「ガイル」の版間の差分
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出典元である『ストリートファイター』シリーズ(=格闘ゲーム)では、防御面に優れた対応型のキャラクターとして有名。『スマブラ』においてもそのコンセプトが忠実に再現されている。 | 出典元である『ストリートファイター』シリーズ(=格闘ゲーム)では、防御面に優れた対応型のキャラクターとして有名。『スマブラ』においてもそのコンセプトが忠実に再現されている。 | ||
− | 『ストリートファイターⅡ』にて、非常に強力とされている[[用語集_(対戦関連)#立ち回り|立ち回り]] | + | 『ストリートファイターⅡ』にて、非常に強力とされている[[用語集_(対戦関連)#立ち回り|立ち回り]]「待ちガイル」を、ほぼ完璧に模倣した行動をとる。『Ⅱ』で無類の強さを誇った堅牢な迎撃力は『スマブラ』でも健在であり、下手に近付けば手痛い反撃は必至。<br> |
− | + | 原作の「待ちガイル」よろしく、出現位置から微動だにせず、牽制力の高い[[飛び道具]]「ソニックブーム」で相手の動きを制限し、近寄る相手には、対空性能の高い「サマーソルトキック」を的確に当てて返り討ちにするという、シンプルかつ脅威的な立ち回りをほぼ貫徹する傾向にあるのが大きな特色。<br> | |
その性質上、呼び出したファイターが連携をとることで真価がより発揮される。プレイヤーの技量次第では、0%の相手でさえ、瞬く間に撃墜まで持っていくことも不可能ではない。<br> | その性質上、呼び出したファイターが連携をとることで真価がより発揮される。プレイヤーの技量次第では、0%の相手でさえ、瞬く間に撃墜まで持っていくことも不可能ではない。<br> | ||
役割としては、相手のラインを狭める効果が高く、ステージ中央に居座られるだけでも相手の行動を大幅に制限させられうる。<br> | 役割としては、相手のラインを狭める効果が高く、ステージ中央に居座られるだけでも相手の行動を大幅に制限させられうる。<br> | ||
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− | ガイル単体の弱点としては、攻撃の隙が大きく、ガードすると[[スマッシュ攻撃]]を容易に入れられ、ふっとばされたガイルは[[移動空中回避]] | + | ガイル単体の弱点としては、攻撃の隙が大きく、ガードすると[[スマッシュ攻撃]]を容易に入れられ、ふっとばされたガイルは[[移動空中回避]]以外の手段がとれないため、回避さえ読んでしまえば撃墜も容易くなることが挙げられる。<br> |
加えて、ガイルはほかの一部のアシストフィギュアのように、ワープして攻撃を当てにいく行動をとらず、そのうえ登場時間も比較的短いため、入り組んだ複雑な[[地形]]に入り込んだり、強制スクロールに飲み込まれたりするなどして、ファイターを一切援助できないまま退場してしまうこともままある。 | 加えて、ガイルはほかの一部のアシストフィギュアのように、ワープして攻撃を当てにいく行動をとらず、そのうえ登場時間も比較的短いため、入り組んだ複雑な[[地形]]に入り込んだり、強制スクロールに飲み込まれたりするなどして、ファイターを一切援助できないまま退場してしまうこともままある。 | ||
− | + | 自分が呼び出した際は、相手をガイルのほうへ軽めにふっとばすなり、[[投げ]]ワザで放り込むなりすれば、強力な[[用語集_(対戦関連)#追撃|追撃]]でもって加勢してくれうる。基本的には、相手を自分とガイルで挟んで攻撃するのが効率的といえる。 | |
ちなみに、攻撃ヒット音などは、[[リュウ]]・[[ケン]]と同様に、SFC版『ストリートファイターII』と同じものを使用している。 | ちなみに、攻撃ヒット音などは、[[リュウ]]・[[ケン]]と同様に、SFC版『ストリートファイターII』と同じものを使用している。 |
2019年7月14日 (日) 21:04時点における版
ガイル | |
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『スーパーストリートファイターⅡ』のガイル |
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出典 | ストリートファイターシリーズ |
デビュー | ストリートファイターⅡ(1991年3月/AC) |
スマブラ への出演 | スマブラSP |
