ピーチ (3DS/Wii U)
ピーチ | |
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種類 | 基本キャラクター |
ピーチ(Peach)は、大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii Uで最初から使えるファイター。
ワザ目次 | |
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弱攻撃 |
つかみ |
ファイター性能
キノコ王国の姫君。家来を従えてはいるものの、王女なのか君主なのかそのあたりの事情は定かではない。
女性のファイターとはいえ、か弱さはあまり感じられず、道具を用いた攻撃や、王冠やハイヒールによる打撃ワザはそれなりにパワフル。ビンタも強い。
ピーチ固有の特殊技能として空中浮遊を持ち、これを活かした空中戦が最大の特徴。
浮遊中は移動と攻撃が可能で、それを利用し、相手の攻撃を誘い攻撃をすかしたところにカウンターを決めていくのが基本戦法。
それから、移動しながらワザを出すことで、ガードに対しても比較的ローリスクで強気に攻撃を被せていくことができる。
入力方法によっては、地上スレスレの低空で浮遊することもでき、地上戦にも応用が利く。他のファイターには真似のできない独特な立ち回りを展開することが可能。
また、浮遊は復帰にも貢献し、さらに復帰ワザの移動性能も高いため、復帰力は非常に高い。一発の攻撃で倒されない限りほぼ確実に復帰できるほど。
浮遊による空中での機動力とは対照的に、地上での運動能力は芳しいものではないが、ワザの発生が全般的に早いため、地に足をつけた地上戦も水準以上にこなせる。
しかし、ややパワー不足で決定力はイマイチ。ふっとばしに関しては不得意と言わざるを得ない。
……とはいえ、ふっとばしの弱さはコンボには有利に働く。ダメージを蓄積するうえでは特に困らない。蓄積能力も加味すると、なかなかの火力を持つ。
通常ワザの使い勝手の良さに加え、飛び道具やカウンターワザも実装しており、さらに全ファイターの中でもトップクラスの高い復帰力を誇る。
マリオと同様に弱点が少ないバランスの良いファイターで、浮遊を使わずともそれなりに戦えるだけの力はある。
ただ、体重が軽く決定力もやや低いことから、普通に戦っているだけでは他のファイターに競り負けやすい。
やはりピーチならではの長所である浮遊をいかに使いこなし、リードを拡大できるかがポイントになる。立ち回りにおける工夫の余地が大きいテクニカルキャラと言える。
- 長所
- 空中浮遊による独特の機動性を持つ。任意の高度を維持したまま移動と攻撃ができ、地上でも空中でも差し合いの能力が高い。
- 地上・空中ともにワザの発生が早い。割り込みは得意分野。
- 適度に浮かせるワザが多く、攻撃の繋ぎがしやすい。強攻撃や空中攻撃を主体としたラッシュが強力。
- 魔法や道具を使った攻撃の判定が強め。
- 飛び道具を生成できる。投擲アイテム扱いのため、上下左右に投げ分けることが可能で使い道が広い。
運が良ければ強力なアイテムを引き当てることもある。 - カウンターワザを持っている。威力は一定だが、弱いワザを返してもリターンが安定している。
- 復帰力が非常に高い。浮遊とピーチパラソル(上必殺ワザ1)とを合わせた横方向の復帰距離はトップクラス。
- 短所
- 地上での機動力が低く、歩行速度・走行速度が遅い。
- ワザのふっとばし能力が低め。決定力不足が悩みの種。
- 体重が軽くふっとびやすい。
- 落下速度が遅い。対地攻撃もあまり強いほうではないため、いったん空中に打ち上げられてしまうとなかなか着地させてもらえず、一方的な展開になることも。
- 頭身が高く当たり判定が大きい。
- 飛び道具を持ってはいるが、空中では生成できない、所持している間は地上ワザが出せないなどの制約がある。
