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「メテオスマッシュ」の版間の差分

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[[ファイル:公式 きょうの1枚 2013年10月21日.jpg|サムネイル|[[マリオ (3DS/Wii U)|マリオ]]の前空中攻撃によるメテオスマッシュ]]
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[[ファイル:公式 きょうの1枚 2013年10月21日.jpg|サムネイル|[[マリオ (3DS/Wii U)]]の前空中攻撃によるメテオスマッシュ]]
'''メテオスマッシュ'''とは、相手を下方向にふっとばすこと。メテオスマッシュができるワザを'''メテオワザ'''という。メテオスマッシュ、メテオワザどちらも「'''メテオ'''」と略されることが多い。  
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'''メテオスマッシュ'''とは、相手を下方向にふっとばすこと。メテオスマッシュができるワザを'''メテオワザ'''という。メテオスマッシュ、メテオワザどちらも「'''メテオ'''」と略されることが多い。
  
下空中攻撃・前空中攻撃・下必殺ワザのいずれかがメテオワザであることが多く、特に下空中攻撃が多い。メテオワザを持っていないファイターもいれば、複数持っているファイターもいる。最も多いのは[[ドンキーコング (3DS/Wii U)|ドンキーコング]]で、4種持っている。
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下空中攻撃・前空中攻撃・下必殺ワザのいずれかがメテオワザであることが多く、特に下空中攻撃が多い。メテオワザを持っていないファイターもいれば、複数持っているファイターもいる。
  
メテオスマッシュのふっとばし[[ベクトル]]は真下であることが多いが、斜め下のものも少なからずある。これは下空中攻撃以外のメテオワザに多い。
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メテオスマッシュのふっとばし[[ベクトル]]は真下であることが多い。斜め下のものも少なからずあり、これは下空中攻撃以外のメテオワザに多い。
  
足場のない場所でメテオスマッシュを決めると通常よりもはるかに低い蓄積ダメージで撃墜できることが多い。そのためかメテオワザの殆どは発動が遅く、更に特定のタイミングや箇所でヒットさせないと下方向以外に吹っ飛んでしまう事がほとんどであるため、成立は相応に困難となっている。
+
足場のない場所でメテオスマッシュを決めると、横や上へふっとばすよりもはるかに低い蓄積ダメージで撃墜できることが多い。そのためか『[[DX]]』以降のメテオワザの殆どは発動が遅く、更に特定のタイミングや箇所でヒットさせないと下方向以外に吹っ飛んでしまう事がほとんどであるため、成立は相応に困難となっている。
  
== メテオの性質 ==
+
== 空中メテオ ==
『スマブラfor』からは下方に強いふっとばし力を発揮した場合に、通常のヒットSEに加えて専用の特徴的なSEが鳴る。
+
空中にいるファイターがメテオを受けると、本来通り下方向にふっ飛ぶ。
  
空中にいるキャラがメテオワザを受けると、本来通り下方向にふっ飛ぶ。通称、空中メテオ。ふっとんでいる間に地形に衝突し受け身を取らなかった場合、他のワザの場合と同様にバウンドする。このバウンドは地上メテオとは異なり、硬直時間は短い。
+
空中メテオを受けて床に衝突すると、『[[64]]』と『DX』と『X』では、そこでふっとびの縦成分は消える。『[[3DS/Wii U]]』と『[[SP]]』では、[[受け身]]を取らなかった場合、バウンドする。
  
