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[[ファイル:公式 ピカチュウ7.jpg|サムネイル|あおむけたおれ状態の[[ピカチュウ (3DS/Wii U)|ピカチュウ]]]]
 
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'''たおれ'''、または'''ダウン'''とは、[[ふっとび#ふっとびの種類|倒れふっとび]]中、またはダメージ落下中(キャラクターが倒れふっとびをした後に、クルクルと回転しながら落下している状態)のキャラクターがそのまま床に落ち、[[受け身]]を取らなかったときにとるアクション。
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'''たおれ'''、または'''ダウン'''とは、主に[[倒れふっとび]]中、または[[ダメージ落下]]中のファイターがそのまま床に落ち、[[受け身]]を取らなかったときにとるアクション。
  
この項目では、たおれから派生する各アクションと、たおれ状態のキャラクターに攻撃をヒットさせることでできるテクニックの“叩き起こし”、“ダウン連”も解説する。
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この項目では、倒れから派生する各アクションと、倒れ状態のキャラクターに攻撃をヒットさせることでできるテクニックの“叩き起こし”、“ダウン連”も解説する。
  
 
== たおれの種類 ==
 
== たおれの種類 ==
たおれにはキャラクターが仰向けで倒れる'''あおむけたおれ'''と、俯せで倒れる'''うつぶせたおれ'''がある。
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倒れにはキャラクターが仰向けで倒れる'''あおむけたおれ'''と、俯せで倒れる'''うつぶせたおれ'''がある。[[#おきあがり]]行動は仰向けと俯せで動作が異なる。性能面では起き上がり攻撃以外は差はほぼ無い。
  
おきあがり行動は仰向けと俯せで動作が異なる。性能面では起き上がり攻撃以外は差はほぼ無い。
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[[転倒]]と異なり、たおれているキャラクターは[[掴み]]が当たらない。
 
 
[[転倒]]と異なり、たおれているキャラクターはつかみが当たらない。
 
  
 
== おきあがり ==
 
== おきあがり ==
たおれ中に方向入力、または攻撃・必殺ワザボタンを押すと、キャラクターがその入力に対応した起き上がり方をする。倒れアイテム食べ以外は、動作開始から少しの間はすり抜け[[無敵]]になる。
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たおれ中に何かを入力すると、それに対応した起き上がり方をする。倒れアイテム食べ以外は、動作開始から少しの間は[[無敵]]になる。
  
*その場おきあがり
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;その場おきあがり
**スティックを上に倒すか、しばらく何も入力しないで一定時間経過すると、キャラクターがその場で起き上がる。おきあがり行動の中で最も動作が短い。
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:スティックを上に倒すか、しばらく何も入力しないで一定時間経過すると、ファイターがその場で起き上がる。おきあがり行動の中で最も動作が短い。
*おきあがり回避
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:『[[スマブラ64]]』、『[[スマブラDX]]』では、シールドボタンを押しても可能。
**スティックを左右に倒すと、キャラクターがスティックを倒した方向に転がりながら起き上がる。 前、後ろで動作が異なる。
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;おきあがり回避
*おきあがり攻撃
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:横に方向入力をすると、ファイターがその方向に転がりながら起き上がる。 前、後ろで動作が異なる。
**攻撃ボタンを押すと、キャラクターは前後を攻撃をしながら起き上がる。前後に同時に攻撃するものや、前→後ろ、後ろ→前の順で攻撃するものがある。うつぶせとあおむけで動作が大きく異なる。
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;おきあがり攻撃
**おきあがり攻撃にワザ名は設定されていない<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn094.html アンケート集計拳!!<br />“起きあがりのワザ名は、特にキャラごとには設定していないんですよね。さすがに使いわけないだろうと思って・・・。 ”]</ref>。
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:攻撃ボタンを押すと、ファイターは前後を攻撃をしながら起き上がる。前後に同時に攻撃するものや、前→後ろ、後ろ→前の順で攻撃するものがある。うつぶせとあおむけで動作が大きく異なる。
*倒れアイテム食べ
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:おきあがり攻撃にワザ名は設定されていない<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn094.html アンケート集計拳!!<br />“起きあがりのワザ名は、特にキャラごとには設定していないんですよね。さすがに使いわけないだろうと思って・・・。 ”]</ref>。
**起き上がるものではないが、倒れているキャラクターの近くにたべものなど食品系のアイテムがあるときに攻撃ボタンを押すと、倒れながらそれを食べる。
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;倒れアイテム食べ
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:『[[スマブラX]]』以降にあるアクション。起き上がるものではないが、倒れているファイターの近くにたべものなど食品系の[[アイテム]]があるときに攻撃ボタンを押すと、倒れながらそれを食べる。
  