また、相手に拾われて逆に利用される可能性もある。 - 横方向の復帰力に比べ、縦方向の復帰力は標準的。メテオワザにはやや弱い。
運動技能
ジャンプ回数 | 2 |
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カベジャンプ | × |
カベ張りつき | × |
しゃがみ歩き | × |
各種運動性能の詳細についてはカテゴリ:パラメータの各ページを参照のこと。 他にもアクションから各種ページにてより詳しくご覧いただけます。
空中浮遊
一定時間、空中で落下せずに左右に自由に動くことができるピーチ固有のテクニック。
ひらひらと、押したり引いたりして、相手を翻弄し、隙をついて攻撃、といった、お姫様らしい優雅な戦い方ができる。復帰にも大活躍。
浮遊の方法は3つ。スティック上倒しっぱなしか、ジャンプボタンを押しっぱなしか、スティックを下に倒しながらジャンプボタン押しっぱなしで可能。
推奨は“スティックを下に倒しながらジャンプボタン押しっぱなし”。
この方法ならほぼいつでも浮遊可能だが、他2つの方法はジャンプの上昇中ではできず、また、空中ジャンプができるときはそちらが優先されるため。
浮遊はスティック上倒しまたはジャンプボタン押下をやめるか、3秒ほど続けると解除される。一度浮遊をすると、着地するまで浮遊の再使用はできない。
浮遊しながらでも空中攻撃の使用が可能。アイテムキャッチと緊急回避はできない。空中攻撃を出している最中でも浮遊を解除して降りながら戦うことができる。
下記の浮遊を利用したテクニックも参照。→#浮遊関連
浮遊中の空中攻撃の特殊な仕様
浮遊中に入力した空中攻撃は、リザルトの「空中攻撃」にカウントされない。また、インターネットの「ガチ部屋」の「ガチ乱闘成績」で「その他」に分類される。
さらに、ワンパターン相殺の影響を受けない。そのため、常に最大の攻撃力になるうえ、他の攻撃に蓄積したワンパターン相殺を回復しない。
これらは、浮遊中に空中攻撃を入力さえすれば、攻撃がヒットするまでに浮遊を解除しても同様。
※ この現象はVer.1.0.4にて削除。
前作からの主な変更点
- 空中ジャンプの上昇量が大幅に増加、スマブラDXのときのものに近くなった。
- #空中浮遊中に空中攻撃を出し、攻撃を当てたあとに空中浮遊を解除すると攻撃判定が切り替わり2回ヒットすることがあった現象が無くなった。
- #つかみの打点が下がった。体格の小さいファイターをつかみやすくなった。
- #後投げのふっとばし能力がアップ。150%あたりから撃墜が狙えるようになった。
- #弱攻撃のリーチが短くなった。
- #ダッシュ攻撃の手のひらの先の攻撃判定に光のエフェクトがついた。
- #下強攻撃のメテオ判定が地上ヒット時限定になった。
- #横スマッシュ攻撃で使用する道具がランダムから順固定になった。
そのため、空振りして使う道具を限定したり、リーチの短い道具に間合いを合わせたりする必要が無くなった。 - #上スマッシュ攻撃にリボンのエフェクトがついた。地上の相手に当ててもそこそこふっとばせるようになり、信頼性が増した。
- #下スマッシュ攻撃の1段ごとの威力が落ちたかわりに、最後までヒットしやすくなった。
- #ニュートラル空中攻撃の持続が短くなった。攻撃判定の大きさも小さくなっている。
- #前空中攻撃が動作中ならほぼいつ着地しても着地隙が発生するようになった。浮遊との併用がより重要になった。
- #後空中攻撃の攻撃範囲が狭くなり、正面の相手に当たらなくなった。
- #上空中攻撃が蹴り上げから手から虹を出すものに変更された。
- #通常必殺ワザ使用時に背後から攻撃を受けた場合、振り向いてキノピオを構えるようになった。このワザの泣きどころであった背後への反撃が可能に。
- #横必殺ワザの発生が早くなり、ふっとばし能力がアップ。ダメージ量は低下。移動距離も伸びている。
