むらびと (3DS/Wii U)

2016年8月14日 (日) 13:23時点におけるSuna (トーク | 投稿記録)による版 (→‎通常必殺ワザ)
曖昧さ回避 この項目では、『スマブラfor』のファイターとしてのむらびとについて説明しています。このキャラクターの原作での活躍、アクションの元ネタなどについては「むらびと」をご覧ください。
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むらびと
公式絵 4 むらびと.png
シンボル どうぶつの森.png
種類基本キャラクター

むらびと(Villager)は、大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii Uで最初から使えるファイター



ファイター性能

ユニークなワザが個性を光らせる、クセの強い万能ファイター。強力なワザを持ってはいるものの、どれもひとクセ持っており安易な立ち回りはできない。

飛び道具を飛ばす前/後空中攻撃や「ハニワくんロケット」によるけん制や攻撃のアプローチ、威力や当たりやすさがランダムではあるものの発生・判定・リーチに優れた上/下空中攻撃。さらにアイテム飛び道具をしまい、好きなタイミングで使える#通常必殺ワザがあり、距離を取った戦いが得意。復帰妨害も得意で、ここまで述べたワザの他にも、横スマッシュ攻撃や#下必殺ワザは下から復帰してくる相手には有効な手段になる。

復帰ワザは全ファイター中最高の復帰力を持つ「バルーントリップ」で、相手の復帰妨害に強いうえに、相手を場外まで追いやった後にもフォローしてくれる。「ハニワくんロケット」も横への移動距離が長い。

反面、これらの強力なワザは何かしらのリスクがある。主な撃墜ワザのスマッシュ攻撃は極端にリーチが短く、「ハニワくんロケット」は動きは遅く避けられやすく、下必殺ワザは準備が大変。

また、つかみの動きが遅く空中戦に持ち込みにくい、ガードキャンセルからの切り返しがしにくいといった短所もあり、自分で強みを活かせる有利な状況に持ち込むのには難がある。

有り得ない位置から横スマッシュ攻撃を決めて見せたり、目の前で突然大型のキャリアアイテムなどを取り出して投げつけてみたりなど、相手の虚をつく作戦ができるのがむらびとの面白さ。乱戦の中でいいとこ取りできる一方で、1on1でも十分な活躍ができ、プレイングの自由度は高いといえるだろう。


  • 長所
    • ワザが個性的で、他のキャラでは全く真似できない立ち回りが可能。
    • 威力やふっとばし力が高いワザが多い。
    • 縦・横ともに復帰力が高く、妨害にも強い。
    • 相手への復帰阻止能力が高い。
  • 短所
    • ワザが個性的ということは扱いづらい物が多く、扱えても役に立ちづらい場面も少なくない。
    • 立ち回りの主力ワザや撃墜ワザに飛び道具判定のワザが多く、安定した反射ワザを持つ相手は苦手。
    • 横軸に関する攻撃でけん制はともかく、吹っ飛びで頼りになるワザが無い。
    • 復帰距離の長さは優秀ではあるが、移動速度は遅め。

運動技能

ジャンプ回数 2
カベジャンプ
カベ張りつき ×
しゃがみ歩き ×
各種運動性能の詳細についてはカテゴリ:パラメータの各ページを参照のこと。
他にもアクションから各種ページにてより詳しくご覧いただけます。

更新履歴

ワザ

弱攻撃

"左パンチ"→"右パンチ"

ボクシンググローブでパンチ。

  • ダメージ (フレーム) 1段目: 3% (3F-4F) / 2段目: 3% (3F-4F)
  • 全2段。攻撃ボタンを再度押すか、ボタンを押し続けると次の段が出る。2段目から1段目にループする。
  • ボタンを押し続けるよりも連打した方が攻撃間隔が短い。
  • 2段とも、根元は横向き、先端は上向きのふっとばしベクトル。

  • ボタンを押し続けるだけで1段目にループする珍しい弱攻撃。同じような性質を持つ弱攻撃は他にはピカチュウのものがある。
  • 短い連打間隔のおかげで、ガードされてもガードキャンセルからの反撃を受ける心配がほぼ無い、ローリスクなワザ。相手との距離をとって戦うのが得意なむらびとだが、相手と密着してしまった場合はこのワザが頼りになる。
  • 低%のうちはほとんどふっとばないので連続して当たりやすいが、そのせいでふっ飛ばした後に反撃を受けやすい。適度なところで攻撃を止めるのが良い。
  • 100%ほど溜まった相手に二段目を当てるとほどよく浮くので、攻めやすい。


ダッシュ攻撃

"うえきばち"

