ドクターマリオ (3DS/Wii U)
ドクターマリオ | |
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種類 | 隠しキャラクター |
ドクターマリオ(Dr.Mario)は、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』で隠しキャラクターとして登場するファイター。
ワザ目次 | |
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弱攻撃 |
つかみ |
出現条件
- 3DS対戦を60回行う または マリオで「シンプル」をホンキ度4.0以上でクリアする
- いずれかの条件を満たした後、挑戦者として出現するドクターマリオを倒す。対戦ステージはいにしえっぽい王国。
- WiiU対戦を50回行う または 「オーダー」のマスターサイドをむずかしい以上でクリアする
- いずれかの条件を満たした後、挑戦者として出現するドクターマリオを倒す。対戦ステージはドルピックタウン。
ファイター性能
『スマブラDX』からまさかの復活を果たしたマリオのモデル替えファイター。マリオとルイージを足して割ったような性能で、ステータスの振り幅を重量級によせている。
使うワザは『スマブラDX』当時のままで、マリオと異なるワザは『スマブラX』のマリオで変更された#下空中攻撃と#下必殺ワザのみ。
マリオとの違いは、全体的な火力が向上[1]しており、撃墜手段が豊富になっていること。特に分かりやすいのは「スーパージャンプパンチ」で、ガードキャンセルからの反撃に加え、撃墜も兼ねた高い性能になっている。
下必殺ワザの「ドクタートルネード」はボタン連打で横に大きく動け、マリオにはない横復帰の手段も持っていることも大きい。
ほか、同じ動きのワザでも、吹っ飛ぶベクトルなどにも違いがあり、立ち回りやコンボにも変化をもたらしている。
その反面、運動性能が低いという弱点を抱えている。これは単に復帰力が弱まるだけでなく、相手に接近しづらいせいでマリオ元々の弱点であるリーチの短さが露呈するアンチシナジーも招き入れてしまい、復帰以上に大きな課題となっている。
マリオと似通っているようで、実際には全くの別物と言っていいほどの性能。同じ感覚で使うと苦労することになるだろう。
機動力の低さを火力やテクニックでカバーしていく上級者向けキャラである。
- 長所
- マリオと比べてダメージ・ふっとばし力が上がっているので、相手をガンガン吹っ飛ばしていける。
いくつかのワザの撃墜性能が向上し撃墜手段が増えている。
具体的には、#上必殺ワザ「スーパージャンプパンチ」や#上強攻撃のふっとばし力強化、#下スマッシュ攻撃のベクトルが低くなっているなど。- また、マリオと比べて幾つかのワザの持続に関する部分で優れる。
- マリオ同様、例外はあるものの空中攻撃の着地隙が少なく連携が豊富。投げの性能も高い。
- 飛び道具を持つ(#通常必殺ワザ「カプセル」)。
「カプセル」はドクターマリオの苦手な距離をカバーしてくれる使い勝手のよい飛び道具。 - 反射ワザを持つ(#横必殺ワザ「スーパーシーツ」)。
「スーパーマント」と比べ反射判定が上方向に非常に大きく、空中発動時の慣性も殺さないため使い勝手が良い。 - #下必殺ワザ「ドクタートルネード」の判定がやたらと強く、暴れ・復帰・復帰阻止に使える。
- マリオと比べてダメージ・ふっとばし力が上がっているので、相手をガンガン吹っ飛ばしていける。
- 短所
- 運動不足らしく、移動性能が低いうえ、空中攻撃の着地隙はマリオより伸びている。そのため追撃や着地狩り、ガードからの反撃が難しい。マリオが可能な一部コンボも利用出来ない。
- 復帰力が低い。復帰ルートの自由度も低く、復帰妨害にとても弱い。
また、復帰ワザである「スーパージャンプパンチ」の上昇力がマリオより低いうえに無敵も付いておらず、復帰時は相手に潰されやすい。「ドクタートルネード」の移動距離もルイージよりも短くなっている。 - ワザのリーチが短く、つかみ間合いも平凡。決め手が強化されても肝心の接近が苦手になってしまったため、マリオ以上にシビアな立ち回りを要求される。
