとくと同時にすばやく拳を叩きこむ。

仕様
  • ダメージ: 10%
  • 一定時間の無敵の後、その場で攻撃を繰り出す。相手の攻撃を受けなくても攻撃は出る。
解説
  • カウンターというよりは、「その場回避+攻撃」を一動作で行うという性能に近いかもしれない。


下必殺ワザ3

"しびれぶんしん"

相手をしびれさせる反撃をする。最後まで攻撃を当ててもふっとばせない。

仕様

ダメージ 1%*3、計3%

  • 攻撃を受けるとその場で相手を麻痺状態にする。
  • 移動はほとんど行わないが、現れる方向を選ぶことはできる。
解説
  • 麻痺の持続時間はあまり長くない。
  • 相手の重さや状態によってヒット数が変わる。


最後の切りふだ

"メガシンカ"

メガルカリオにメガシンカする。攻撃は普段と変わりないが、波導の力が極限まで高まった状態になる。

仕様
  • 変身時間: 14秒
  • 変身中は蓄積ダメージに関わらず、波導補正が1.8倍になる。
  • 変身時間は、攻撃を受けるとダメージの高さの分だけ時間が減少してしまう。
  • 他の変身型切りふだとは違い、変身中でも変わらずカスタマイズ必殺ワザが使える。
解説
  • 使えるワザは変身前と同じというのは地味だが、極限まで高まった波導の力は絶大。効果時間は最後の切りふだの中では長めであり、蓄積%が高まっている相手が少なくても3人以上の撃墜も狙える。
  • 最大の悩みの種は逃げる相手を仕留めるのに苦労すること。逃げる相手にも当てやすい前空中攻撃と横必殺ワザの飛び道具部分は波導が最大でも大したふっとばし力は無く、全員に散り散りに逃げ続けられると1人の撃墜だけで精いっぱい、ということも。効果時間内になるべく多くのワザを出したくなる気持ちを抑え、落ち着いて相手の動きを読んで回避を狩ったりガードを掴んだり、波導弾を溜めておくことも重要になる。


あおむけおきあがり攻撃

後→前を蹴りながら起き上がる。

  • ダメージ: 7%
  • 発生: 16F-17F , 20F-21F


うつぶせおきあがり攻撃

前を蹴り、後ろにパンチしながら起き上がる。

  • ダメージ: 7%
  • 発生: 16F-17F , 2(?)F-24F


転倒おきあがり攻撃

前に足を突き出し、後ろを蹴り上げる。

  • ダメージ: 5%
  • 発生: 19F-20F , 28F-29F


ガケのぼり攻撃

ガケから登りつつ、手のひらから波導を放つ。

  • ダメージ: 5%
  • 発生: 18F-20F


アピール

  • 上アピール
    体の周囲に波導のオーラを放つ。
  • 横アピール
    拳を突き出し、波導を出す。
  • 下アピール
    片脚を上げてポーズ。
上アピール 横アピール 下アピール


待機モーション


登場演出

波導の蜃気楼から現れ、地に降り立つ。

勝利演出

  • 勝利ファンファーレ:『ポケットモンスター 赤・緑』メインテーマの1フレーズ
    • ポーズ:十字ボタン←
      波導を出し、片脚を上げてポーズ。「満ちるぞこの波導!」
    • ポーズ:十字ボタン↑
      腕を組み、「波導は我にあり!」
    • ポーズ:十字ボタン→
      拳を突き出し、唸り声を上げる。
勝利演出・左 勝利演出・上 勝利演出・右

リザルト画面の拍手

背を向けて拍手を送る。

カラーバリエーション

メガルカリオはすれちがい伝説では青色として扱われる。

紫/赤
水色/白 公式イラストやルカリオの進化前、リオルに近い彩色。ルカリオは紺色で描かれることがほとんどだが、公式イラストなどで淡い水色になっていることがある。
黒/灰色
水色/青緑
青/紺 メガルカリオに近い彩色。
浅紫

主な撃墜手段

  • #横スマッシュ攻撃#下スマッシュ攻撃
    攻撃範囲、判定に優れるので読みで使いやすい。回避狩りや、迎撃などに。また後隙があまり無いのでガードされたり空振りしたときのリスクが少ない。
    下スマッシュ攻撃はふっとばし力は他のスマッシュ攻撃に劣るが、ふっとばし角度が低いのでその後の場外戦を有利に運びやすい。特に復帰が弱い相手に効果的。
  • #通常必殺ワザチャージ部分当て→#上スマッシュ攻撃
    ルカリオのメイン撃墜手段の一つ。はどうだんを溜めた直後にキャンセルして連係できる。
  • #後空中攻撃
    ルカリオのメイン撃墜手段の一つ。とにかくふっとばし力が強い。また、外した時のリスクがあまり高くない。
    その強さ故に最も警戒されやすいワザであり、出し方に工夫が必要になる。ジャンプなどの各種空中移動と合わせて変則的に出したり、ジャンプ読みや回避読みなど相手の動きに合わせて使ったりするとよい。
    警戒してガードを固める相手には#通常必殺ワザチャージ部分をガードさせてシールドを削ったり、何もせず着地してすかさず#横必殺ワザで掴んだりする手がある。
  • #上空中攻撃
    発生が早く間合い内なら当てやすい。クリーンヒットさせればなかなかのふっとばし力がある。
    #上投げ→上空中攻撃が撃墜できるコンボとなる状況がある。
    崖登りジャンプ狩りにも。#通常必殺ワザの溜めを見せておくと崖登りジャンプをしてくれやすい。
  • #通常必殺ワザ
    牽制目的で多用している時は、ワンパターン相殺が大きくかかっている場合があるので注意。
    波導の低いうちはあまり狙えないが、波導が高くなると判定が大きくなり生きてくる。反射や強力な飛び道具の無い相手にはプレッシャーになる。
    崖際の読み合いや復帰阻止にも有用。
  • はっけい(零距離はっけい)
    斜め前上方向へ飛ばす。ふっとばし力が強いので、位置問わず撃墜しやすい。
    ダッシュから出せて位置調節がしやすいので、相手の隙に差し込みやすい。
    投げ扱いで、ガードの上から撃墜を狙える強力なワザだが、外せばスマッシュが確定するほどの一点読みのワザ。
  • かげぶんしん
    かげぶんしん前の挙動、後の軌道的に当てにくい状況は多いが、ふっとばし力はあるので不意打ちなどに。