躓いて転び、持っていた植木鉢を落とす。

  • ダメージ (フレーム) 10% (14F-18F), 6% (19F-)
  • 攻撃判定は落下中の植木鉢のみ。むらびとや割れた植木鉢の破片には攻撃判定はない。
  • 植木鉢は物理系の飛び道具
  • 植木鉢は何かに当たるまで長距離を落下する。
  • 地面に落ちた植木鉢はたまにすぐには割れずバウンドすることがあるが、攻撃判定は消える。2回バウンドすることはない。

  • 極めて長い距離を落下していく飛び道具の植木鉢を落とすダッシュ攻撃。同じく落下する飛び道具には他に横スマッシュ攻撃ボウリングの玉・下必殺ワザの木があるが、植木鉢はその中で最も横へ飛ぶのが特徴。


横強攻撃

"かさ"

傘を横に振る。

  • ダメージ (フレーム) 9% (8F-11F)
  • 相殺モーションがないワザ。


上強攻撃

"きのぼう"

木の枝を頭上で振り回す。

  • ダメージ (フレーム) 1ヒット目: 6% (7F-20F), 2ヒット目: 5% (24F-27F)
    • 計11%。
  • 連続ヒットワザ

  • 意外なふっとばし力がある、撃墜向けのワザ。
  • パチンコやハニワをジャンプで掻い潜って上から攻めてきた相手や、回避で回りこんできた相手に有効。


下強攻撃

"草ぬき"

雑草を引っこ抜く。

  • ダメージ (フレーム) 根元: 13% (9F-10F), 先端: 8% (9F-10F)
  • 雑草に攻撃判定がある。
  • 空中にいる相手には8%部分は当たらない。

  • 上強と同じく、ふっとばし力の強い撃墜向けのワザ。
  • 縦のリーチはほとんどないが、横方向には見た目以上あり、横強攻撃より長い。


横スマッシュ攻撃

"ボウリングのたま"
 
復帰阻止に有効。

ボウリングの球を手前に落とす。

  • ダメージ (フレーム) 15% (25F-29F), 17% (30F-)
  • 物理系の飛び道具
  • 球は地面に当たるまで長い距離を落下する。地面に当たるとすぐに消滅する。

  • 横のリーチが短い代わりに崖や浮遊台の縁から下のフロアの相手に攻撃することが可能で、他ファイターの横スマッシュ攻撃とは使いどころが大きく異なる。
  • ほぼ、地面に着くまで落下し続ける。横方向への範囲はかなり狭いため、当てるには工夫が必要。
  • ダメージは同高度にいる相手なら15%、最大でも17%とスマッシュとしては平凡だが、ふっとばし力はかなりのものがある。
  • 球は30F目でダメージが15%から17%に増加するが、これはちょうど球がむらびとの立っている高度よりも下回った瞬間である。
  • 落下していく性質を利用して、浮遊台の端などから下に向けて落としたり、崖の真下から復帰してくる相手に向けて落とすと強力。ただし、飛び道具なのでそれなりのダメージのある攻撃に当たれば相殺されるうえ、リフレクターなどの反射で回避できてしまう。
  • 出は遅いが後隙があまりないので、出し切ってさえしまえばその隙を突かれて攻撃を受けることはあまりない。飛び道具なのでガードされてもむらびと側にヒットストップが無いので硬直差が僅かしか無く、加えて15%分の大きいノックバックもあるため、ガードから反撃を受けることは滅多に無い。ステージ上では当てにくいが、ローリスクでハイリターンなワザ。


上スマッシュ攻撃

"はなび"

設置した筒から花火を打ち上げる。

  • ダメージ (フレーム) 筒: 3% (12F) / 花火: 1~4ヒット目: 1%, 5ヒット目: 4%
    • 計11%
  • 筒が花火を打ち出す直前、筒にも攻撃判定が発生する。これは上向きのふっとばしベクトルなので、これに当たれば続けざまに上で爆発する花火に当たる。
  • 花火は最大で5回ヒットし、最後で大きくふっとばす。
  • 花火は物理系の飛び道具

  • 他のスマッシュ攻撃が変わった性質である関係で、唯一まともなスマッシュワザ。
  • 上方向に広い範囲と長い判定の持続があるので対空として使えるほか、筒にも攻撃判定があるおかげで、地上にいる相手に対しても使える。
  • 筒の攻撃判定は以外にも後方にも広く出ており、むらびとの背後にいる相手にもヒットするが、その場合、花火はヒットしない。


下スマッシュ攻撃

"穴ほり"