外部サイト の紹介記事 | ガイル (ストリートファイター) - Wikipedia ガイル - 格ゲー.com 格ゲー用語事典 Guile - Street Fighter Wiki |
ガイル(Guile)は、カプコンの『ストリートファイター』シリーズに登場するキャラクター。
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
アシストフィギュア
アシストフィギュアとして登場する。日本版での声は、安元洋貴による『ストリートファイターIV』で収録された音声が使用されている。
出典元である『ストリートファイター』シリーズ(=格闘ゲーム)では、防御面に優れた対応型のキャラクターとして有名。『スマブラ』においてもそのコンセプトが忠実に再現されている。
『ストリートファイターⅡ』にて、非常に強力とされている立ち回り「待ちガイル」を、ほぼ完璧に模倣した行動をとる。『Ⅱ』で無類の強さを誇った堅牢な迎撃力は『スマブラ』でも健在であり、下手に近付けば手痛い反撃は必至。
原作の「待ちガイル」よろしく、出現位置から微動だにせず、牽制力の高い飛び道具「ソニックブーム」で相手の動きを制限し、近寄る相手には、対空性能の高い「サマーソルトキック」を的確に当てて返り討ちにするという、シンプルかつ脅威的な立ち回りをほぼ貫徹する傾向にあるのが大きな特色。
その性質上、呼び出したファイターが連携をとることで真価がより発揮される。プレイヤーの技量次第では、0%の相手でさえ、瞬く間に撃墜まで持っていくことも不可能ではない。
役割としては、相手のラインを狭める効果が高く、ステージ中央に居座られるだけでも相手の行動を大幅に制限させられうる。
近距離でまともに相手取れば苦戦を強いられるのはもとより、飛び道具に対する防御精度も高水準であるため、遠距離戦にも持ち込みにくい点が手強さに拍車をかけている。
スピリッツバトルでは時間経過で退場しないため、その猛威を振るい続ける。
ガイル単体の弱点としては、攻撃の隙が大きく、ガードするとスマッシュ攻撃を容易に入れられ、ふっとばされたガイルは移動空中回避以外の手段がとれないため、回避さえ読んでしまえば撃墜も容易くなることが挙げられる。
加えて、ガイルはほかの一部のアシストフィギュアのように、ワープして攻撃を当てにいく行動をとらず、そのうえ登場時間も比較的短いため、入り組んだ複雑な地形に入り込んだり、強制スクロールに飲み込まれたりするなどして、ファイターを一切援助できないまま退場してしまうこともままある。
自分が呼び出した際は、相手をガイルのほうへ軽めにふっとばすなり、投げワザで放り込むなりすれば、強力な追撃でもって加勢してくれうる。基本的には、相手を自分とガイルで挟んで攻撃するのが効率的といえる。
ちなみに、攻撃ヒット音などは、リュウ・ケンと同様に、SFC版『ストリートファイターII』と同じものを使用している。
HP
- 60
ワザ
両腕を交差させ、超高速の衝撃波を放つ。
- ダメージ: 12.0%/14.0% [弱/強]
- 速度: 弱<強
- 発生: 11F-90F/11F-190F [弱/強]
- 全体: 59F
- 反射: ○
- 吸収: ○
- 撃墜%: ?%
- 相殺可能なエネルギー系の飛び道具。
- 非貫通性で、ヒットや相殺によって消滅する。
- 画面内に複数出すことができ、速度の強弱がつけられる。
- ふっとばし力がほとんど無い代わりに、ダメージの蓄積に優れる。
- 「弱」か「強」かを問わず、"終点"の左端から、右端の崖外付近まで届くほど射程が長い。加えて、画面内に複数出せるうえに後隙が短いので弾幕を張りやすい。ダメージ量も、連射が容易な飛び道具としてはあまりに優秀。
- 「強ソニック」は弾速が速いうえにダメージが高い。「弱ソニック」は弾速が遅いため見切りやすいが、連射された「強」に「弱」を混じらせることで、相手の行動を制限させられうる。また、「弱」を放った後、追いかけるように「強」を飛ばすことで、一度に2発ヒットさせることも可能。
- 遠方にいる限り「ソニックブーム」を打ち続けるので、一見反射に弱そうだが、その連射性能の高さから、反射されたソニックを新しく放ったソニックで相殺させる展開に持ち込みやすく、やはり一筋縄ではいかない。
- なお反射された際には、呼び出したプレイヤーも、流れ弾が被弾しないよう意識したい。
後方宙返りをしながら必殺の威力を持つ蹴りを放つ。
- ダメージ [始->持続1->持続2]
- 25.0%->26.0%->27.0%/28.0% [弱/強]
