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「ルフレ」の版間の差分

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{{Main2|[[大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U]]のファイターとしての{{PAGENAME}}については、「[[{{PAGENAME}} (3DS/Wii U)]]」を}}
+
{{Main2|[[ファイター]]としての{{PAGENAME}}については、それぞれ、「[[{{PAGENAME}} (3DS/Wii U)]]」、「[[{{PAGENAME}} (SP)]]」を}}
 
{{infobox キャラクター
 
{{infobox キャラクター
|キャラ=ルフレ
+
|キャラ={{PAGENAME}}
 
|見出し背景色=
 
|見出し背景色=
 
|見出し文字色=
 
|見出し文字色=
|画像=
+
|画像=[[ファイル:ルフレ・男性 (ファイアーエムブレム 覚醒).png|250x250px]]
|デビュー=ファイアーエムブレム 覚醒(2012年4月19日/3DS)
+
|キャプション=『ファイアーエムブレム 覚醒』の男性{{PAGENAME}}の2Dグラフィック(初期設定)
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|出典=[[ファイアーエムブレムシリーズ]]
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|デビュー=ファイアーエムブレム 覚醒<br>(2012年4月19日/3DS)
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 +
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 +
|紹介記事=[https://fireemblemwiki.org/wiki/Robin Robin - Fire Emblem Wiki]
 
}}
 
}}
 +
'''ルフレ'''(Robin)は、『ファイアーエムブレム 覚醒』に登場するキャラクター。また、そのデフォルトの名前。
 +
__TOC__
 +
{{-}}
 +
== 概要 ==
 +
[[ファイル:ルフレ・女性 (ファイアーエムブレム 覚醒).png|200x200px|サムネイル|女性ルフレの2Dグラフィック(初期設定)]]
 +
『ファイアーエムブレム 覚醒』の主人公の一人の主人公で、プレイヤーの分身となるマイユニット。'''ルフレ'''はデフォルトネームであり、原作では性別・顔・体格・髪型・髪色・喋り方・名前・ステータス傾向を設定できる。海外では北米・豪州や欧州の英・伊版などが'''Robin'''、欧州の独・仏・西版などが'''Daraen'''となっている。
  
'''ルフレ'''(Reflet/Robin)は、『ファイアーエムブレム 覚醒』に登場するキャラクター。また、そのデフォルトの名前。
 
  
== 概要 ==
+
『覚醒』は、ロードクラスユニットである[[クロム]]とマイユニットの2人が主人公となる。最初にルフレは記憶をほぼ失った状態で倒れており、それを偶然見つけたイーリス聖王国の王子クロムと、彼の率いる自警団に助けられることによってストーリーが始まり、ルフレは軍師としてクロムの戦いをサポートする。
『ファイアーエムブレム 覚醒』の主人公の一人。<br />
 
ルフレは「マイユニット」のデフォルトネームであり、原作では性別・顔・体格・髪型・髪色・喋り方・名前・ステータス傾向を設定できる。海外では北米・豪州や欧州の英・伊版などが“Robin”、欧州の独・仏・西版などが“Daraen”となっている。
 
  
 +
プリレンダムービーではルフレ視点のシーンが多く、ルフレの選択をプレイヤーが決めるシーンもある。そのムービーも見た目が変更できることを考慮し、フードを深く被って言葉を発しないため、デフォルト姿でしっかりと登場したのは『[[スマブラfor]]』の[[参戦ムービー]]が初である。
  
『ファイアーエムブレム 覚醒』(以下、『FE覚醒』)は、ロードクラスユニットとマイユニットの2人が主人公となる。<br/>
+
このようにプレイヤーの分身・アバターキャラクターであることが徹底された存在ではあるものの、'''彼はストーリーの根幹に関わる設定を秘めている'''。<br>
最初にルフレは記憶をほぼ失った状態で倒れており、それを偶然見つけた「イーリス聖王国」の王子「クロム」と、彼の率いる自警団に助けられることによってストーリーが始まり、ルフレは軍師としてクロムの戦いをサポートする。
+
実はルフレは敵勢力であるギムレー教団の教主・ファウダーの実子として、邪竜を世界に蘇らせる「ギムレーの器」なる切りふだ的存在として生みだされていたため、「'''自身が絶望の未来を世界にもたらす'''」という運命を課されている。
 +
そのことはストーリー随所において様々な形で暗示され、''主人公としてのルフレ''はその邪竜の運命に抗うため、クロムたちの戦場に命を賭けることとなる。
  
プリレンダムービーではルフレ視点のシーンが多く、ルフレの選択をプレイヤーが決めるシーンもある。<br />
 
そのムービーも見た目の差異を考慮して、フードを深く被って言葉を発しないため、デフォルト姿でしっかりと登場したのは今回の参戦ムービーが初である(参戦ムービー冒頭部は、『FE覚醒』のムービーと同じ業者が担当)。
 
  
このようにプレイヤーの分身・アバターキャラクターであることが徹底された存在ではあるが、ストーリーの根幹に関わる設定を秘めている。ルフレは自身の運命に抗い、絶望の未来を回避するために命を賭けるのだ。
+
ユニットとしては、前作にあたる『新・紋章の謎』のマイユニットの万能性を色濃く引き継いだキャラとして「戦術師」→「神軍師」という固有のクラス系統を持つうえに、特定のユニットや性別専用のものを例外とした全てのクラスにクラスチェンジすることができる。<br />
 +
剣と魔道書の両方が使用できるクラスであり、ルフレが『スマブラ』以降も他の作品に客演するときのデザインは基本的にこれに準拠している。<br />
 +
ステータスの偏りがほぼ最初に選択した得意・不得意以外にないうえ、ほぼ全てのクラスにチェンジできるという特性のおかげでスキル習得の幅は最も広く、プレイヤー次第でどんな役割をも持たせることができる。<br />
 +
また『覚醒』には結婚のシステムも存在し、マイユニットはほぼすべての異性ユニットと結婚することができるため、女性であればクロムの妻(この場合[[ルキナ]]の母)、男性であればルキナの夫(この場合クロムの娘婿であり相棒)になることも可能。
  
 +
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
 +
シリーズ4・5作目の『[[スマブラfor]]』から登場。『スマブラfor』には2014年7月14日に公開されたムービー『[https://www.youtube.com/watch?v=Lf9ZxmcUYWs 剣と魔法と炎の紋章]』で参戦が発表された。『[[スマブラSP]]』には2018年6月13日に放送された『[https://www.youtube.com/watch?v=r59XHhxFMhU Nintendo Direct: E3 2018]』で当作の情報が公開されると同時に参戦することが明らかになった。『スマブラfor』では最初から選択可能な[[ファイター]]として、『スマブラSP』では[[隠しキャラクター]]として登場している。
  
『FE覚醒』のユニットとしては、「戦術師」という固有のクラス(クラスアップで「神軍師」)を持つうえに、特定のユニットや性別専用のものを例外とした全てのクラスにクラスチェンジすることができる。<br />
+
『ファイアーエムブレム 覚醒』の中から出すファイターとして他に[[クロム]]も候補にあったが、性能がマルスとアイクの中間になって他のファイターと比べての明確な特色が出しにくいとされて見送られた一方で、ルフレは剣と魔法によって他のファイターには無い特徴を持たせられるとの判断で参戦が決まった<ref>桜井政博のゲームについて思うこと VOL.457<br />『ファイアーエムブレム 覚醒』を最後までプレイし、その豊かなキャラクターの中から誰を出そうかと考えたとき、もちろんクロムでも考えてみました。しかしこれが、苦戦しまして。どう考えても、マルスとアイクの中間のような、フツーの剣士キャラにしかならないんですよね。遊んだときに、ほかのファイターと比べて明快な特色が出ません。その反面、ルフレで考えたところ、スラスラとイメージを出すことができました。(中略)ほかのファイターにはない特徴を持たせ、かつ『ファイアーエムブレム』シリーズらしい構成にできる勝算が生まれました。</ref>
戦術師とは剣と魔道書の両方が使用できるクラスであり、スマブラに参戦するルフレのデザインはこれに準拠している。<br />
+
 