スコップで前、後と地面を掘る。

  • ダメージ (フレーム) 前: 6% (8F), 3% (9F-10F) / 後: 6% (29F), 3% (30F-31F)
  • 地上にいる相手に当てると埋まり状態にする。空中にいる相手は軽くふっとばす。
  • 持続部分は威力がやや低く(3%)、相手が埋まる時間がやや短い。また、攻撃範囲が出始め(6%)よりも長いので、先端ヒットはこの部分のヒットとなる。

  • 高%の相手を埋めた場合、撃墜に繋げるワザとしては上スマッシュ攻撃が安定する。埋まっている相手は通常よりもふっとびにくくなるが、上スマッシュ攻撃なら筒ヒット時に相手の埋まり状態が解除されるので、花火部分は通常通りのふっとばし力を発揮できる。そのため、ステージ端でなければ、横スマッシュ攻撃よりも低%から撃墜できる見込みがある。


ニュートラル空中攻撃

"前転"

両手両足を広げたまま回転して攻撃。

  • ダメージ (フレーム) 9% (3F-10F), 5%(11F-23F)

  • 発生がかなり早く、持続が長く、リーチは短いが全方向を同時にカバーするので、密着時に頼りになる。
  • ワザの終わり際や、着地寸前で当てると追撃しやすい。


前空中攻撃

"前パチンコ"

パチンコで黒い玉を横に発射する。

  • ダメージ (フレーム) 7% (10F-12F), 4% (13F-18F), 2.5% (19F-)
  • 物理系の飛び道具
  • パチンコ玉は何かに当たるか、大体戦場半分くらいの距離を進むと消滅する。
  • パチンコを発射する前に着地してもパチンコを発射するSEは鳴る、ちょっと奇妙な現象がある。一応バグではなく仕様で、ワザの発生と同時にパチンコの発射音が鳴るものである。

  • あらゆる空中攻撃の中で最大の横への攻撃範囲を持つ、むらびとの立ち回りで重要なワザの一つ。


後空中攻撃

"後パチンコ"

後ろに向けてパチンコで黒い玉を発射する。

  • ダメージ (フレーム) 9% (13F-15F), 5% (16F-21F), 3% (22F-)

  • 後ろ向きの前空中攻撃といったところだが、次のような違いがある。
    • 威力が少し高い。
    • 弾の発射が少し遅い。
    • 全体の動作が少し短い。


上空中攻撃

"上カブ"
 
1個
 
2個
 
3個

上方向に1~3個のカブを出す。

  • ダメージとフレーム
    • 6F-7F
      1個: 8% / 2個: 10% / 3個: 13%
    • 8F-31F
      1個: 4% / 2個: 5% / 3個: 6%
  • カブの数はランダムで決まる。カブの数が多いほど威力と攻撃範囲に優れる。

  • 発生、範囲、判定、持続、隙の小ささ、どれも優秀。ランダムで性質が変わるワザだが、カブが1個でも十分強い。3個の直撃は強力なふっとばし力がある。
  • 優秀な判定と持続のおかげで、対空手段として安定する。
  • 低%の相手なら、ヒットさせてから再度これで追撃が狙える。高%でもカス当たりなら追撃しやすい。


下空中攻撃

"下カブ"
 
1個
 
2個
 
3個ある時はメテオ効果付き。

下方向に1~3個のカブを出す。

  • ダメージとフレーム
    • 8F-9F
      1個: 8% / 2個: 10% / 3個: 13%
    • 10F-31F
      1個: 4% / 2個: 5% / 3個: 6%
  • 下向きの上空中攻撃、といったところだが、こちらは判定の発生が少し遅く、全体の動作が少し長い。
  • カブ3つの出だしの判定中心はメテオスマッシュ

  • 上空中攻撃同様にあらゆる点で優れた攻撃。場外戦や密着戦から逃げたいときに頼りになる。
  • 優れた場外追撃手段。8F発生で1/3の確率でメテオになるというだけでも強いが、メテオにならなくても横にふっとばせるので復帰妨害できる。カス当たりした場合はその後にパチンコで追撃しやすい。どう当たってもいい結果になる。


つかみ

"つかみ"

虫取りあみで覆いかぶさる。

  • フレーム 通常: 15F-16F / ダッシュ: 16F-17F / 振り向き: 17F-18F
  • リーチはそこそこあるが、前後の隙がかなり大きいのが欠点。


つかみ攻撃

"あみ締め"

被せたあみを、前後に揺らしてダメージを与える。

  • ダメージ: 3%
  • 連射速度はやや遅い。


前投げ

"前あみ投げ"

