ケン・マスターズ
ケン・マスターズ | |
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『スーパーストリートファイターIV』のケン |
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出典 | ストリートファイターシリーズ |
デビュー | ストリートファイター (1987年8月30日/AC) |
スマブラ への出演 | スマブラforスマブラSP |
外部サイト の紹介記事 | ケン・マスターズ - Wikipedia ケン・マスターズ - 格ゲー.com 格ゲー用語事典 Ken Masters - Street Fighter Wiki |
ケン・マスターズ(Ken Masters)は、カプコンの『ストリートファイター』シリーズに登場するキャラクター。
概要
“全米格闘王”の異名をもつ、アメリカ合衆国出身の日系クォーター。マスターズ財団の御曹司でもあり、後に家業を引き継ぎ社長に就任する。妻に武者修行の際に出会ったイライザ、2人の間に生まれた息子のメルがいる。
リュウとは少年時代に剛拳のもとへ弟子入りした時からの付き合いであり、最大のライバルであり一番の親友でもある。性格はリュウと比べると軟派で、女癖の悪さがある一方、全米格闘選手権をはじめとした格闘大会で優勝するなど格闘家としての実力は確かであり、また格闘に対しては真摯であり努力家でもある。
家業も一流でどれも成功を収めており、『ストリートファイターIII』で家業を正式に引き継いでいる。マスターズ財団は確認できる限り、ホテルの経営(『ZERO3』)や豪華客船(『ZERO2』)操業をしており、また先生と呼ぶ剛拳から教わった格闘術を自分流にアレンジしたケン・マスターズ流空手として通信教育販売したりと抜け目がない。その通信教育をもとに、マスターズ流格闘技を身に着け、手足から炎や気功を放つ女子高生もいるが、通信教育には具体的な炎や気功の出し方などは教えていないため、内容そのものは常識的な範囲にとどまってる模様。
なおケン・マスターズ流空手は確認される限り、剛拳の元から卒業してまだ日が浅い『ZERO2』時代から存在し、上記の事情もあって、財団ともども『ストリートファイター』シリーズの世界観では結構な影響力を持つ。
原作におけるキャラ性能は、初代『ストリートファイター』と『ストリートファイターII』の最初期のバージョンではリュウと同じ性能だったが、『ストリートファイターII'』では「波動拳」の性能が低い一方で、足技の追加、「昇龍拳」が強化されるなどの調整が入り、その後も作品を重ねるごとに徐々に差別化が進んでいった。はっきり差別化されたのは『スーパーストリートファイターII』からで、強昇龍拳が炎を纏いながら3ヒットするようになるなど、この作品からリュウとは明らかに違う所が目立ってきた。
リュウほどではないが、クロスオーバー作品にも参戦している。ただ、スーパージャンプが存在するコンボ格闘ゲーム系ではリュウとの差別化が難しいのか、参戦してない事が多い。
大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U
追加コンテンツ「リュウ+朱雀城ステージ セット」の特典として、フィギュアが収録されている。
- [3Uフィギュア名鑑] ケン
- 『ストリートファイター』から登場しているリュウの最大のライバルであり、一番の親友。少年時代にリュウと出会い、共通の師匠を持つ。恋人だったイライザと結婚し、メルという息子がいる。後にマスターズ財団を継いで社長に就任した。リュウが額に巻いている赤い鉢巻は、以前ケンが髪留めに使っていたリボンを渡したもの。
- (AC) ストリートファイター (1987/08)
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
詳細は「ケン (SP)」を参照
ファイターとして初参戦。2018年11月1日に放送された『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL Direct 2018.11.1』で公開されたムービー『炎の激突』で、リュウのダッシュファイターとして参戦することが発表された。
日本版での声は、『ストリートファイターIII 3rd』以降の作品で担当する岸祐二が務める。
かつてのリュウとの位置付けを彷彿とさせるダッシュファイターとしての参戦ではあるが、性能は『スーパーストリートファイターII X』をベース[1]に制作されており、原作シリーズが進むにつれ付けられた変更点が多く再現された、サービス多めのダッシュファイターとなっている[2]。
使用ワザの名称一覧
- 通常攻撃のワザ名は公式攻略本より引用。
- つかみのワザ名は全ファイター「つかみ」で統一。
弱攻撃(弱) | ジャブ → ボディブロー → フック |
弱攻撃(強) | ねりちゃぎ / アッパー |
ダッシュ攻撃 | 飛び足刀 |
横強攻撃(弱) | 横蹴り / フック |
横強攻撃(強) | 正拳突き |
上強攻撃(弱) | 肘打ち |
上強攻撃(強) | アッパー |
下強攻撃(弱) | くるぶしキック弱 |
下強攻撃(強) | くるぶしキック強 |
横スマッシュ攻撃 | 一文字蹴り |
上スマッシュ攻撃 | 突き上げアッパー |
下スマッシュ攻撃 | 回転足払い |
通常空中攻撃 | ひざ落とし |
前空中攻撃 | 跳び蹴り |
後空中攻撃 | 旋風脚 |
上空中攻撃 | 前蹴り |
下空中攻撃 | ストレート |
つかみ攻撃 | ひざ蹴り |
前投げ | 背負い投げ |
後投げ | 地獄車 |
上投げ | かかと落とし |
下投げ | 瓦割り |
通常必殺ワザ | 波動拳 |
横必殺ワザ | 竜巻旋風脚 |
上必殺ワザ | 昇龍拳[3] |
下必殺ワザ | セービングアタック |
最後の切りふだ | 疾風迅雷脚 / 神龍拳 |