ステータスの偏りがほぼ最初に選択した得意・不得意以外にないうえ、ほぼ全てのクラスにチェンジできるという特性のおかげでスキル習得の幅は最も広く、プレイヤー次第でどんな役割をも持たせることができる。<br />
+
顔のデザインは初期設定の物に準じている。デフォルトカラーは男性だが、[[色変え]]で女性のルフレを選ぶことも出来る。
また『FE覚醒』には結婚のシステムも存在し、女性であればクロムの嫁(この場合[[ルキナ]]の母)、男性であればルキナの婿(この場合クロムの娘婿であり相棒)になり、これも他キャラのスキルに影響を及ぼすことができる。
 
  
 +
日本版での声は原作同様、[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%B0%E8%B0%B7%E4%BD%B3%E6%AD%A3 細谷佳正](男性) / [https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%A2%E5%9F%8E%E3%81%BF%E3%82%86%E3%81%8D 沢城みゆき](女性)が務め、口調は男性が「僕1」、女性が「私1」を基にしたものとなっている。『スマブラSP』では『スマブラfor』で収録された音声が流用されている。
  
スマブラで使用する武器は、「青銅の剣」と「サンダーソード」。彼自身は専用武器を持っておらず、初期装備として青銅の剣を持っている。また、サンダーソードは同作中に登場する唯一の魔法剣である。<br />
+
他の『ファイアーエムブレム』シリーズからのファイターが剣のみで戦うのに対し、ルフレは2種類の剣と4つの魔導書を使用する。斬撃と魔法2種類のワザを多く用いる、スマブラでも非常に珍しいファイターでもある。
「サンダー」系の魔道書がメインとなっているのは、初期装備やイベントでの使用魔道書としてサンダー系を使っていたからであろう。<br />
+
強力なワザが多いが、原作さながらの使用回数の制限がある。また、運動能力が最低クラスに低く、あまり機敏なアクションはできない。
なお、戦術師・神軍師では「リザイア」などの闇魔法類は使えないが、「ダークマージ」系にクラスチェンジすれば使用できる。ルフレは習得できないが、ダークマージ系以外でも闇魔法が使えるスキル「暗闇の加護」も存在する。
 
  
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
+
アクションだけでなく計画性も求められる、『スマブラ』と『ファイアーエムブレム』のゲーム性が合わさったようなファイターになっている。
[[ファイル:20140724 Wii U 30.png|サムネイル|ルフレ男女。]]
 
『[[スマブラfor]]』で初参戦。2014年7月14日に放送された動画「剣と魔法と炎の紋章」にて参戦が明らかにされた。
 
{{-}}
 
  
=== 公式イラスト ===
+
=== アートワーク ===
 
<gallery>
 
<gallery>
ファイル:公式絵 4 ルフレ.png|スマブラfor
+
ファイル:公式絵 4 ルフレ.png|『スマブラfor』
 +
ファイル:公式絵 4 ルフレ (男).png|『スマブラfor』<br />ルフレ(男性)
 +
ファイル:公式絵 4 ルフレ (女).png|『スマブラfor』<br />ルフレ(女性)
 +
ファイル:参戦イラスト ルフレ.jpg|『スマブラfor』の[[参戦イラスト]]。原作でキャラクターデザインとイラストレーションを担当した[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%B6%E3%82%AD%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%B1 コザキユースケ]が手掛けた。
 +
ファイル:公式絵 SP ルフレ.png|『スマブラSP』<br />ルフレ(男性)
 +
ファイル:公式絵 SP ルフレ (女).png|『スマブラSP』<br />ルフレ(女性)
 
</gallery>
 
</gallery>
  
=== 動作などの元ネタ ===
+
=== ゲーム中の解説 ===
{{節スタブ}}
+
;[{{有無|for|1/1}}フィギュア名鑑]ルフレ
 +
:『ファイアーエムブレム 覚醒』で、プレイヤーの分身となるユニット。記憶を失っているところをクロムたちに助けられる。その後、軍師としての資質を見出され、クロム達と行動を共にする。『スマブラ』では、魔法とサンダーソードで戦う。強力なワザをもつが個別に回数の制限がある。一定時間で回復するが使いすぎに注意したい。
 +
:*(3DS) ファイアーエムブレム 覚醒 (2012/04)
 +
;[{{有無|for|1/1}}フィギュア名鑑]ルフレ(EX)
 +
:強力な代わりに使用制限があるルフレの魔法。通常必殺ワザの「サンダー」は最大までためると「トロン」に変化し、威力と弾速がアップする。ためは、途中でのキャンセル、再開が可能だ。「ギガファイアー」は、放った炎が地形や相手、アイテムに触れると火柱を上げる横必殺ワザ。ガケ際で場外の相手に放てば復帰阻止になる。
 +
:*(3DS) ファイアーエムブレム 覚醒 (2012/04)
  
*青銅の剣(弱・強・空中攻撃など) / サンダーソード(スマッシュ攻撃)
+
;[{{有無|WiiU}}フィギュア名鑑] ダブル
*:どちらも『FE覚醒』、およびその他シリーズ作品のいくつかに武器として登場する剣である。
+
:『ファイアーエムブレム 覚醒』で2人が敵1人に同時攻撃する「ダブル」。『スマブラ』におけるルフレの切りふだも原作同様、2人で同時に攻撃をする。加勢するのはイーリス聖王国の王子クロム。まず最初にクロムがダッシュし、1人にでもヒットすると同時攻撃を仕掛ける。複数の相手を同時に巻き込むことも可能だ。
*:*青銅の剣
 
*:*:前述のとおり、ルフレの初期装備の一つ。威力こそ低いものの、武器ランクの低さゆえに扱いやすく、コストパフォーマンスや命中率に優れていることから、序盤低難度では重宝する武器である。
 
*:*サンダーソード
 
*:*:雷の魔法剣。剣の性質(三すくみ)を持ちながらも、攻撃力は「力」ではなく「魔力」に依存する。スマブラでは雷を帯びた剣で直接斬りつけているが、原作では「剣をかざして1マス離れた敵に雷を落とす」こともできる。
 