地上にいるキャラがメテオワザを受けると、それが弱いふっとびだった場合はのけぞり、強いふっとびだった場合は上方向にふっとぶ。通称、地上メテオ。この上方向へのふっとびは通常のふっとびよりも長く硬直するため、続けて攻撃を受けやすくなる。<br />
+
『[[DX]]』と『[[X]]』では、空中メテオを受けて下へふっとんでいる間でも、[[メテオ返し]]でジャンプすることができる。
ただし強いふっとびの場合、メテオされた側は[[たおれ]]状態でなかった限りふっとぶ直前にシールドボタンを押すと[[受け身]]をとることができ、ふっとびを無効化することができる。なお、電撃[[属性]]の地上メテオ([[ガノンドロフ (3DS/Wii U)|ガノンドロフ]]の下空中攻撃、{{for|ピカチュウ}}の下必殺ワザ1と上必殺ワザ2)はいかなる状態でも受け身が取れない。
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== 地上メテオ ==
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地上にいるファイターがメテオを受けると、それが弱いふっとびだった場合はその場でのけぞり、強いふっとびだった場合は上方向にふっとぶ。この上方向へのふっとびは通常のふっとびよりも長く硬直するため、続けて攻撃を受けやすくなる。
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[[3DS/Wii U]]』では、地上メテオはふっとぶ前に受け身を取ることが出来る。詳細は[[受け身]]にて。
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[[3DS/Wii U]]』と『[[SP]]』では、強いメテオがヒットした瞬間に、通常のヒットSEに加えて専用の特徴的なSEが鳴る。
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== 疑似メテオ ==
 +
下方向へのふっとばしだがメテオスマッシュ特有の性質を持たないものは'''疑似メテオ'''または'''裏メテオ、偽メテオ'''という。
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=== DXとX ===
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『[[DX]]』と『[[X]]』では、メテオでふっとんでいる間でも[[メテオ返し]]でジャンプすることができるが、疑似メテオではそれができない。メテオと判定されるふっとばし[[ベクトル]]は、『DX』では260°から280°の間、『X』では230°から310°の間のものだけとなっており、それ以外の下ふっとばしワザは疑似メテオになる。
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『X』にはファイターのワザには疑似メテオと呼べるものは無いが、『DX』には複数ある。
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*{{DX|キャプテン・ファルコン}}の下空中攻撃の上半身の攻撃判定。
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*{{DX|ファルコ}}の下空中攻撃。PAL版ではメテオになっている。
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*{{DX|フォックス}}の下空中攻撃。ふっとばし力は弱い。
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*{{DX|ガノンドロフ}}の下空中攻撃の空中版。
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*{{DX|マルス}}の下空中攻撃。PAL版ではメテオになっている。
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*{{DX|ロイ}}の上スマッシュ攻撃の1段目先端。
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この他、上記のものほど鋭くは無いが、{{DX|フォックス}}の下必殺ワザ、{{DX|ドクターマリオ}}の上スマッシュ攻撃(対地)、{{DX|リンク}}の上必殺ワザカス当たり(NTSC版)も0°以下の低いふっとばしベクトルを持ち、疑似メテオとして扱われることがある。
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=== 3DS/Wii UとSP ===
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[[オートリンク]]ベクトルの性質を利用したものが疑似メテオとして扱われている。オートリンクベクトルは多くの[[連続ヒットワザ]]の最終段以外に設定されており、それらは攻撃ヒット中に使用者が下へ移動していると下向きのふっとばしになりやすい。降下しながら連続ヒットワザのオートリンクベクトル部分だけを上手くヒットさせることで、メテオワザのように下方向へふっとばすことができる。
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連続ヒットワザの最終段だけを当てないようにする方法は幾つかある。急降下や左右移動をして相手から離れる(一部のワザのみ)、ワザの途中で着地して最後の段を出さないようにする、相手の攻撃に重ねて相打ちを狙う、など。
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場外に叩き落とさず、あえて床に叩きつけてバウンドさせてからすかさず追撃するという使い方もよくされる。[[ゲッコウガ]]の上空中攻撃などがよくその使い方をされる。
  
 
== メテオスマッシュの一覧 ==
 
== メテオスマッシュの一覧 ==
=== ファイター ===
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=== 3DS/Wii U ===
[[#疑似メテオ]]、一部の[[連続ヒットワザ]]にある次の段にヒットさせるために下向きのベクトルが設定されたワザで実用的でない物は除く。
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==== ファイター ====
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[[疑似メテオ]]、一部の[[連続ヒットワザ]]にある次の段にヒットさせるために下向きのベクトルが設定されたワザで実用的でない物は除く。
 