あみを振り下ろして、中に入っている相手を投げ飛ばす。

  • ダメージ: 9%

  • ガケ際で投げないと、相手が999%でも撃墜不可の投げ。サドンデスでは封印を。


後投げ

"後あみ投げ"

あみを後ろへ振って、中に入っている相手を投げ飛ばす。

  • ダメージ: 11%

  • 投げにしてはかなりのふっとばし力があり、撃墜も十分狙える。安定した決め手の一つ。


上投げ

"上あみ投げ"

あみを上向きにひねって、中に入っている相手を投げ飛ばす。

  • ダメージ: 10%

  • 投げた後は、持続の長い上空中攻撃でお手玉しやすい。


下投げ

"下あみ投げ"

虫あみを地面に叩きつける。

  • ダメージ: 4.5%

  • 低%なら横強攻撃、空中前攻撃などが繋がる。


通常必殺ワザ

通常必殺ワザ1

"しまう / とり出す"

アイテムや飛び道具を1つだけしまう。もう一度ボタンを押せばとり出して使える。

仕様

  • なにもしまっていないときに通常必殺ワザを入力すると「しまう」が、何かをしまっているときに通常必殺ワザを入力すると「とり出す」が発動する。
しまう
 
失敗すると「ヤレヤレ」のリアクションが入る。また、一部のアイテムはしまえない。
  • 近くにアイテム、または自分の物ではない飛び道具がある時、あるいは自身がアイテムを持っているとき、それを保持することができる。むらびとはアイテムを持っていない状態になり、行動の制限もない。
    • 何かをしまっていて、かつアイテムを手に持っているとき、「しまう」を使うと、持っているものを入れ替える。
  • しまう判定が発生している間は全身が無敵になる。
  • 30秒間しまったままにしておくか、自身がKOされると、しまっていたものは消える。
    • 一旦取り出してからしまい直すことで、消滅までの時間をリセットできる。
  • しまっているモーション中に攻撃を受けるとしまい損ね、アイテムはその場に落とし、飛び道具は消滅する。
  • しまっている間はアイテムの時間は止まり、取り出した際にはリセットされる。よって、しまっている爆弾が爆発したりすることはない。
  • 一部のアイテム・飛び道具はしまうことができない。
    • アイテム:スマッシュボール、アシストフィギュア、モンスターボール、マスターボール。
    • 飛び道具:ルカリオの横必殺ワザ、ソニックの上必殺ワザのスプリング。
    • なお、ロックマンの「ラッシュコイル」は飛び道具でもアイテムでも無いがしまうことができる。Ver.1.0.4まではパックマンの上必殺ワザのトランポリンもしまうことができた。
  • ドラグーンパーツ及びジェネシスパーツはしまった瞬間に効果が発動し、取得したことになる。


とりだす
 
飛び道具をお返しすることもできる。
 
反射ワザ持ちには要注意。物によってはこちらが一撃KOになる場合も[1]
  • 取り出した相手の飛び道具の倍率: 1.9倍
  • 取り出した味方の飛び道具の倍率: 0.5倍
  • アイテムを取り出した場合、それが取得した瞬間に効果が発動するアイテムならその効果が発動し、大型アイテムなら投げ、それ以外なら手に持つ。
  • 飛び道具を取り出した場合、それを自分のものとして発射する。威力は1.9倍になり、反射によって性質が変化するものはそれが起こる(飛び道具の項目を参照)。
    • ただし、チーム戦で味方の飛び道具をしまった場合は威力が0.5倍に下がる。
  • 飛び道具をとり出したときの弾道と弾速は、大半はその飛び道具を元の使用者が使った時と同様のものになる。
  • 反射によって性質の変化がおこるものは、「とりだす」でも同様の変化が起こる。なお、次のものは「とりだす」特有の変化が起こる。
    • ネスの「PKサンダー」は、前方にまっすぐ飛ぶ。
    • シークの「炸裂丸」は、投擲アイテム扱いになり、取り出したときは手持ち状態になる。爆発はしない。これは、「炸裂丸」が糸から離れる前にシークが攻撃を受けたときと同様である。

解説

  • 強力なアイテムを好きなタイミングで出せるため、相手にプレッシャーをかけられるなど、とにかく便利なワザ。特に飛び道具は威力の増加倍率は高く、強力な飛び道具をしまえれば早期撃墜が狙える。
  • 飛び道具をしまったときの性質は反射に似ている。どれだけ飛び道具を放った相手の目の前で拾ったとしても、一般的な反射ワザのように確実に相手にお返しすることはできないが、拾ったものを好きな時に好きな相手に相手に投げつけられるのがこれの強み。
  • しまうの範囲はかなり広く、前方は横回避1回分離れた物も拾うことができる。上下にもほぼ同等の範囲が有り。後方にも僅かだが範囲が有る。アイテム争奪戦ではこのワザを上手く活用するとむらびとの低い機動力をカバーできる。