  
*サンダー・エルサンダー・ギガサンダー・トロン(通常必殺ワザ)
+
== 使用ワザの名称一覧 ==
*:いずれも『FE覚醒』やその他シリーズ作品に登場する雷魔法で、描写も概ね『FE覚醒』に準ずる。前述のとおり、サンダーはルフレ初期装備の一つ。トロンはとあるムービーで使用する。
+
*通常攻撃のワザ名は公式攻略本より引用。
*:雷系の魔法は、「必殺(発動するとダメージが大幅に増す)」が出やすいという性質がある。
+
{| class="wikitable"
 +
|-
 +
!  !! スマブラfor !! スマブラSP
 +
|-
 +
| 弱攻撃
 +
|colspan="2"| ライトチョップ → コンビネーションチョップ → ファイアー or ウインド → ウインドフィニッシュ
 +
|-
 +
| ダッシュ攻撃
 +
|colspan="2"| ショートスタッブ
 +
|-
 +
| 横強攻撃
 +
|colspan="2"| フロントハック
 +
|-
 +
| 上強攻撃
 +
|| アッパーストライク
 +
|| アッパースイング<ref name="namechangeonly" />
 +
|-
 +
| 下強攻撃
 +
|colspan="2"| レッグカッター 
 +
|-
 +
| 横スマッシュ攻撃
 +
|colspan="2"| ネックストライカー 
 +
|-
 +
| 上スマッシュ攻撃
 +
|| ライジングスラスト
 +
|| ライジングスラスト/スピニングソード<ref name="thunder sword" />
 +
|-
 +
| 下スマッシュ攻撃
 +
|| アースショッカー
 +
|| アースノック/アースショッカー<ref name="thunder sword" />
 +
|-
 +
| 通常空中攻撃
 +
|colspan="2"| ダブルチョップ
 +
|-
 +
| 前空中攻撃
 +
|colspan="2"| エアアッパースイング
 +
|-
 +
| 後空中攻撃
 +
|colspan="2"| バックハンドスラッシュ 
 +
|-
 +
| 上空中攻撃
 +
|colspan="2"| アークスラッシュ
 +
|-
 +
| 下空中攻撃
 +
|colspan="2"| アンダーカット 
 +
|-
 +
| つかみ攻撃
 +
|colspan="2"| つかみフォースアタック
 +
|-
 +
| 前投げ
 +
|colspan="2"| フォースキネシス
 +
|-
 +
| 後投げ
 +
|colspan="2"| リバースキネシス
 +
|-
 +
| 上投げ
 +
|colspan="2"| ローンチキネシス
 +
|-
 +
| 下投げ
 +
|colspan="2"| プレッシャーキネシス
 +
|-
 +
| 通常必殺ワザ (1)
 +
|colspan="2"| サンダー<ref>[[ためワザ|溜める]]ことで、「サンダー」→「エルサンダー」→「ギガサンダー」→「トロン」の順に変化していく。</ref>
 +
|-
 +
| 通常必殺ワザ2
 +
|| 強化サンダー
 +
|! colspan="1" style="background-color:#bababa;"|
 +
|-
 +
| 通常必殺ワザ3
 +
|| 速読サンダー
 +
|! colspan="1" style="background-color:#bababa;"|
 +
|-
 +
| 横必殺ワザ (1)
 +
|colspan="2"| ギガファイアー
 +
|-
 +
| 横必殺ワザ2
 +
|| エクスプロージョン
 +
|! colspan="1" style="background-color:#bababa;"|
 +
|-
 +
| 横必殺ワザ3
 +
|| ファイアーウォール
 +
|! colspan="1" style="background-color:#bababa;"|
 +
|-
 +
| 上必殺ワザ (1)
 +
|colspan="2"| エルウインド
 +
|-
 +
| 上必殺ワザ2
 +
|| 変則エルウインド
 +
|! colspan="1" style="background-color:#bababa;"|
 +
|-
 +
| 上必殺ワザ3
 +
|| スラントエルウインド
 +
|! colspan="1" style="background-color:#bababa;"|
 +
|-
 +
| 下必殺ワザ (1)
 +
|colspan="2"| リザイア
 +
|-
 +
| 下必殺ワザ2
 +
|| ロングレンジリザイア
 +
|! colspan="1" style="background-color:#bababa;"|
 +
|-
 +
| 下必殺ワザ3
 +
|| ゲーティア
 +
|! colspan="1" style="background-color:#bababa;"|
 +
|-
 +
| 最後の切りふだ
 +
|colspan="2"| ダブル
 +
|-
 +
|}
  
*ギガファイアー(横必殺ワザ)
+
== 動作などの元ネタ ==
*:『FE覚醒』と『暁の女神』に登場する炎の中級魔法。描写もほぼ原作通り。
+
=== ワザ ===
*:なお、「最後の切りふだ」最中にルフレが叫ぶ「ボルガノン」は、ギガファイアーの上位にあたる炎魔法の名前である。
+
*弱・強・空中攻撃:青銅の剣 / 各種スマッシュ攻撃・空中攻撃:サンダーソード
 +
**どちらも『覚醒』及びその他シリーズ作品の幾つかに武器として登場する剣。尚、ルフレ自身は専用武器を持っていない。
 +
**"青銅の剣"はルフレの初期装備の一つ。威力こそ低いものの、武器ランクも低いので、剣を使えるキャラの全員が装備できる。また耐久性と値段、命中率に優れていることから、序盤ではかなり重宝する武器であり、コストの低さから錬成によって強化され、長く使われる事もある。
 +
***クラスチェンジを行い使用武器が剣に変わった場合も、最初は青銅くらいしか使えないので、中盤以降でも出番はある。
 +
**"サンダーソード"は、雷の魔法剣で『覚醒』に登場する唯一の魔法剣。剣の性質(三すくみ)を持ちながらも、ダメージは「力」「守備」ではなく「魔力」「魔防」に依存する。
 +
***『スマブラ』では雷を帯びた剣で直接斬りつけることぐらいしかほとんどしていないが、原作では「剣をかざして1マス離れた敵に雷を落とす」こともできる。
 +
{{SG
 +
|画像1=[[ファイル:元ネタ_ルフレ_サンダーソード.jpg|200px]]
 +
|文=剣使いの貴重な遠隔攻撃でもある。
 +
}}
  
*エルウインド(上必殺ワザ)
+
*弱攻撃百裂派生:ウインド
*:『FE覚醒』やその他シリーズ作品に登場する風魔法。命中率が高く、飛行系に対して特効。風の刃を飛ばすこと自体は原作と同じだが、原作ではスマブラのように下には放たず、他の魔法同様に正面に飛ばしている。
+
**『覚醒』やその他シリーズ作品に登場する最下級の風魔法。威力は控えめだが命中率が高く、飛行系に対して特効を持つ。
  
*リザイア(下必殺ワザ1・2)
+
*下強攻撃:レッグカッター
*:『FE覚醒』やその他シリーズ作品に登場する魔法。
+
**原作の戦術師時の必殺モーションに少し似ている。原作ではかなり力強い動きをしており、姿勢は低くない。
*:スマブラでは相手とのダメージ差に応じて与ダメージ・回復量が変化するが、原作シリーズではダメージ量の変動はない。回復量は、『FE覚醒』では与ダメージの半分、その他シリーズ作品では与ダメージと等しい回復量となっている。また、スマブラのように相手を拘束して攻撃するようなものではない。
 
*:さらに『FE』シリーズでは原則「方向」の概念は存在していないため、背後から当てると効力が増すという性質は、スマブラオリジナルのものである。
 
*:前述のとおり、原作ではルフレはそのままだと使用できない。
 
*:なお、『FE覚醒』をはじめとする携帯機で展開された作品では「闇魔法」として登場しているが、据え置き機で展開された作品やそのリメイクでは、効果はそのままに「光魔法」として登場している。
 