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! ファイター !! ワザとメテオになる条件
 
! ファイター !! ワザとメテオになる条件
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| [[リトル・マック (3DS/Wii U)|リトル・マック]] || 下空中攻撃(吹っ飛びは極端に弱い)<br />横必殺ワザ2:出始めの空中ヒット
 
| [[リトル・マック (3DS/Wii U)|リトル・マック]] || 下空中攻撃(吹っ飛びは極端に弱い)<br />横必殺ワザ2:出始めの空中ヒット
 
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=== アイテム ===
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*[[ジュゲム&トゲゾー]]
 
*[[ジュゲム&トゲゾー]]
 
*[[ワルイージ]]の踏みつけ攻撃
 
*[[ワルイージ]]の踏みつけ攻撃
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*[[どせいさん]]はふっとばし力が非常に弱いが、およそ250%以上蓄積ダメージが溜まっている地上の相手に当てるとメテオになることが確認できる。
 
*[[どせいさん]]はふっとばし力が非常に弱いが、およそ250%以上蓄積ダメージが溜まっている地上の相手に当てるとメテオになることが確認できる。
  
=== ステージ ===
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==== ステージ ====
 
*天井に設置された[[デンジャーゾーン]]、または[[ステージ作り (Wii U)|ステージ作り]]で天井に設置したマグマ
 
*天井に設置された[[デンジャーゾーン]]、または[[ステージ作り (Wii U)|ステージ作り]]で天井に設置したマグマ
 
*[[ジャングルガーデン]]の川に時々流されてくるワニのクラップトラップ
 
*[[ジャングルガーデン]]の川に時々流されてくるワニのクラップトラップ
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*[[ウーフーアイランド]]のクルーザーと[[海賊船]]の船首に触れると極めて強いメテオが発生し一瞬でミスになる。
 
*[[ウーフーアイランド]]のクルーザーと[[海賊船]]の船首に触れると極めて強いメテオが発生し一瞬でミスになる。
  
=== 敵キャラ ===
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==== 敵キャラ ====
 
*[[マスターハンド (3DS/Wii U)|マスターハンド]]とクレイジーハンドの「ぐーつぶし」
 
*[[マスターハンド (3DS/Wii U)|マスターハンド]]とクレイジーハンドの「ぐーつぶし」
 
*[[フィールドスマッシュ]]の敵キャラ
 
*[[フィールドスマッシュ]]の敵キャラ
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**[[バキュラ]]に接触する
 
**[[バキュラ]]に接触する
  
== 疑似メテオ ==
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== 備考 ==
下方向へのふっとばしだがメテオスマッシュ特有の性質を持たないものは'''疑似メテオ'''または'''裏メテオ、偽メテオ'''という。『スマブラfor』の疑似メテオは[[ベクトル#365|オートリンク]]ベクトルの性質を利用したものが確認されている。
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*英語では「Meteor smash」。疑似メテオは「Spike」。
 +
*終点や戦場の崖下など、下向きの斜面になっているところにふっとんだキャラが衝突すると、下方向に跳ね返って戻れなくなる'''ガケメテオ'''という現象がある。ふっとばしベクトルが下向きのワザによって起こるわけではないので、メテオとは全く別物。
 +
*『[[64]]』のメテオワザは発生が10F未満の早いものばかりで、全体的な復帰力の低さや復帰の自由度の低さも相まって当てやすく、決まれば低%でも撃墜できる強力な代物だった。『[[DX]]』ではリスクリターンの釣り合いをとるために発生が遅くなった<ref>[https://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/syukeiken/return549.html 速報スマブラ拳!! : アンケート集計拳!!]<br />"前作で、メテオ攻撃のリスクが低いわりに
 +
効果はバツグンだったという反省があります。今回はリターンに見合ったリスクにしたかったというのもありますが、スピード感のあるバトルの中で「ぐっとためて放って当てる」快感を持たせたかったということもあります。まぁ、ためのある分決まったら余分にスカッとできますから。"</ref>。
  