また、これまでは相手のシールドをすり抜けるのが特徴的なワザだったが、今作ではシールドに当たると跳ね返る仕様になった。 - #下必殺ワザでビームソードを引っこ抜くことがなくなった。
- #下必殺ワザのしわくちゃ顔の野菜の威力が低下。
- #最後の切りふだ「ピーチブラッサム」で表示されるフレームのイラストが変わり、出現する桃が巨大かつ回復量の高いものになった。
全体的にワザの攻撃範囲が見直されており、特に空中攻撃の攻撃範囲が狭くなったため、以前よりも対地攻撃が苦手になった。
空中攻撃の着地硬直も増えているが、他のファイターほどの下方修正は受けておらず、相対的にはやや有利。
また、投げによるバーストが再び可能になったことや、空中ジャンプの高度がDX並に戻り、高い位置への追撃や縦復帰がしやすくなったことは嬉しい強化点。
変更はそれなりに多いとはいえ、総合力という点ではほぼ据え置きの調整といえる。
課題である決定力不足は依然解消されていないものの、ほとんど前作と同じように戦っていける。
ワザ
弱攻撃
左手でおうふくびんた。
- 仕様
- ダメージ: 1段目 2% / 2段目 3%
- 発生: 2F (1段目)
- 全2段の弱攻撃。
- 解説
- 威力は低いが発生がとても早く、驚異の割り込み性能を持つ。ふっとばし力は弱いため相手との距離はあまり離れないが、おかげで追撃がしやすい。
ダッシュ攻撃
両手で押し、そして払う。手のひらの先からは光のエフェクトが出る。
- 仕様
- ダメージ: 計10% (4%+6%)
- 発生: 6F
- 連続ヒットワザ。最大2ヒットする。
- 解説
- 前進距離は短いが、光のエフェクトにも攻撃判定があるため、リーチは長く、離れた位置にいる相手にもヒットしやすい。
さらにダッシュ攻撃にしてはふっとばし力が高く、150%程度から撃墜ができる優れもの。
- 前進距離は短いが、光のエフェクトにも攻撃判定があるため、リーチは長く、離れた位置にいる相手にもヒットしやすい。
横強攻撃
優雅かつ大胆な蹴り上げ。
- 仕様
- ダメージ: つま先 8% / 足 7% / 終わり際 6%
- 発生: 7F (つま先: 8F)
- 解説
- 攻撃範囲が横に縦に広い。また、つま先はくらい判定が無いため相手の攻撃に打ち勝ちやすい。
上強攻撃
手を挙げてそこから大きなハートを出す。
- 仕様
- ダメージ: 出だし腕 10% / ハート 8%
- 発生: 9F
- 解説
- 対空ハートアタック。上方向への範囲が広く、ハート部分には相殺判定がないため、ほとんどの真上からくる攻撃には一方的に勝てる。
判定の強さを優先するならこのワザ。 - 横方向への範囲はあまり広くないので、対空として使う際には、きちんと相手の真下を取る必要がある。
- 対空ハートアタック。上方向への範囲が広く、ハート部分には相殺判定がないため、ほとんどの真上からくる攻撃には一方的に勝てる。
下強攻撃
しゃがんで地面すれすれを手で払う。
- 仕様
- ダメージ: 7%
- 発生: 13F
- 地上にいる相手に当てるとメテオスマッシュになる。
- 解説
- やや出が遅いが後隙は短め。意外と横のリーチが長い。
- 地上にいる相手にヒットさせると低%からでもほどよく浮かすメテオとなる。相手が打ちあがったらすかさず追撃を。
- 受け身を取られる可能性があるため、信頼性はやや低い。
横スマッシュ攻撃
テニスラケット、ゴルフクラブ、フライパンの3種の武器のどれかでスイング。
- 仕様
- ダメージ: ラケット 13% / ゴルフクラブ 15% / フライパン 18%
- 発生: 15F / ホールド開始: 10F
- 使う武器はテニスラケット→ゴルフクラブ→フライパン→テニスラケット...の順番。落下した後でも順番は変わらない。
- 解説
- テニスラケット
- ダメージは3種で最も低い。ふっとばしベクトルも最も低く、これが長所。
