インクリング
ファイターとしてのインクリングについては、「インクリング (SP)」を参照
インクリング | |
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『スプラトゥーン』のインクリング(ガール) |
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出典 | スプラトゥーンシリーズ |
デビュー | スプラトゥーン (2015年5月28日/Wii U) |
スマブラ への出演 | スマブラforスマブラSP |
外部サイト の紹介記事 | インクリング - ピクシブ百科事典 Inkling - Inkipedia, the Splatoon wiki |
インクリング(Inkling)は、『スプラトゥーン』シリーズに登場するキャラクターで、同シリーズに登場する種族の一つ。通称は「イカ」。
概要
『スプラトゥーン』の世界における主要種族。日本では単に「イカ」や、性別からとって「ガール」「ボーイ」とシンプルに呼ばれることが多い。彼らはイカに変身してインクの中を泳ぐことができ、ブキから放つインクで地形を塗りまくるスポーツ「ナワバリバトル」を日々繰り広げている。
同作の世界では海面の異常上昇などで陸上の生物が絶滅に至っており、かつての海洋生物たちがそこを埋めるようにして台頭。インクリングはその中で進化し、陸上に進出した種族の一つである。種族全体が享楽的で細かいことを気にしないが、ナワバリ意識が高く好戦的。現代ではナワバリバトルというスポーツ化されたナワバリ争いに興じているが、過去には大ナワバリバトルと呼ばれる大きな戦争の末にオクタリアン(タコ)という他種族を辺境や地下の世界に追いやったこともある。
プレイヤーはそんなイカ達の若者としてナワバリバトルに参加することになる。プレイヤーのイカは田舎から出てきたばかりという設定があり、はじめはイカしてないと言われてしまう。
一人用モードのヒーローモードではNew!カラストンビ部隊の隊員としてオクタリアンと戦うことになる。『スプラトゥーン1』主人公は「3号」、『スプラトゥーン2』主人公は「4号」に任命される。どちらも明確に性別が決まっているわけではない。
『マリオカート8 デラックス』ではレーサーとして登場し、マリオファミリーやリンク、むらびと、しずえと共演している。
大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U
Miiファイターコスチューム
詳細は「Miiファイターコスチューム (3DS/Wii U)」を参照
ボーイとガールが基になったMii 射撃タイプ用のスプラトゥーンの帽子と服、イカの帽子が追加コンテンツとして2015年6月15日から販売が開始された。
スプラトゥーンのコスチュームは、Miiの性別によってボーイとガールの姿に変わる。
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イカのぼうし
フィギュア
ボーイ&ガールセットの購入特典として収録されている。
- [3Uフィギュア名鑑] ガール(スプラトゥーン)
- ヒトの姿に変身する謎のイカ。街一番のイカしたヤツになるために、ライバル達と日々、ナワバリバトルを繰り広げている。ヒトの姿になっても、目の周りや耳、髪型にイカの特徴が残っている。オシャレにはとても気を使っているので、イカしたファッションに注目してほしい。
- (Wii U) スプラトゥーン (2015/05)
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
ファイター
詳細は「インクリング (SP)」を参照
『スプラトゥーン1』のインクリングがファイターとして初参戦。2018年3月9日に放送された『Nintendo Direct 2018.3.9』の最後に当時『スマブラSP』がタイトル・詳細を伏せたまま公開された当作初のトレーラーでガールとボーイが登場し、その後の2018年6月13日に放送された『Nintendo Direct: E3 2018』で参戦することが明らかにされた。
色変えでは性別やギア(見た目)を変えることができる。ギアは『スプラトゥーン』の制作チームにより選別されており、色合い等々は『スマブラ』におけるプレイヤーカラーに合わせられている[1]。