 
== たおれダメージ ==
 
== たおれダメージ ==
普通、たおれ状態のキャラクターが攻撃を受けるとダウン状態は解除されふっとぶが、
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『スマブラDX』以降にある仕様。普通、たおれ状態のキャラクターが攻撃を受けるとダウン状態は解除されふっとぶが、特定の条件を満たす弱い攻撃を受けた場合は、地面に倒れたままもがく'''たおれダメージ'''動作をし、たおれ状態は継続される。
*受けた攻撃が0度以下の[[ベクトル]]で、尚且つ[[ふっとび#ふっとびの種類|倒れふっとび]]にならなかった場合
 
*[[状態異常|埋まり]]状態にする攻撃
 
のいずれかを受けると、地面に倒れたままもがく'''たおれダメージ'''動作をした後、再度たおれ状態になる。
 
  
=== ダウン連 ===
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『スマブラX』では、ふっとび角度が0度で、尚且つ[[倒れふっとび]]にならない攻撃が倒れダメージ動作をさせることができる。『スマブラfor』ではそれに加え、[[状態異常|埋まり]]状態にする攻撃でも可能になった。
[[ファイル:ダウン連 ドンキー.gif|サムネイル|受け身不能落下をさせてからのダウン連。]]
 
前述のとおり、たおれ状態の相手に条件を満たす攻撃を当てると再びたおれ状態になる。これを繰り返す連携を'''ダウン連'''と言う。
 
  
たおれダメージ動作をしてから攻撃を受けないまま一定時間が経過した場合、次の攻撃が上の条件を満たしていてもすぐにたおれ状態が解除される。そのためダウン連ができるのは短い間隔で当て続けられるワザに限られる。
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=== 叩き起こし ===
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倒れダメージ動作をさせられたキャラクターは、次の起き上がり行動が必ずその場起き上がりになる。また、起き上がるタイミングは自動になる。よって、攻撃側はその場起き上がりの隙にスマッシュ攻撃などを容易に重ねることが出来る。
  
0度以下のベクトルの攻撃では、ダウン連は最大3回まで可能である。4回目を当てると立ち状態で攻撃を受けたときと同じ動作を取るので、永久にダウン連を続けることはできない。
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『スマブラX』以降は、倒れてからすぐに攻撃を受けた場合のみ、この叩き起こしが成立する。
  
一方、埋まり状態にする攻撃では回数制限がない。理論上は永久にダウン連ができるが、短い間隔で当て続けられる埋め攻撃はほとんどないため、現実的には2人以上で協力するなどしないと難しい。
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=== ダウン連 ===
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[[ファイル:ダウン連 ドンキー.gif|サムネイル|受け身不能の[[ぬるり落下]]をさせてからのダウン連。]]
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倒れダメージ動作中に再度倒れダメージ動作を引き起こす攻撃を当てると、その度にそのファイターは倒れダメージ動作を取り続けるので、起き上がれなくなる。これを狙って繰り返す連携を'''ダウン連'''と言う。
  
[[受け身]]によってたおれを回避することが容易に可能なため、確定でダウン連を始動できる状況は少ない。空中で踏み台ジャンプをされた場合と、ふっとび[[ベクトル]]が0度かつ弱いふっとび中に台から落ちた場合は一定時間受け身が取れないという仕様があり、これらがダウン連の始動のためによく利用される。
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倒れダメージ動作が終わってから攻撃を当てると倒れ状態が解除されるので、ダウン連ができるのは短い間隔で当て続けられるワザに限られる。『スマブラDX』では後の作品よりも倒れダメージ動作が極端に短く、成立させるのは難しい。また、ダウン連をしていると攻撃側が徐々に後退していき、やがて攻撃が届かなくなる。『スマブラX』ではそのような後退していく仕様は無いため、相手を壁に押し付けて逃げられなくすれば半永久的にダウン連を続けることが出来る。また、倒れダメージ動作が長いため、多くのワザでダウン連を続けることができ、中には喰らい側が[[ヒットストップずらし]]で遠ざかったとしても、歩いて追いかけつつダウン連を継続することが可能なものもある。
  