  
*ゲーティア(下必殺ワザ3)
+
*通常必殺ワザ:サンダー
*:『FE覚醒』に登場する闇の最上級魔法。上記のリザイアなどほとんどの闇魔法はユニークな特殊効果を併せ持っているが、その唯一の例外であり、単純に威力が高いだけの魔法となっている。
+
**「エルサンダー」「ギガサンダー」「トロン」含め、いずれも『覚醒』やその他シリーズ作品に登場する雷魔法で、前述のとおり、サンダーはルフレ初期装備の一つ。トロンは断章及びその後のムービー等でも使用する。
 +
**前述の通り『覚醒』ではルフレは専用武器を持たないが、後に『if』や『FE無双』に登場した際には専用武器として「雷書トロン」を持つ。『Code Name: S.T.E.A.M. リンカーンVSエイリアン』にゲスト出演した時の「トロン」を用いる。
 +
**雷系の魔法は、「命中がやや低いが威力が高めで、必殺(確率で与えるダメージを3倍にする)が出やすい」という性質がある。
 +
**「トロン」を放つ際、発動前に一回転しているが、これは原作で魔道書で連続二回攻撃や必殺を出した時の動きに似ている。
 +
**『スマブラ』では溜めることで上位の魔法を放つが、原作にはそのようなシステムはなく、それぞれが独立した魔道書アイテムである。
 +
***しかし原作では上位の魔道書ほど耐久値が低くなるので、溜めるほど耐久値の消耗が激しくなる『スマブラ』の仕様はこれを意識したものだろう。
 +
**ため開始時のSEは『覚醒』での「必殺の一撃」や奥義系スキル発動時のもの。
  
*ダブル(最後の切りふだ)
+
{{SG
*:クロムの攻撃ヒット時に挿入されるカットインは、原作でクロムが必殺(または特定のスキル)を発動したときに表示されるものを、そっくりそのまま用いている。
+
|画像1=[[ファイル:元ネタ_ルフレ_NB姿勢.jpg|200px]]
*:ダブルとは、『FE覚醒』を象徴するシステムの名前である。2人のユニットを1つのマスに入れて同行させ、協力して戦うというもの。
+
|文=基本の魔道書使用モーション
*:2人を一緒にすることで1ターン中に行動できる人数は減ってしまうものの、ステータスが強化され、戦闘を有利に進められるようになる。また、戦闘中に同行者が追加攻撃を行ってくれる「デュアルアタック」や、敵の攻撃から庇ってくれる「デュアルガード」が発動することもある。スマブラにおけるダブルは、この「デュアルアタック」を再現したものと思われる。
+
|色=008000
*:単純に戦闘力アップを計るだけでなく、ピンチの味方を後衛に入れて安全を確保したり、移動力の低い味方を高い味方に同行させて移動を円滑に進めたりと、戦略の幅を大きく広げてくれるシステムである。
+
}}
*:*クロム
+
<br />
*:*:『FE覚醒』のもう一人の主人公。イーリス聖王国の王子でありながら、自ら自警団を率い、国の治安を守っている。また、[[マルス]]の子孫にして[[ルキナ]]の父であり、彼らと同じく 神剣「ファルシオン」を継承する者でもある。ただし、ストーリー開始時点では「ファルシオン」は「封剣ファルシオン」になってしまっている。右肩には、イーリス王家の正統な後継者であることを示す“聖痕”がある。
+
{{SG
*:*:「マスターロード」にクラスチェンジすると、シリーズのタイトルにもなっている「ファイアーエムブレム(炎の台座(炎の紋章))」を盾のように装備したグラフィックになる。ファイアーエムブレムの定義はシリーズによってまちまちだが、『FE覚醒』に登場するのは、マルスが手に入れたものと同一のものである。
+
|画像1=[[ファイル:元ネタ_ルフレ_サンダー.jpg|1000x100px]]
*:*:ルフレ(マイユニット)とは次第に深い絆で結ばれるようになり、互いに「半身」と呼ぶ間柄となっていく関係にある。
+
|画像2=[[ファイル:元ネタ_ルフレ_エルサンダー.jpg|1000x100px]]
 +
|画像3=[[ファイル:元ネタ_ルフレ_ギガサンダー.jpg|1000x100px]]
 +
|画像4=[[ファイル:元ネタ_ルフレ_トロン.jpg|1000x100px]]
 +
|文=サンダーとトロン以外はあまり似ていない。
 +
|色=008000
 +
}}
  
==== 台詞 ====
+
*横必殺ワザ:ギガファイアー
雑多なものや、説明不要と思われるものは省く。
+
**『覚醒』と『暁の女神』に登場する炎の魔法。炎魔法はバランスがいいのが特徴だが、取り立てて目立った個性はない。
 +
**『覚醒』における「ギガ」系魔法は5段階中3段階目の魔法である。
 +
**『スマブラ』のワザ自体はGBAの『ファイアーエムブレム』シリーズでの「魔道士」が「エルファイアー」を使用したときの動作や攻撃が元。
  
*「読み通り!」(リザイアヒット)
+
*上必殺ワザ:エルウインド
*:「デュアルアタック」を行ったときの台詞。
+
**『覚醒』やその他シリーズ作品に登場する風魔法。風魔法の特徴として威力は控えめだが命中率が高く、飛行系に対して特効。
 +
**『覚醒』における「エル」系魔法は5段階中2段階目の魔法である。
 +
**風の刃を飛ばすこと自体は原作と同じだが、原作では『スマブラ』のように下には放たず、他の魔法同様に正面に飛ばしている。
 +
{{SG
 +
|画像1=[[ファイル:元ネタ_ルフレ_エルウィンド.jpg|200px]]
 +
}}
  
*「戦局を変える(変えます)!」(上アピール) / 覚悟はいいかい?(いいですか!)(横アピール)
+
*下必殺ワザ1・2:リザイア
*:必殺(または特定のスキル)を発動したときの台詞。
+
**『覚醒』やその他シリーズ作品に登場する魔法。『スマブラ』では相手とのダメージ差に応じて与ダメージ・回復量が変化するが、原作シリーズでは攻撃力は変動せず、回復量は『覚醒』では与ダメージの半分、その他シリーズ作品では与ダメージと等しい量となっている。
 +
**また、『スマブラ』のように相手を拘束して攻撃するようなものではない他、『ファイアーエムブレム』シリーズでは原則「方向」の概念は存在していないため、背後から当てると効力が増すという性質もまたオリジナルのものである。
 +
**ルフレの固有クラスの戦術師・神軍師では「リザイア」などの闇魔法類は使えないが、「ダークマージ」系にクラスチェンジすれば使用できる。ルフレは習得できないが、ダークマージ系以外でも闇魔法が使えるスキル「暗闇の加護」も存在し、これを所持するユニットを介してこのスキルを得る可能性もある。
 +
**なお、『覚醒』をはじめとする携帯機で展開された作品では「闇魔法」として登場しているが、据え置き機で展開された作品やそのリメイク(『新・紋章の謎』など)では、効果はそのままに「光魔法」として登場している。
 +
{{SG
 +
|画像1=[[ファイル:元ネタ_ルフレ_リザイア.jpg|200px]]
 +
}}
  