原作と同じようにインクを使った様々なブキと、『スマブラ』オリジナルの足技を駆使したスタイルで戦う。ペイントされた相手は受けるダメージが増えるが、インクが無くなるとワザの威力が落ちたり使えなくなるので、インクを補充しながら立ち回る原作らしい動きを楽しめる。開発者はインクが塗れるという表現が全キャラクター・全ステージに必要なため、手間がかかるファイターだと語っている[3]。
アートワーク
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『スマブラSP』
インクリング(ガール) -
『スマブラSP』
インクリング(ボーイ) -
『スマブラSP』への参戦が発表された直後、『スプラトゥーン』公式Twitter[インターネットアーカイブ]で参戦イラストが公開された。
Miiファイターコスチューム
詳細は「Miiファイターコスチューム (SP)」を参照
『スプラトゥーン2』のインクリングを基にしたMii 射撃タイプ用の「スプラトゥーン2」の帽子と服が収録されている。前作のコスチュームも引き続き収録されている。
使用ワザの名称一覧
- 通常攻撃のワザ名は公式攻略本より引用。
- つかみのワザ名は全ファイター「つかみ」で統一。
弱攻撃 | チョップ → コンボキック → サイドキック or バーストショット → スプラフィニッシュ |
ダッシュ攻撃 | イカエルボー |
横強攻撃 | シュータースイング |
上強攻撃 | スプラッシュキック |
下強攻撃 | ブレイクキック |
横スマッシュ攻撃 | パブロ |
上スマッシュ攻撃 | ホットブラスター |
下スマッシュ攻撃 | バケットスロッシャー |
通常空中攻撃 | トルネードキック |
前空中攻撃 | クロスキック |
後空中攻撃 | シューターバックナックル |
上空中攻撃 | ダブルキック |
下空中攻撃 | メテオシューター |
つかみ攻撃 | つかみストンピング |
前投げ | バーストシューター |
後投げ | イカスルー |
上投げ | イカヘディング |
下投げ | グラウンドスルー |
通常必殺ワザ | スプラシューター |
横必殺ワザ | スプラローラー |
上必殺ワザ | スーパージャンプ |
下必殺ワザ | スプラッシュボム |
最後の切りふだ | メガホンレーザー |
動作などの元ネタ
ほとんど、『スプラトゥーン1』より。
ワザ
- 弱攻撃 / 通常必殺ワザなど:スプラシューター
- 最も標準的なブキ種であるシューター系ブキ。とりわけスプラシューターはゲーム全体で最も基本的なブキであり、塗りも戦闘もバランスよくこなせるのでウデマエを問わず愛用された。
- 横スマッシュ攻撃:パブロ
- フデ系の基本ブキ。高速で振り回して正面を塗るほか、敵インクの中でもイカダッシュ並の速度で塗り進むこともできる。原作では高速に振りまいたインクを4回相手に当てないと倒せず、射程もかなり短い。ちなみに、塗り進みの体当たりで相手を攻撃することもできるが、ダメージの低さ(5回当てないと倒せない)やノックバックにより、実用性は低い。
- 上スマッシュ攻撃:ホットブラスター
- ブラスター系の基本ブキ。連射速度は低いが爆発するインク弾を放つ。原作では直撃すれば一撃で相手を倒せる威力が有り、爆風でもある程度ダメージを与えられる。
- 下スマッシュ攻撃:バケットスロッシャー
- スロッシャー種の標準的なブキ。バケツの形をしており、大量のインクを正面にぶちまける。基本的にリーチが長い分やや大振りで隙が大きめだが、山なりにインクが飛ぶため壁越しにも攻撃できる。
- 横必殺ワザ:スプラローラー
- ローラー種の標準的なブキで、総じて威力が高め。ローラーは転がして地面を塗るだけでなく、振り回してインクを飛ばすこともできる。スプラローラーで相手を轢くと一撃で倒せるが、あまりにも無防備すぎるので、振り攻撃を外したごく至近距離の相手や、『2』で登場した大量の敵を相手にするモード「サーモンラン」のザコ敵相手を除き、基本的には振って攻撃をすることになる。『スマブラ』では振れない。
- 上必殺ワザ:スーパージャンプ
- 味方の位置まで飛ぶことができるシステムの1つ。原作では飛沫でダメージを与えることができないどころかほぼ無防備で、着地地点で出待ちされると倒されてしまうことが多い。『2』では、スペシャルウェポンの「スーパーチャクチ」をスーパージャンプの着地際に使うことが可能で、ジャンプ先の周囲で待ち構えている敵への奇襲攻撃として使える。
- 下必殺ワザ:スプラッシュボム
- 大量のインクを消費するが補助に効果的な「サブウェポン」の一つで、わかばシューター(初期装備)など一部のブキに付属する最も基本的なタイプ。地面に着いた後ワンテンポ遅れて炸裂する、云わば手榴弾のような必殺ワザ。転がして投げることもできる。