===== オートリンクによるメテオ =====
+
== 関連項目 ==
[[ベクトル#365|オートリンク]]ベクトルの空中連続ヒットワザは、[[連続ヒットワザ#ヒットした相手を引っ張る連続ヒットワザ|ヒットした相手をワザの使用者の進行方向に引っ張る性質]]があるため、それを利用し、落下中に対戦相手にヒットさせることによって下方向に引っ張り、引っ張らない段(主に最後の段)だけは上手く当てないようにすれば、メテオスマッシュのように下方向へふっとばすことができる。ふっとばし力が使用者の移動速度と大体同じになるため、[[落下速度]]の速い使用者ほど相手を強く下方向にふっとばすことができる。この下ふっ飛ばしはどれだけ強くてもメテオスマッシュ特有のSEがならないため、メテオスマッシュではなく疑似メテオと思われる。
+
*[[メテオがえし]]
 
+
*[[踏み台ジャンプ]] - 軽いメテオとして扱えるアクション。
最後の段だけを上手く当てない方法は幾つかあり、その中では、ワザの途中で着地して最後の段を出さないようにしてしまうのが最も簡単である。しかし着地するということは台上で行うということであり、相手も着地してしまうことが多く場外に叩き落とすことは困難。横移動しながらヒットさせれば斜め下のふっとばしベクトルになるため、多少場外に落としやすくなる。[[更新データ]]のVer.1.0.4でオートリンクのふっとばし力が低下したので現在はステージ上から相手が復帰できない位置まで落とせるほどの力のあるワザは無いが、Ver.1.0.3までは
 
[[メタナイト (3DS/Wii U)|メタナイト]]の前空中攻撃が強力なことで有名だった<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=fllS4Ke2IN8 Metaknight's 40% d-Tilt LOCK combo! (3DS/Wii U) - [Use back air!] - YouTube]</ref>。
 
 
 
場外に叩き落とさず、あえて床に叩きつけてバウンドさせてからすかさず追撃するのもよくあるこのテクニックの使い方である。[[ゲッコウガ (3DS/Wii U)|ゲッコウガ]]の上空中攻撃などがよくその使い方をされる。
 
  
場外戦でこのテクニックを使って相手を画面下に叩き落とすには、場外にいる相手が攻撃を出したところに攻撃を重ねて相打ちを狙ったり、攻撃範囲の端の方を当ててヒット中に相手を漏らすことを狙うのが主。
 
 
== 過去作のみにあるテクニック ==
 
=== メテオがえし ===
 
{{有無|DX|1}}{{有無|X|1}}
 
 
メテオでふっ飛んでから一定時間経つと残っているふっ飛びの勢いに拘らず空中ジャンプまたは上必殺ワザをすることができるテクニック。『[[スマブラDX]]』にはメテオ返しができない下ベクトルふっ飛ばし技の「偽メテオ」があり、それらはふっ飛ばし角度が真下(270度)から少しズレていてメテオとは異なる。
 
 
== 備考 ==
 
*終点や戦場の崖下など、下向きの斜面になっているところにふっとんだキャラが衝突すると、下方向に跳ね返って戻れなくなる'''崖メテオ'''という現象がある。ふっとばしベクトルが下向きのワザによって起こるわけではないので、メテオとは全く別物。
 
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
 
<references/>
 
<references/>
 
== 関連項目 ==
 
*[[踏み台ジャンプ]] - 軽いメテオとして扱えるアクション。
 
  
 
== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==
201行目: 216行目:
 
*[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/0914/index.html 速報スマブラ拳!! : 新システム] - メテオがえし
 
*[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/0914/index.html 速報スマブラ拳!! : 新システム] - メテオがえし
 