*「やってやるさ(いきますよ)!」(下アピール)
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*下必殺ワザ3:ゲーティア
*:「デュアル」で味方に加勢した戦闘を始めるときの台詞。
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**『覚醒』に登場する闇の最上級魔法。上記のリザイアなどほとんどの闇魔法がユニークな特殊効果を併せ持っている中で、珍しく単純に威力が高いだけの魔法となっている。
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*最後の切りふだ:ダブル
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**[[クロム]]がワープする時の魔法陣は『覚醒』の"レスキュー"の魔法陣に似ている。原作では、遠くにいる味方を近くに呼び寄せる杖である。
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**出てきたクロムが突っ込むモーションは『覚醒』にてクロムがデュアルアタックを行う際の動き。
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**クロムの攻撃ヒット時に挿入されるカットインは、原作でクロムが必殺(または特定のスキル)を発動したときに表示されるものと同じものを用いている。
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**発動中にルフレが叫ぶ「ボルガノン」は、炎の上級魔法の一つ。『覚醒』では5段階中4段階目。
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**「ダブル」とは、『覚醒』および『ファイアーエムブレム無双』に存在する、2人のユニットを1つのマスに入れて同行させ、協力して戦うというシステム。
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***2人を一緒にすることで一度に行動できる人数は減ってしまうものの、ステータスが強化され、戦闘を有利に進められるようになる。さらに、同行者が追加攻撃を行ってくれる「デュアルアタック」や、敵の攻撃から庇ってくれる「デュアルガード」が発動することもある。
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***『スマブラ』ではこの「デュアルアタック」を超必殺ワザとして昇華したもの。後に登場した『FE無双』では、2人で通常より強化された超必殺ワザを放つ『デュアル奥義』も存在する。
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***単純に戦闘力アップを計るだけでなく、ピンチの味方を後衛に入れて安全を確保したり、移動力の低い味方を高い味方に同行させて移動を円滑に進めたりと、攻略の幅を大きく広げるシステムとされる。
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***また、クロムは輸送隊を率いており、クロム及びクロムと隣接したユニットはアイテムを引き出せる。『スマブラ』で切りふだが命中したときに武器の耐久値が回復するのは、このことを再現したものといえる。
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== 主な登場作品 ==
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=== その他 ===
*[http://www.nintendo.co.jp/3ds/afej/ ファイアーエムブレム 覚醒](2012/3DS)
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*容姿
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**『スマブラ』に登場するのはデフォルト設定のルフレの男と女。外部出演等でルフレと呼ばれる時の姿はこのデフォルトの姿である事が多い。
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**服装の袖などのモチーフや、極稀に垣間見れる右手の甲にある赤い紋章は実は敵勢力の一つ「[https://fireemblemwiki.org/wiki/File:Brand_of_Grima.svg ギムレー教団]」のもの。
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*サンダーソードと魔道書の回数制限
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**『ファイアーエムブレム』シリーズでは、基本的に武器にはそれぞれ耐久値が設定されており、0になると壊れて消滅する。
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***なお、[[マルス]]・[[クロム]]・[[ルキナ]]の"ファルシオン"とアイクの"ラグネル"は耐久無制限であり、[[カムイ]]だけはそもそも原作に耐久値の概念がない。
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***[[ロイ]]の"封印の剣"や[[ベレト]]の各武器には、原作ではそれぞれ20回分の耐久力があった。
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*歩行・ダッシュ
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**原作でのマップ上の歩き方に近い。但し、マップ上のグラフィックでは武器を持っていない等、多少の相違点がある。
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*後緊急回避
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**相手の攻撃を回避した時のモーションに似ている。
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*待機モーション
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**前後に体を揺らす動作はマップでカーソルを合わせていない時に少し似ている。原作では身体は動かさずコートだけが揺れている。
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*[[登場演出]]
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**最後の切りふだと同様"レスキュー"による転送。
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***余談だが、原作ではマルスに扮するルキナがワープしてきてクロム達を助けるシーンがある。
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*[[勝利演出]]・左
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**マップでカーソルを合わせた時の動きに近い。
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*勝利演出・右
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**クロムのポーズは公式イラストから。ルキナと構えが対になっているが([[ルキナ (3DS/Wii U)#勝利・敗北演出|ルキナ]]の勝利演出を参照)これはクロムが娘であるルキナに剣術を教えたため。
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*立ち絵 {{有無|for}}
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**男女共に『ファイアーエムブレム無双』での立ち絵においてポーズが逆輸入されている。
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=== 台詞 ===
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雑多なものや、説明不要と思われるものは省く。台詞の内、左は男性、右は女性のものを表記する。
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*リザイアヒット時:「読み通り!」
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**「デュアルアタック」を行ったときの台詞。
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 +
*上アピール:「戦局を変える! 」 /  「戦局を変えます!」 / 横アピール:「覚悟はいいかい?」  / 「覚悟はいいですか!」
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**必殺(または特定のスキル)を発動したときの台詞。
 +
 
 +
*上アピール:「やってやるさ!」 / 「いきますよ!」
 +
**「デュアル」で味方に加勢して戦闘を始めるときの台詞。
  
*[http://www.nintendo.co.jp/event/e3_2014/lineup/steam/index.html  Code Name: S.T.E.A.M. リンカーンVSエイリアン](2015/3DS)※
+
*勝利演出・右:「私が、あなたの半身になります!」
 +
**原作のある部分でとある人物が亡くなり、クロムが絶望している時にルフレ(マイユニット)が発した台詞から。
 +
***『スマブラ』では女性が発しているが、原作では男性でも言う。
  
*[http://www.nintendo.co.jp/3ds/bfwj/index.html  ファイアーエムブレムif](2015/3DS)※
+
*[[KO#落下|被撃墜]]時:「油断した…」/ 「油断しました…」
 +
**HPが0になったときの台詞「油断…した…」 / 「油断…しました…」から。
  
※対応[[amiibo]]を読み込ませることで使用できる。
+
== 主な登場作品 ==
 +
*[http://www.nintendo.co.jp/3ds/afej/ ファイアーエムブレム 覚醒] (2012/3DS)
 +
*[https://www.nintendo.co.jp/3ds/ay6a/ Code Name: S.T.E.A.M. リンカーンVSエイリアン] (2015/3DS) ※amiibo使用で登場
 +
*[https://www.nintendo.co.jp/3ds/bfwj/ ファイアーエムブレム if]<ref name="amiibo" /> (2015/3DS)
 +
*[https://fire-emblem-heroes.com/ja/ ファイアーエムブレム ヒーローズ] (2017/iOS・Android)
 +
*[https://www.nintendo.co.jp/3ds/ajjj/ ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王]<ref name="amiibo" /> (2017/3DS)
 +
*[https://www.gamecity.ne.jp/fe/index.html ファイアーエムブレム無双] (2017/Switch・New3DS)
 +
*[https://www.nintendo.co.jp/switch/ayfna/ ファイアーエムブレム エンゲージ]<ref name="DLC_appearance" /> (2023/Switch)
  
== 関連キャラクター ==
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== 脚注 ==
*[[ルキナ]]
+
<references>
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<ref name="namechangeonly">ワザ名のみの変更で、モーションに大きな違いはない。</ref>
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<ref name="thunder sword">青銅の剣の場合/サンダーソードの場合</ref>
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<ref name="amiibo">amiibo使用で登場。</ref>
 +
<ref name="DLC_appearance">DLCで登場。</ref>
 +
</references>
  
 
== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==
 
*[http://www.smashbros.com/sp/jp/characters/reflet.html 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』公式サイト : ルフレ]
 
*[http://www.smashbros.com/sp/jp/characters/reflet.html 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』公式サイト : ルフレ]
 +
**[https://www.youtube.com/watch?v=Lf9ZxmcUYWs 【スマブラ3DS・WiiU】 剣と魔法と炎の紋章]
 +
*[https://www.smashbros.com/ja_JP/fighter/56.html 『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』公式サイト:{{PAGENAME}}]
  
 
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2023年3月7日 (火) 20:36時点における最新版