通常必殺ワザ2

"さかせる / とり出す"

相手を叩いて一輪の花を咲かせる。アイテムなどをしまえるのは目の前だけ。

  • 取り出した相手の飛び道具の倍率: 変化なし
  • 取り出した味方の飛び道具の倍率: 0.5倍

  • 「しまう」の動作時に攻撃判定がついたもの。加えて、ヒットした相手を状態にする。
  • 攻撃判定の発生は「しまう」における判定の終了後、無敵が切れた後。何かをしまうことに成功したときは攻撃判定は発生しない。


通常必殺ワザ3

"ワイドにしまう / とり出す"

離れたアイテムなどをサッとしまえる。ただし取り出して使うときの威力が弱め。

  • 反射倍率: 1.3倍

  • しまえる範囲が大きい代わりに動作がやや長くなった。通常必殺ワザ1とは異なり、むらびとの背面にまでは“しまう”の範囲は及んでいない。


横必殺ワザ

横必殺ワザ1

"ハニワくんロケット"
 
ボタン長押しで乗ることができる。

ハニワくんを呼び出して一直進に発射。長押しで乗っかると威力が大きくアップ。

仕様

ワザ
  • ダメージ
    • ハニワくんだけ飛ばしたとき
      点火中: 7% / エンジン切れ: 5% / 爆発: 12%
    • ハニワくんに乗っているとき
      点火中: 16% / エンジン切れ: 11% / 爆発: 12%
  • ワザを入力するとむらびとの目の前にハニワくんが出現する。この時は攻撃判定がない。
    直後、攻撃判定が発生し、ハニワが点火してまっすぐ飛んでいく。
  • ワザが発動した瞬間に、むらびとにかかっている移動速度がゼロになる(#ハニワ緩和も参照)。
    • 入力後に必殺ワザボタンを押し続けていると[2]、ハニワに乗って飛行し始める。乗り出したらボタンは離していい。
      • 乗っている間に攻撃ボタン・必殺ワザボタン・ジャンプボタンのどれかを押すとハニワを乗り捨てる。
      • スティックを後ろに倒すと減速し、スティックを戻すと速度も元に戻る。
      • ハニワに乗っているときにむらびとだけが攻撃を受けると、むらびとはふっとぶが、ハニワは直進を続ける。
      • 一度乗ったあと途中でハニワから降りるか、ハニワが爆発するまで乗っているとしりもち落下になる。ハニワが対戦相手に当たって爆発した場合は、しりもち落下にはならない。ただし、空中ジャンプが消費される。
ハニワくん
  • 物理系の飛び道具。爆発はエネルギー系になる。
  • 自分のハニワが既に存在している場合、新しくハニワを出すことはできない。
  • ハニワは何かに当たると爆発する。ただし、緩い角度の斜面に触れた場合は、それに沿って移動していく。
    また、ある程度飛ぶと勢いが無くなり最後には爆発する。
  • 12%の耐久力があり、これが尽きても爆発する。なお、点火前に耐久力が尽きた場合の爆発には相殺判定は無い。
  • 点火後のハニワには相殺判定が有る。むらびとが乗っていないハニワは何かと相殺すると爆発する。

解説

  • むらびとが乗っているときの威力は強力で、100%付近から十分撃墜が狙える。低%のときに当てれば空中攻撃で容易に追撃可能。


横必殺ワザ2

"のぼるハニワくん"

発射後にハニワくんが急上昇。乗っかればそのまま上空までひとっとび。


横必殺ワザ3

"押し出すハニワくん"

相手をずんずん押していくハニワくん。その突撃は爆発するまで止まらない。

上必殺ワザ

上必殺ワザ1

"バルーントリップ"
 
風船の色はプレイヤー番号によって決まる。
 
風船が2つとも割れるとしりもち落下に。が、特に弱点という訳ではない[3]