運動技能
マリオと比べて、歩行・走行速度、空中横移動速度・加速度が0.82倍に低下、ジャンプ力も下がったことは、前途のとおり復帰だけでなく立ち回りにも大きな影響を及ぼしている。
カベジャンプも上昇距離が短くなっているが、復帰力が低いドクターマリオにとってその重要性は増している。
ちなみに、立ち姿勢はマリオと同じだが、モーションが遅くなっている。
ジャンプ回数 | 2 |
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カベジャンプ | ○ |
カベ張りつき | × |
しゃがみ歩き | × |
各種運動性能の詳細についてはカテゴリ:パラメータの各ページを参照のこと。 他にもアクションから各種ページにてより詳しくご覧いただけます。
前々作からの変更点
用語の解説はこちらのページを参照
『スマブラDX』のフィギュア名鑑では「運動不足がたたってほんのすこし足が遅い」という特徴が説明されていたが、実際には運動性能はほぼ同じだった。今作では設定通り「運動不足」となる性能に変わったことで、マリオよりパワーがあるが、その代わり移動・復帰が苦手という、ドクターマリオの短所が明確に付けられた…のだが、空中横移動最高速度やジャンプ力は前々作より少し上昇し、カベジャンプが出来るようになったため、空中ではむしろ動きやすくなり、復帰も多少はしやすくなったともいえる。
ワザの面では以前と変わらずマリオより強力で、後空中攻撃の威力が大きく増し、「スーパージャンプパンチ」は根元を当てれば撃墜も狙えるという、ルイージのもののような性能になる調整が図られたことで差別化がより進んでいる。
更新履歴
用語の解説・全ファイター共通の変更点は各更新データのページを参照
ワザ
弱攻撃
パンチ → 反対の手でパンチ → キック。
- ダメージ: 2.8%→1.68%→4.48% [1段目→2段目→3段目]
- 発生: 2F-3F → 2F-3F → 7F-8F [1段目→2段目→3段目]
- 誰にも当たっていない場合、攻撃ボタンを押しっぱなしで1段目を連発できる。
- 発生は変わらないがマリオに比べ全体硬直がやや長く、キャンセル可能なタイミングもやや遅めになっている。また、1段目の連発速度もマリオより遅い。
- 1・2段目はヒットした相手が少し浮くようになっており、マリオよりしゃがみ仕込みが有効。主に各種強攻撃や上必殺ワザに繋げられる。
- 反面、マリオでは可能だったダウン連は出来ない。また、軽量級相手だと脱出されやすい。
ダッシュ攻撃
滑り込みながらキック。
- ダメージ: 8.96%-6.72% [出始め-持続]
- 発生: 6F-9F -> 10F-25F [始->持続]
- マリオのものは斜めに飛ばすが、こちらは垂直に飛ぶので連携しやすい。
- 威力がそこそこで当てやすい。ただしガードされると痛い反撃を貰いやすく、多用は禁物。
横強攻撃
前方に回し蹴り。
- ダメージ: 7.84%
- 発生: 5F-7F
- シフト対応。
- マリオより1F持続に優れる。もちろんマリオよりもダメージが多いが、低%の相手はあまり吹っ飛ばせず、当ててから反撃されやすいのは同じ。
上強攻撃
捻りながらのアッパーカット。
- ダメージ: 7.056%
- 発生: 5F-11F
- マリオと同じようなお手玉コンボができる。ここから#上空中攻撃での追撃が可能。
- また、マリオと違って撃墜手段としても有用なワザとなっている。160%程が撃墜可能ライン。
下強攻撃
しゃがんだ姿勢から回転しながらの蹴り。
- ダメージ: 5.6%/7.84% [足/身体]
- 発生: 5F-7F
- 程よく飛ぶ為追撃に向いている。少しダメージが溜まってから繰り出すと最適。
追撃につながるワザは上シフト横強攻撃、上・下スマッシュ攻撃、上必殺ワザと手段が豊富。しかし、軽量級相手には簡単に避けられて追撃にならない。
