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『ダックハント』はファミコンのゲームソフトの名前で、『光線銃』シリーズと呼ばれる銃の形をしたコントローラー「ガン(Zapper)」を使用するゲームの一つ。
 
『ダックハント』はファミコンのゲームソフトの名前で、『光線銃』シリーズと呼ばれる銃の形をしたコントローラー「ガン(Zapper)」を使用するゲームの一つ。
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『光線銃』シリーズは「ガン」をゲーム画面上のマトなどに向けて撃津ことによってゲーム側がそれに反応しするというもの。<br />仕組みは「ガン」の引き金を引くことで画面が一瞬だけ、当てるべき場所だけを残して真っ黒になり、銃口についているセンサーが当てるべき場所に向いているかどうかによってゲームにレスポンスするようになっている。同じようなシステムが『[[ロボット|ファミリーコンピュータロボット]]』にも使われている。<br />ちなみに「ガン」は日本ではリボルバー型の銃で、海外ではオレンジを基調とした近代銃風になっている。<br />
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『光線銃』シリーズは「ガン」をゲーム画面上のマトなどに向けて撃つことによってゲーム側がそれに反応しするというもの。<br />仕組みは「ガン」の引き金を引くことで画面が一瞬だけ、当てるべき場所だけを残して真っ黒になり、銃口についているセンサーが当てるべき場所に向いているかどうかによってゲームにレスポンスするようになっている。同じようなシステムが『[[ロボット|ファミリーコンピュータロボット]]』にも使われている。<br />ちなみに「ガン」は日本ではリボルバー型の銃で、海外ではオレンジを基調とした近代銃風になっている。<br />
    
しかしこの『ダックハント』、元は『光線銃・光線銃SP』シリーズというおもちゃや、それらに連なる製品群の一つで、プロジェクターで壁にカモの影を投影してそれを銃で撃ち落とすというものだった。<br />これをファミコンゲームとして作り直したものがスマブラにも登場するイヌの出てくる『ダックハント』になる。
 
しかしこの『ダックハント』、元は『光線銃・光線銃SP』シリーズというおもちゃや、それらに連なる製品群の一つで、プロジェクターで壁にカモの影を投影してそれを銃で撃ち落とすというものだった。<br />これをファミコンゲームとして作り直したものがスマブラにも登場するイヌの出てくる『ダックハント』になる。
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イヌは草むらに飛び込んで獲物のカモを誘い出したり撃ち落としたカモを拾ったりする役、カモは撃ち落とされるマトとしてそれぞれ登場した。ある意味敵対する立場に位置する両者だが、海外でのみ発売されたアーケード版『VS. Duck Hunt』では、イヌとカモが仲良く遊ぶ様子が登場した。
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上記のアーケード版以外にも、海外では国内でも発売された3作品の他にいくつか「Zapper」に対応したNES用ソフトが発売されており、中には『ダックハント』同様、笑うイヌが登場する作品もある。
    
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
 
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
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[[ファイター]]としてはシリーズ4・5作目の『[[スマブラfor]]』から登場し、'''ダックハント'''として参戦。『スマブラfor』には3DS版発売後の2014年11月6日に放送された『Nintendo Direct 2014.11.6』の中で公開されたムービー『[https://www.youtube.com/watch?v=QvY5A4DWFfA 一匹、一羽と一丁と]』で参戦が発表された。『[[スマブラSP]]』には2018年6月13日に放送された『[https://www.youtube.com/watch?v=r59XHhxFMhU Nintendo Direct: E3 2018]』で当作の情報が公開されると同時に参戦することが明らかになった。『スマブラfor』、『スマブラSP』では[[隠しキャラクター]]として登場している。
 
[[ファイター]]としてはシリーズ4・5作目の『[[スマブラfor]]』から登場し、'''ダックハント'''として参戦。『スマブラfor』には3DS版発売後の2014年11月6日に放送された『Nintendo Direct 2014.11.6』の中で公開されたムービー『[https://www.youtube.com/watch?v=QvY5A4DWFfA 一匹、一羽と一丁と]』で参戦が発表された。『[[スマブラSP]]』には2018年6月13日に放送された『[https://www.youtube.com/watch?v=r59XHhxFMhU Nintendo Direct: E3 2018]』で当作の情報が公開されると同時に参戦することが明らかになった。『スマブラfor』、『スマブラSP』では[[隠しキャラクター]]として登場している。
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原作の販売数が極めて多いということと、シューティング的な演出や第三者の介在というコンセプトが面白いという理由でファイターとして選ばれた<ref>ニンテンドードリーム 2015年2月号 「スマブラ談!! for Nindori」<br />“桜井 せひ売上を調べてみてください。多分世界一売れているシューティングですよ。海外のファミコンに同梱セットがあったからなのですが、ワールドワイドに見たら相当な数が出ています。そこからキャラクターを作るということはせひともやるべきと思ってはいて”(中略)<br />“今回は『ダックハント』のシューティング的な演出をやるのもおもしろかったし、第三者みたいなのが介在して、「実はトリオ」ってのもおもしろかった。これならいける!というようなコンセプトの中で完成させていきました。</ref>。
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原作の販売数が極めて多いということと、シューティング的な演出や第三者の介在というコンセプトが面白いという理由でファイターとして選ばれた<ref>ニンテンドードリーム 2015年2月号 「スマブラ談!! for Nindori」<br />“桜井 せひ売上を調べてみてください。多分世界一売れているシューティングですよ。海外のファミコンに同梱セットがあったからなのですが、ワールドワイドに見たら相当な数が出ています。そこからキャラクターを作るということはぜひともやるべきと思ってはいて”(中略)<br />“今回は『ダックハント』のシューティング的な演出をやるのもおもしろかったし、第三者みたいなのが介在して、「実はトリオ」ってのもおもしろかった。これならいける!というようなコンセプトの中で完成させていきました。</ref>。
    