風船をつけて飛びボタンを押すと上昇する。相手に攻撃されると風船はわれてしまう。

仕様

  • 必殺ワザボタンで上昇、スティックで左右に移動。上昇しなければ徐々に降下していく。攻撃ボタンで風船が外れてしりもち落下。一定時間経過でも風船は外れる。
  • 風船には喰らい判定と4%の耐久力がある。攻撃を受けて耐久力が尽きると割れる。2つとも割れると飛び上がった後しりもち落下。
    • 風船は2つで別々の喰らい判定を持っているが、耐久力は共有している。2つの風船が受けたダメージが4%を越えると1つ割れる。残ったほうの風船の耐久力は4%に戻る。
    • なお、むらびとから外れた風船はどんな攻撃でも受けると直ちに割れる。
  • 飛行中のむらびとが攻撃を受けると風船が全て割れる。
  • 飛行した時間に比例して、次に飛行できる時間が減る。攻撃ボタンで風船を離したら最大まで減る。なお、飛行時間はこのワザを使用していなければすぐに最大まで戻る。
  • 風船の色はシールドの色と同じく、プレイヤー番号で決まる。

解説

  • 過去作の『スマブラ』を含めてもどのワザよりも最も上昇距離の大きいワザ(モナドアーツ「翔」状態カービィのジャンプを除く)。
  • 完全な復帰専用ワザで、移動面では文句なしではあるが、移動はゆっくりでメテオワザにはすこぶる弱い。


上必殺ワザ2

"爆発バルーントリップ"
 
1個目の爆発。
 
2個目の爆発で大きく飛ぶ。

風船がわれる時に爆発が起こる。高く飛べないが爆発すると大きく上昇。

上必殺ワザ3

"バルーンハイジャンプ"

風船に引っぱられて一気にジャンプ。勢いでふっとばせるが風船はすぐわれる。

下必殺ワザ

下必殺ワザ1

"タネ植え / 水やり / 伐採"

タネをまき水をあげて木を成長させる。木が育つとオノで攻撃や木の伐採ができる。

仕様

  • ダメージ (フレーム)
    • 木の成長時: 18% (13F-18F), 13% (19F-39F)
    • 斧: 14% (6F-8F)
    • 倒れる木 直撃: 25% (14F-) / 倒れる木 バウンド: 15%
    • 木片 出現時: 8% / 木片 投擲: 3%

  • 「タネ植え」で植えた自分の芽があるとワザが「水やり」に変化し、水やりで育った木があると「伐採」に変化する。芽や木が消滅するとタネ植えに戻る。
  • 他のむらびとが植えた芽や木にも、育てたり伐採できる。その場合は自分の攻撃扱いになる。
タネ植え
 
このワザも「しまう」同様、失敗するとヤレヤレのリアクション。ちなみに、植えるタネはドングリ。

足元に地面があるときかつ、「水やり」、「伐採」の段階でないとき、下必殺ワザを入力するとむらびとが地面にタネを植える。すぐにそれが発芽する。足元に地面がないときは失敗する。

  • 芽は一定時間が経つと消滅する。


水やり

「タネ植え」の芽が存在している状況で下必殺ワザを入力すると、むらびとがジョウロから水を注ぐ。

  • 水やりをしながら歩いたりジャンプすることができる。
  • ジョウロから注がれる水には押し出し効果がある。
  • ジョウロから注がれる水が「タネ植え」の芽に一定量当たると、瞬く間に芽が成長して木になる。
  • 芽から木に成長している間は攻撃判定がある。また、特殊な相殺判定を持つ。
  • 木は一定時間が経つと、枯れて消滅する。
  • 木には喰らい判定と30%の耐久力があり、攻撃を受けて耐久力が尽きると消滅する。


伐採
 
左右それぞれオノが1回当たると切れ込みが入る。もう一度当てると倒木する。

「水やり」で成長させた木が存在している状況で下必殺ワザを入力すると、むらびとがオノを振る。

  • 地上空中どちらでも使用可能。まや、オノで直接攻撃もできる。
  • オノが木の左右どちらかに2回当たると、当てた側と反対側に木が倒れる。倒れる木には攻撃判定がある。倒れる木は地面に当たるまで落下していく。また、特殊な相殺判定を持つ。

木が倒れるとき、低確率で投擲アイテムとなる木片、回復アイテムのリンゴ・サクランボどれか1つ出現する。回復アイテムは木片よりも低確率。出現したとき少し転がっていき、木片は対戦相手に当たればダメージを与える。


解説

  • 準備がかかる分、威力は高く、倒木は横スマッシュ攻撃に次ぐ吹っ飛ばし力を誇る。先に切れ込みを入れてなるべく早く倒木できるようにしておくと良。
  • 倒木前提で使うにはさすがに予備動作が長く相手に簡単に読まれてしまうが、とりあえずタネ植えしたり木があるだけでも相手に心理的なプレッシャーをかけられる。成長する木も吹っ飛びが強く決して無視できない存在だからである。倒木を警戒してむらびとに近づくために木を飛び越えてくる相手を迎撃する戦い方もでき、そういう意味では1on1でも十分通用するワザともいえる。一方で広大なステージだと簡単に逃げられてあまり役に立たない。
  • オノは出がかなり早く、なかなかの威力。100%ほど溜まっていれば撃墜も狙える。しかしリーチが短く、後隙も大きい。