横スマッシュ攻撃
電撃をまとった掌底を前方に突き出す。
- ダメージ [ホールドなし~ホールド最大] [根元/先端]
- 上シフト: 19.992%~27.9888% / 16.464%~23.0496%
- シフトなし: 19.04%~26.656% / 15.68%~21.952%
- 下シフト: 19.6112%~27.45568% / 16.1504%〜22.61056%
- 発生: 15F-17F
- シフト対応。
- マリオのものとはダメージや属性だけでなくリーチも異なる。
また、マリオのものは根元がカス当たりで先端がクリーンヒットだが、こちらはその逆。 - 強い威力を持つマリオの横スマッシュを更に強化したものだけあって、かなり強力。カスあたりでもよくふっとぶ。
上スマッシュ攻撃
後ろから前へ頭を振って攻撃。
- ダメージ
- 【ホールドなし】 15.68%
- 【ホールド最大】 21.952%
- 発生: 9F-13F
- 無敵: 9F-13F (頭)
- マリオとはふっとばしベクトルが異なり、後ろでヒットすると前に、前でヒットすると後ろに飛ばす。
- マリオより1F持続に優れる。
- 背後のほうが攻撃判定が広く、前方よりも早く出る。
- 攻撃時、頭部は無敵になる。相手の攻撃に打ち勝ちやすく、出が早いので当てやすい。
- 攻撃前のモーションで上半身(頭)が大きく後方に下がるが、頭部無敵のおかげでそこを狙われる心配はない。
下スマッシュ攻撃
前→後ろと地面すれすれに回転蹴り。
- ダメージ: [前/後]
- 【ホールドなし】 11.2%/13.44%
- 【ホールド最大】 15.68%/18.816%
- 発生: 5F-6F / 14F [前/後]
- マリオと比べて発生や低いふっとばしベクトルは変わらずに、ふっとばし力が優れるため撃墜面でも強力な回避狩りになっている。崖際では100%程で撃墜可能。
ニュートラル空中攻撃
空中でキックを放ち、姿勢を保持する。
- ダメージ: 5.6%->8.96% [始->持続]
- 発生: 3F-10F -> 11F-27F [始->持続]
- 着地硬直: 12F
- マリオより2F持続が短い。着地隙は2F長くなっている。
- 主な用途はマリオのものとさほど変わらず、さまざまな使い道がある汎用性の高いワザ。
- 出始めがカス当たりで、それ以降がクリーンヒットという、マリオのものとは逆の性質。
『スマブラ』におけるほとんどのワザのクリーンヒットは出始めに設定されており、このワザの性質は珍しい。 - 持続が長く、回避されても当たりやすい。
また、持続部分のほうが高威力なため、置きワザとして使うにはこちらのほうが都合が良い。 - 出がかなり早く、攻撃範囲は狭いが、下方、前方をカバーしており、割り込みに使いやすい。
- 着地硬直が短いため、着地際に当てると次の攻撃に連携しやすい。
前空中攻撃
前方に思いきり拳を振り下す。
- ダメージ: 11.2%->16.8%->8.08% [始->中->終]
- 発生: 16F -> 17F-20F -> 21F [始->中->終]
- 着地硬直: 28F
- マリオと違い、メテオはなく前方にふっとばす。また、着地隙が2F長くなっている。
- ワザの中間がクリーンヒットでフィニッシュにも使えるが、着地隙が大きいので多用は禁物。カス当たりになる恐れもある。
- 拳を上から下に振り下ろす攻撃だが下方向に判定はなく、あまりに低い位置は攻撃できない。
後空中攻撃
後方へ向けてのドロップキック。
- ダメージ: 13.44%->7.84% [始->持続]
- 発生: 6F-8F -> 9F-13F [始->持続]
- 着地硬直: 16F
- マリオより持続が3Fも延長されており、モーションの見た目よりも長いので当てやすい。また、かなりふっとばし力が上がっており、フィニッシュに使える。ただし、着地硬直の差は他よりも大きい4F。