ダウン連を受けている側は抵抗手段がほぼ無く([[ヒットストップずらし]]はできるが、わずかに位置がずれるだけで効果はあまり無い)、終わるまで一方的に攻撃を受け続けることになる。しかし0度以下の攻撃によるダウン連は最大4ヒットまでしか続けられず、それもふっとばし力が弱い攻撃(=ダメージが小さい攻撃)である必要があるため、大した合計ダメージにはならない。たおれダメージ関連の追撃としては、ダウン連よりも下記の叩き起こしの方が重要である。
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『スマブラfor』では、ダウン連は最大3回までとなっている。4回目を当てると立ち状態で攻撃を受けたときと同じ動作を取るので、永久にダウン連を続けることはできない。ただし、[[状態異常|埋まり]]状態にする攻撃に限っては回数制限がない。理論上は永久にダウン連ができるが、短い間隔で当て続けられる埋め攻撃はほとんどないため、現実的には2人以上で協力するなどしないと難しい。
  
=== 叩き起こし ===
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[[受け身]]によって倒れを回避することが容易に可能なため、確定でダウン連を始動できる状況は少ない。『スマブラX』からは、空中で[[踏み台ジャンプ]]をされた場合と、ふっとび[[ベクトル]]が0度かつ弱いふっとび中に台から落ちた場合([[ぬるり落下]])は一定時間受け身が取れないという仕様があり、これらがダウン連の始動のためによく利用される。
たおれをしてから間もないときにたおれダメージ動作をさせられたキャラクターは、次のおきあがり行動が必ずその場おきあがりになる。また、起き上がるタイミングは自動になる。
 
  
攻撃側はその場おきあがりの隙に、ホールドしたスマッシュ攻撃や再度相手を倒れさせるのに向いた攻撃を容易に重ねることができる。
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ダウン連を受けている側は抵抗手段がほぼ無く([[ヒットストップずらし]]はできるが、わずかに位置がずれるだけで効果はあまり無い)、終わるまで一方的に攻撃を受け続けることになる。猶予が長く、回数制限が無い[[スマブラX]]では決まると強力である。それ以外ではダウン連では大したダメージを見込めないので、たおれダメージ関連の追撃としては、ダウン連よりも上記の叩き起こしの方が重要である。
  
叩き起こしの条件を満たした後は、ダウン連をしても次のおきあがり行動はその場おきあがりになる。0度以下の攻撃のダウン連と組み合わせる場合、ダウン連を3ヒットに留めて、相手がその場おきあがりをしたところに大技を当てると最大リターンを得ることができる。
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== 外部リンク ==
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*[https://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/0914/index.html 速報スマブラ拳!! : 新システム]
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*[http://dx.smashbr0s.com/guide/advanced/jabreset/ 【システム仕様詳細】叩き起こし [Jab Reset] | 対戦攻略指南 | スマブラDX 対戦攻略指南]
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

2018年6月16日 (土) 07:50時点における版

あおむけたおれ状態のピカチュウ

たおれ、またはダウンとは、主に倒れふっとび中、またはダメージ落下中のファイターがそのまま床に落ち、受け身を取らなかったときにとるアクション。

この項目では、倒れから派生する各アクションと、倒れ状態のキャラクターに攻撃をヒットさせることでできるテクニックの“叩き起こし”、“ダウン連”も解説する。

たおれの種類

倒れにはキャラクターが仰向けで倒れるあおむけたおれと、俯せで倒れるうつぶせたおれがある。#おきあがり行動は仰向けと俯せで動作が異なる。性能面では起き上がり攻撃以外は差はほぼ無い。