- 発生: 7F-11F->12F-15F->16F-20F [始->持続]
- 無敵: 1F-10F
- 全体: 45F/61F [弱/強]
- 撃墜%: ?%
- 「弱」は低く跳ぶが前進距離は大きく、「強」は前進しないが高く跳び上がる。
- 出始めには、すりぬけ無敵が付く。
- 出始めの打点が、崖つかまり中のファイターにも当たるほど低い。
- ワザを出した後は専用の落下モーションになり、ファイターのしりもち落下状態のようになる。
- 上方撃墜向きのワザ。攻撃範囲が広く、出始めより持続の攻撃の方が威力が高いため対空性能が高い。
- このワザが存在するおかげで、空中にいる相手はガイルから離れざるを得ない状況になり、動きを制限することができる。
- 出始めも強く、発生が早いうえに1F目から無敵がついているので、相手の差し込みや、ワザのぶつかり合いにとても強い。
- ふっとばし力はガイルのワザの中では随一で、相手ファイターの重量にもよるが、出始め部分でも、蓄積%が100%以上であれば十分撃墜できうるほどに強力。
- 「弱サマー」は繰り出した後大きく前進するため、地上ワザとしては「強サマー」よりも性能が高め。
- 出始めを回避でかわされても持続部分がヒットしうるほか、相手を「弱サマー」で浮かせ、そこからさらに着地を狩る、などといったリターンも期待できる。
- 「強サマー」は対空に特化しており、高くジャンプしてガイルを飛び越えようとするファイターに対し、蹴りの持続部分を入れることで行動を咎める効果が期待できる。
水平方向への蹴り。
- ダメージ: 12.0%
- 発生: 9F-15F
- 全体: 37F
- 撃墜%: ?%
- ガイル自ら垂直ジャンプをした際に繰り出す。
- 「サマーソルトキック」とは違い横方向へふっとばすため、相手を追い返して、ライン回復を阻止するのに向いている。
- 対地の状況で、相手に持続部分の根本がヒットすると、相手の蓄積%次第では、そこから「サマーソルトキック」のコンボが入りうる。
斜め下へ鋭い蹴りを放つ。
- ダメージ: 15.0%
- 発生: 9F-19F
- 全体: 33F
- 撃墜%: ?%
- 地上のガイルが自ら前方ジャンプをした際に繰り出す。
- ガイルの差し込みワザ。中距離で「ソニックブーム」をジャンプで避け続けるのに専念しているところに、不意に前方ジャンプで距離をつめながら、このワザを仕掛けてくることがあるため、要警戒。
- 対地の状況で、相手に持続部分の根本がヒットすると、蓄積%次第では、そこから「サマーソルトキック」や「ソニックブーム」のコンボが入りうる。
スピリット
対戦データについては「ストリートファイターシリーズのスピリットの一覧/対戦データ#ガイル」を参照
アタッカースピリットとして登場している。
No. | 名前 | ランク | 属性 | スキル | スロット | 超化 | 出典シリーズ アートワークの出典 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
0,984 | ガイル | LEGEND | 防御 | 足攻撃強化 | 2 | - | ストリートファイター スーパーストリートファイターⅡ |
ギャラリー
原作
『ストリートファイターⅡ』から登場するアメリカ空軍少佐でベガに殺された親友ナッシュの敵を討つためにストリートファイトの戦場へ身を投じる。
ナッシュが行方不明になる前の『ZERO3』ではアメリカ空軍中尉で、軍の命令を無視して単身シャドルーの捜査をしているナッシュを止めるよう、軍上層部から要請を受け、ナッシュを探しに行く。
原作では、溜め入力コマンドを利用した鉄壁の守りで相手を迎え撃つ“待ちガイル”戦法を代名詞として有名になる。他のメーカーゲームでも、彼に準えたワザ構成を持ち似た戦法を取ることになるキャラが一人以上用意されている場合が多い。
他、初代『ストⅡ』には「真空投げ」と呼ばれる凶悪なバグも存在した他、ダメージ値の設定ミスで投げ技がスコアラーに重宝されるなど、ガイルは投げ技とも切っても切れない関係にあった。
まれに出す垂直ジャンプキックは、プレイヤーが「サマーソルトキック」のコマンドをミスした際に出る通常攻撃を意識した物。
ストリートファイターシリーズ | |
ファイター | リュウ:for/SP - ケン:SP |
ステージ | 朱雀城 |
アシストフィギュア | ガイル |
音楽 | ストリートファイターシリーズの音楽の一覧 |
スピリット | ストリートファイターシリーズのスピリットの一覧/対戦データ |