- 序盤のダメージ稼ぎから終盤のフィニッシュまで重宝するので、常に打てるよう体得しておきたい。
上空中攻撃
上方へ向けて回転蹴りを放つ。
- ダメージ: 7.84%
- 発生: 4F-8F
- 着地硬直: 14F
- マリオと違って、ヒットすると斜め上に飛ばす。また、着地隙が2F長くなっている。
- マリオ同様に連携の要の一つ。動作が短く、軽くふっ飛ばすので連携しやすい。
下空中攻撃
下にきりもみ回転しながらキック。
- ダメージ: 空中攻撃: 1.904%*4+3.36%、全5段ヒットで計10.976% / 着地攻撃: 2.24%
- 発生: 空中攻撃: 11F-26F (ヒット間隔: 4F) , 27F / 着地攻撃: 1F
- 着地硬直: 21F
- オートリンクベクトル(最終段、着地攻撃を除く)。
- マリオの下空中攻撃とは全くの別物。
モーションはルイージの下空中攻撃と共通しているが、こちらは回転数が多く、連続ヒットする等、性質は大きく異なる。 - 判定が長く続くので、置いたり回避狩りに使ったりできる。
着地隙が多いが、着地攻撃が出るので、着地隙を突こうとした相手にそれが当たってくれることも。
判定も意外に強いため並の復帰技なら潰しやすい。 - 着地攻撃は地上にいる相手にしかヒットしないようになっているので、空中攻撃部分に当たって相手が浮き上がるとヒットしにくい。
ふっとばし力は最終段と着地攻撃で殆ど差はないので、空中攻撃部分が当たったら急降下せずに最終段まで出し切るといい。
つかみ
片手を伸ばして掴みかかる。
- 発生: つかみ: 6F-7F / ダッシュつかみ: 8F-9F / 振り向きつかみ: 9F-10F
- マリオと変わらず平均的な発生と範囲で使いやすい掴み。
つかみ攻撃
掴んだ相手に頭突きで攻撃。
- ダメージ: 3.64%
- 発生も連打も遅いが、1発のダメージはシュルク(斬)、ピクミン&オリマー(白ピクミン)に次いで第3位。
時間火力でもルカリオ(波導補正最大)、ピクミン&オリマー(白ピクミン)に次いで第3位。つまり特別な条件なしで見れば両方においてトップである。 - ダメージ以外はマリオのものと全く同じなので、純粋にマリオの強化版になっている。
- ただし、発生も連打も遅いことには変わりないため、序盤では1発入れるか入れないかが限界。
前投げ
掴んだまま一回転して振り回し、その勢いで前方へ放り投げる。
- ダメージ: 8.96%
- 投げた後にすぐ動けるようになるので、相手が低%の内はダッシュ攻撃で追撃がしやすい。
後投げ
掴んだまま二回転して振り回し、その勢いで後方へ放り投げる。
- ダメージ: 12.32%/8.96% [投げ/振り回している相手]
- 振り回している相手に攻撃判定があり、周囲の相手にヒットしダメージを与える打撃投げ。
- マリオと変わらずに投げワザの中で最も威力が高い。混戦地帯やフィニッシュで使える。
上投げ
上へ放り投げる。
- ダメージ: 7.84%
- 下投げとよく似ているがこちらの方が少しふっとばし力が高い。そのため下投げよりも追撃可能な相手の蓄積ダメージの範囲が小さい。
下投げ
相手を地面に叩きつける。
- ダメージ: 5.6%
- マリオより高くふっとぶため上強攻撃ではコンボできないが、上空中攻撃にはより繋げやすい。
通常必殺ワザ
通常必殺ワザ1
カラフルなカプセルを投げる。カプセルは地面で大きくはねながら飛ぶ。
仕様
- ダメージ: 5.6%->4.48%
- 発生: 17F-20F -> 21F-44F -> 45F-69F [始->持続1->持続2[3]]
- 物理系の飛び道具。
- 一定時間経過するか、2回バウンドして少しすると、自然消滅する。
解説
- 空中から地上の相手を牽制できる点が便利。
相手との間合いが離れたら、とりあえずジャンプしながら撃って牽制や攻めの起点として利用する。 - ただ撃つだけでは避けられやすいので、高度やタイミングを適度に変えつつ撃っていくとなお良い。
- マリオの「ファイアボール」と比べて高く跳ねるので小ジャンプでの回避がしにくくなっている。