ルフレ
ルフレ・男性 (ファイアーエムブレム 覚醒).png
『ファイアーエムブレム 覚醒』の男性ルフレの2Dグラフィック(初期設定)
シンボル ファイアーエムブレム.png
出典ファイアーエムブレムシリーズ
デビューファイアーエムブレム 覚醒
(2012年4月19日/3DS)
スマブラ
への出演
スマブラforスマブラSP
外部サイト
の紹介記事
Robin - Fire Emblem Wiki

ルフレ(Robin)は、『ファイアーエムブレム 覚醒』に登場するキャラクター。また、そのデフォルトの名前。


概要

女性ルフレの2Dグラフィック(初期設定)

『ファイアーエムブレム 覚醒』の主人公の一人の主人公で、プレイヤーの分身となるマイユニット。ルフレはデフォルトネームであり、原作では性別・顔・体格・髪型・髪色・喋り方・名前・ステータス傾向を設定できる。海外では北米・豪州や欧州の英・伊版などがRobin、欧州の独・仏・西版などがDaraenとなっている。


『覚醒』は、ロードクラスユニットであるクロムとマイユニットの2人が主人公となる。最初にルフレは記憶をほぼ失った状態で倒れており、それを偶然見つけたイーリス聖王国の王子クロムと、彼の率いる自警団に助けられることによってストーリーが始まり、ルフレは軍師としてクロムの戦いをサポートする。

プリレンダムービーではルフレ視点のシーンが多く、ルフレの選択をプレイヤーが決めるシーンもある。そのムービーも見た目が変更できることを考慮し、フードを深く被って言葉を発しないため、デフォルト姿でしっかりと登場したのは『スマブラfor』の参戦ムービーが初である。

このようにプレイヤーの分身・アバターキャラクターであることが徹底された存在ではあるものの、彼はストーリーの根幹に関わる設定を秘めている
実はルフレは敵勢力であるギムレー教団の教主・ファウダーの実子として、邪竜を世界に蘇らせる「ギムレーの器」なる切りふだ的存在として生みだされていたため、「自身が絶望の未来を世界にもたらす」という運命を課されている。 そのことはストーリー随所において様々な形で暗示され、主人公としてのルフレはその邪竜の運命に抗うため、クロムたちの戦場に命を賭けることとなる。


ユニットとしては、前作にあたる『新・紋章の謎』のマイユニットの万能性を色濃く引き継いだキャラとして「戦術師」→「神軍師」という固有のクラス系統を持つうえに、特定のユニットや性別専用のものを例外とした全てのクラスにクラスチェンジすることができる。
剣と魔道書の両方が使用できるクラスであり、ルフレが『スマブラ』以降も他の作品に客演するときのデザインは基本的にこれに準拠している。
ステータスの偏りがほぼ最初に選択した得意・不得意以外にないうえ、ほぼ全てのクラスにチェンジできるという特性のおかげでスキル習得の幅は最も広く、プレイヤー次第でどんな役割をも持たせることができる。
また『覚醒』には結婚のシステムも存在し、マイユニットはほぼすべての異性ユニットと結婚することができるため、女性であればクロムの妻(この場合ルキナの母)、男性であればルキナの夫(この場合クロムの娘婿であり相棒)になることも可能。

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ

シリーズ4・5作目の『スマブラfor』から登場。『スマブラfor』には2014年7月14日に公開されたムービー『剣と魔法と炎の紋章』で参戦が発表された。『スマブラSP』には2018年6月13日に放送された『Nintendo Direct: E3 2018』で当作の情報が公開されると同時に参戦することが明らかになった。『スマブラfor』では最初から選択可能なファイターとして、『スマブラSP』では隠しキャラクターとして登場している。

『ファイアーエムブレム 覚醒』の中から出すファイターとして他にクロムも候補にあったが、性能がマルスとアイクの中間になって他のファイターと比べての明確な特色が出しにくいとされて見送られた一方で、ルフレは剣と魔法によって他のファイターには無い特徴を持たせられるとの判断で参戦が決まった[1]

顔のデザインは初期設定の物に準じている。デフォルトカラーは男性だが、色変えで女性のルフレを選ぶことも出来る。

日本版での声は原作同様、細谷佳正(男性) / 沢城みゆき(女性)が務め、口調は男性が「僕1」、女性が「私1」を基にしたものとなっている。『スマブラSP』では『スマブラfor』で収録された音声が流用されている。

他の『ファイアーエムブレム』シリーズからのファイターが剣のみで戦うのに対し、ルフレは2種類の剣と4つの魔導書を使用する。斬撃と魔法2種類のワザを多く用いる、スマブラでも非常に珍しいファイターでもある。 強力なワザが多いが、原作さながらの使用回数の制限がある。また、運動能力が最低クラスに低く、あまり機敏なアクションはできない。

アクションだけでなく計画性も求められる、『スマブラ』と『ファイアーエムブレム』のゲーム性が合わさったようなファイターになっている。

アートワーク

ゲーム中の解説

[3Uフィギュア名鑑]ルフレ
『ファイアーエムブレム 覚醒』で、プレイヤーの分身となるユニット。記憶を失っているところをクロムたちに助けられる。その後、軍師としての資質を見出され、クロム達と行動を共にする。『スマブラ』では、魔法とサンダーソードで戦う。強力なワザをもつが個別に回数の制限がある。一定時間で回復するが使いすぎに注意したい。
  • (3DS) ファイアーエムブレム 覚醒 (2012/04)
[3Uフィギュア名鑑]ルフレ(EX)
強力な代わりに使用制限があるルフレの魔法。通常必殺ワザの「サンダー」は最大までためると「トロン」に変化し、威力と弾速がアップする。ためは、途中でのキャンセル、再開が可能だ。「ギガファイアー」は、放った炎が地形や相手、アイテムに触れると火柱を上げる横必殺ワザ。ガケ際で場外の相手に放てば復帰阻止になる。
  • (3DS) ファイアーエムブレム 覚醒 (2012/04)
[WiiUフィギュア名鑑] ダブル
『ファイアーエムブレム 覚醒』で2人が敵1人に同時攻撃する「ダブル」。『スマブラ』におけるルフレの切りふだも原作同様、2人で同時に攻撃をする。加勢するのはイーリス聖王国の王子クロム。まず最初にクロムがダッシュし、1人にでもヒットすると同時攻撃を仕掛ける。複数の相手を同時に巻き込むことも可能だ。

使用ワザの名称一覧

  • 通常攻撃のワザ名は公式攻略本より引用。
スマブラfor スマブラSP
弱攻撃 ライトチョップ → コンビネーションチョップ → ファイアー or ウインド → ウインドフィニッシュ
ダッシュ攻撃 ショートスタッブ
横強攻撃 フロントハック
上強攻撃 アッパーストライク アッパースイング[2]
下強攻撃 レッグカッター
横スマッシュ攻撃 ネックストライカー
上スマッシュ攻撃 ライジングスラスト ライジングスラスト/スピニングソード[3]
下スマッシュ攻撃 アースショッカー アースノック/アースショッカー[3]
通常空中攻撃 ダブルチョップ
前空中攻撃 エアアッパースイング
後空中攻撃 バックハンドスラッシュ
上空中攻撃 アークスラッシュ
下空中攻撃 アンダーカット
つかみ攻撃 つかみフォースアタック
前投げ フォースキネシス
後投げ リバースキネシス
上投げ ローンチキネシス
下投げ プレッシャーキネシス
通常必殺ワザ (1) サンダー[4]
通常必殺ワザ2 強化サンダー
通常必殺ワザ3 速読サンダー
横必殺ワザ (1) ギガファイアー
横必殺ワザ2 エクスプロージョン
横必殺ワザ3 ファイアーウォール
上必殺ワザ (1) エルウインド
上必殺ワザ2 変則エルウインド
上必殺ワザ3 スラントエルウインド
下必殺ワザ (1) リザイア
下必殺ワザ2 ロングレンジリザイア
下必殺ワザ3 ゲーティア
最後の切りふだ ダブル