*[http://www.smashbros.com/wii/jp/howto/basic/basic10.html スマブラ拳!!] - メテオスマッシュ
 
*[http://www.smashbros.com/wii/jp/howto/basic/basic10.html スマブラ拳!!] - メテオスマッシュ
 +
*[https://www30.atwiki.jp/ssb4_kensyou/pages/116.html ベクトル - スマブラfor 3DS/WiiU 検証wiki]
  
{{デフォルトソート:めておすまっしゅ}}
+
{{デフォルトソート:めておすまつしゅ}}
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[[カテゴリ:攻撃]]
 
[[カテゴリ:システム]]
 
[[カテゴリ:システム]]
[[カテゴリ:テクニック]]
+
[[カテゴリ:テクニック (64)]][[カテゴリ:テクニック (DX)]][[カテゴリ:テクニック (X)]][[カテゴリ:テクニック (3DS/Wii U)]][[カテゴリ:テクニック (SP)]]

2019年1月28日 (月) 17:11時点における版

マリオ (3DS/Wii U)の前空中攻撃によるメテオスマッシュ

メテオスマッシュとは、相手を下方向にふっとばすこと。メテオスマッシュができるワザをメテオワザという。メテオスマッシュ、メテオワザどちらも「メテオ」と略されることが多い。

下空中攻撃・前空中攻撃・下必殺ワザのいずれかがメテオワザであることが多く、特に下空中攻撃が多い。メテオワザを持っていないファイターもいれば、複数持っているファイターもいる。

メテオスマッシュのふっとばしベクトルは真下であることが多い。斜め下のものも少なからずあり、これは下空中攻撃以外のメテオワザに多い。

足場のない場所でメテオスマッシュを決めると、横や上へふっとばすよりもはるかに低い蓄積ダメージで撃墜できることが多い。そのためか『DX』以降のメテオワザの殆どは発動が遅く、更に特定のタイミングや箇所でヒットさせないと下方向以外に吹っ飛んでしまう事がほとんどであるため、成立は相応に困難となっている。

空中メテオ

空中にいるファイターがメテオを受けると、本来通り下方向にふっ飛ぶ。

空中メテオを受けて床に衝突すると、『64』と『DX』と『X』では、そこでふっとびの縦成分は消える。『3DS/Wii U』と『SP』では、受け身を取らなかった場合、バウンドする。

DX』と『X』では、空中メテオを受けて下へふっとんでいる間でも、メテオ返しでジャンプすることができる。

地上メテオ

地上にいるファイターがメテオを受けると、それが弱いふっとびだった場合はその場でのけぞり、強いふっとびだった場合は上方向にふっとぶ。この上方向へのふっとびは通常のふっとびよりも長く硬直するため、続けて攻撃を受けやすくなる。

3DS/Wii U』では、地上メテオはふっとぶ前に受け身を取ることが出来る。詳細は受け身にて。

3DS/Wii U』と『SP』では、強いメテオがヒットした瞬間に、通常のヒットSEに加えて専用の特徴的なSEが鳴る。

疑似メテオ

下方向へのふっとばしだがメテオスマッシュ特有の性質を持たないものは疑似メテオまたは裏メテオ、偽メテオという。

DXとX

DX』と『X』では、メテオでふっとんでいる間でもメテオ返しでジャンプすることができるが、疑似メテオではそれができない。メテオと判定されるふっとばしベクトルは、『DX』では260°から280°の間、『X』では230°から310°の間のものだけとなっており、それ以外の下ふっとばしワザは疑似メテオになる。

『X』にはファイターのワザには疑似メテオと呼べるものは無いが、『DX』には複数ある。

この他、上記のものほど鋭くは無いが、フォックスの下必殺ワザ、ドクターマリオの上スマッシュ攻撃(対地)、リンクの上必殺ワザカス当たり(NTSC版)も0°以下の低いふっとばしベクトルを持ち、疑似メテオとして扱われることがある。

3DS/Wii UとSP

オートリンクベクトルの性質を利用したものが疑似メテオとして扱われている。オートリンクベクトルは多くの連続ヒットワザの最終段以外に設定されており、それらは攻撃ヒット中に使用者が下へ移動していると下向きのふっとばしになりやすい。降下しながら連続ヒットワザのオートリンクベクトル部分だけを上手くヒットさせることで、メテオワザのように下方向へふっとばすことができる。