反面、しゃがみやダッシュで掻い潜りやすくなっている。
カプセルを掻い潜って接近されると、下を取られる格好になって危険。直接ダッシュ攻撃などで差し込まれることもある。
常に相手の手前に落とすことを意識するといい。- また、吸収されない、「ファイアボール」よりもバウンドする回数が1回少ないといった違いがある。
- バウンドが高いぶん、高身長の相手には十二分に機能するが、低身長の相手にはさほどプレッシャーを与えられないことも。
通常必殺ワザ2
カプセルを高速で一直線に投げる。威力は弱いけれど素早く連射できる。
仕様
- ダメージ: 3.36%-2.576%-1.68% [始-中-終]
解説
- ドクター版「高速ファイアボール」。解説はマリオ (3DS/Wii U)#通常必殺ワザ2にて。
通常必殺ワザ3
大きなカプセルがゆっくり進む。射程は短いが連続ヒットで長く足止めできる。
仕様
- ダメージ: 1.68%*9、計15.12%
解説
- ドクター版「巨大ファイアボール」。解説はマリオ (3DS/Wii U)#通常必殺ワザ3にて。
横必殺ワザ
横必殺ワザ1
シーツをひらりと振って飛び道具を反射。シーツは上下に広がるがリーチは短い。
仕様
- ダメージ: 7.84%
- 反射倍率: 1.5倍
- 発生: 打撃: 12F-14F / 反射: 6F-22F
- シーツを当てた対象によって異なる効果を発揮する。
- 判定はマリオの「スーパーマント」よりも若干上に位置している。
解説
- 反射・反転の効果は「スーパーマント」と同じだが、あちらと違って空中での使用時にブレーキがかからないという特徴がある。
そのため、滞空時間を稼いで復帰のタイミングをずらす使い方はできないが、ダイナミックに動きながらシーツを翻し相手を翻弄することができる。
横必殺ワザ2
電気を帯びたシーツではたいてふっとばす。飛び道具の反射はできない攻撃特化のワザ。
仕様
- ダメージ: 12.554%
解説
- ドクター版「衝撃のマント」。解説はマリオ (3DS/Wii U)#横必殺ワザ2にて。
横必殺ワザ3
力強くシーツを振って風を巻き起こす。風圧でダメージを与えながら相手を押し出す。
仕様
- ダメージ: 5.6%
解説
- ドクター版「風のマント」。解説はマリオ (3DS/Wii U)#横必殺ワザ3にて。
上必殺ワザ
上必殺ワザ1
勢いよく踏み切って素早くジャンプ。突きだした拳は飛び上がる瞬間が強力。
仕様
- ダメージ: 13.44%->6.72% [始->持続]
- 発生: 3F-5F -> 6F-19F [始->持続]
- 飛び上がるまでにスティックを前に倒すと前進距離が増すが上昇量は少なくなり、スティックを後ろに倒すとその逆になる。
- 使用後はしりもち落下になる。
- 空中版より地上版の方が上昇量が大きい。
- 振り向き必殺ワザをした場合の向きの反転は、出始めの13%部分の攻撃判定が出切ったあとに行われる。
解説
- 他のワザよりマリオのものとの性質が大きく異なり、出始めが強力な単発ヒットワザで、マリオとルイージのものを足して割ったような性質になっている。
上昇量はマリオのものより小さいが、判定の持続は長い。 - 発生が早く出だしは高威力。加えて上必殺ワザなので繰り出せる状態が多く、様々な場面で使用できる。
割り込みで使ったり、コンボの〆にしたり、ガードキャンセルで繰り出したり、相手のみせた隙にダッシュで近寄ってから放ったりなど。 - マリオやルイージのものとは違って、発動直後に無敵はない。
加えてあまりリーチが長くないので、攻撃を重ねられると負けたり相打ちになったりしやすい。
ステージ外でガケめがけてこのワザを使ったところを潰されると、そのまま落下してしまいやすい。
なお、出始めが相手にヒットして崖メテオになりラッキーな得点になる、というケースもある。 - クリーンヒットは終点中央のマリオを140%あたりから撃墜可能。
- ネスの「PKファイヤー」や一部キャラの百裂攻撃など連続攻撃を喰らっているときにこのワザを連打すると、