下必殺ワザ2

"反撃のタネ植え / 水やり / 伐採"
 
さわると転倒してしまう芽。画像ではわかりにくいが、青く点滅している。
 
直接攻撃に反応して仕返しする木。こちらは赤く点滅。

新芽をさわった相手はすってんころりん。育った木は攻撃してきた相手にしかえしする。

  • ダメージ 芽:2% /成長時: 10%~12% / 木の反撃:5% / 斧: 6% / 倒れる木 直撃: 12% / 倒れる木 バウンド: 8% / 木片 出現時: 8% / 木片 投擲: 3%

  • 攻撃より、トラップとしての機能を備えた伐採のセット。
  • 基本的な事項は変わらない。こちらは木のサイズが少し大きくなっている。
  • 木を直撃させても威力はイマイチ。また斧攻撃は動作は少し早いものの威力は低い。攻撃手段としてより後述の反撃効果を期待して使用することになる。
    • ふつうのものよりわずかに大きく、青く光る芽を生やす。これに触れた敵ファイターは転倒する。
    • 1on1だとバレやすいが、芽がよく見えない乱戦では植えておくだけで場をかく乱することができる。
    • 反撃の芽に水やりをすることで成長し、赤く光る木になる。
    • 使用者を含む誰かから攻撃を受け、その攻撃で木の耐久力が無くならなければ5%の攻撃判定を木の周囲に出す。
      • この効果は耐久度の減らない伐採の一回目でも可能。左右に一回づつ攻撃すれば2回は判定を出せる。
  • このワザに限ったことではないが、自分で植えた芽に他のむらびとに水やりをされたり、自身の水やりが反射されると芽や木が相手のものになってしまう。
    • このワザの場合は木の成長に当たるのはもちろん、芽につまづいて転んだり、攻撃すると木の反撃を受けてしまうので厄介。
  • 木の耐久力は15%しかない。強力な攻撃や遠くからの飛び道具を受けると簡単に破壊されてしまうため、木には成長させず種を撒いておくだけ、というのも有効である。


下必殺ワザ3

"タネ植え / 大量水やり / 大木伐採"
 
かなりのスケール。下必殺ワザ1の2倍近い。
 
ジョウロ水も増量。

たっぷりの水でとても大きな木を育てる。オノで大きくふっとばせるが動きはゆっくり。

  • ダメージ 成長時: 20%~16% / 斧: 16%/ 倒れる木 直撃: 27% / 倒れる木 バウンド: 15% / 木片 出現時: 8% / 木片 投擲: 3%

  • 動作が長く、隙が増えた代わりにリーチの伸びた水やりと、破壊力がさらに増した伐採のセット。
  • 芽は通常のものと同サイズだが、育てた木はとても大きく成長する。その分水やりや斧攻撃はもちろん、種植えの動作も長くなっている。
  • オノ攻撃はむらびとの下必殺ワザの中でも動作が最も遅く、下必殺ワザ1のものに比べて上のベクトルに吹っ飛ばす。しかしダメージはした必殺ワザ1よりちょっと高い程度。
  • 水やりが「大量水やり」になったことで、水やり自体の押し出し効果とリーチも強力になっている。これにより他のむらびとの木を成長させやすいほか、復帰阻止をしたり、リーチギリギリから水やりをして成長で急襲することさえも可能。
  • 威力は抜群で、伐採した木を直撃させれば終点中央のマリオ程度なら60%ほどで、木の成長でも直撃させれば80%程度で撃墜可能。しかし木の横取りや伐採を反射された時には悲惨な事になるので要注意。
  • 木の耐久力は50%ほどで下必殺ワザの中では最も多い。しかし木が大きいぶん当たり判定も大きいので伐採するタイミングには要注意。


最後の切りふだ

"ゆめのマイハウス"

たぬきちたちが登場して家を建ててくれる。最後は派手に爆発してみんなふっとんでいく。

  • ダメージ 建築中: 1%*25 → 爆発直前: 5% → 爆発:15%、計45% / 建築中にほかの相手が接触: 10%
  • 最初にたむきちが出現する時の煙に触れると相手を拘束して発動する初撃型の切りふだ。