復帰力の低い相手なら、低%でも帰ってこれない場所にふっとばすことが可能。
- ダメージは3種で最も低い。ふっとばしベクトルも最も低く、これが長所。
- ゴルフクラブ
- ベクトルは気持ち斜め上。ふっとばし力も安定し、リーチがとても長い。
- フライパン
- ベクトルは真上少し横。横に対するふっとばし力は最低。リーチも短い。
しかし当たれば威力は高く、上方向へ強めにふっとばすことができる。場所によっては他の2つよりも便利。
- ベクトルは真上少し横。横に対するふっとばし力は最低。リーチも短い。
- テニスラケット
上スマッシュ攻撃
腕を真上に突き上げる。ピーチの周りをリボンが回る。
- 仕様
- ダメージ: リボンのみ 12% / ピーチ (指先以外) 15% / ピーチ (指先) 17%
- 発生: 14F / ホールド開始: 10F
- 解説
- 指先はピーチのワザの中で最高のふっとばし能力を持つ。当てるのは難しいが、うまく決まれば早期撃墜が狙える。
- 指先以外のふっとばし能力は平凡。
- 今作ではリボンのエフェクトがついたため、地上の相手に対してもいくらか使いやすくなった。
下スマッシュ攻撃
その場でグルグル回転してドレスで攻撃。
- 仕様
- ダメージ: 計13% (2%+3%+2%+3%+3%)
- 発生: 6F / ホールド開始: 3F
- 連続ヒットワザ。最大で5回ヒットする。
- 解説
- 前後を攻撃する性質上、背後にいる相手への攻撃や、囲まれた状況で威力を発揮する。
- 持続がそこそこあるため、その場回避に対してもそれなりに有効。
ニュートラル空中攻撃
両腕を伸ばして横回転。
- 仕様
- ダメージ: 出だし 13% / 終わり際 腕 6% / 終わり際 腰 5%
- 発生: 5F
- 解説
- 発生が早く威力も高め。割り込みや追撃に重宝する。クセがなく扱いやすい攻撃で、用途を選ばずに使える主力技。
ガードキャンセルジャンプとほぼ同時に出すことで反撃手段としても有用。特に、相手の空中攻撃に対して反撃する際に使いやすい。 - 前作よりも判定が小さくなったため、割り込みや対地に使う際には注意。
- このワザに限った話ではないが、下入力中にジャンプ入力をすると、即、最低空浮遊へ移行できることを利用し、地上攻撃の代用としても使っていける。
弱攻撃や強攻撃よりもダメージ量が多く、技後の硬直も短い、浮遊によりヒット(orシールド)後の前進・後退も自由自在……と、メリットが多い。
ある程度安定した操作精度が求められるテクニックとはいえ、使いこなせると便利。
- 発生が早く威力も高め。割り込みや追撃に重宝する。クセがなく扱いやすい攻撃で、用途を選ばずに使える主力技。
前空中攻撃
大粒の宝石がいくつもあしらわれた純金の冠を、相手の頭部目掛けて振り下ろす。
- 仕様
- ダメージ: 15%
- 発生: 16F
- 解説
- 王冠で殴りつける豪快なワザ。腕を使った攻撃とはいえ、先端が王冠であるためか判定の強さはなかなかのもの。
- ピーチの主力撃墜ワザ。横方向へ飛ばすならこれ。
浮遊から出すことが多いが、チャンスと見たらショートジャンプから普通に出して当てに行ってもいい。 - ピーチの空中攻撃の中では着地硬直が長い。なるべく浮遊と組み合わせて出すか、相手の隙を突いて確実にヒットさせるようにすること。
- 浮遊中にこのワザを入力し、ワザを出してる途中で浮遊を解除すると、モーションの途中でも王冠がピーチの頭に戻っている。ワザの効果には変化は無い。
後空中攻撃
突きだしたお尻で攻撃。
- 仕様
- ダメージ: 出だし 12% / それ以降 7%
- 発生: 6F
- 解説
- 発生が早くダメージ面でも優秀。とっさの攻撃に使いやすい。
- ガードキャンセルからの反撃や下投げからの追撃としても便利。
上空中攻撃
左手→右手の順で腕を大きく上に振る。手の先から虹が出る。
- 仕様
- ダメージ: 計10% (4%+6%)