攻撃判定出現→相手の攻撃を受けて中断→攻撃判定出現・・・となって連続ヒットすることがある。
初見でしか通用しないが、当たればかなりのダメージソースになる。 - 発生が早いので、一部の連続攻撃に割り込むことができる。以下に割り込みの見込みがあるワザを列挙する。
なお、こちらの蓄積ダメージや相手の蓄積ダメージ(ほかほか補正)によって割り込みやすさは変化する。- 反撃が非常に簡単:ネスの横必殺ワザ、クッパJr.、ルフレの百裂攻撃。
- 大体安定する:キャプテン・ファルコン、カービィ、フォックス、ファルコ、ピット、ピカチュウ、ブラックピット、ディディーコング、メタナイト、ダックハントの百裂攻撃。
- 少し難しい:デデデ、パルテナ、ロゼッタ&チコ(ロゼッタのみ。チコ単体に関しては未検証)、ゲッコウガの百裂攻撃。
- 非常に難しい:リトル・マック、シークの百裂攻撃。
上必殺ワザ2
ゆっくりと高くジャンプする。攻撃はできないけれど横に大きく動ける。
仕様
- ダメージ: なし
解説
- 解説はマリオ (3DS/Wii U)#上必殺ワザ2にて。
上必殺ワザ3
燃える拳で相手を打ち上げつつジャンプ。高く飛べないが頂点で強力な爆発を起こす。
仕様
- ダメージ: 8.96%+14.56%、計23.52%
解説
- 解説はマリオ (3DS/Wii U)#上必殺ワザ3にて。
下必殺ワザ
下必殺ワザ1
高速スピンして相手を巻き込む。横に少し動けてボタン連打で浮き上がる。
仕様
- ダメージ: 1.344%*4+3.36%、全5段ヒットで計8.736%
- 発生: 10F-33F (ヒット間隔: 6F) , 40F
- 動作中は左右に移動可能。
- 回転中は必殺ワザボタンを連打する度に上昇する。
- 一度空中でこのワザを使うと2回目以降は、着地するかガケつかまりをするまで、ボタン連打しても上昇しなくなる。
回転中に攻撃を受けてふっとんだ場合なら、再度ボタン連打で上昇できる。 - ジャンプの上昇中に出すと上昇量が増す。逆に降下中に出すと上昇しにくくなる。
- 一度空中でこのワザを使うと2回目以降は、着地するかガケつかまりをするまで、ボタン連打しても上昇しなくなる。
- 使用すると空中横移動のペナルティが付与される。
- 巻き込み部分は地上版・空中版ともに固定ふっとばし。
オートリンクベクトルになっているのは空中版のみ。
解説
- マリオの下必殺ワザは『スマブラX』で変更された[4]が、ドクターの下必殺ワザは当時のままで変わらない。
- 判定が強いので暴れに優秀なワザ。ただし低%でこのワザを使うと、最終段に割り込まれることもある。
- 最終段のふっとばしはそこそこ強く、画面端で当たればフィニッシュも可能。
- ワザ終了後の硬直がかなり長く、ガードされるとスマッシュ攻撃を確定でもらってしまいがち。
横や上に逃げる、逃げるフリをして戻る、地形の上に乗る、などの工夫をして相手を翻弄し、なるべく大きな反撃を受けないようにするといい。 - 空中で連打しながら出すと「スーパージャンプパンチ」1回分くらいの距離を横に移動できる。
復帰の際の距離稼ぎやフェイントとして非常に有効。
生存率に関わるので必ずマスターしよう。
なお、使用後の長い硬直で大きな距離を落下するので、上方向への距離を稼ぐことはほぼできない。 - 空中横移動のペナルティが付与されるワザなので、使用後は空中横移動速度が極端に遅くなる。
空中攻撃や空中回避をすれば解除できるので、必要ならばしておくといい。 - コントローラーのボタン連射機能を利用すると、凄まじい上昇力を発揮するようになる。
ワザの使い勝手が大きく異なるため、使用することに抵抗がなければぜひ。 - 「シンプル」ホンキ度9.0の謎のMii軍団も一撃でふっとばせる。困ったときにどうぞ。
地上版の移動距離。ある程度はずらしにも対応できる。
下必殺ワザ2
高速スピンで風を巻き起こし最後にふっとばす。大きく上昇できる分、横へはあまり動けない。
仕様
ダメージ 6.72% [フィニッシュ]