動作などの元ネタ

ワザ

  • 弱・強・空中攻撃:青銅の剣 / 各種スマッシュ攻撃・空中攻撃:サンダーソード
    • どちらも『覚醒』及びその他シリーズ作品の幾つかに武器として登場する剣。尚、ルフレ自身は専用武器を持っていない。
    • "青銅の剣"はルフレの初期装備の一つ。威力こそ低いものの、武器ランクも低いので、剣を使えるキャラの全員が装備できる。また耐久性と値段、命中率に優れていることから、序盤ではかなり重宝する武器であり、コストの低さから錬成によって強化され、長く使われる事もある。
      • クラスチェンジを行い使用武器が剣に変わった場合も、最初は青銅くらいしか使えないので、中盤以降でも出番はある。
    • "サンダーソード"は、雷の魔法剣で『覚醒』に登場する唯一の魔法剣。剣の性質(三すくみ)を持ちながらも、ダメージは「力」「守備」ではなく「魔力」「魔防」に依存する。
      • 『スマブラ』では雷を帯びた剣で直接斬りつけることぐらいしかほとんどしていないが、原作では「剣をかざして1マス離れた敵に雷を落とす」こともできる。
元ネタ ルフレ サンダーソード.jpg
▲剣使いの貴重な遠隔攻撃でもある。
  • 弱攻撃百裂派生:ウインド
    • 『覚醒』やその他シリーズ作品に登場する最下級の風魔法。威力は控えめだが命中率が高く、飛行系に対して特効を持つ。
  • 下強攻撃:レッグカッター
    • 原作の戦術師時の必殺モーションに少し似ている。原作ではかなり力強い動きをしており、姿勢は低くない。
  • 通常必殺ワザ:サンダー
    • 「エルサンダー」「ギガサンダー」「トロン」含め、いずれも『覚醒』やその他シリーズ作品に登場する雷魔法で、前述のとおり、サンダーはルフレ初期装備の一つ。トロンは断章及びその後のムービー等でも使用する。
    • 前述の通り『覚醒』ではルフレは専用武器を持たないが、後に『if』や『FE無双』に登場した際には専用武器として「雷書トロン」を持つ。『Code Name: S.T.E.A.M. リンカーンVSエイリアン』にゲスト出演した時の「トロン」を用いる。
    • 雷系の魔法は、「命中がやや低いが威力が高めで、必殺(確率で与えるダメージを3倍にする)が出やすい」という性質がある。
    • 「トロン」を放つ際、発動前に一回転しているが、これは原作で魔道書で連続二回攻撃や必殺を出した時の動きに似ている。
    • 『スマブラ』では溜めることで上位の魔法を放つが、原作にはそのようなシステムはなく、それぞれが独立した魔道書アイテムである。
      • しかし原作では上位の魔道書ほど耐久値が低くなるので、溜めるほど耐久値の消耗が激しくなる『スマブラ』の仕様はこれを意識したものだろう。
    • ため開始時のSEは『覚醒』での「必殺の一撃」や奥義系スキル発動時のもの。
元ネタ ルフレ NB姿勢.jpg
▲基本の魔道書使用モーション


元ネタ ルフレ サンダー.jpg 元ネタ ルフレ エルサンダー.jpg 元ネタ ルフレ ギガサンダー.jpg 元ネタ ルフレ トロン.jpg
▲サンダーとトロン以外はあまり似ていない。
  • 横必殺ワザ:ギガファイアー
    • 『覚醒』と『暁の女神』に登場する炎の魔法。炎魔法はバランスがいいのが特徴だが、取り立てて目立った個性はない。
    • 『覚醒』における「ギガ」系魔法は5段階中3段階目の魔法である。
    • 『スマブラ』のワザ自体はGBAの『ファイアーエムブレム』シリーズでの「魔道士」が「エルファイアー」を使用したときの動作や攻撃が元。
  • 上必殺ワザ:エルウインド
    • 『覚醒』やその他シリーズ作品に登場する風魔法。風魔法の特徴として威力は控えめだが命中率が高く、飛行系に対して特効。
    • 『覚醒』における「エル」系魔法は5段階中2段階目の魔法である。
    • 風の刃を飛ばすこと自体は原作と同じだが、原作では『スマブラ』のように下には放たず、他の魔法同様に正面に飛ばしている。
元ネタ ルフレ エルウィンド.jpg
  • 下必殺ワザ1・2:リザイア
    • 『覚醒』やその他シリーズ作品に登場する魔法。『スマブラ』では相手とのダメージ差に応じて与ダメージ・回復量が変化するが、原作シリーズでは攻撃力は変動せず、回復量は『覚醒』では与ダメージの半分、その他シリーズ作品では与ダメージと等しい量となっている。
    • また、『スマブラ』のように相手を拘束して攻撃するようなものではない他、『ファイアーエムブレム』シリーズでは原則「方向」の概念は存在していないため、背後から当てると効力が増すという性質もまたオリジナルのものである。
    • ルフレの固有クラスの戦術師・神軍師では「リザイア」などの闇魔法類は使えないが、「ダークマージ」系にクラスチェンジすれば使用できる。ルフレは習得できないが、ダークマージ系以外でも闇魔法が使えるスキル「暗闇の加護」も存在し、これを所持するユニットを介してこのスキルを得る可能性もある。
    • なお、『覚醒』をはじめとする携帯機で展開された作品では「闇魔法」として登場しているが、据え置き機で展開された作品やそのリメイク(『新・紋章の謎』など)では、効果はそのままに「光魔法」として登場している。
元ネタ ルフレ リザイア.jpg
  • 下必殺ワザ3:ゲーティア
    • 『覚醒』に登場する闇の最上級魔法。上記のリザイアなどほとんどの闇魔法がユニークな特殊効果を併せ持っている中で、珍しく単純に威力が高いだけの魔法となっている。
元ネタ ルフレ ゲーティア.jpg
  • 最後の切りふだ:ダブル
    • クロムがワープする時の魔法陣は『覚醒』の"レスキュー"の魔法陣に似ている。原作では、遠くにいる味方を近くに呼び寄せる杖である。
    • 出てきたクロムが突っ込むモーションは『覚醒』にてクロムがデュアルアタックを行う際の動き。
    • クロムの攻撃ヒット時に挿入されるカットインは、原作でクロムが必殺(または特定のスキル)を発動したときに表示されるものと同じものを用いている。
    • 発動中にルフレが叫ぶ「ボルガノン」は、炎の上級魔法の一つ。『覚醒』では5段階中4段階目。
    • 「ダブル」とは、『覚醒』および『ファイアーエムブレム無双』に存在する、2人のユニットを1つのマスに入れて同行させ、協力して戦うというシステム。
      • 2人を一緒にすることで一度に行動できる人数は減ってしまうものの、ステータスが強化され、戦闘を有利に進められるようになる。さらに、同行者が追加攻撃を行ってくれる「デュアルアタック」や、敵の攻撃から庇ってくれる「デュアルガード」が発動することもある。
      • 『スマブラ』ではこの「デュアルアタック」を超必殺ワザとして昇華したもの。後に登場した『FE無双』では、2人で通常より強化された超必殺ワザを放つ『デュアル奥義』も存在する。
      • 単純に戦闘力アップを計るだけでなく、ピンチの味方を後衛に入れて安全を確保したり、移動力の低い味方を高い味方に同行させて移動を円滑に進めたりと、攻略の幅を大きく広げるシステムとされる。
      • また、クロムは輸送隊を率いており、クロム及びクロムと隣接したユニットはアイテムを引き出せる。『スマブラ』で切りふだが命中したときに武器の耐久値が回復するのは、このことを再現したものといえる。
元ネタ ルフレ 最後の切りふだ1.jpg 元ネタ ルフレ 最後の切りふだ2.jpg
▲必殺及び一部スキルのカットイン 画像は天空
元ネタ ルフレ 最後の切りふだ3.jpg
▲"レスキュー"の杖