- 発生: 10F (1段目)
- ヒットした相手を引っ張る連続ヒットワザ。最大2ヒットする。
- 解説
- 上方向を攻撃する多段ワザ。浮かせた際の追撃や迎撃に使える。持続が長く、判定の強さも悪くない。
- 上強や上スマッシュよりも横方向の攻撃範囲が広いので、斜め上にいる相手にも効果がある。相手の位置に合わせて使い分けていきたい。
- ふっとばし能力もそれなりにあり、高空ではバーストが狙える。
- このワザも空前と同様、動作中に浮遊を解除すると虹のエフェクトが消える。攻撃判定はしっかり残っているため、実害はない。
下空中攻撃
高速4連踏みつけ。
- 仕様
- ダメージ: 計11% (2%+2%+2%+5%)
- 発生: 12F
- 連続ヒットワザ。最大4ヒットする。
- 解説
- 最終段のあとの硬直がほとんど無く、相手の蓄積ダメージが低いうちなら容易に追撃ができる。
- 動きながらヒットさせていると途中で漏らしてしまいやすい。上手く空中制御しながら当てよう。浮遊との相性も抜群。
つかみ
- 発生: つかみ 6F / ダッシュつかみ 8F / 振り向きつかみ 10F
- 解説
- ダッシュつかみは出が早く高性能。攻勢に出るうえで重要な役割を持つ。
つかみ攻撃
掴んだ相手を踵で踏みつける。
- 仕様
- ダメージ: 2%
- 解説
- 発生は早いが動作時間が長め。あまり連打はできない。
前投げ
掴んでいる相手にビンタ。
- 仕様
- ダメージ: 計10% (2%+8%)
- 打撃投げ。 2%部分が打撃。
- 解説
後投げ
掴んでいる相手をお尻で突き飛ばす。
- 仕様
- ダメージ: 計11% (2%+9%)
- 打撃投げ。 2%部分が打撃。
- 解説
- 高%時は撃墜が狙える。崖を背にして蓄積ダメージの多い相手をつかんだ場合にはこれ。
上投げ
相手を持ち上げてトスして打ち上げる。
- 仕様
- ダメージ: 計8% (2%+6%)
- 打撃投げ。 2%部分が打撃。
- 解説
下投げ
相手をお尻で押しつぶす。
- 仕様
- ダメージ: 計8% (1%+7%)
- 打撃投げ。 1%部分が打撃。
- 解説
- 比較的追撃が狙いやすい投げ。低%時は横強などの地上攻撃、少し浮きが高くなってきたら空後ろや空上などの空中攻撃が当てやすい。
相手のベクトル変更によっては追撃しにくい。空中回避後に攻撃を合わせたり着地を狙ったりするのも重要。
- 比較的追撃が狙いやすい投げ。低%時は横強などの地上攻撃、少し浮きが高くなってきたら空後ろや空上などの空中攻撃が当てやすい。
通常必殺ワザ
通常必殺ワザ1
どこからともなくキノピオを取り出し、それを盾にする大胆なワザ。
ピーチおよびキノピオに相手の攻撃が当たると、キノピオから胞子が飛び出し、それによってダメージを与える。
- 仕様
- 解説
- 胞子の攻撃判定はピーチの正面にしか出ない。空中で使う場合や、相手の空中攻撃に対して使う場合は、相手と自分の位置関係に注意。
硬直が長いため、外すとほぼ間違いなく反撃される。 - マルスやアイクのカウンター、シュルクのビジョン(未来視)などとは異なり、相手の攻撃の威力に依存しないタイプのカウンターワザ。
そしてカウンターワザでは唯一の飛び道具。
大ワザを受け止めても相手の攻撃力依存型と比べてうまみが少ない一方で、弱い攻撃を受け止めても全段ヒットで18%は美味しい。 - 胞子は飛び道具判定であるため、直接攻撃に使える反射ワザを受け止めた場合、胞子を跳ね返されてうまく反撃できないことがある。
- カウンター判定はピーチ本体にもあるため、後ろから攻撃されても胞子攻撃が発動する。その際は迅速に振り向いてからキノピオに胞子を飛ばさせる。
ピーチに攻撃に当たっているように見えるが、ダメージを受けていない以上、キノピオがしっかり守っているということなのだろう。 - 攻撃を受け止めてから胞子攻撃が発生するまでに、少々タイムラグがある。