  • ちなみに、家の建設中、たぬきちがランダムで『どうぶつの森』に出てきたアイテムを複数家の中に放り込む。


あおむけおきあがり攻撃

木の棒を後ろ→前と振り回しながら起き上がる。

  • ダメージ (フレーム) 後: 7% (16F-17F) / 前: 7% (20F-21F)


うつぶせおきあがり攻撃

木の棒を前→後の順で振り回しながら起き上がる。

  • ダメージ (フレーム) 前: 7% (16F-17F) / 後: 7% (20F-21F)


転倒おきあがり攻撃

両足を揃えて後ろ→前の順で蹴りながら起き上がる。

  • ダメージ (フレーム) 後: 5% (19F-20F) / 前: 5% (28F-29F)


ガケのぼり攻撃

ガケから登り、片足で蹴る。

  • ダメージ (フレーム) 7% (23F-25F)


アピール

  • 上アピール
    向きを変えながら3回バンザイ。
  • 横アピール
    ししょーのダンスを踊る。この時、珍しく目が笑う。
  • 下アピール
    かがんで地面を木の棒でいじくる。
上アピール 横アピール 下アピール
     


待機モーション

  • 足踏みしながら、顎に手を置く。
  • 頭をかく。
   


登場演出

小さな家の扉から出てくる。家は演出が終わるとスッと消える。

リザルト演出

  • 勝利ファンファーレ:『どうぶつの森』タイトルBGMの1フレーズ
    • 十字ボタン←
      むしとりあみでカブトムシを捕まえ、正面に見せつける。
    • 十字ボタン↑
      ポーズ:スコップで地面を掘って化石を掘り起こして、正面に見せつける。
    • 十字ボタン→
      ポーズ:一回ターンしてガッツポーズする。
勝利演出・左 勝利演出・上 勝利演出・右
     
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カラーバリエーション

テクニック・小ネタ

崖待ち

  • 崖つかまり→崖離し空中ジャンプ→ハニワorパチンコ→バルーントリップ→崖つかまり…
  • ダッシュで場外に飛び出して急降下→空中ジャンプで戻りつつパチンコ→パチンコorハニワ

ステージ上の相手に対して有効な戦術。低い高度からパチンコを撃つので小さい相手にも弾が当たりやすく、場外にいるので後ろに回りこまれることがない。速いパチンコと遅いハニワの緩急のある波状攻撃によって、回避やダッシュでの接近を難しくする。ジャンプで弾を避わしつつ接近してきた相手には、強判定の上空中攻撃で迎撃。

隙がほとんど無い行動のため相手からの攻撃をもらいにくく、撃墜までのダメージ稼ぎや時間稼ぎに使える。これだけをやっていても勝てないので、パチンコの近距離ヒットやハニワで強くふっとばしたら追撃に行くのがよい。


ハニワ緩和

横必殺ワザが発動した瞬間にむらびとにかかっている移動速度がゼロになる。そのため、ふっとんでから動けるようになったときに横必殺ワザを入力すると、空中ジャンプでふっとび緩和するよりも生存しやすくなり、さらに空中ジャンプを消費しないのでステージまで復帰しやすくなるなど、良いこと尽くし。

後ろ向きに横必殺ワザを繰り出すと、むらびとの位置がステージ側に寄るので、わずかながら通常よりも生存しやすくなる。

崖ハニワ

3DS版のVer.1.0.4以降使用不能

壁のほうを向いて密着している状態で横必殺ワザを使用し必殺ワザボタン押しっぱなしにしていると、壁に当たったときのハニワの爆発が27%と高威力になる。

普通に壁に当てると爆風のほとんどが壁に埋もれてしまうので、誰かに当てるのは難しい。壁の角、崖などに当てれば爆風の大部分が外に出るので、少しは当てやすくなる。特設リングのロープを使うと狙いやすい。

  • 参考動画:[1]


公式スクリーンショット

むらびとが映っている発売前の公式スクリーンショットを検索
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脚注

  1. 画像は、ロックマンの最大ホールド横スマッシュ攻撃が「とりだす」で威力が上がったところを、フォックスの「リフレクター」が跳ね返すシーン。ワンパターン相殺などを考慮せずに計算すると、19.5%×1.9=37.05%×1.4=51.87%になる。
  2. 正確には、むらびとが両手をはにわに添えたときに必殺ワザボタンが押されていると
  3. 風船だけを割るのは難しいため。大抵むらびとにも攻撃が当たり、撃墜されなければ問題なく復帰できる。成功しても飛び上がって崖に届く場合がある。

外部リンク

テンプレート:ファイター スマブラ4