連続ヒットワザの最終段だけを当てないようにする方法は幾つかある。急降下や左右移動をして相手から離れる(一部のワザのみ)、ワザの途中で着地して最後の段を出さないようにする、相手の攻撃に重ねて相打ちを狙う、など。

場外に叩き落とさず、あえて床に叩きつけてバウンドさせてからすかさず追撃するという使い方もよくされる。ゲッコウガの上空中攻撃などがよくその使い方をされる。

メテオスマッシュの一覧

3DS/Wii U

ファイター

疑似メテオ、一部の連続ヒットワザにある次の段にヒットさせるために下向きのベクトルが設定されたワザで実用的でない物は除く。

ファイター ワザとメテオになる条件
マリオ 前空中攻撃:モーションの中間
ルイージ 下空中攻撃:出始めの下半身
下アピール
ピーチ (※地上メテオのみ)下強攻撃
クッパ 下空中攻撃:出始め
ギガクッパ変身時の下強攻撃:1段目の空中ヒット
ヨッシー 前空中攻撃:鼻の先端
下空中攻撃:最終段以外
ロゼッタ&チコ ロゼッタの下空中攻撃:モーションの中間
クッパJr. 上必殺ワザ2:落としたクラウン
ワリオ ワリオマン変身時の下空中攻撃
ワリオマン変身時の下投げ:足場の端限定
Mr.ゲーム&ウォッチ 下空中攻撃:出始め
ドンキーコング 前空中攻撃:モーション後半
下空中攻撃:足
横必殺ワザ:空中ヒット
下必殺ワザ1:空中版
ディディーコング 下空中攻撃
横必殺ワザ1・3:踏みつけ
リンク 下強攻撃:根元部分の空中ヒット
下空中攻撃:出始め先端
下必殺ワザ3
ゼルダ 下空中攻撃:出始め(それ以外でもメテオだが吹っ飛びが極端に弱い)
上必殺ワザ3:ワープ後の出現
シーク 下空中攻撃:出始め
上必殺ワザ3:爆発
ガノンドロフ 下空中攻撃:足
下必殺ワザ1・3:空中版出始め
トゥーンリンク 下空中攻撃:出始め
サムス (※地上メテオのみ)上強攻撃
下空中攻撃:弧の中心
下必殺ワザ2:空中ヒット
ゼロスーツサムス 下空中攻撃:出始めの空中ヒット
下必殺ワザ1:キックの先端の空中ヒットと踏みつけの空中ヒット
ピット 下空中攻撃:弧の中心
パルテナ 下空中攻撃:空中ヒット
上必殺ワザ3:空中で使用した時の爆発
マルス 下空中攻撃:弧の中心
アイク 下空中攻撃:先端
(※地上メテオのみ)通常必殺ワザ1:最大溜め以外の剣先端
上必殺ワザ1・2:降下出始め
最後の切りふだ:最後の爆発の前の斬り下ろし
ルフレ 下空中攻撃:サンダーソード出始め
上必殺ワザ1:1発目の風の刃出始め
上必殺ワザ3:風の刃
最後の切りふだ:最終段
カービィ 下空中攻撃(吹っ飛びは微弱)
上必殺ワザ1:降下
下必殺ワザ3:落下
デデデ 下空中攻撃:ハンマーの頭の中心(空中ヒット)
上必殺ワザ1・3:降下
メタナイト なし
リトル・マック 下空中攻撃(吹っ飛びは極端に弱い)
横必殺ワザ2:出始めの空中ヒット
フォックス 横必殺ワザ3:突進の頂点
ファルコ 下空中攻撃:出始めの空中ヒット
横必殺ワザ1:空中ヒット
ピカチュウ 上必殺ワザ2:出始めと方向転換
下必殺ワザ1:雷の出始め
リザードン 下空中攻撃:出始め
下必殺ワザ2:空中で使用して振り下ろした頭部分
ルカリオ なし
プリン なし
ゲッコウガ 下空中攻撃:出始めの空中ヒット
下必殺ワザ1・3:下入力時の飛び蹴り