リーチが長く持続の長い多段攻撃などに対して使うと、胞子攻撃が届く前に、無敵が切れたところを2段目以降の攻撃に潰されることがある。
めくり(裏回り)が狙える空中攻撃や移動距離の長い突進ワザ、飛び道具やアイテム投げとの相性も悪い。 - 空中で使用すると、落下を一時的に止められる。
- 胞子の攻撃判定はピーチの正面にしか出ない。空中で使う場合や、相手の空中攻撃に対して使う場合は、相手と自分の位置関係に注意。
通常必殺ワザ2
相手を眠らせるカウンター。空中の相手に当てるとふっとぶ。
- 仕様
- ダメージ: 3%
- 解説
- カウンターワザ。
- キノピオガードに比べカウンター範囲が狭く、時間も短い。
- 後ろからの攻撃には反応しない。
通常必殺ワザ3
純粋な攻撃ワザ。
- 仕様
- ダメージ: 密着:2.5%/それ以外:1%
- 解説
- 落下停止が無い。
- 最大で4ヒットする? 密着から発動して8%ほど、若干離れた位置だと3%ほどのダメージ。
横必殺ワザ
横必殺ワザ1
腰をひねってお尻を前に突き出したまま突進。対戦相手に当たるとハートが爆発する。
- 仕様
- ダメージ: 10%
- 突進中にくらい判定のあるものに接触すると爆発する。
- スマッシュ入力をすると突進距離が増す。
- 解説
- 意外と突進中の爆発の受付時間が長く、回避に刺さったり、油断してシールドを解除したり突っ込んできた相手に刺さりやすい。
- 爆発後の後隙はかなり短いので、ふっとばした後に前空中攻撃やカブ投げで追撃しやすく、ガードされても反撃を受けにくい。
しかし回避されて爆発が起こらないまま着地すると隙だらけに。 - 動作中は浮いているため、打点の低い攻撃をかわしつつ決められることも。身長が高い相手には狙いやすい。
横必殺ワザ2
当てた相手に花を咲かせる。
- 仕様
- ダメージ: 4% + 花ダメージ(最大6%?)
- 解説
- 突進距離が短くなった。
- 花ダメージを含めてギリギリピーチボンバーのダメージに並ぶほど。使い勝手は悪いか。
- 吹っ飛ばしも非常に低い。サドンデスでも撃墜は難しい。
横必殺ワザ3
右肩上がりの軌道を描く。
- 仕様
- ダメージ: 12%
- 解説
- 最終的にはかなり上昇する。一般的なキャラの地上ジャンプ程度の高さまで届く。
- 技を出した後、当たらなかった場合の隙が非常に大きい。
着地すればその時点で動けるようになるが、落下し続けた場合、空中ジャンプ1回分ほど落下するまで行動不能。 - 崖には掴まれない。復帰ワザとして使う場合は、このワザで地上に戻れなければ復帰はほぼ不可能。
上必殺ワザ
上必殺ワザ1
閉じたパラソルを持ち華麗にジャンプ。その後パラソルを開いて、おしとやかに降下。
- 仕様
- ダメージ: 上昇中 計7% (3%+1%*4) / 上昇後にパラソルを開いた瞬間 4% / それ以降 3%
- 発生: 7F
- パラソルを開いて落下している間は、落下速度が低下し、さらにスティック入力で左右に移動できる。
その際、スティックを下に倒すとパラソルを閉じて落下速度が上昇し、上に倒すと再びパラソルを開いた状態に戻る。
上昇後の挙動は、パラソルの開閉が可能な点を除き、しりもち落下と似た性質。 - パラソルを開いている間は背中にガケつかまり判定がないため、背中側でガケに触れてもガケつかまりができない。
パラソルを閉じれば背中側にもガケつかまり判定が現れる。 - 発動時の上昇中と、パラソルを開いて落下しているときはパラソルに攻撃判定がある。
- 解説
- 復帰ワザとしては屈指の復帰距離を誇る。
ピーチは空中ジャンプや浮遊だけでも十分に復帰距離を稼ぐことができるが、上方向へ復帰する際にはこのワザの出番。 - 上昇中の攻撃判定は強く、復帰の助けになる。ただし、下方向を攻撃できる飛び道具には弱いので過信は禁物。