その他

  • 容姿
    • 『スマブラ』に登場するのはデフォルト設定のルフレの男と女。外部出演等でルフレと呼ばれる時の姿はこのデフォルトの姿である事が多い。
    • 服装の袖などのモチーフや、極稀に垣間見れる右手の甲にある赤い紋章は実は敵勢力の一つ「ギムレー教団」のもの。
元ネタ ルフレ マイユニット1.jpg
▲新規データで始めるとまず目にする画面。
元ネタ ルフレ 作成例1.jpg
▲マイユニットの作成例 彼もまたルフレの宿命を背負う。
  • サンダーソードと魔道書の回数制限
    • 『ファイアーエムブレム』シリーズでは、基本的に武器にはそれぞれ耐久値が設定されており、0になると壊れて消滅する。
      • なお、マルスクロムルキナの"ファルシオン"とアイクの"ラグネル"は耐久無制限であり、カムイだけはそもそも原作に耐久値の概念がない。
      • ロイの"封印の剣"やベレトの各武器には、原作ではそれぞれ20回分の耐久力があった。
  • 歩行・ダッシュ
    • 原作でのマップ上の歩き方に近い。但し、マップ上のグラフィックでは武器を持っていない等、多少の相違点がある。
  • 後緊急回避
    • 相手の攻撃を回避した時のモーションに似ている。
  • 待機モーション
    • 前後に体を揺らす動作はマップでカーソルを合わせていない時に少し似ている。原作では身体は動かさずコートだけが揺れている。
  • 登場演出
    • 最後の切りふだと同様"レスキュー"による転送。
      • 余談だが、原作ではマルスに扮するルキナがワープしてきてクロム達を助けるシーンがある。
  • 勝利演出・左
    • マップでカーソルを合わせた時の動きに近い。
元ネタ ルフレ 勝利ポーズ左.jpg
  • 勝利演出・右
    • クロムのポーズは公式イラストから。ルキナと構えが対になっているが(ルキナの勝利演出を参照)これはクロムが娘であるルキナに剣術を教えたため。
  • 立ち絵 3U
    • 男女共に『ファイアーエムブレム無双』での立ち絵においてポーズが逆輸入されている。

台詞

雑多なものや、説明不要と思われるものは省く。台詞の内、左は男性、右は女性のものを表記する。

  • リザイアヒット時:「読み通り!」
    • 「デュアルアタック」を行ったときの台詞。
  • 上アピール:「戦局を変える! 」 / 「戦局を変えます!」 / 横アピール:「覚悟はいいかい?」 / 「覚悟はいいですか!」
    • 必殺(または特定のスキル)を発動したときの台詞。
  • 上アピール:「やってやるさ!」 / 「いきますよ!」
    • 「デュアル」で味方に加勢して戦闘を始めるときの台詞。
  • 勝利演出・右:「私が、あなたの半身になります!」
    • 原作のある部分でとある人物が亡くなり、クロムが絶望している時にルフレ(マイユニット)が発した台詞から。
      • 『スマブラ』では女性が発しているが、原作では男性でも言う。
  • 被撃墜時:「油断した…」/ 「油断しました…」
    • HPが0になったときの台詞「油断…した…」 / 「油断…しました…」から。

主な登場作品

脚注

  1. 桜井政博のゲームについて思うこと VOL.457
    『ファイアーエムブレム 覚醒』を最後までプレイし、その豊かなキャラクターの中から誰を出そうかと考えたとき、もちろんクロムでも考えてみました。しかしこれが、苦戦しまして。どう考えても、マルスとアイクの中間のような、フツーの剣士キャラにしかならないんですよね。遊んだときに、ほかのファイターと比べて明快な特色が出ません。その反面、ルフレで考えたところ、スラスラとイメージを出すことができました。(中略)ほかのファイターにはない特徴を持たせ、かつ『ファイアーエムブレム』シリーズらしい構成にできる勝算が生まれました。
  2. ワザ名のみの変更で、モーションに大きな違いはない。
  3. 3.0 3.1 青銅の剣の場合/サンダーソードの場合
  4. 溜めることで、「サンダー」→「エルサンダー」→「ギガサンダー」→「トロン」の順に変化していく。
  5. 5.0 5.1 amiibo使用で登場。
  6. DLCで登場。

外部リンク


ファイター
64 マリオ - ドンキーコング - リンク - サムス - ヨッシー - カービィ - フォックス - ピカチュウ - ルイージ - ネス - キャプテン・ファルコン - プリン
DX クッパ - ピーチ - アイスクライマー - シーク - ゼルダ - マルス - ピチュー - ガノンドロフ - ドクターマリオ - ファルコ - ミュウツー - ロイ - こどもリンク - Mr.ゲーム&ウォッチ
X ピット - ワリオ - ゼロスーツサムス - アイク - ポケモントレーナー (ゼニガメ - フシギソウ - リザードン) - ディディーコング - メタナイト - スネーク - リュカ - ソニック - デデデ - ピクミン&オリマー/アルフ - ルカリオ - ロボット - トゥーンリンク - ウルフ
3U むらびと - ロックマン - Wii Fit トレーナー - ロゼッタ&チコ - リトル・マック - ゲッコウガ - Miiファイター - パルテナ - パックマン - ルキナ - ルフレ - シュルク - ブラックピット - クッパJr./クッパ7人衆 - ダックハント - リュウ - クラウド - カムイ - ベヨネッタ
SP インクリング - デイジー - リドリー - シモン - リヒター - クロム - ダークサムス - キングクルール - しずえ - ケン - ガオガエン - パックンフラワー - ジョーカー - 勇者 - バンジョー&カズーイ - テリー - ベレト/ベレス - ミェンミェン - スティーブ/アレックス/ゾンビ/エンダーマン - セフィロス - ホムラ/ヒカリ - カズヤ - ソラ
ファイアーエムブレムシリーズ
ファイター マルス:DX/X/for/SP - ロイ:DX/for/SP - アイク:X/for/SP - ルキナ:for/SP - ルフレ:for/SP - カムイ:for/SP - クロム:SP - ベレト/ベレス:SP
ステージ 攻城戦 - フェリア闘技場 - 闘技場 - ガルグ=マク大修道院
その他の出演 ソティス
アイテム キルソード
アシストフィギュア リン - 漆黒の騎士 - チキ
音楽 ファイアーエムブレムシリーズの音楽の一覧
スピリット ファイアーエムブレムシリーズのスピリットの一覧/対戦データ