- ボタン長押しで遠くまで投げるのは、『2』で登場する、ボムを投げまくるスペシャルウェポン「ボムピッチャー」(『1』の「ボムラッシュ」の後継)に近い。
- 最後の切りふだ:メガホンレーザー
- ある程度塗ると使えるようになる、ブキ毎に設定された最後の切りふだ「スペシャルウェポン」の1つ。これは主にスプラローラー・ホットブラスターなどに付属する。『2』ではスペシャルウェポンが総入れ替えされたため、通常のバトルで使用できるスペシャルウェポンとしては「ハイパープレッサー」に代替される形で登場しない。
- 地形を貫通する爆音波を放ち敵を一掃する設置ウェポンで、原作では敵を倒せない限り地面を塗れない珍しい攻撃。なお原作では撃つ方向を決めることまではできるが、設置後に動かすことはできない。
- 使用後にインクが全回復するのは、原作におけるスペシャルウェポンの共通仕様。
- 原作での「スペシャルウェポン」が使える状態のときと同様、最後の切りふだのスタンバイ状態のときは頭からインクが立ち上る。
その他
- 上アピール
- 上方向キーで「カモン!」のコールをしたときの動作。主に仲間を呼ぶのに使う。相手チームからは見えない。
- 『2』でやられて復活するまでの間に上方向ボタンを押すとセリフが「やられた」(サーモンランでは「ヘルプ」)になる。
- 下アピール
- 下方向キーで「ナイス!」のコールをしたときの動作。仲間を褒めるのに使う。相手チームからは見えない。
- 走行
- システムの1つ、イカダッシュ。自チーム色のインクの上でイカの姿になることで、インク残量を高速回復しながら、身を隠したり、ヒトの状態よりも速く移動したりすることができる。
- なお、原作では自分のインクで塗られた場所以外に潜ることはできず、他のインクを踏むと足を取られてダメージを受け続ける。また金網の上で潜ろうとすると下にすり抜ける。
- 各種勝利ポーズ
- それぞれ、スプラシューター、バケットスロッシャー、スプラローラーを装備して、ナワバリバトルに勝利したときのポーズと同じ。なお、スプラシューターのみ『2』仕様である。
- インクタンクの目盛り
- インクタンクの目盛りに付いている赤色のマークは、原作においてはサブウェポンを使用する際に消費するインク量を印したもの。よく見るとインクタンクはインクゲージと連動しており、メモリの印字もサブウェポンの消費に合わせて上下している。
- これは『スマブラ』でも同様に「スプラッシュボム」で消費するインク量に対応しているが、消費するインク量が大きく違うことに合わせてマークの印字位置も変わっている(原作でのサブウェポンの多くは、服装に付与された効果で消費量が軽減されていない限り、ゲージの半分以上を消費する)。
- 『2』以降はインク回復中のゲージにもサブウェポンの消費インク量を示す線が表示されるようになっており、本作のゲージでもその表示が採用されている。
- ちなみにサブウェポンが使用可能な時はインクタンク上部が光る。これは『2』のインクタンクに搭載されている機能。
- 水嫌い
- インクの中を自由に泳げるインクリングだが、全身がインクでできているがゆえに水には弱いという設定がある。
- ゲーム中ではステージ外の水面に落下すると、体のインクが溶けて即ミスになってしまう。
主な登場作品
- スプラトゥーン (2015/Wii U)
- マリオカート8 デラックス (2017/Switch)
- スプラトゥーン2 (2017/Switch)
備考
- 『スマブラSP』でインクリングが制作されるにあたって、『スプラトゥーン』の制作スタッフはゲームに関する要素の提示だけをして、それをどう使うかは全てスマブラの制作スタッフに任せた[4]。
脚注
外部リンク
ファイター | |
64 | マリオ - ドンキーコング - リンク - サムス - ヨッシー - カービィ - フォックス - ピカチュウ - ルイージ - ネス - キャプテン・ファルコン - プリン |
DX | クッパ - ピーチ - アイスクライマー - シーク - ゼルダ - マルス - ピチュー - ガノンドロフ - ドクターマリオ - ファルコ - ミュウツー - ロイ - こどもリンク - Mr.ゲーム&ウォッチ |
X | ピット - ワリオ - ゼロスーツサムス - アイク - ポケモントレーナー (ゼニガメ - フシギソウ - リザードン) - ディディーコング - メタナイト - スネーク - リュカ - ソニック - デデデ - ピクミン&オリマー/アルフ - ルカリオ - ロボット - トゥーンリンク - ウルフ |