判定が強いため、少々リスクは高いものの、対空ワザ・迎撃ワザとしても活用できなくはない。ダメージが溜まった相手なら撃墜できることも。 - パラソルの開閉は、着地タイミングをずらしたり、追撃を避けたりする手段として用いる。
一度ワザを出すと、移動、急降下、パラソルの開閉以外の操作が一切できなくなるため重要。パラソルの先端には攻撃判定がある点もうまく利用したいところ。
- 復帰ワザとしては屈指の復帰距離を誇る。
上必殺ワザ2
大きく飛び上がるがパラソルを開かない。
- 仕様
- ダメージ: なし
- 解説
- 高く飛び上がる。ただそれだけ。
- 攻撃判定もないため妨害に注意。
- ピーチパラソルと同じく背中向きでは崖につかまれない。
上必殺ワザ3
最初のジャンプが低めだが、パラソルを開くたびにふわりと上昇する。
- 仕様
- ダメージ: 3%
- 解説
- 最初のジャンプ中はパラソルを開かず、攻撃判定もない。
- 3回までパラソルを開きなおせる。3回目に開いた後、しりもち落下に移行。
- 上必殺ワザの入力直後に下に入力し続けると1回目のパラソルを開かない。
下必殺ワザ
下必殺ワザ1
地面から野菜を引っこ抜く。通称カブ。ダイコンだと言う人もたまにいる。
- 仕様
- ダメージ: 通常・糸目・半目・白目・笑顔 12% / ウィンク 16% / 目が点 22% / しわくちゃ(婆カブ) 33%
- ランダムで8種類の表情の野菜のどれかを引っこ抜く。ダメージが大きいものほど出現率が低い。
- 極稀にアイテムのどせいさん・ボムへいを引っこ抜くことがある。アイテム出現設定をオフにしていても引っこ抜く。
- 野菜は投擲アイテム。誰でもキャッチして使うことができる。
- 野菜を手に持っているときにダメージを受けて落とし、それが地面に落ちると地中に埋まる。近くで攻撃ボタンを押すと拾って再利用できる。
- 野菜を持っているときに下必殺ワザを入力すると野菜を投げる。
これは空中攻撃の着地隙の最中と、倒れふっとびの硬直中でも可能。※ Ver.1.0.4にて削除。 - 空中にいるときと、野菜以外のアイテムを持っているときは、下必殺ワザを入力しても何も起こらない。
- 解説
- 基本的に持っていれば得なので、相手が近くに居ない場合などには常に引っこ抜くようにしよう。
用途は他の投擲アイテム同様、牽制、ダメージソース、復帰してくる相手に投げる、など。 - 復帰の妨害に使う際は、相手の復帰コースを読んでその軌道上に投げておくと良い。相手の復帰力が低ければ早期バーストも狙える。
- 野菜に関するネタは多い。詳細は#野菜関連で。
- 基本的に持っていれば得なので、相手が近くに居ない場合などには常に引っこ抜くようにしよう。
下必殺ワザ2
野菜がふわふわと飛んでいく。アイテムは引っこ抜けない。
- 仕様
- ダメージ: 通常・糸目・半目・白目・笑顔 5% / ウィンク 8% / 目が点 13% / しわくちゃ(婆カブ) 23%
- 解説
- 横スマッシュ投げでは終点の半分くらいまで届く。
- 射程が長い代わりに速度は遅く、威力も低め。
下必殺ワザ3
射程距離が短く、ひっこ抜くのに時間がかかる。
- 仕様
- ダメージ: 通常・糸目・半目・白目・笑顔 11% / ウィンク 14% / 目が点 20% / しわくちゃ(婆カブ) 33%
- 解説
- 飛距離はほとんどない。空中から投げてもかなりのスピードで落ちるため、遠距離攻撃としては使えない。
その代わり、崖下から復帰してくる相手にはかなり当てやすいか。 - 威力は少し落ちる。
- 飛距離はほとんどない。空中から投げてもかなりのスピードで落ちるため、遠距離攻撃としては使えない。
最後の切りふだ
ピーチが踊り始めると、ピーチのイラストが描かれたフレームが画面全体に表示される。
その後、『スーパーマリオブラザーズ3』の空中ボーナス面の音楽が流れ始め、対戦相手が眠り、巨大な桃がステージ上に複数出現する。
- 仕様
- ダメージ:
- 解説
あおむけおきあがり攻撃
- 名前: ?
