転倒
転倒、または尻もちをつくとは、『X』、『3DS/Wii U』、『SP』に存在する、ファイターが転んで少しの間操作できなくなる状態のこと。ダウンとよく似ており、起き上がりの種類も同様でその場・移動・攻撃のみとなっている。
ダウンとの違い
転倒の種類
転倒には「転倒(小)」と「転倒(大)」の2種類が存在する。それぞれ転倒時のモーションとその長さが異なる。転倒は、地面に落ちているバナナのかわを踏んだときが転倒(小)で、その他の場合はすべて転倒(大)であると考えてよい[1]。『X』にはこの2つに加え、ステップ時の転倒と走行反転時の転倒(#走り始めの転倒)モーションも存在する。
走り始めの転倒
『X』のみ、ステップまたは走行反転をすると、1/64の確率で転倒する[2]。一人用モードではこの転倒が起きることはない。
氷の床の上だと確率が2.5倍になる[3]。ルイージの「ネガティブゾーン」内では、走らなくてもこの転倒をすることがある。
攻撃による転倒
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主に: 『SP』のデータ |
ファイターは攻撃を受けると転倒することがある。転倒するためには次の条件を全て満たすことが必要である。
- 地上で攻撃を受ける。
- ふっとんでいる最中も、常に地上にいる。よって、0度よりも高い角度でふっとぶようになったり、地形の影響で空中にいる状態になると、転倒は起きない。
- 攻撃の転倒率が0よりも大きく、かつノーリアクションではない。或いは、転倒属性を持つ。
- 直近60F以内に転倒していない。ただし、転倒属性を持つワザはこれを無視できる。
転倒するかどうかは、上記の条件を満たしている場合に、攻撃が持つ転倒率によって確率で決まる。 下強攻撃には高めの転倒率が設定されていることが多い。
なお、バナナのかわなどの転倒属性を持つ攻撃は、転倒率とは関係無く確実に転倒させられる。
追加転倒率
攻撃に設定されている転倒率が0であっても、ふっとび速度が55以上であれば、転倒率が追加される。これにより、転倒率の設定が0の攻撃であっても、転倒させる可能性を持つようになる。
とはいえふっとび角度0且つ速度55以上のふっとばしが現実的な「ベクトルが0に設定されている攻撃」はほぼなく、多くの場合は「361ベクトルのワザか、地上メテオで、ギリギリ倒れふっとびしない程度のふっとばし」だけになるため、稀なケースとなる(斜面を利用すると可能な条件は増える)。
追加される転倒率は、『X』と『3DS/Wii U』のVer.1.1.3以前では13.5%、『3DS/Wii U』のVer.1.1.4以降は7%となる。また、元から転倒率を持っている攻撃ならば、ふっとび速度にかかわらず、この追加の転倒率を得られる。よって、転倒率が30%に設定されている攻撃は、実際には『X』では43.5%、『3DS/Wii U』では37%で転倒する。
確実に転倒させる攻撃 (SP)
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- ワリオの下必殺ワザ(溜め無し)
- バナナのかわ(ルールに関わらずディディーコングの下必殺ワザで生成可能)
- リキの「コロベも」
- マーイーカの「ひっくりかえす」
- スピリッツのギミック「ステージ全体に地震が発生」
備考
- 英語では「tripping」または「prat falling」。転倒属性を持たない攻撃で発生したものは「Sakurai」とも呼ばれることがある。
- ダウン中にダウン連と転倒の両方が可能な攻撃がヒットした場合、ダウン連が優先される。
関連項目
脚注
- ↑ 転倒(小)と転倒(大) - スマブラfor 3DS/WiiU 検証wiki
- ↑ 1%という情報も有り。また、走行反転は少し確率が高いという情報も有り。
- ↑ アイスクライマーは変わらないとの情報有り。