3U | むらびと - ロックマン - Wii Fit トレーナー - ロゼッタ&チコ - リトル・マック - ゲッコウガ - Miiファイター - パルテナ - パックマン - ルキナ - ルフレ - シュルク - ブラックピット - クッパJr./クッパ7人衆 - ダックハント - リュウ - クラウド - カムイ - ベヨネッタ |
SP | インクリング - デイジー - リドリー - シモン - リヒター - クロム - ダークサムス - キングクルール - しずえ - ケン - ガオガエン - パックンフラワー - ジョーカー - 勇者 - バンジョー&カズーイ - テリー - ベレト/ベレス - ミェンミェン - スティーブ/アレックス/ゾンビ/エンダーマン - セフィロス - ホムラ/ヒカリ - カズヤ - ソラ |
スプラトゥーンシリーズ | |
ファイター | インクリング:SP |
ステージ | タチウオパーキング |
アシストフィギュア | シオカラーズ |
その他の出演 | ジャッジくん - タコゾネス |
音楽 | スプラトゥーンシリーズの音楽の一覧 |
スピリット | スプラトゥーンシリーズのスピリットの一覧/対戦データ |
Miiファイターコスチュームのモデルになったキャラ (3DS/Wii U) | |
格闘タイプ | アキラ - キノピオ - キャプテン・ファルコン - キングクルール - ジャッキー - ナックルズ - フライングマン - 平八 |
剣術タイプ | アシュリー - ギル - クロム - 漆黒の騎士 - ゼロ - 鷹丸 - ダンバン - ナチュレ - ハンター (ハンター装備/レウス装備) - リンク - ロイド |
射撃タイプ | エックス - サムス - しずえ - ジーノ - スプラトゥーン - テイルス - とたけけ - フォックス - ブルース - ロックマン.EXE |
ぼうしのみ | 1UPキノコ - アカこうら - イカ - シーク - スーパーキノコ - ゼルダ姫 - チョコボ - デイジー - トゲゾー - バーバラ - ピーチ - ヘイホー - マリオ - ムジュラの仮面 - メタナイト - ルイージ - ワリオ - ワルイージ - ワンワン |
Miiファイターコスチュームのモデルになったキャラ (SP) | |
格闘タイプ | アオリ - アキラ - キノピオ - キャプテン・ファルコン - キングクルール - クリーパー - 毛糸のヨッシー - シャンティ - ジャッキー - スタルキッド - スプリングマン - ティファ - Toy-Con - ナックルズ - ニア - ニンジャラ - ビルダーマリオ - フライングマン - ブタ - ぶとうか - 平八 - ボンバーマン - 八神庵 - リボンガール - リョウ・サカザキ - ロケット団 |
剣術タイプ | アシュリー - アルタイル - アーサー - イーガ団 - エアリス - 英傑 - ギル - クロム - 古代兵装 - ゴエモン - 自然王ナチュレ - 漆黒の騎士 - ゼロ - 鷹丸 - ダイヤそうび - ダンテ - ダンバン - トラヴィス - ドラゴンボーン - ナコルル - ハンター (ハンター装備/レウス装備) - ビンス先生 - ベロニカ - ペルソナ3主人公 - ペルソナ4主人公 - リップ - リンク - レックス - ロイド - ロト - ロビン |
射撃タイプ | エックス - カップヘッド - サキ・アマミヤ - サムス - サンズ - しずえ - ジーノ - スプラトゥーン - スプラトゥーン2 - ちびロボ - テイルス - とたけけ - ドゥームスレイヤー - バレット - フォックス - ブルース - ホタル - Vaultボーイ - レイMkIII - ロックマン.EXE |
ぼうしのみ | 1UPキノコ - アイルー - イカ - キャッピー - クマ - シーク - ジャッジくん - スライム - スーパーキノコ - ゼルダ姫 - タコゾネス - チョコボ - ディクシーコング - デイジー - トゲゾー - どせいさん - バイト - バーバラ - ピーチ - ヘイホー - マリオ - マルク - ムジュラの仮面 - メタナイト - モルガナ - ラビッツ - ルイージ - ワリオ - ワルイージ - ワンワン |