- 仕様
- ダメージ:
- 解説
うつぶせおきあがり攻撃
- 名前: ?
- 仕様
- ダメージ:
- 解説
転倒おきあがり攻撃
- 名前: ?
- 仕様
- ダメージ:
- 解説
ガケのぼり攻撃
- 名前: ?
- 仕様
- ダメージ:
- 解説
アピール
- 上アピール
- パラソルを掲げ、広げ回しながら「Sweets?」
- 横アピール
- ドレスの裾を上げ、華麗なステップを刻みながら「Lan la lan la lan lan」(ランララーララーンラン)
- 下アピール
- 1ターンした後、人差し指を立てウインクしながら「uh-han」
登場演出
この節の加筆が望まれています。 |
勝利・敗北演出
この節の加筆が望まれています。 |
- 勝利
- BGM:
- 敗北
カラーバリエーション
通常カラー | : | ピンクのドレス。 | |
黄色カラー | : | 黄色とオレンジのドレス。髪色がオレンジ。 | (元ネタ:デイジーを意識したカラー。) |
赤カラー | : | 赤色のドレス。 | |
青カラー | : | 青色のドレス。 | |
緑カラー | : | 緑色と黄緑色のドレス。 | |
白カラー | : | 白色のドレス。まるでウェディングドレスのよう。 | |
赤白カラー | : | 白と赤のドレス。 | (元ネタ:ファイアピーチ) |
黒カラー | : | 黒と金のドレス。 |
公式スクリーンショット
ピーチが映っている発売前の公式スクリーンショットを検索 … / (検索ページにジャンプしたら、“マルチメディア”をクリック。)
テクニック・小ネタ
浮遊関連
最低空浮遊
地上にいるときに、“スティック下倒しっぱなし+ジャンプボタン押しっぱなし”で浮遊をすると、地面スレスレで浮遊ができる。
空中攻撃を地上攻撃の代わりに使っていくこともでき、地上戦の立ち回りの幅が広がる。
小回りが利くため、微妙な間合い管理も難なくこなせる。スピードタイプのファイターの歩行とは似て非なる独特の攻防が可能。
後述のアイテムを持ったまま空中攻撃を出すテクニックと併用することも多く、アイテムを持ちながらも打撃ワザによるフォローが利く点は、ピーチ固有の要素。
アイテムを持ったまま空中攻撃
浮遊しながらだと、アイテムを持ったまま空中攻撃を繰り出すことができる。
ピーチは#下必殺ワザによってアイテムを生成できるので、おのずと使用機会は多くなる。
また、アイテムキャッチは空中攻撃によっても行うことができる。
- 「空中で野菜をその場に落とし、すぐに野菜をキャッチしつつ空中攻撃」
- 「相手に野菜を当て、跳ね返ってきた野菜をキャッチしつつ空中攻撃」
……というように、野菜と空中攻撃による連携も可能。
浮遊キャンセル急降下
入力方法:(浮遊ができる状態で)ジャンプボタン押しっぱなし → スティック下倒しっぱなし → ジャンプボタン離す
スティックを下に倒してからすぐにジャンプボタンを離さなければならない。
浮遊をした直後に浮遊をキャンセルして急降下を行うテクニック。
通常の方法でスティック下倒し浮遊をキャンセルして急降下をするためには、スティックを最低でも2回は下に倒さなければならないが、この方法ならばスティック下入力は1回で済む。
野菜関連
備考
- 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』のインターネット対戦の「だれかと」で、対戦開始直後にピーチが#下必殺ワザ1の「野菜ひっこ抜き」を使ってボムへいを引っこ抜くと不正と判定され24時間インターネット機能が使えなくなる不具合があった[1]この不具合は発売から6日後の2014/9/19に配布された「更新データ(Ver.1.0.2)によって修正された。
脚注
- ↑ 任天堂ホームページ:お客様へのお知らせ - 乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』のインターネット対戦において不正と誤判定される問題について。