転倒と異なり、たおれているキャラクターは掴みが当たらない。

おきあがり

たおれ中に何かを入力すると、それに対応した起き上がり方をする。倒れアイテム食べ以外は、動作開始から少しの間は無敵になる。

その場おきあがり
スティックを上に倒すか、しばらく何も入力しないで一定時間経過すると、ファイターがその場で起き上がる。おきあがり行動の中で最も動作が短い。
スマブラ64』、『スマブラDX』では、シールドボタンを押しても可能。
おきあがり回避
横に方向入力をすると、ファイターがその方向に転がりながら起き上がる。 前、後ろで動作が異なる。
おきあがり攻撃
攻撃ボタンを押すと、ファイターは前後を攻撃をしながら起き上がる。前後に同時に攻撃するものや、前→後ろ、後ろ→前の順で攻撃するものがある。うつぶせとあおむけで動作が大きく異なる。
おきあがり攻撃にワザ名は設定されていない[1]
倒れアイテム食べ
スマブラX』以降にあるアクション。起き上がるものではないが、倒れているファイターの近くにたべものなど食品系のアイテムがあるときに攻撃ボタンを押すと、倒れながらそれを食べる。

たおれダメージ

『スマブラDX』以降にある仕様。普通、たおれ状態のキャラクターが攻撃を受けるとダウン状態は解除されふっとぶが、特定の条件を満たす弱い攻撃を受けた場合は、地面に倒れたままもがくたおれダメージ動作をし、たおれ状態は継続される。

『スマブラX』では、ふっとび角度が0度で、尚且つ倒れふっとびにならない攻撃が倒れダメージ動作をさせることができる。『スマブラfor』ではそれに加え、埋まり状態にする攻撃でも可能になった。

叩き起こし

倒れダメージ動作をさせられたキャラクターは、次の起き上がり行動が必ずその場起き上がりになる。また、起き上がるタイミングは自動になる。よって、攻撃側はその場起き上がりの隙にスマッシュ攻撃などを容易に重ねることが出来る。

『スマブラX』以降は、倒れてからすぐに攻撃を受けた場合のみ、この叩き起こしが成立する。

ダウン連

受け身不能のぬるり落下をさせてからのダウン連。

倒れダメージ動作中に再度倒れダメージ動作を引き起こす攻撃を当てると、その度にそのファイターは倒れダメージ動作を取り続けるので、起き上がれなくなる。これを狙って繰り返す連携をダウン連と言う。

倒れダメージ動作が終わってから攻撃を当てると倒れ状態が解除されるので、ダウン連ができるのは短い間隔で当て続けられるワザに限られる。『スマブラDX』では後の作品よりも倒れダメージ動作が極端に短く、成立させるのは難しい。また、ダウン連をしていると攻撃側が徐々に後退していき、やがて攻撃が届かなくなる。『スマブラX』ではそのような後退していく仕様は無いため、相手を壁に押し付けて逃げられなくすれば半永久的にダウン連を続けることが出来る。また、倒れダメージ動作が長いため、多くのワザでダウン連を続けることができ、中には喰らい側がヒットストップずらしで遠ざかったとしても、歩いて追いかけつつダウン連を継続することが可能なものもある。

『スマブラfor』では、ダウン連は最大3回までとなっている。4回目を当てると立ち状態で攻撃を受けたときと同じ動作を取るので、永久にダウン連を続けることはできない。ただし、埋まり状態にする攻撃に限っては回数制限がない。理論上は永久にダウン連ができるが、短い間隔で当て続けられる埋め攻撃はほとんどないため、現実的には2人以上で協力するなどしないと難しい。

受け身によって倒れを回避することが容易に可能なため、確定でダウン連を始動できる状況は少ない。『スマブラX』からは、空中で踏み台ジャンプをされた場合と、ふっとびベクトルが0度かつ弱いふっとび中に台から落ちた場合(ぬるり落下)は一定時間受け身が取れないという仕様があり、これらがダウン連の始動のためによく利用される。

ダウン連を受けている側は抵抗手段がほぼ無く(ヒットストップずらしはできるが、わずかに位置がずれるだけで効果はあまり無い)、終わるまで一方的に攻撃を受け続けることになる。猶予が長く、回数制限が無いスマブラXでは決まると強力である。それ以外ではダウン連では大したダメージを見込めないので、たおれダメージ関連の追撃としては、ダウン連よりも上記の叩き起こしの方が重要である。

外部リンク

脚注


ワザ
共通 弱攻撃 - ダッシュ攻撃 - 強攻撃 - スマッシュ攻撃 - 空中攻撃 - つかみ - 投げ - 必殺ワザ - 最後の切りふだ - おきあがり攻撃 - ガケのぼり攻撃 - アピール
一部ファイター限定 空中ワイヤー - 滑空攻撃 - コマンド入力ワザ - 特殊ワザ