イヌとカモとどこからか射撃する"何者か"によるトリオ。<br />
 
イヌとカモとどこからか射撃する"何者か"によるトリオ。<br />
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ファイル:公式絵 4 ダックハント.png|『スマブラfor』
 
ファイル:公式絵 4 ダックハント.png|『スマブラfor』
公式参戦イラスト ダックハント.jpg|『スマブラfor』の[[参戦イラスト]]。"何者か"の射撃でふっとぶファイターたちを笑うイヌ。海外のファミコンソフトのパッケージデザインが再現されている。
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公式参戦イラスト ダックハント.jpg|『スマブラfor』の[[参戦イラスト]]。"何者か"の射撃でふっとぶファイターたちを笑うイヌ。海外のファミコン(NES)ソフトのパッケージデザインが再現されている。
 
ファイル:公式絵 SP ダックハント.png|『スマブラSP』
 
ファイル:公式絵 SP ダックハント.png|『スマブラSP』
 
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**『ダックハント』より。「GAME C」では弾3つでクレー射撃をするゲームがある。
 
**『ダックハント』より。「GAME C」では弾3つでクレー射撃をするゲームがある。
 
*上必殺ワザ:ダックジャンプ
 
*上必殺ワザ:ダックジャンプ
**落下するときのSEは『ダックハント』でカモを撃ち落としたときと同じ。
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**飛行している間のSEは『ダックハント』でカモが飛んで逃げているとき、落下するときのSEは『ダックハント』でカモを撃ち落としたときと同じ。
 
*下必殺ワザ:ワイルドガンマン
 
*下必殺ワザ:ワイルドガンマン
**同名のゲームより。『ワイルドガンマン』は「FIRE!」という敵の掛け声と共に銃を発射する早撃ちゲーム。<br />悪漢ガンマンたちは原作と同じドット絵で登場する。原作では正面に向けて射撃するが、『スマブラ』では横に射撃する表現にさせるため、書き起こしされたオリジナルのドット絵が使われている。
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**同名のゲームより。『ワイルドガンマン』は「FIRE!」という敵の掛け声と共に銃を発射する早撃ちゲーム。<br />悪漢ガンマンたちは原作と同じドット絵で登場する。原作では正面に向けて射撃するが、『スマブラ』では横に射撃するため、原作に横向きのドット絵が存在しないヒゲの悪漢以外は『スマブラ』用に書き起こしされたオリジナルのドット絵が使われている。
 
*最後の切りふだ:光線銃セット
 
*最後の切りふだ:光線銃セット
**『ワイルドガンマン』、『ホーガンズアレイ』、そして『ダックハント』の要素が散りばめられている。またここでは、イヌとカモもドット絵で描かれている。
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**『ワイルドガンマン』、『ホーガンズアレイ』、そして『ダックハント』の要素が散りばめられている。またここでは、イヌとカモもドット絵で描かれている。原作ではイヌは草むらに隠れているため、下半身は『スマブラ』用に書き起こしされたオリジナルのドット絵が使われている。
    
==== その他 ====
 
==== その他 ====
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*[[歩行]]
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**『ダックハント』の冒頭でイヌが歩いているときと同じ。
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*地上前[[ジャンプ]]
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**『ダックハント』の冒頭でイヌが草むらに飛び込むときと同じ。
 
*[[登場演出]] / [[勝利演出]] など
 
*[[登場演出]] / [[勝利演出]] など
**原作ではカモを一羽も撃ち落とせずに逃げられた場合、草むらから現たイヌに笑われてしまう。
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**原作ではカモを一羽も撃ち落とせずに逃げられた場合、草むらから現れたイヌに笑われてしまう。
*参戦ムービーで"誰か"が持っている光線銃
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*参戦ムービーで"何者か"が持っている光線銃
 
**海外のNES専用光線銃「Zapper」。各スマッシュ攻撃や、一部必殺ワザの追加入力はこの光線銃が担当しているという設定。
 
**海外のNES専用光線銃「Zapper」。各スマッシュ攻撃や、一部必殺ワザの追加入力はこの光線銃が担当しているという設定。
 
**Splatoonシリーズにもシューター系ブキ「N-ZAP 85」として登場している。
 
**Splatoonシリーズにもシューター系ブキ「N-ZAP 85」として登場している。
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== 主な登場作品 ==
 
== 主な登場作品 ==
 
*ダックハント (1984/FC) 【[http://www.nintendo.co.jp/wiiu/software/vc/fehj/ Wii Uバーチャルコンソール]】
 
*ダックハント (1984/FC) 【[http://www.nintendo.co.jp/wiiu/software/vc/fehj/ Wii Uバーチャルコンソール]】
*VS.ダックハント (1984/AC)
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*VS.Duck Hunt (1984/AC)
*Barker Bill's Trick Shooting (1990/FC)
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**日本未発売。
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*Barker Bill's Trick Shooting (1990/NES)
 
**北米、欧州のみ発売の光線銃を使ったゲーム。風船を射撃する面でダックハントのイヌが登場する。カモは登場せず。
 
**北米、欧州のみ発売の光線銃を使ったゲーム。風船を射撃する面でダックハントのイヌが登場する。カモは登場せず。
 
ほか、『メイド イン ワリオ』シリーズなどで外部出演している。
 
ほか、『メイド イン ワリオ』シリーズなどで外部出演している。
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