主な復帰阻止

しんそくの移動距離が長いので、積極的に場外まで行くことができる。しかし波導が低いうちに無理をすると、ステージまで帰れなくなってしまう。
コンボやセットプレイで細かいダメージを稼ぎにくいルカリオにとっては、阻止し切れなくても、相手のダメージを蓄積させる大きなチャンス。

  • 通常空中攻撃
    良発生・強判定・吹っ飛ばしが横方向 という復帰阻止としてはまずまずな性能を誇る。が、リーチは短いので的確に当てるように振ると良い。
    また、崖上で波導弾を溜めてる時に、波導弾の崖択を嫌って上から復帰してくるファイターにガーキャンから空Nを出すとうまく崖外に戻しやすい
  • 前空中攻撃
    とにかく目の前の相手をさっさと崖外に戻したい時に用いる。
    吹っ飛ばし方向が前上方向で、波導が溜まってもあまり飛ばさないので工夫しないと決め手としては使いにくい
    反転ジャンプで崖外に出て、崖裏から復帰してくる相手を空前で崖メテオすることも出来るが、波導弾が溜まっていれば波導弾でやればよいし、判定は良くないのでうち負けたりする可能性もある
  • 後空中攻撃
    場外ではあまり当てやすいワザではないがそのふっとばし力の強さ故に当たれば決まり手となりやすい。
    発生は遅いため、相手のジャンプの軌道に合わせて置いたり、波導弾溜めからガーキャンで当てたり急降下しつつ出したり。
  • 下空中攻撃
    二段目に武器判定があるので、攻撃しながら復帰するキャラクターも返り討ちにでき、二段攻撃なので受身がされにくいため崖メテオが決まりやすい。(二段目を当てるようなタイミングで出すと良い)
    慣性が消え、そのまま下に落ちるので、変則的な動きやフェイントに使える。
  • はどうだん
    意外と硬直が長いので、ステージ外で使うときは高さを考える必要がある。崖下に降りて(空ダしつつ)波導弾を撃つのもあり。
  • はっけい(空中)
    波導が溜まっていると、復帰力が低いキャラクターにとっては避けにくく脅威になる。
    対択と言えるほどではないが、はっけいを避けるのと同じタイミングで回避をすると、はどうだんが刺さる。

公式スクリーンショット

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脚注

  1. ホールドなし下スマッシュ以上・横スマッシュ以下程度。
  2. 1.0倍、1.25倍で変化する。
  3. 弾のサイズが大きくなっているため、そのぶんは遠くまで届く。
  4. 地上で下に入力している時は、地形に沿って前方向に突進する。

外部リンク


ファイター (3DS/Wii U)
歴戦の勇者
64 マリオ - リンク - サムス - カービィ - フォックス - ドンキーコング - ピカチュウ - ルイージ - ヨッシー - キャプテン・ファルコン - ネス - プリン
DX クッパ - ピーチ - マルス - ゼルダ - シーク - ガノンドロフ - ファルコ - ドクターマリオ - Mr.ゲーム&ウォッチ
X ピット - ピクミン&オリマー - トゥーンリンク - ソニック - デデデ - ルカリオ - ディディーコング - ゼロスーツサムス - リザードン - アイク - メタナイト - ワリオ - ロボット
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さらなる挑戦者
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ポケットモンスターシリーズ
ファイター ピカチュウ:64/DX/X/for/SP - プリン:64/DX/X/for/SP - ミュウツー:DX/for/SP - ピチュー:DX/SP - ポケモントレーナー:X/SP (ゼニガメ:X/SP - フシギソウ:X/SP - リザードン:X/for/SP) - ルカリオ:X/for/SP - ゲッコウガ:for/SP - ガオガエン:SP
ステージ ヤマブキシティ - ポケモンスタジアム - ポケモン亜空間 - ポケモンスタジアム2 - テンガンざん やりのはしら - イッシュポケモンリーグ - プリズムタワー - カロスポケモンリーグ
ステージギミック フシギバナ - ヒトカゲ - マルマイン - ラッキー - ポリゴン - ディアルガ - パルキア - クレセリア - レシラム - ゼクロム - ホウオウ - レジスチル - レックウザ - マナフィ
アイテム モンスターボール - マスターボール
ボスキャラ レックウザ:X
敵キャラ ゴース - ドガース - チュリネ - シャンデラ - フリージオ
その他の出演 ロケット団
音楽 ポケットモンスターシリーズの音楽の一覧
スピリット ポケットモンスターシリーズのスピリットの一覧/対戦データ