最後の切りふだ:最終段
ダックハント 下空中攻撃(1段目・2段目ともにメテオだが、1段目は2段目がヒットするためにノックバックが弱く設定されている)
ロボット 下空中攻撃:バーナーの噴射の中心の空中ヒット
上必殺ワザ2
ネス 下空中攻撃:出始め
キャプテン・ファルコン 上強攻撃:先端の空中ヒット
下空中攻撃:下半身
横必殺ワザ1:空中版かつファルコンよりも下にいる相手のみ
むらびと 下空中攻撃:カブ3つの場合の出始め
ピクミン&オリマー 下空中攻撃:出始めの空中ヒット
最後の切りふだ:ロケット発射時の空中ヒット
Wii Fit トレーナー 前空中攻撃:足部分
下空中攻撃:出始めの空中ヒット
横必殺ワザ:ヘディング
ドクターマリオ なし
ブラックピット 下空中攻撃:弧の中心
ルキナ 下空中攻撃:弧の中心
シュルク 下空中攻撃:出始めの根元部分の空中ヒット
パックマン 通常必殺ワザ2:「カギ」の空中ヒット
上必殺ワザ3:空中で設置したトランポリンに3回目に乗ったファイター。自身もメテオの対象。
ロックマン 下空中攻撃:出始め以外の空中ヒット
なお、相手が上空中攻撃を反射するとベクトルが反転してメテオになる。
ソニック 下空中攻撃:急降下が始まってから少しの間(19F-22F)の空中ヒット
ミュウツー 下空中攻撃:足の先端の空中ヒット
リュカ 後空中攻撃:モーションの中間
下空中攻撃:最終段
ロイ 下空中攻撃:剣の先端以外の空中ヒット
リュウ 下空中攻撃:出始めの先端の空中ヒット
クラウド 前空中攻撃:後半の空中ヒット
下空中攻撃:出始めの先端の空中ヒット
上必殺ワザ:斬り下ろし時の剣の中心の空中ヒット
最後の切りふだ:最後の爆発の前の斬り下ろし
カムイ 下空中攻撃:降下
ベヨネッタ 下スマッシュ攻撃
下空中攻撃:降下中の足先
Mii 格闘タイプ 下空中攻撃:拳
横必殺ワザ3:拳
上必殺ワザ1:降下
下必殺ワザ1:降下の空中ヒット
最後の切りふだ:最終段
Mii 剣術タイプ 上必殺ワザ1:降下
Mi 射撃タイプ 下空中攻撃:炎の先端の空中ヒット
上必殺ワザ2:爆風の空中ヒット

アイテム

ステージ

敵キャラ

備考

  • 英語では「Meteor smash」。疑似メテオは「Spike」。
  • 終点や戦場の崖下など、下向きの斜面になっているところにふっとんだキャラが衝突すると、下方向に跳ね返って戻れなくなるガケメテオという現象がある。ふっとばしベクトルが下向きのワザによって起こるわけではないので、メテオとは全く別物。
  • 64』のメテオワザは発生が10F未満の早いものばかりで、全体的な復帰力の低さや復帰の自由度の低さも相まって当てやすく、決まれば低%でも撃墜できる強力な代物だった。『DX』ではリスクリターンの釣り合いをとるために発生が遅くなった[1]

関連項目

脚注

  1. 速報スマブラ拳!! : アンケート集計拳!!
    "前作で、メテオ攻撃のリスクが低いわりに 効果はバツグンだったという反省があります。今回はリターンに見合ったリスクにしたかったというのもありますが、スピード感のあるバトルの中で「ぐっとためて放って当てる」快感を持たせたかったということもあります。まぁ、ためのある分決まったら余分にスカッとできますから。"

外部リンク