特殊ワザ | 鉈落とし蹴り |
大外回し蹴り | |
稲妻かかと割り |
動作などの元ネタ
「リュウ」も参照
ワザ
リュウと異なるワザのみを掲載。
特に出典が明記されていないワザは、『ストリートファイターII』が出典となっている。
- 弱攻撃(強):近距離立ち強キック
- 置き換え前のワザも置き換え後のワザも、原作でリュウもケンも使用する。
- 横強攻撃(強):遠距離立ち中/強パンチ
- 置き換え前のワザ(鎖骨割り)がリュウ固有のものであるため変更されたと思われる。置き換え後のワザは原作でリュウも使用する。
- 横スマッシュ攻撃:遠距離立ち強キック(『スーパーストリートファイターII X』以降)
- 置き換え前のワザ(上段足刀蹴り)がリュウ固有のものであるため変更されたと思われる。置き換え後のワザはケン固有のものである。
- 通常空中攻撃:斜めジャンプ中キック(『スパII X』以降)
- 置き換え前のワザは原作でケンも使用する。置き換え後のワザはケン固有のものである。
- 上空中攻撃:垂直ジャンプ弱キック
- 置き換え前のワザがリュウ固有のものであるため変更されたと思われる。置き換え後のワザは原作でリュウも使用する。
- 後投げ:地獄車
- 『ストII』での後ろ投げとして登場した技。リュウは「巴投げ」を使う。同作におけるリュウとケンの唯一の性能差がこの技だった。
- 通常必殺ワザ:波動拳(↓↘→+各種パンチ)
- 弾の中に手が見える形状は『ストI』の「波動拳」が元で、元々リュウも同じ形状だった。リュウの「波動拳」はシリーズを経る毎に形状が変更されているが、ケンは『ストIII』まで変更されなかった。
- 上必殺ワザ:昇龍拳 / ファイヤー昇龍拳(→↓↘+各種パンチ)
- 『スパII』以降、強入力で炎を纏うようになり、同時に弱・中・強でヒット数が1発ずつ増えるようになった。
- 最後の切りふだ:神龍拳 / 疾風迅雷脚
- 神龍拳
- 『ZERO』以降、スーパーコンボなどで使用する。火を纏うかどうかはシリーズによってまちまちだが、きりもみ回転しながら垂直に跳ぶのは共通している。
- 火柱を起こすのは『マーヴルVS.』シリーズの神龍拳に近い。
- 疾風迅雷脚
- 『ストIII』以降、スーパーアーツなどで使用する。ケンの足技による乱舞技。足技の組み合わせはシリーズによって異なっている。
- 『スマブラ』では「一文字蹴り→鎌払い蹴り→一文字蹴り→鎌払い蹴り→膝蹴り→竜巻旋風脚」という組み合わせ。『ストⅣ』シリーズの「紅蓮旋風脚」に近いニュアンスも加えられており[4]、最後の「竜巻旋風脚」では身体を斜めにして上昇する。
- 『ストIII』以降、スーパーアーツなどで使用する。ケンの足技による乱舞技。足技の組み合わせはシリーズによって異なっている。
- 神龍拳
- 特殊ワザ:鉈落とし蹴り(『スパII X』では→↘↓+各種キック) / 大外回し蹴り(『スパII X』では←↙↓↘→+各種キック) / 稲妻かかと割り
- これらの三つの技は『スパII X』から登場した技。
- 「大外回し蹴り」のリュウと見た目は同じだが相手を吹っ飛ばしやすい、という性能差も『スマブラ』では再現されている。
- 「稲妻かかと割り」は「鉈落とし蹴り」「大外回し蹴り」の発動後にボタンを押し続けていると派生する。この仕様も再現されている。
- これらの三つの技は『スパII X』から登場した技。
その他
この節の加筆が望まれています。 |
- 勝利演出・左
- 『ストリートファイターZERO』シリーズ等の試合勝利ポーズ。
- 勝利演出・上
- 『ストリートファイター』シリーズ全般で行うラウンド勝利ポーズ。
- 演出時の台詞は、『ストリートファイターII』のケンの勝利セリフのうちの1つ「いくらでもかかってこい! たたきつぶしてやるぜ!」から。
- 『ストリートファイター』シリーズ全般で行うラウンド勝利ポーズ。
- 勝利演出・右
- 演出時の台詞は、『ストリートファイターIV』のケンの勝利セリフのうちの1つ「よしっ! スパッと勝つと気持ちいいな!」から。
主な登場作品
メインシリーズ
各作品のオリジナル版(最初期バージョン)のみを記載。その他の移植作品についてはWikipediaの記事等を参照。
- ストリートファイター (1987/AC)
- ストリートファイターII -The World Warrior- (1991/AC)
- ストリートファイターZERO (1995/AC)
- ストリートファイターEX (1996/AC)
- ストリートファイターIII -NEW GENERATION- (1997/AC)
- ストリートファイターIV (2008/AC)
- ストリートファイターV (2016/PS4・PC)
- ストリートファイター6 (2023/PS5・PS4・Xbox Series X/S・PC)
任天堂ハードへの移植作
- ストリートファイターIIシリーズ
- ストリートファイターIIターボ (1993/SFC)
- スーパーストリートファイターII (1994/SFC)
- ウルトラストリートファイターII -The Final Challengers-(2017/Switch)
- ストリートファイターZEROシリーズ
- ストリートファイターZERO2 (1996/SFC)
- ストリートファイターALPHA (2001/GBC)
- ストリートファイターZERO3↑ (2002/GBA)
- ストリートファイターIVシリーズ
- スーパーストリートファイターIV 3Dエディション (2011/3DS)
- ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション インターナショナル[5](2018/PS4・Switch・Xbox One・PC)
脚注
外部リンク
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