解説
- 最初の回転は風を起こすのみ。最後のポーズで攻撃判定が出る。
- 攻撃判定と吹っ飛ばし力が非常に強く、場所によっては早期撃墜も狙える。
- さらに最後のポーズの判定は見た目より長く、攻撃しようとした相手を返り討ちに出来ることもある。
下必殺ワザ3
ぶつかった相手をふっとばしていくスピン。速度は遅いがふっとばし力はかなりの物。
仕様
- ダメージ: 11.2%-13.44%[1段目・2段目-3段目]
解説
- 発生が若干遅くなりさらに単発ワザになるが、ふっとばしの威力が上がる。横移動はほとんどできず、空中で使うと一切上昇しない。
最後の切りふだ
巨大なカプセルを2つ発射する。カプセルはらせん状に直進し、相手を巻き込んでいく。
仕様
- ダメージ: クリーンヒットで計57% (大きなカプセル:3.36% / 小さなカプセル:2.24%)
- 「マリオファイナル」に比べて拡散が遅いものの、威力と判定に優れる。
- また、ヒット時のエフェクト属性はあちらが火炎属性であるのに対しこちらは通常属性となっており、フィールドに炎が残る演出もない。
解説
- ドクター版「マリオファイナル」と言えるワザ。敵をどんどん画面外に押し出して撃墜させる。
撃墜を狙う時は場外に押し出す感覚で撃つべし。一度当たれば敵を中心に巻き込むので脱出もされにくい。ただし0%からの直接撃墜は、崖際の相手に密着して撃たないと難しい。 - 横一直線に攻撃を放つので、後ろの敵には無力。ただしカプセルを放つ時、ドクターマリオは少し後ずさるため、背中側の敵にも至近距離であれば効果を発揮する。
- カプセルの速度はやや遅めだが、マリオの炎に比べると倍近い横幅を持つため敵を巻き込みやすくなっている。また、抜け出しやすさこそ「マリオファイナル」と変わりないが、ダメージが非常に大きいため撃墜まで運べなくてもリターンは大きいと言える。
あおむけおきあがり攻撃
起き上がりながら後ろ→前と両足を揃えて蹴る。
- ダメージ: 7.84%
うつぶせおきあがり攻撃
起き上がりながら後ろ→前とパンチ。
- ダメージ: 7.84%
転倒おきあがり攻撃
起き上がりながら後ろ→前と片足で蹴る。
- ダメージ: 5.6%
ガケのぼり攻撃
ガケから登りながら蹴る。
- ダメージ: 7.84%
アピール
- 上アピール
- 地面を踏みしめる。
- 横アピール
- カプセルをぽいっと投げてキャッチ。カプセルの色はどれもランダム。
- 『スマブラDX』にもあったアピール。
- 下アピール
- 肩をたたく。
上アピール | 横アピール | 下アピール |
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待機モーション
- 拳を打ち鳴らす。
- 首をぐるりと回す。
登場演出
並べられた大量のカプセルに一つのカプセルが落ちると連鎖を起こして消えていき、その先のドクターマリオが目を見開く。
リザルト演出
- 勝利ファンファーレ:『スーパーマリオブラザーズ』ステージクリアBGM(オーケストラアレンジ)
- ポーズ:十字ボタン←
- カプセルを2個飛ばして手を払った後、両手からカプセルを取り出す。
カプセルの色はどれもランダム。
- カプセルを2個飛ばして手を払った後、両手からカプセルを取り出す。
- ポーズ:十字ボタン↑
- 聴診器を目の前に3回かざす。
- ポーズ:十字ボタン→
- 手を顎に添えてこちらを見つめる。
- ポーズ:十字ボタン←
勝利演出・左 | 勝利演出・上 | 勝利演出・右 |
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拍手 |
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マリオとの違いはない。 |
カラーバリエーション
主な復帰パターン
- 空中ジャンプ→スーパージャンプパンチ
- 空中ジャンプ→壁キック→スーパージャンプパンチ
- 空中ジャンプ→ドクタートルネード→スーパージャンプパンチ
- 空中ジャンプ→ドクタートルネード→回避→スーパージャンプパンチ
- ドクタートルネード→スーパージャンプパンチ
- ドクタートルネード→空中ジャンプ
- ドクタートルネード→空中ジャンプ→スーパージャンプパンチ
- ドクタートルネード→緊急回避→空中ジャンプ
- ドクタートルネード→緊急回避→スーパージャンプパンチ
- ドクタートルネード→緊急回避→空中ジャンプ→スーパージャンプパンチ
ドクターマリオは復帰力が低く操作も難しいので、できることは事前に全てマスターしなければならない。
トルネードの後は横移動が遅くなるので、回避を入れて横に動く速度を速くするようにする。空中攻撃でもよい。
主な撃墜手段
- 後空中攻撃
- マリオよりもふっとばし力が高く、ステージ上から直接撃墜が可能。
- 後投げ
- ジャイアントスイング、ステージ端から。
- スーパージャンプパンチ
- 根元部分を当てると強烈にふっとぶ。ガードキャンセルなどから。
- ドクタートルネード
- 崖に出した相手の追撃などに、ベクトルは斜め上だが上手く当てれば崖メテオになり低%で撃墜可能。
主な復帰阻止
- 前空中攻撃
- ワザの中間(クリティカル)を当てると強烈にふっとぶ。メテオではない。
- 後空中攻撃
- マリオよりもふっとばし力が高い。
- カプセル
- 下から復帰してくる相手に嫌がらせ。
- スーパーシーツ
- 用途はマリオと同じだが、ドクターのマントは浮き上がらない。
- ドクタートルネード
- 場外で当てることができればほぼ撃墜する。ただしその後の復帰も含めて操作がかなり難しいので、慣れないうちは無理をしないように。
小ネタ・テクニック
ドクターマリオの復帰力について
ドクターマリオの復帰力はかなり低い。素の復帰力はリトル・マックと同レベルといってもいいほど。
ドクタートルネードは理論値連打しなければ微妙に落下してしまい、スーパージャンプパンチは無敵がないので簡単に復帰妨害を受けてしまう。
復帰中に何かしらのワザがかすっただけで復帰が不可能、なんてこともあるので注意。
ドクタートルネード
空中でドクタートルネードをボタン連打しながら繰り出すと横への移動距離が延びる。復帰力の低いドクターマリオには必須のテクニックと言える。
ワザの硬直中に落下してしまうため、下からの上昇には使えないので注意。基本は横移動のみに使う。
トルネード使用後は空中制動が悪くなり、何もしないとそのまま真下の方向に落っこちてしまう。
復帰に使う場合はすぐに回避、攻撃、空中ジャンプなどを出して、横への軌道を回復すること。
カベジャンプ
下のほうに落ちてしまっても、壁づたいのステージであればカベジャンプと空中ジャンプを駆使して復帰ができる。
マリオなら復帰にここまでする必要はないが、ジャンプ力が低いドクターマリオにはわりと重要なテクニック。
スーパージャンプパンチ
スーパージャンプパンチはスティックを前方向に入力することで、わずかだが距離を伸ばすことができる。少しでも距離を稼ごう。
後方向に倒してしまうと、真上の方向に飛んでしまうので注意。
あえて真上方向に飛ぶことで下からの復帰に使えるが、失敗すると逆側にワザがでてしまうことがあり実践するのは難しい。
ドクマリとマリオの復帰力比較
- 終点化メイドインワリオの左端から開始
- ジャンプの最高上昇点で次の行動
- 上Bは横移動最大になる様に入力
- 上Bしたあとのしりもち落下時は垂直落下
ドクマリ J⇒トルネード⇒空J⇒上B http://imgur.com/gXS9BPV
マリオ J⇒空J⇒マント⇒上B http://imgur.com/o6QZ5zN J⇒空J⇒上B http://imgur.com/pIs9yEl
マリオのマント有りはマント使った際の落下硬直の分横移動していて伸びてる可能性もあるが、それでもやはり横への復帰距離はドクマリの方が上。
公式スクリーンショット
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